ってことで1章オマケ最後の投稿です
キャラ崩壊?オマケですから生ぬるい目で見てください
次の投稿は2章のオマケを新しく描きます
※この話にはガンダム作品のネタバレを含む部分があります。
下記に見てない作品がある場合は速やかにブラウザバックして作品を視聴することをお勧めします
・SEED
・SEED DESTINY
・SEED FREEDOM
Roseliaとパスパレ。
互いのバンドがイベントで使用したガンプラが登場するアニメを鑑賞し、今日は互いのバンドが使っていた作品であるSEEDシリーズの鑑賞会をする為に待ち合わせをしていたのだが――――
「Roseliaのみんな、遅いね…。何かあったのかな…?」
「Roseliaもそうだけれど、日菜ちゃんも来てないわね…寝坊かしら?」
「千聖さん、昨日の収録が日付変わるまで掛かってしまいましたが、紗夜さんがいてそれは無いと思います…」
「もしかしたら…Roseliaの皆さんが何か事件に…!?」
「ごめーん!!」
「ヒナさん!!」
「それで日菜ちゃん?どうして遅れたの…?」
「昨日の収録がおしたせいで、寝坊しちゃった!!」
「…日菜ちゃん。これが仕事じゃなくて良かったけれど、気を付けなさい」
Roseliaと日菜が未だに集合場所に集まっていなかった。
そう思っていたら日菜が彼女達との待ち合わせ場所まで走ってきた。
そして、予想通りの遅刻理由に4人納得しながらも、千聖がRoseliaも来ていないので軽い注意でこの場を終わらせようとしたが、日菜は4人の想像していないことを口にした。
「でも、酷いんだよ!!一緒に行こうと思ったのにおねーちゃんが先に行っちゃうんだよ!!」
「紗夜ちゃんが…?」
「一緒の予定なのに流石に紗夜ちゃんが日菜ちゃんを起こさないで先に行くとは思えないんだけど…」
「起きなかったから置いて行かれた…と言う事でしょうか?」
「あの紗夜さんがそんなことするとは思えませんが…?」
「ごめんなさーい!!」
「この声はアコさん!!皆さん!!Roseliaも来ました…よ?」
「あら?リサちゃんと紗夜ちゃんはどうしたのかしら?」
一緒に鑑賞会をする予定にもかかわらず、紗夜は日菜を置いて行った。
あの紗夜が日菜を置いていくなど全く考えらず、日菜の説明に4人が首を傾げたがそのタイミングであこを戦闘にRoseliaもやってきたのだが、紗夜とリサがその中にはいなかった。
「すいません…。こちらも待ち合わせしていたのですが…」
「ごめんなさい…早く起きて作曲していたら、時間を忘れてしまって…」
「いいのよ…こっちも日菜ちゃんが遅れて、ついさっき揃ったところだったから」
「「えっ?」」
「どうしたのかしら?」
遅れてきたことを早々に詫びる燐子と友希那。
だが、返ってきた言葉に2人が2人が驚いた表情を浮かべた事に千聖は違和感を覚えたが、その理由はあこが言った言葉で全てを理解した。
「あれ?紗夜さんとリサ姉がいない?来てると思ったんだけど…」
「「「「「えっ…?」」」」」
「「「えっ…?」」」
「えっと…とりあえず、移動しましょう?場所を貸してもらうのだから、そっちに遅刻する方が不味いわ」
「…えぇ、そうしましょう」
Roseliaの3人はリサと紗夜が先に集まってきていると思ってやってきた。
しかし、実際にはこの場所にはその2人の姿がない事をあこが口にするとパスパレの5人も思わず声が出てしまい、それに釣られるようにRoseliaの3人も全く同じ反応を返して何とも言えない空気が流れると、なんとか千聖が我に返って集まった8人は集合場所から目的地へと向かうべく歩き出すと互いの状況を話始めていた。
