新しいガンダム…”GQuuuuuux"の発表がありましたね…
”ジークアクス”…初見で読めませんでした。
それでキャストは…ふぁ!?黒沢ともよ…!?
ふぁぁあああああああああ!?ってなって驚きの余り執筆が完全に停止しましたが、無理やり再起動かけて初投稿です
「もう…!!なんなんですか!!こいつら…!!」
「明日香の言う通り…ホントになんなの?このデスアーミー」
「蘭!!前よりも後ろのひまり達の方を考えろ!!」
「あはははは!!さっき終わったと思ったのに!!まだ敵がたくさんいる!!」
「弾切れ…前に出る…」
美咲達が装置を止めるために奮闘していた頃、3階で防衛線を展開していた蘭達もデスアーミーの軍団との戦闘が既に始まっていた。
だが、その後ろにいた殆どの面々は目の前の戦闘ではなく――――
「るいさん…凄い…頑張って…」
「リサ姉!!いっけー!!」
「かのちゃん先輩頑張れ~!!」
「おねーちゃーん!!がんばえー!!」
「あぁ~!!千聖ちゃんが攻撃に当たっちゃったよ~!!」
「アヤさん!!応援しないとダメです!!マヤさん!!今こそブシドーです!!」
「有咲ちゃん!!そこやー!!いてこましたれー!!」
「あっ…なんか凄いの出してきた…」
自分達が危険な状況だというにも関わらず、彼女達はそれ以上に危険な場所へ飛び込んいる美咲達の戦いが映された画面に意識が向かっていたが、そんな彼女達に対してデビルガンダムが特大のビームを放っていた。
「レイ!!もっと緊張感持てよ!!って麻弥さんが防いで…!!ってダメだ!!」
「でも、マッスー?有咲のが耐えてるよ?」
「たえちゃん大丈夫だよ。美咲もいるからね」
画面の中では麻弥、有咲、美咲が3重の防御を張るも2人の防御が突破されて残るは美咲の防御のみ。
その状況を前に殆ど面々が美咲達に意識が向いていたが現実は残酷だった。
「「「「「あぁ~~~~~~~~!!」」」」
「みーくん達がやられちゃった…!!」
画面の中の美咲達がビームに飲み込まれていく光景を前に美咲達を応援していた面々は絶望感に呑まれていくが―――
「ねぇ…あれ…なに…?」
誰か分からないが、彼女達の耳にはそんな言葉が聞こえると、美咲達が映っていた画面に全員が視線を向ける。
だが、そこには戦場にはふさわしくない―――――
「おっきな花…?」
―――――――巨大な一輪の花が咲いていた。
戦場に咲いた花。
その出現に戸惑っていたのは他の誰でもなくその戦場で戦っていた面々だった。
「ふえぇ~!?何これ~!?」
「殆どの機体がダメージで碌に動けませんが、撃墜もされてない…?」
「この私達を閉じ込めてるのが守ったって事かしら?」
「ちょっと千聖、何がどうなってるの…?」
戦場でビームに呑まれた殆どの機体が通常動作にも影響が出るほどのダメージを追っていたが、彼女達は撃墜されることなく戦場に現れた花の花弁に包まれていた。
紗夜達は自分達の状況を呑み込めていない状況だが、有咲と麻弥は上を見上げて驚愕の言葉を漏らしていた。
「市ヶ谷さん、これは本当に奇跡の産物ですよ…」
「ははっ…流石にやべーな…うちのシステムがぶっ壊れる訳だ…」
「大和さん、市ヶ谷さん、何か知ってますね?」
「あれだよ…」
だが、その中でも麻弥と有咲は何かを知っている様子を浮かべたことで瑠唯が追求し始めると、全員から視線に向けられた有咲はそっと上を指差すと全員の視線は差した指の先へと吸い寄せられていく。
「あれ…美咲ちゃんのが直ってる…?でも、さっきと違う…?肩も左右で違うし…顔とか背中も…あれ…?」
「松原さん?……それはそんな訳は―――」
「「「「えっ……」」」」
有咲が指差した先には美咲が戦場に現れた花の上に浮かんでいた明らかに先ほどまでと様子が違っていた。
手に持っていた武装が消失しており、更には吹き飛んだはずの腕や足の装甲が直り、更には顔や背中に加えて肩部装甲も左右で別の形に変わっていた。
花音の言葉が理解できないのか瑠唯は否定の言葉を口にすると、他の面々もそんな彼女の後を追うように美咲へと視線を向けたが、全員の口から驚きの言葉が漏れ―――
「え…ELS…クアンタ…」
誰かが変質した美咲の機体名を口から零す。
アブゾーブフィールドの効果であり得ない量の粒子を取り込んだ状態から切り札のクアンタムバーストを発動した美咲。
その結果として機体に取り込んだ粒子が彼女の機体である”ダブルオークアンタ”は”ELSクアンタ”へと変質させてしまっていた。
だが、美咲は機体が変質していることを把握しているのか特に慌てた様子も見せずに目の前にいるデビルガンダムを見上げると―――
「行くよ…」
「―――――――――!!」
