BuilD_Dream!!   作:ツナ缶マン

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お待たせしました。
投稿です。
今回からようやく紗夜日菜の戦闘…




第27話-姉妹死闘

 

「うぉおおおお!!すっげー!!リサさん。マジパネェ!!」

 

「桐ヶ谷さん。落ち着きなさい」

 

「…でも、千聖先輩も凄かったね…」

 

「そうだね~。なんて言うのかな~。らしくないけど、熱血~って感じがしたね~」

 

「それほど仕事に入れ込んでいるってことじゃないかしら?最後は自爆して倒そうとしていたようだし…」

 

「なるほどな~。それで今回は紗夜さん達か…!!」

 

 

「ここまで引っ張ってやっと出番が来たのね…」

 

「るいるい、それはメタ発言ってやつだよ~」」

 


 

日菜を押し出しながら皆と離れていく紗夜。

 

「おねーちゃん!!何時まで押してるの?これじゃ遊べないよ~!!」

 

「さぁ?」

 

接触回線を通して聞こえてくる日菜の言葉に紗夜は呆れながら言葉を返した。

 

皆から離すことは考えていたがこの後はどうするかは全く考えていなかったこともあったが、それ以上に味方まで巻き込むのをお構いなしに好き勝手していた妹への呆れが思わず言葉に現れてしまったが、紗夜が家に帰らずに今まで放置されていた事も相まって日菜は珍しく紗夜に腹を立てていた。

 

 

 

「このっ!!」

 

「無駄よ…」

 

「だったら…!!嘘!?どうして!?」

 

日菜はスラスターを吹かして紗夜を突き放そうとした。

 

しかし、いくら麻弥謹製のブラストシルエットとは言えど紗夜のストライクのスラスターの推力を押し返すことなど出来ず、少しだけ速度を落とす程度に留まった。

それを理解した日菜は今度はケルベロスとレールガン放とうとシルエットを動かそうとしたが、砲身の内側まで接近している紗夜への射角がとれないことが分かるとケルベロスとは逆側についている四連装ミサイルランチャーを放つが、距離が近いせいで放たれた誘導ミサイルも紗夜の遥か後方へと飛んでいき、手に持っていたビームライフルは紗夜に向けようとしても押し付けられているシールドのせいで射角が取れずに完全に打つ手が無くなっていた。

 

「日菜、この距離ではシルエットの攻撃は当たらないわよ」

 

「だったら、剣でやれば…ってあれ!?無い!?」

 

 

 

 

 

「HGのブラストには近接武器はついて無いわよ」

 

「えっ!?そうなの!?」

 

「良かったわ。大和さんがそこまで再現してなくて…」

 

遠距離武器が使えないなら近接武器で対応すればいいと考えた日菜はビームライフルを投げ捨てて近接武器へと切り替えようとしたが、残念なことにブラストシルエットの砲身にはビームジャベリンが格納されている設定だが、HGのシルエットではオミットされており、流石の麻弥でも限られた時間でオミットされているそれを再現することまでは出来ていなかったことに安堵した紗夜だったが、すぐにでも動かなければいけないことには変わらなかった。

 

 

 

 

「遠距離武器が使えない状況の日菜はすぐにでも大和さんが用意したソードシルエットに切り替えるはずよね…」

 

「だって、ここじゃ何にも攻撃できないでしょ?」

 

「…そう」

 

自身の頭の中で考えていたことを口にしてしまった紗夜は返ってきた日菜の言葉に驚きながらも答えると、彼女は何を思ったのかそのままスラスターを全開にして思いっきり加速し始めた。

 

「おねーちゃん!?」

 

「ソードで来るのならブラストは邪魔ね…」

 

「そうだけど…」

 

「だったら―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

壊させてもらうわ」

 

「えっ…!?何を―――」

 

紗夜がいった言葉に戸惑う日菜だったが、彼女が言葉を言い切る前に紗夜は進路上に浮いていたデブリに日菜を全力で叩きつける。

 

