BuilD_Dream!!   作:ツナ缶マン

132 / 158
お待たせしました。
完全に1人が頭とびぬけることになってしまいましたが…
ままエアロ()と言う訳で、初投稿です


第47話-信じる思いを奇跡に変えて

有咲の作戦を聞くと同時に飛び出した紗夜達一行。

その中で最初に動き出したのは――――

 

 

 

「ガンダムヘッド…まずは1つ目!!」

 

リサだった。

彼女は両手に持ったライフルでガンダムヘッドの額を撃ち抜くとそのまま頭から崩れ落ちていく。

 

だが、崩れていくガンダムヘッドの脇を別のガンダムヘッドがリサ目掛けて伸びて来るが、リサは機体をバレルロールさせてガンダムヘッドの間に入り込み―――

 

「3つ目!!」

 

ロールしながら肩部のビームソードでそのまま2機同時に切りながら下から迫って来ていたデスアーミーを撃ち落していく。

 

 

 

「一番最初にボロボロにされたからね…少しくらいは良いとこ見せないとね!!」

 

リサはそのまま迫ってきた全機を撃ち抜くと、そのまま変形して一気に別のガンダムヘッド目掛けて飛び込んで行くが、その下からデスアーミーの軍団がリサに向けて弾幕を張り始めると彼女はそのまま声を挙げてある人物を呼び出した。

 

 

 

「瑠唯!!」

 

「今井さん…ハイ・メガを撃ち込みます…」

 

リサは瑠唯の名を呼び、呼ばれた彼女そのまま敵が溜まっている中央目掛けて頭部のハイ・メガ・キャノンを撃ち込む。

それと同時にガンダムヘッドへ突撃していくリサの姿を見た瑠唯はすぐさまライフルで敵を撃ち落とし始めたが――――

 

 

 

 

「ライフルが限界ね…」

 

彼女の画面上にはビームライフルの異常を知らせるアラートが表示され、すぐさま彼女はライフルを投棄した瞬間に爆発を引き起こすと、その爆発によって瑠唯はそのままバランスを崩して地面へと落下していく。

だが、彼女は体勢を立て直しきれずうつ伏せの状態で地面に落ちると、そんな彼女目掛けて数機のデスアーミーたちが迫っていく。

 

「仕方ないとはいえ…やるしかないわね」

 

だが、瑠唯はその状態のままバックパックのキャノンで迫る敵を撃ち抜いていく。

 

彼女は体勢を立て直さなかった訳ではなく、わざと伏せた状態で地面に落ちることでサーベルと兼用されているキャノンの射角を作っており、撃ち抜いたことを確認するとそのまま機体を立たせたが、そんな彼女へガンダムヘッドがビームを放とうと顔を向けていた。

 

 

 

「上から…っ!!」

 

瑠唯はすぐさまサーベルの出力を最大にして引き抜いて、真正面からガンダムヘッドを真っ二つに両断して見せるが、その斬撃が彼女の元にデスアーミーを集めることになってしまった。

 

「まだ来る…でも、やるしかないわね…」

 

敵が迫る光景を見た瑠唯はキャノンの砲撃を完全に諦めて、向かってくる敵を待ち構えていた。

 

 

 

 

 

 

 

「流石、大和さんのライフル…いいですね。アグニ程の火力はないですが狙いやすいです」

 

「花音!!飛び込むわよ!!」

 

「うん!!」

 

リサと瑠唯が派手に暴れまわる場所から少しだけ先に進んだ場所では麻弥のライフルで紗夜が敵を狙い撃つ中、千聖達は残ったドラグーンと共に戦場を駆け回ってデスアーミー達を斬り飛ばしていくが、そのせいで千聖は一気に周囲の敵から狙われてしまうことになってしまっていた。

 

「花音!!」

 

「うん…!!」

 

千聖は自機が狙われているこの状況で回避を花音に任せて、ドラグーンを使って狙ってくる敵を次々と撃ち落としていく。

順調に数を減らしていた千聖だったが―――――

 

「白鷺さん!!」

 

 

 

 

 

「「きゃああああああああ!!」」

 

 

紗夜が千聖の名を呼ぶと花音が機体を動かすが、その直後に大きな衝撃が彼女達を襲い大きく体勢を崩してしまった。

 

その僅かな隙に敵が千聖達を狙おうとしたが、紗夜が彼女達を狙う敵を撃ち落としていく。

その中で何が起こったか分からないものの千聖は即座に花音から機体制御を奪って無理やり機体を立て直していた。

 

 

「いったい何が…」

 

「ガンダムヘッドが味方も巻き込んで白鷺さん達を襲ったんです!!」

 