小さく呟いたと同時にゆったりとした動きでデビルガンダムへと向かい始めていく。
だが、ゆったりとした動き方に反してその機体が纏う圧倒的なオーラを感じ取ったデビルガンダムコロニーは周辺にいたデスアーミーを使って美咲を迎撃しようとしていた。
しかし、そんな敵を前にしても美咲の動きは変わることはなかった。
「奥沢さん!!」
「紗夜先輩。大丈夫ですよ」
「腕に結晶!?アレはELSの武器化を再現!?」
まともに動いていない様に見える美咲に声を挙げる紗夜。
しかし、声をかけられた本人は全く慌てているような素振りすら見せずに右腕を伸ばすと、その腕から突如として金属結晶の様が精製されるとGNソードの様な武装へと形を変え、更には自身の周囲にはソードビットがテレポートしたかのように現れる。
「止める…」
「奥沢さんの攻撃が敵に当たってない…?」
そして、美咲は金色の目を更に輝かせながらビットとGNソードでデスアーミー達をビームで狙い撃ち始めていく。
だが、彼女の射撃はデスアーミー本体を撃ち抜くことはなかったが、彼女は攻撃を外した訳ではなかった。
「美咲、まさか武装だけを……!?」
「でも、半分近くは止まってないわ!!」
「それにガンダムヘッドも来てます…」
美咲は射撃を外していたのではなく、デスアーミーが持つ唯一の武装である棍棒型のライフルのみを的確に撃ち抜いて武装のみを奪っていたのだ。
その攻撃で半数近くのデスアーミーは動きを止めていくも、残りの半数は出てきた作品の影響からかそのまま格闘を仕掛けようしており、それを援護するかのようにガンダムヘッドも美咲へと殺到していく。
「止まってくれないか…本当はやりたくないけど…」
「ビットと背中の触手をあそこまで…ですがダメージが入っているようには…」
止まらない敵の姿を見た美咲は少しだけ表情を歪ませたが、そのまま彼女は展開していたソードビットと背中から羽根の様に生えた触手をデスアーミーやガンダムヘッドへ次々に接触させていく。
しかし、ビットと接触した機体は殆どダメージを受けた様子が無かったのだが、次の瞬間には異常な事態が目の前で繰り広げられていた。
「あれは…先ほど奥沢さんの腕に出していた結晶…」
「触手とビットから浸食させて機体を止めたんですか!?」
「ですが、近づいていくにつれて抵抗も激しくなってますが…」
「瑠唯ちゃん、奥沢さんなら大丈夫だ…」
ビットと触手と接触した機体からは先ほど美咲の機体に出来たのと同じ結晶が生えると同時に機体が地面へとゆっくりと落ちていく。
美咲の手によって異常な空間が作り出されていくが、それを作った本人は全く周囲の空気を気にすることも無くデビルガンダムへとゆったりとした動きのままに真っすぐ向かっていく。
距離が詰まっていくのに伴って敵の抵抗が激しくなっていくが、今の美咲はその抵抗を歯牙にもかけずに向かってくる敵を撃墜することなく無力化し、本体以外のすべてを無力化して見せていた。
「後は本体だけ…!!」
「いけー美咲!!…ってアレ!?」
「触手!?直接狙ってきましたか!!」
「でも、回避も出来ますし、結晶で動きを止めれば…」
「奥沢さんでも物理的なスペースがなきゃ避けきれねぇし、浸食でコントロール奪ってもそれまでの間に触手にぶん殴られるぞ!!」
美咲の目の前にいるデビルガンダムコロニーは彼女に対して全方位からの触手を伸ばしていく。
ただの触手なら回避は容易いが距離が近い上に回避するためのスペースすらなく、浸食による行動停止すら間に合わない文字通りの回避不可能攻撃を前に皆が焦りの表情を浮かべると同時に美咲は触手に完全に飲み込まれた。
「ふえぇ~!!美咲ちゃん~!!」
「嘘でしょ…美咲ちゃんでもダメなの!?」
「流石に予測できても物理的に回避不可能だったらどうしようも…」
「麻弥さんの言う通りですけど、奥沢さんがこれで終わる訳がないですよ」
「市ヶ谷さんの言う通りです…あそこにいるのは奥沢さんですからね」
「美咲だからね~」
殆どの面々が美咲が触手で落ちたと思った。
だが、美咲とバトルをしてきた経験の多い有咲達はこれで美咲が終わる訳がないと心のどこかで思っていたことが口から零れた。
そして、そのタイミングでデビルガンダムコロニーの背部に生えている羽根の間が突如として緑色に光り輝き始めていく。
その光景に彼女達の中ではある1つの可能性が頭を過っていた。
「アレは…量子テレポート!?」
「いくら完成度が高くてもあそこまで出来るんですか!?」
「あっ!!美咲ちゃんだよ!!」
「位置取りも完璧です。これで倒せますかね?」
量子テレポート―――
