BuilD_Dream!!   作:ツナ缶マン

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いやー、バトルになると楽しいぞい()
やっべ…この後どっから話を進めればいいかわからんぞい…
って思いながら投稿です。


第20話-混迷の戦場

 

「えっと…前回までのあらすじです!!日菜先輩がわやになって彩先輩達を攻撃してもうた…!!」

 

「ねぇ…レイ、ロック。「今思ったんだけど、私達の出番ってもうないの…?」

 

「もうココでしか出番無いと思うよ。でも、花ちゃん。出番欲しかったの?」

 

「出番があればギャラでおっちゃん達におやつ買ってあげられるし」

 

「あの~…たえ先輩?ギャラは出ないですよ…?」

 

「えっ…?」

 

「ギャラはないんや…!!」

 

「(´・ω`・)エッ?」

 


 

日菜の暴走を前に紗夜とリサは敵である彩とイヴを庇っているが、現状は全く動けなくなっていた

 

「それにしても、どうする?後ろの2人を見捨てれば逃げるのは簡単だけど…味方に倒されるとか最悪だもんね…」

 

「えぇ…最も、後ろからサーベルとナイフで奇襲される可能性は丸山さんと若宮さんだったら無さそうですからいいですが、長く続くとシールドの耐久値が怖いですね…」

 

「千聖だったら後ろからグサッってやりそう…まぁ冗談だけど、どうしよっか…?」

 

日菜以外のパスパレのメンバーは彩達を庇っている紗夜達を攻撃することはしないが、かといって他のRoseliaメンバーは後ろに下がっていて援護は期待できない状況で紗夜とリサは対策を考えていたが、考えるまも無く事態は更に悪化していた。

 

 

 

 

 

 

「紗夜!!ミサイル来るよ!!」

 

「っ!?…撃ち落とします!!フォースシルエットにミサイルは無い筈ですが…まさか!!ブラストに換装したとでも…!?」

 

突如として日菜の方向からライフルのビームと共に大量のミサイルが飛来する。

フォースインパルスには本来ミサイルなど装備されていないのにそんなものが飛んで来たことに紗夜は一瞬驚いたがストライクのイーゲルシュテルンと肩部ガトリング、そしてセイバー頭部に搭載されているCIWSの弾幕によって撃ち落としていく。

 

 

 

そして、弾幕でミサイルを撃ち落として日菜の方向を見るとフォースシルエットを装備していたはずの日菜のインパルスのフォースの青い機体色のままに、背部には紗夜の予想通りブラストシルエットが装備されていた。

 

「日菜ちゃん!?あんなの何時作ってたの!?」

 

「HGならソードシルエットもありそうね…だけど、日菜の性格から考えるとめんどくさがってシルエットだけを作るなんてあり得ません!!」

 

「そう言えばマヤさんが何か渡してました!!」

 

「麻弥め…余計なことを…!!うおっ!?赤いビームが来た!!」

 

 

 

「流石に距離があっても、あのビームは不味いですね…こうなれば危険を承知で突撃を…」

 

日菜の性格からフォース以外のシルエットを作るなど考えられなかった紗夜だったが、イヴの言葉を聞いて納得していたのも束の間、今度は彼女達の至近距離に2本の赤いビームが通り過ぎていく。

 

作りこんだ2人は何もない状態だったら遠距離からのブラストの高エネルギー長射程ビーム砲(ケルベロス)を数発なら耐えれると思うが、既にビームライフルの弾を大量に防いだ今の状態であんなものを貰えばシールドが耐えるかも分からず、それで耐えられなかった場合に後ろも巻き込んだ惨事になるのは明らか。

 

その状態で一か八かの突撃を選択肢に考え始めたが―――

 

「リサ姉!!紗夜さん!!…あれ?」

 

「あなた達、何をしているの…?」

 

「これは…どういう状況なんでしょうか?」

 

「友希那~!!今、日菜が味方諸共紗夜を倒そうとしてて困ってるの!!」

 

