BuilD_Dream!!   作:ツナ缶マン

21 / 158
うわー…これは酷い戦いだー()
ってことで投稿です。



第21話-魔女の使い魔

 

「いらっしゃいませー!!あっ!!ひまり先輩!!いらっしゃい!!」

 

「つくしちゃーん!!スイーツ頂戴!!」

 

「はい!!…あれ?そういえばひまり先輩はつぐみ先輩達と一緒じゃないんですね?」

 

「私、巴達みたいにガンプラ作ったこともないし、バトルもしたことないから行かなかったんだよね…」

 

「そういえば、さっきつぐみ先輩から連絡来て、紗夜先輩達が派手に登場したとか言ってましたよ。それに他のバンドの人達も行ってるみたいですよ」

 

「誰だろ…?」

 

「たしか、香澄先輩に花音先輩と薫先輩が―――」

 

「嘘っ!?薫先輩もいるの!?行けばよかった~!!」

 

「あの…お店の中ですから…」

 

「こうなったらやけ食いだよ!!つくしちゃん!!ドンドン持ってきて!!」

 

「えぇ~!?」

 


 

「彩さん!!最初に燐子さんを狙います!!残ったら大変です…!!」

 

「うん!!あんなの避けられないもんね!!」

 

後輩2人の鍔迫り合いを合図に大学生達は後ろに下がる。

先ほどのビットの攻撃を見てしまった以上は燐子1人が残るだけで戦況を容易く返されることが用意に想像できた麻弥は友希那を放置してでも、彩と共に燐子を堕とすことを決めると手持ちのライフルとダインスレイブを撃ち終わって空いているレールガンで彼女を狙うが―――

 

 

「させないわ」

 

「友希那ちゃん…!!」

 

「角度が甘かったとはいえ、ダインスレイブを防いだ盾が硬すぎます…!!」

 

思ったようにいくわけもなく、友希那が射線上に割って入ると、4枚の盾を全て使って2人の射撃を止めるとその後ろでは燐子が動き出した。

 

「いきます…!!」

 

 

「彩さん!!来ますよ!!後ろに下がります!!イヴさん!!そっちも狙われてます!!」

 

「うん…!!」

 

「…はい!!」

 

友希那の後ろにいた燐子は先ほどと同じように機体を覆っているマントの下から11機のビットを出すと戦場の至る所に撒き散らし、麻弥達はおろか近接戦で競り合っているイヴも標的にして一斉にビットがビームを放つ。

 

しかし、先ほどの日菜に対しての元とは違い、全方位から来ている訳ではない。

それもあってか容易くとは言わないまでもパスパレの面々はなんとか避けることが出来ていたが、対処するのはビームだけではなかった。

 

「…あこちゃん!!2人の方に…」

 

「任せて!!りんりん!!」

 

ビットの射撃に対応していた3人だったが、それを見たあこは燐子を狙っていた麻弥達へと向かっていくと、燐子はあこがいくルートのビームを調整して彼女が通り抜けるルートを空ける。

 

「せぇえええい!!」

 

「うわっ!?いつの間に!?」

 

「うそっ!?あやに防がれた!?って撃たれる…!!」

 

だが、あこの一閃はあろうことか彩が手に持っていたナイフ2本によって止められてしまった。

その事に驚いたあこは彩がサブアームに懸架しているマシンガンで狙われると思っていたが、それがあこに向かうことは無かった。

 

「ふぇ~ん!!麻弥ちゃん~!!」

 

「了解で―「させません…」…ビットっ!!」

 

「アコさん!!相手は私で…っ!!」

 

 

 

「忘れてるみたいだけれど、、私もいるのよ…?」

 

「ユキナさん…!?」

 

練習はしていたものの彼女は近接武器を操作しながらサブアームを動かすなんて器用な事は出来ずにナイフで受け止めてから動けなくなった彩は麻弥に助けを求めるが、それも燐子のビットによる射撃によって妨害され、あこを追いかけていたイヴが迫る。