その衝撃で今まで酷使していた紗夜のシールドが砕けると、紗夜は肩部のガトリングとミサイルと共にフォアグリップを使って両手で保持したビームライフルをデブリに叩きつけた日菜目掛けて斉射する。

 

デブリに叩きつけられた衝撃とこの斉射でブラストシルエットが大破すれば良し。

欲を言えばこれで機体本体にダメージが入ればなお良しと考えていると、斉射によって煙が立ち込める中から日菜の機体が飛び出してきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ケルベロスは潰れたみたいね…。レーダーが…これはソードシルエットね」

 

上半身はシールドで守ったらしくシールドがボロボロになっていること以外は大したダメージが無いが、それ以外のダメージは深刻で、最初に燐子によって潰されていないケルベロスの砲身が中ほどから折れて、脚部も膝から下が完全に消し飛んでいた。

相手の機体を一瞥したそのタイミングで紗夜の機体のレーダーは接近してくるソードシルエットを捉えていた。

 

 

遊びだったら見逃して打ち合うのも良いが、今の紗夜は味方を巻き込む事も厭わなかった日菜と"遊ぶ”という気持ちが無くなってしまっていた彼女は無情にもライフルで飛んできたソードシルエットを狙い始めていた。

 

「悪いけれどソードシルエットも落とさせてもらうわ!!」

 

「てーい!!」

 

「分離…!?」

 

ライフルで狙おうとした紗夜だったが、そのタイミングで日菜は下半身を分離させてそれを紗夜へと突っ込ませるとそれを胸部CIWSで打ち抜いて爆破させることで紗夜の体制を崩させる。

 

インパルスの戦法でシルエットを飛ばして来る事があったのは紗夜は知識としてはあったが、ガンプラでそれをやってくるなどとは全く考えていなかったこともあって、戸惑いの表情を浮かべて体勢を立て直してから日菜へと視線を戻すとそこにはソードシルエットに換装した五体満足(・・・・)のインパルスが飛んでいた。

 

 

 

「あの隙に脚も…大和さん。そこまでやりますか…」

 

「えへへ~。麻弥ちゃんのスゴイよね~おねーちゃん!!」

 

「そうね…」

 

驚く紗夜を他所に日菜はソードシルエットからエクスカリバーを抜くとそれを連結して見せるとそのまま紗夜へと向かわずにその場でソードを振り回してから両手で構えてみせ、日菜はおそらく紗夜がソードへと持ち替えるのを待っていたのだが、紗夜はそんな日菜を見て持っていたライフルを腰にマウントする。

そして――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…」

 

「えっ!?」

 

紗夜はライフルからアグニに持ち替えて棒立ち同然の日菜を撃つ。

 

予想外の行動をとられた日菜だったが咄嗟に機体を動かしてアグニを避けるが、避けるのを見越していた紗夜はその回避先にコンボウェポンポッドの斉射したが、日菜はそれをシールドで受け止めた所で再び紗夜はアグニを放つが日菜はなんとかそれを回避していくと自分の思い通りに動かなかった紗夜に文句を言い始めていた。

 

 

 

 

「おねーちゃん酷いよ!!剣で戦うと思ったのに急に撃ってくるなんて!!」

 

「剣を使うなんて言ってないわよ。それに丸山さんや若宮さん諸共私を撃った日菜が酷いなんて言えるの?」

 

「リサちーが守ったから大丈夫だったじゃん。それに彩ちゃんだったらそうなったらキャラとして美味しいし!!」

 

日菜の言葉に紗夜は完全に呆れていた。

確かに日菜が言うように彩のキャラだったら、味方に撃墜されたことがネタにはなってパスパレファンの一部は盛り上がるかもしれない。

 

しかし、今日のメイン層はガンプラファンでそんな人達は味方殺しなんて物を見せられて喜ぶものなど殆どいないだろうし、それ以上に今日の為に練習してきた彩が一番報われないと言う状況は自分のせいでRoseliaを振り回してしまった紗夜は許すことは出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今井さんが来なかったら丸山さんが完全に撃墜されてたわよ。もしも今井さんがいなかったらあなたのせいで丸山さんが撃墜されてイベントとして大失敗だったわよ」