このタイミングで紗夜に言われた通りに後ろに下がって体制を整えた友希那達が戻ってきた。

友希那達は紗夜達が対戦相手である彩達を守っているという珍妙な光景に首を傾げていたが、すぐに状況を聞いて漠然と状況を把握すると、そのタイミングで紗夜が動こうとしていた。

 

 

 

 

「私が日菜へと突っ込んで相手をします。白金さん。申し訳ないですが援護を…」

 

「私ですか…?」

 

「今の状態でビットで複数方向から同時に攻撃すれば多少は隙が出来ます。当たらなくても構いません。出来た隙で距離を詰めて近接戦に持ち込みます。タイミングはこちらから指示します!!」

 

「分かりました…湊さん、前をお願いします…」

 

通信越しとはいえ、紗夜の真剣な顔を見た燐子は素直に彼女の指示に従い、友希那の背後に隠れてからエアリアルが装備していたマントの下から11機のビットを同時に射出すると日菜に気づかれない様に遠距離から周囲を囲んだのを見た紗夜は後ろのイヴを置き去りにして一気に日菜へと距離を詰め始めるのと同時に合図を出した。

 

「今です!!」

 

「はいっ!!」

 

 

 

 

 

「…っ!?…おねーちゃんと遊ぶのを邪魔しないで!!」

 

紗夜が出した合図とともに燐子は11機のビットから一斉にビームを放つ。

が、日菜は放たれた瞬間にビットの存在に気が付いて即座に回避行動を取り、日菜としては完璧に避けて彼女を邪魔したビットをケルベロスで纏めて撃ち落とそうとしたその瞬間、日菜のコンソールからアラートが鳴り響いていた。

 

「あれっ!?ビームが出ない!?…うっそ!?右の大砲に当たったの!?おねーちゃん以外で初めて攻撃が当たった!?」

 

「フォースシルエットのままだったら今の動きで完全に回避できていたわ。シルエットの形状と機動力を把握できてない練度の問題ね…」

 

日菜は自身の回避行動で避けたことを確信しており、確かにインパルス本体には全くビームは当たっていなかった。

しかし、ビットから放たれたビームによって片側だけとはいえブラストシルエットのケルベロスの砲門を焼いて潰していた。

その状況に日菜は最初に紗夜とバトルした時以降で初めて攻撃が当たったことに困惑していた所で彼女の目の前から紗夜が一気に距離を詰めていたが、日菜は機体のダメージなど気にする様子もなく姉である紗夜が自らやってきたことにキラキラした表情を浮かべて彼女を呼ぼうとした。

 

「おねーちゃ―――ぐっ!!」

 

 

「日菜、あなたのお望みどおりに遊んであげるわ!!…皆さん!!そっちは任せました!!」

 

が、紗夜は日菜の言葉を遮るようにシールドバッシュの要領で体当りをかますとそのまま日菜を押し出すようにこの場から離れる様にスラスターを前回に吹かすと一気に2人は遥か彼方へと消えていくと、この場に残された8人はとりあえず日菜が離れていったことに安堵したが完全に微妙な空気になっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「…日菜さんが無茶苦茶したせいで何とも言えない空気になってしまいましたね…」

 

「えっと…その…どうしましょうか…」

 

「そうね…日菜ちゃんが彩ちゃん達を撃ち始めたのを守ってもらったから見るしか出来なかったけど…」

 

「これは…リサ、どのタイミングで戦い始めればいいのかしら…?」

 

日菜が味方を巻き込むことをお構いなしに暴れ、その最中に相手に守ってもらったと言うあり得ない状況が繰り広げられたせいで彼女達は戦い始めるタイミングを完全に失ってしまった。

だが、このイベントで戦わないのは観客から見ても運営から見ても最悪なのは分かっているし、それ以上に守ってもらったリサのことを彩とイヴが攻撃するのを躊躇う可能性を感じた千聖はリサにある提案を持ちかけた。