しかし、そのイヴに対して手が空いた友希那がビームを放つと、彼女の進路のだいぶ先を通過するがそれを見たイヴの速度がわずかに下がるが、あこにはそれで良かった。

 

「そいやー!!」

 

 

「うわぁ!?」

 

「彩さん!!」

 

あこは抑えられていたビームサイズをそのまま強引に振り抜くと、彩がパワー負けしてしまい、そのまま大きく後ろに弾き返されるとあこは囲まれることを恐れてすぐにその場を離脱すると、燐子のビットと共に友希那達がいる場所まで下がっていき、燐子はマントの下でビットオンフォームとなってビットのエネルギーを回復させ始めていた。

 

「危なかった~…友希那さ~ん!!そこは当ててくださいよ~!!」

 

「あこ、出来ないんだから仕方ないじゃない…」

 

「でも、丸山さんがあこちゃんを止めるなんて思いませんでした…」

 

 

 

「マヤさん!!」

 

「はい!!ビットだったらこっちにもあるんですよ!!ライフルビット!!」

 

「さっきの紗夜さんみたいに…こっちも行きますよ!!」

 

燐子のビットに翻弄されたパスパレだったが、その仕返しとばかりに麻弥の機体の18(・・)個あるホルスタービットの中から6丁のライフルが飛び出すとそれとは別の2つのホルスターからその銃口となるパーツが飛び出して空中で合体して麻弥の周囲に浮かび出すとあらかじめ手に持っていたライフルと合わせて8丁のライフルからの一斉射が放たれる。

 

しかし、先ほどの紗夜が放ったのは足止め目的である程度の回避や防御が出来るレベルに調整して放っていた今の麻弥はそんなことをするはずもなく、全力で堕とすために放たれたそれは避けるにしても避けきることは困難だった。

 

「あこ、後ろに…!!」

 

「うわっ!?右脚撃たれちゃった…!!でも、まだ大丈夫だよ!!」

 

「良かった…こっちも反撃しないと…」

 

その射撃を友希那を盾にして防ごうとしたあこだったが、隠れるまでに被弾して右足の脛から下が消し飛んでしまう。

しかし、それ以外に被弾は無く戦闘には復帰できることを聞いて安心した燐子は反撃しようとエネルギーが多く残っていたビットを選んで麻弥の元へと飛ばそうとマントの下から出したが、彼女は周囲への注意を忘れてしまった。

 

 

 

 

 

「貰いました!!」

 

「えっ…!?」

 

突如として燐子の左側から放たれた2本のビームが彼女に命中し、機体を覆っていたマントが炎に包まれる。

そのビームが放たれた先には麻弥の周囲に浮かんでいるのと全く同じライフルが浮かび、命中と同時に麻弥の元へと戻っていく。

 

「麻弥ちゃん!!やったね!!」

 

「沢山一緒に動かして凄いです!!」

 

「機体の周りに浮くのも、射撃も手持ちのから少しだけ遅れて撃つように設定してただけで、実際に機体と一緒に動かしてるのはさっきの2本だけですから…」

 

「でも、今ので倒したよね!!」

 

「分かりませんが、きっと深手を追ってるはずです…!!」

 

 

 

「燐子がやられたの…?」

 

「りんりん!!」

 

彼女が放っていたそれは囮で本命は友希那に隠れている間に回り込ませたビットによる狙撃。

周囲は麻弥がビットを全て操作していると思っていたが、その殆どが事前に設定していた動作をしているだけ。

本当に動かしていたのは燐子を狙った2本のみだったが、それでも奇襲に成功して2本のビームが燐子に当たったのを見て、撃破までは行かなくても深刻なダメージを与えたと感じていたパスパレ達、その一方でこの場にいるRoseliaの中で一番強い燐子が呆気なく撃たれたことに友希那達は驚きを隠せなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「大丈夫だよ…あこちゃん」

 