「くっ!!機体がボロボロね…!!左半身が殆ど持ってかれてる…!!」

 

「ごめんね…千聖ちゃん…」

 

「いいのよ。花音じゃなかったらもう落とされるわよ」

 

自身に何があったのかを聞いた千聖は咄嗟に持っていた刀で敵を斬り飛ばして何とか攻撃から抜け出すと、我に返った花音が申し訳なさそうに謝罪をしていた。

だが、千聖が言うように花音が操縦してたからこそ損傷が左半身だけに収まっていたが、もしも千聖自身があのタイミングで操縦していたら確実に撃墜されていた。

 

それが分かっている千聖は花音を全く責めることもせず、残った右のウイングから赤い光を零しながら機を構えていた。

 

「花音、まだ行けるわよね?」

 

「うん…!!行こう!!」

 

僅かな言葉のやり取りを済ませた2人はアンバランスな機体で敵の真ん中に突撃して敵を切り伏せていく。

だが、敵の真ん中に突撃をするということは同時に敵からも狙われるということであったが―――

 

「千聖ちゃん!!」

 

「分かってるわ!!」

 

 

 

 

 

「凄い…操縦切り替えがスムーズ過ぎる…神業ね…。ならば…こっちも…」

 

千聖の動きで敵を切り伏せたと思ったら、即座に迫ってきた攻撃は花音の動きで回避。

2人で操縦を切り替えているが先ほどまでと違って、今の2人が操縦を切り替えるまでのタイムラグを感じさせないほどに一瞬で切り替えている。

 

その動きに驚いた紗夜に対して複数の敵を撃ち落としていくも、別方向から迫ってきた敵に懐へと飛び込まれてしまうが、懐に飛び込むのは紗夜に対しては完全な自殺行為だった。

 

「この距離はナイフの距離です!!」

 

懐に飛び込まれた紗夜は即座にアーマーシュナイダーを敵の頭部へと突き刺して動きを止めると持っていたライフルをゼロ距離から撃ち抜くと、ライフルとナイフで確実に敵を撃墜していくが、その中で彼女は自身の後ろから飛んでくる者の存在に意識を向けて呟いていた。

 

 

 

「さて、道は作りました。後は任せますよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「任されました!!」

 

紗夜の呟きに応えたのは美咲達と共にデビルガンダムへと向かっていく麻弥。

彼女は即座に残っていた全ての武装を展開すると目の前にいる敵機体を次々にロックオンし始めていく。

 

それは紗夜が先ほどミーティアを使っていた時と全く同じだが、麻弥は紗夜よりも遥かに多くの機体をより早い時間で狙いを定めて――――

 

 

 

 

 

 

「狙い撃ちます!!」

 

そう言った麻弥の動きは言葉とは対照的にビームとミサイルを雑にばら撒いているようにしか見えなかったが、放たれた攻撃はいずれも外れることなく全てが敵に命中して確実にデスアーミーを撃ち落として見せていく。

 

しかし、そんな麻弥の攻撃を諸共せず向かってくる巨体の姿があった―――

 

「グランドマスターガンダム!?あんなのまで!?」

 

「私が行きます!!」

 

「市ヶ谷さん!?」

 

「大丈夫だ…勝利は見えてる…!!」

 

そう言って有咲は一気に飛び出すと、迫ってきた有咲にグランドマスターガンダムが”ヘブンズダート”飛ばれる羽根が放たれるが、有咲はマグナム最後の1発で全ての羽根を撃ち落とし、その直後に迫った角”グランドホーン”を回避して両腕のビームトンファーで切り落とす。

 

そして、弾切れのマグナムを投棄して一気に懐に飛び込み―――

 

 

 

 

 

 

 

「人間の…人の可能性を舐めるなよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

有咲が吼えたのと同時に彼女の機体であるユニコーンのサイコフレームの光が赤から緑色へと色を変えて、グランドマスターガンダムの胴体に両手で貫手を放って穴を開けると、貫いた腕を一気に上下に振るうと、グランドマスターガンダムは敵を真っ二つに両断されると、爆発すら起こすことなくそのまま機能を停止した。

 

「これを出してきたってことは…次は…」

 

有咲は目の前のグランドマスターガンダムを瞬殺したが、それに喜ぶ事もなく次の動きを予測。

切り札になるグランドマスターガンダムを出したが、それが倒されたのを前にしたデビルガンダムコロニーの次の動きを予測するのは簡単なことだった。

 

 

 

 

 

 

「狙い通りだ…」

 

「市ヶ谷さん!!大きい攻撃が来ます!!」

 

「「「「っ!?」」」」

 

「最初から予測済みです!!麻弥さん!!奥沢さん!!」

 

「了解!!ソードビット!!」

 