 

「そうだわ。リサちゃん、今から普通に戦っても私とリサちゃんで戦うことになると思うから邪魔にならない様に向こうでやりましょ?」

 

「いいよ~。同じこと考えてたし、気持ち的に守ってた彩とイヴとは戦いにくかったしね~。それじゃ、後はそっちでよろしくね~」

 

「「「「えっ…」」」」

 

千聖の提案を呑んだリサは2人揃ってMSから互いに変形すると紗夜達が飛んでいったのとは反対の方向へと消えていき、6人になった彼女達も戦いを始めようと考えるが何時動き出せばいいか迷っていた。

 

「アコさん!!」

 

「イヴちん?どうしたの?」

 

「サヨさんが来る前の時の競り合いしていた状態から始めましょう!!」

 

「お~!!いいね!!そうしよっか!!」

 

「では、ジブン達もそれを合図に開始でいいですかね?」

 

「…そうしましょう」

 

残された6人も戦い始める合図を決めると、あこはビームサイズから2本のビームを発振させてその場でグルグルと振り回してから首を狩るかの如く振り上げ、対照的にイヴはサーベルを抜くと剣道と同じように正面に構えるが、2人は動くタイミングを見計らって動かない。

 

「「……」」

 

6人が集まっているこのエリアは本来は戦場にも関わらず、この場所は戦場と呼ぶには不釣り合いなほどに周囲が静まり返っていることが緊張感を高まっていくが――――

 

 

 

 

 

「あこ達…何時まで止まって―――くしゅん…!!あっ…」

 

そんな緊張感が高まっているこの場所に友希那のくしゃみというとてつもなく不釣り合いな音が響くのと同時に彼女は誤ってコンソールを動かしてしまい、誰もいない明後日の方向へとビームを放つとそれを合図に2人は動きだした。

 

「はぁあああ!!」

 

「せりゃああああ!!」

 

イヴとあこがバーニアを最大まで吹かして急接近し、そのまま互いの武器のビームがぶつかり合うと激しい閃光が周囲を包み―――

 

 

 

「「…今!!」」

 

「あっ…!!麻弥ちゃん!!」

 

「始まったわね…」

 

それを合図に他の4機も動き出し、3vs3の乱戦が幕を開けるのだった。

 


 

「それにしても、麻弥さんが日菜さんにブラストを渡してたとはね…これ下手したら、手足吹っ飛ばしても交換するんじゃないの…?」

 

「蘭ちゃん、HGはコアスプレンダー変形がオミットされてるからあっても脚だけじゃないかな…」

 

 

「それにしても一時はどうなるかと思いましたが、それにしても日菜ちゃんは紗夜さんの事を好きすぎでは…?それに、戦う場所が3か所になってしまってどこを見ればいいか分かりません~!!」

 

「あはは…好きなとこでいいんじゃないかな?って事で次回、"魔女の使い魔"」

 

 

 

「関係ないけど、隠れてたモノが見えた時って…なんていうかドキドキするよね?」

 

「香澄ちゃん、確かに見えないものが見えた時の感覚は何とも言えない高揚感を感じるね…つまり、そういうことさ」

 

「ふえぇ~!!」

 

「こいつらは何言ってんだ…?」

 

 





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機体リスト
Roselia
友希那:TB版フルアーマ―ガンダム(盾のみ塗装
リサ:セイバーガンダム(全塗装・一部改造)
紗夜:パーフェクトストライク(??)
あこ:ガンダムデスサイズヘル
燐子:ガンダムエアリアル(マント装備??)

Pastel*Palettes
彩:ガンダム・フラウロス(麻弥手製ダインスレイヴ装備
日菜:フォースインパルスガンダム(+ブラストシルエット・??)
千聖:ガンダムハルート
麻弥:ガンダムサバーニャ(ホルスタービット改修)
イヴ:ゴッドガンダム(部分塗装)
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