 

「でも、おねーちゃんが…!!」

 

「ネタになるから?私がいたから?そんな理由で仲間を裏切るなんて許されるとでも?」

 

「おねーちゃんのせいでしょ!!」

 

紗夜の正論に怒った日菜はエクスカリバーを構えて紗夜へと向かってくるのを見た紗夜はあえて回避出来るようにアグニを放って日菜のコースをずらすとすぐにアグニを背部へと戻して対艦刀を抜こうとするが―――

 

「早いですね…」

 

「でぇえええええい!!」

 

麻弥の作ったシルエットは抜群の加速を見せて一気に距離を詰めてくる。

今から対艦刀を構えては確実に間に合わないと判断した紗夜だったが、そんな彼女目掛けて日菜が対艦刀を振り下ろそうとしたその瞬間、紗夜は無手のままで日菜との距離を詰めていた。

 

「この距離なら対艦刀は満足に振ることなんて出来ないでしょ?」

 

「えぇ~!?」

 

「驚いてる場合かしら?」

 

 

 

 

「えっ?うわぁっ!?おねーちゃん!?殴ったの!?」

 

紗夜は振り降ろそうとした日菜に接近してそのまま機体をぶつけてい体勢を崩し、懐に入りこんで満足に対艦刀を振るえなくさせてから頭部を思いっきり殴りつけて日菜を後方へと飛ばしていく。

 

それによって機体へのダメージは殆どなかったが、ガンプラとはいえ姉に顔面を殴られたという事実が日菜は精神なダメージを受けるがそれを気にすることなく紗夜は今度こそ背部から自身の対艦刀を引き抜いてあえて先ほど日菜がやったように対艦刀を両手に持って構えて見せていた。

 

 

 

 

 

「このまま一方的に撃ち落としても、観客の方は楽しめないと思うから要望通りそっちに合わせてあげるわ」

 

「えっ!?」

 

「行くわよ…!!」

 

紗夜の言動に困惑していた日菜。

しかし、紗夜はそんな日菜の事を全く気にする様子もなく、対艦刀を両手に構えてそのまま日菜へと肉薄していくのだった。

 


 

 

「美咲、紗夜さんにどこまで仕込んだんだ?」

 

「え~っと、とりあえずはストライクと似たコンセプトのインパルスとかノワールのアニメの戦闘シーンを見せてから、市ヶ谷さんが組んだパーフェクトストライクで延々と練習させてたよ。それで最初に4vs1の状況を無傷で時間稼ぎするくらいにはさせたけど…」

 

「奥沢さん。最初の方は素組みのアッガイが宇宙で前転しながら紗夜さんに突っ込みまくるって珍妙な動きだけで圧倒してたからな…」

 

「「「変態だ…」」」

 

「そこ、その言い方止めて…てか、巴さん達3人なら紗夜先輩と同じ状況でも勝てたでしょ?」

 

「機体の損傷を気にしないならなんとかいけると思うけど…」

 

「それでも、日菜先輩が来るまでには終わらないと思うな…」

 

 

 

「でも、奥沢さんだったら紗夜先輩と同じ時間だったら無傷で4vs1勝てただろ?」

 

「無傷で同じ時間はちょっと厳しいかも…腕1本くらいは取らせる前提だったら行けるんじゃない?」

 

「「「へ…変態だ…」」」

 

「だから違うって…もう…次回"エゴイズム"」





機体リスト
Roselia
友希那:TB版フルアーマ―ガンダム 撃墜
リサ:セイバーガンダム(??)
紗夜:パーフェクトストライク(??)
あこ:ガンダムデスサイズヘル撃墜 撃墜スコア2
燐子:ガンダムエアリアル 撃墜

Pastel*Palettes
彩:ガンダム・フラウロス 撃墜
日菜:フォースインパルスガンダム(+ブラストシルエット・ソードシルエット)
千聖:ガンダムハルート 自爆
麻弥:ガンダムサバーニャ 大破 撃墜スコア2
イヴ:ゴッドガンダム 撃墜 撃墜スコア1
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