しかし、皆の予想に反して通信からは燐子の声が届くと、燃えていたマントが飛んでいきマントの下に隠されていた燐子のエアリアルが初めてその姿を現すと、その姿を見た麻弥は先ほどの紗夜の機体を見た時のように驚きの声を挙げていた。

 

 

 

 

「ビットオンフォームなのにシールド!?」

 

「マヤさん、何で驚いて…」

 

「やばいやばいやばい…!!」

 

「麻弥ちゃん!?」

 

マントが外れて全身を晒したエアリアル。

そこにはビットオンフォーム状態ではあるはずのないシールド状態のエスカッシャンを左腕に装備していたことに麻弥は驚いたが、それ以上にビットオンフォームにエスカッシャン装備と言う状況から彼女は最悪の予想が浮かび上がった。

 

「全力で逃げて立て直しますよ!!」

 

「どうして…?」

 

「マヤさん!!なんでですか!?」

 

 

「よくもあこちゃんを…!!」

 

「燐子…?」

 

「りん…りん…?」

 

最悪の予想を想定してこの場から全力で逃げて立て直しを図ろうと考えた麻弥だったが、その考えに至った理由が分からない2人は首を傾げるが、一方であこを傷つけられたことに怒った燐子とその姿に友希那達が完全に引いていたが燐子本人はそれを気にする様子も無く、機体からビットが離れるとゆっくりと彼女の周りに浮かび始めたのを見た麻弥は叫ぶように逃げようとした理由を話し始めた。

 

「さっきのビットが2倍になるってことですよ!!」

 

「「えっ…」」

 

 

 

 

「あこちゃんの仇…」

 

「あこは死んでないわよ」

 

「…いけっ!!」

 

麻弥の言葉を聞いたのと同時に、燐子はシールドにしていたエスカッシャンをビットに分離させながら倒されてもいないのにあこの仇と呟き始め、それにツッコミを入れてしまった友希那の言葉と同時に燐子の周囲に浮かんでいた合計22基のビット全てが意思を持っているかのような動きを見せながら、麻弥達3人へと迫っていくのだった。

 


 

「ビット22基って、燐子先輩やりすぎでしょ…。でか1個どこから拾ってきたの…」

 

「美咲。あこから聞いたんだけど、練習してたら二の腕のとこ当たりからからポッキリ折れちまったとか言ってたな…なるほど、部品取りの2個目から拝借したのか…」

 

「巴、それにサバーニャのビットだけど。あれ最終決戦仕様でも14個だったよね?18個って数おかしくない?それにキットの奴はホルスター何個か穴が潰れてたでしょ?」

 

「えっとね…麻弥ちゃんがうちで千聖ちゃんと一緒に作ってたんだけど、同じの3つ持ってきてたからそこから使ったのかな?」

 

 

 

「つまりどういう事でしょうか?」

 

「パレオ、同じものを何個も買ってそこから使えるパーツを持ってきてるってこと」

 

「有咲さん。そういうことだったんですね!!でも、パレオはそっちも気になりますが、千聖さん達が気になります!!」

 

「次はそっちもちょっと見てみるか…次回、"プライド"…!!」

 

「意地があるんです!!女の子には…!!」

 

「つぐみちゃん…?どうしたの…?」

 

「えへへ…爪痕残そうと…」

 

「儚いね…」

 

 

 




誤字報告・評価感想をお願いします。

機体リスト
Roselia
友希那:TB版フルアーマ―ガンダム(盾のみ塗装
リサ:セイバーガンダム(全塗装・一部改造)
紗夜:パーフェクトストライク(??)
あこ:ガンダムデスサイズヘル
燐子:ガンダムエアリアル(マント装備→エスカッシャン2個装備

Pastel*Palettes
彩:ガンダム・フラウロス(麻弥手製ダインスレイヴ装備
日菜:フォースインパルスガンダム(+ブラストシルエット・??)
千聖:ガンダムハルート
麻弥:ガンダムサバーニャ(ホルスタービット改修)
イヴ:ゴッドガンダム(部分塗装)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。