「ホルスタービット!!」

 

「こっちもだ!!…全員私達の後ろに隠れろ!!」

 

デビルガンダムコロニーの切り札が倒されたことで直接、彼女達を落とそうとビームを貯め始めた。

だが、これを読んでいた有咲は残していたすぐさま指示を出すと、各々がビットを自分達の前に重ねて盾とすると、他の場所で戦っていた面々はすぐに彼女達の後ろに隠れるように移動し始める。

 

 

 

 

そして、最後に瑠唯が後ろの飛び込むと同時に、彼女達目掛けてデビルガンダムから特大のビームが照射された。

 

「精製装置と直結してるからと言っても…この威力は…!!」

 

「ダメです!!これは防げません!!」

 

「大丈夫です!!…サイコフィールド…全開!!」

 

しかし、照射されたビームの出力が余りにも高すぎた為、一番前に展開された麻弥のビットが無惨にも爆散していくが、そのビットのお陰か少しだけビームの勢いが弱まるも、それでも彼女達を焼き殺すには十分すぎるほどの破壊力を持っていた。

麻弥のビットを抜けたビームは今度は有咲のシールドから発生したサイコフィールドによって受け止めたが―――

 

 

 

「出力が出鱈目すぎる!!くそっ!!」

 

「後は奥沢さんですが…」

 

「1回もフィールド張ってなかったわよ!?」

 

「有咲が指示してる以上は流石に再現できないなんてことはないだろうけど…!!」

 

有咲のフィールドがかなりの粘りを見せて大きくビームの威力を減衰させる事には成功したが、それでもビームは止まらず彼女達へ迫り最後に残ったのは美咲のビットのみ。

 

だが、美咲は今までで1回もフィールドを張っておらず、フィールドの出力は未知数。

有咲が指示を出したこともあって何か意図があるとは考えたが、彼女達の予想を美咲は遥かに上回っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アブゾーブフィールド!!」

 

美咲がビットから展開したのは原作のGNフィールド――――

ではなく、かの世界大会出場した選手の機体に搭載されていた”粒子その物を吸収するためのフィールド”。

それを精製した美咲が相手のビームを受け止めるが、ビームを吸収するならばわざわざ麻弥と有咲がビームを減衰させる必要もない筈だと考えていた――――

 

「っ!?装甲が弾け飛んだ!?」

 

「ビームが強すぎて吸収が追い付いてないのか…!!」

 

「ドンドン装甲が剥がれてるよ!!」

 

「頑張って…後少しだけでいいから……!!」

 

吸収した粒子に美咲の機体が耐え切れなくなったのか腕部や膝部、そして胸部の装甲が弾け飛んでいくが、美咲はシールドを背中にマウントしてシールドのGNドライブと機体胸部のGNドライブを直列に配置しながら、粒子をフィールドで粒子を吸収し続けていく。

 

「奥沢さんの機体が限界です!!」

 

「ビームに…呑まれる…!!」

 

「行ける…!!」

 

そして、機体が粒子に耐え切れなくなる直前にその時を迎え、美咲は金色に染まった瞳をより一層強く輝かせながらコンソールを操作して最後の切り札を解放した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クアンタム……バースト!!」

 

だが、美咲が最後の切り札の名を叫んだのと同時に彼女達はデビルガンダムのビームに完全に呑みこまれてしまうのだった。

 


 

「千聖…!!花音…!!」

 

「薫くん!!みーくん達がやられちゃった!!」

 

「……」

 

「どうしよ~!!って友希那さんが気絶してる!?」

 

「ん~完全に絶体絶命ですな~」

 

「モカ~!!そんな呑気な空気出してる場合じゃないよ~!!」

 

「ちょっと!!美咲ちゃんや有咲達が頑張ってるんだから~!!次回、"ラスト・コミュニケーション"!!」

 





誤字があったら報告お願いします。
感想評価は気分次第でお願いします。

突入組
・美咲:ダブルオークアンタ(GNソードⅣフルセイバー装備)
・有咲:フルアーマーユニコーン(ハイパービームジャベリン×2装備)
・紗夜:ストライク+ミーティア
・リサ:ガンダムAGE-2ダブルバレット
・千聖&花音:ブラックナイトスコードカルラ
・麻弥:ガンダムサバーニャ(ホルスタービット&ライフルビット24基+手持ちライフル×2
・瑠唯:ZZガンダム

残留組
・蘭:ジョニー・ライデン専用ザクⅡ
・巴:グシオンリベイクフルシティ
・つぐみ:バルバトスルプス
・楽奈:Ez8
・明日香:デスティニーガンダムSpecⅡ(紗夜機)
・燐子:アカツキ(有咲機)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。