その言葉通りに緑色に発光したその場所から美咲の機体が姿を現すと、そのままガンダムヘッドから生えている上半身の真後ろまで一気に詰めていた。
これで武器であるGNソードを振り下して撃破すれば、そのままデビルガンダムを撃破できると皆が思っていたが――――
「っ!!」
「ここで武器を捨てた…!?どういうことっすか!?」
「美咲!?何やってるの!!」
「組み合ったまま動かないわよ!!」
デビルガンダムを撃破する絶好のタイミングにも関わらず美咲は皆の予想に反して手に持っていたGNソードを投棄した。
当然だが誰も美咲の行動の意味が理解できずに困惑し始めている間にデビルガンダムは美咲に掴みかかろうとするが、美咲はすぐに反応するとそのままデビルガンダムの手を掴んで組み合い始めると2機はそのまま動きを止めていた。
理解出来ない状況を前にしたが、今の彼女達は美咲を見守ることしかできない。
そして、組み合い始めてから少し経った頃――――
先に動いたのは美咲だった。
「そっか…そうだよね…。それはこっちも悪かったよ…。大丈夫だから…」
「ふえぇ…美咲ちゃんが急に独り言を始めたよ… ?」
「あの子は…何を言ってるの…?」
突如として美咲が独り言を言い始めた。
当然、他の面々は彼女の言葉の意味が全く理解することが出来ずにいたが、そんな彼女達の前で美咲は更に独り言を続けていた。
「うん。あなたが責任がある訳じゃないから」
「美咲ちゃん!!あなたいったい何を…」
「白鷺先輩…そりゃシステムとの対話でしょうよ…」
「市ヶ谷さん!?ですが、システムに人格なんて…!!」
「麻弥さん、弦巻さんを最初に取り込んだ時に人格の一部でもコピーしたんですよ。だから、マシタが操ってた時もマシタの機体を多く巻き込むようにしてたんだと思いますよ?」
「そう言われればアタシは10000歩譲って納得できなくもないけど…有咲、ニュータイプにでも目覚めたの…?」
「そんな訳ないですって…私達は見守るだけですよ」
続く独り言を聞いていた一同が困惑うが、有咲はシステムと対話しているという遥か斜め上の予想を立てていた。
だが、今までの動きに不審な点を考えればそれがあり得なくもないと納得しかけたリサを後目に有咲は今の美咲の動きを見届けると告げて彼女に視線を戻していた。
「最初にあなたを悪い事をさせたマフィア達だから悪くないよ。だって、こころを取り込んだ時に操られてる中でマフィアと戦ってたでしょ?それに最後の方も自分を壊すって言われて無抵抗でいられないのも分かる。
だけど、もうそうする必要もないからさ…
もう、これで終わりにしよう?」
美咲は優しい口調で語りかけると、デビルガンダムは美咲の手を放すとそのまま力を失って徐々に項垂れて始め、そして力を完全に失うと同時にデビルガンダムコロニーが周囲に落ちたデスアーミーやガンダムヘッドと共に徐々に粒子になって姿を消し始めていく。
そして、デビルガンダムコロニーが完全に姿を消すのと同時に当初の作戦目標であった粒子精製装置が機能を停止し始めると、徐々に建物全体を覆っていた粒子が徐々に薄くなっていくとシステムがそれを感知したのか機体が自動制御されてゆっくりと地面へ向かって降りていき、最後に美咲の機体が地面に膝を着いて着地するのと同時に粒子精製装置が機能を完全に停止した。
その光景を見た彼女は全てが終わったと言うことを理解するのだった。
「ようやく終わりましたね…」
「一時はどうなる事かと思ったけど…紗夜、そんなこと言ってノリノリで大暴れしたでしょ?」
「えぇ、特にミーティアの時なんてそうでしたよ?」
「八潮さん!?」
「ふえぇ~…」
「松原さん、弦巻さんが無事で良かったっすね!!」
「花音、お疲れ様。でも、まだ無事なのかはちゃんと確かめないとね…」
「ふえぇええええ!!」
「はぁ…締まらねぇなぁ…」
「まぁまぁ、市ヶ谷さん。これがあたし達らしいってことで…」
「全く…それじゃ、奥沢さん。生徒会長らしく締めてくれ」
「いや、生徒会長関係ないでしょ…もう、いっか…それじゃ、次回、最終回”In a circle of smiles―――”」
誤字があったら報告お願いします。
感想評価は気分次第でお願いします。
突入組
・美咲:ダブルオークアンタ→ELSクアンタ
・有咲:ユニコーン
・紗夜:ストライク
・リサ:ガンダムAGE-2ダブルバレット
・千聖&花音:ブラックナイトスコードカルラ
・麻弥:ガンダムサバーニャ
・瑠唯:ZZガンダム
残留組
・蘭:ジョニー・ライデン専用ザクⅡ
・巴:グシオンリベイクフルシティ
・つぐみ:バルバトスルプス
・楽奈:Ez8
・明日香:デスティニーガンダムSpecⅡ(紗夜機)
・燐子:アカツキ(有咲機)