「私達は日菜ちゃんが紗夜ちゃん達と一緒にいると思ってたのに、日菜ちゃんが1人で来た後に3人が来たから驚いたのよ」
「そうだったんだ…あこ達は紗夜さんはひなちんと一緒にいると思ってて…」
「アコさん?リサさんがユキナさんを置いていくのは変じゃないですか?家も隣と聞いてますし…」
「私はリサが迎えに来たけど作曲で時間を忘れたから置いて行かれたと思ってたわ」
「友希那さん…私とあこちゃんが来るまでずっと作業してましたから…」
「とりあえず2人には連絡入れておきましたから」
互いの状況を軽く確認し、リサと紗夜の事を考えながら歩く8人はほどなくして目的地へと辿り着いた。
「着きました!!アリサさんのおうち!!流星堂です!!」
「何回見てもこう…カッコいいね!!」
「今回は蔵の方に直接とのことですよね?こちらです!!」
彼女達の目的地は有咲の家――――その中でも有咲の根城である蔵の地下。
有咲の家の前に着いた彼女達は何故かイヴが先頭に立って蔵へと案内してそのまま中へと入っていく。
「歴史を感じるわね…」
「歴史を感じてとても癒されますね!!」
「子役の頃にこういう蔵に入ったことはあるけれど…これ、いつの物なのかしら…?」
「りんりん!!この中探したら伝説の刀とかありそうじゃない!?」
「あっ、これ前のイベントで使ったのと同じのだ!!おねーちゃん、これ使ってたんだ~」
「あこちゃんも日菜さんもダメですよ…?でも、気になるかも…」
「なんか古そうなのがいっぱいあるよ…あっ、これレコードって奴だよね?」
「彩さん!?変に触ったらダメです!!…これ…やっぱり!!今から100年以上の蓄音機!!今だと数百万円するんですよ!!…欲しい…!!」
「ひぇえええええ!?」
「うるせぇえええええええ!!来たならとっとと入ってきてくださいよ!!」
蔵に入って早々に彼女達は蔵の内部を見てはしゃいでしまった。
しかし、地下にいた有咲にもその声は届いており、何時までも地下に入ってこない彼女達に業を煮やして思わず地下から顔を出す。
そんな有咲を見た彼女達は我に返って言われるがままに有咲の後を追って地下へと入っていくが―――
「よし、600のヤスリ終わり。紗夜~800のスポンジヤスリを取って~」
「今井さん。800番ですが、HGストライク本体の表面処理で大分使ってしまって…」
「大丈夫、そんな大量に使わないから」
「そうですか、だったら私は後回しにしていた武装類のゲート処理を…」
蔵の地下ではリサと紗夜が二人並んでガンプラの作成をしているという珍妙な光景が飛び込んできた。
待ち合わせに来ないことを心配していたのに、地下への入り口を開けてみれば当の本人たちは呑気にガンプラを作っていた事に千聖をは声を挙げずにはいられなかった。
「あなた達!?待ち合わせに来ないで何やってるの!?」
「ひゃ!?千聖!?ってみんなも!?」
「もうこんな時間でしたか…」
「マジかよ…こいつら…」
2人は千聖の声に顔を上げると自分たち以外は揃っている事に驚きを隠せない様子だったが、そんな2人に対して有咲は呆れた表情を向けていた。
「有咲ちゃん?この2人はいつ頃来たのかしら…?」
「昨日の昼過ぎですね。ガンプラの作成と修復するからって場所を貸したはいいんですけど、昨日は帰らないで作業してました。うちで風呂と飯を済ませましたけど」
「あなた達…」
「あ~…説教したいのは分かりますけど、時間も勿体ないんで説教は後にしましょう」
「そうね…」
「有咲ちゃん。これ、手土産よ受け取ってちょうだい」
「わざわざどうも…って、これいいとこのどら焼きですね」
リサと紗夜へと説教したくなった千聖。
しかし、時間が無駄になると言う正論を前に説教を諦めると有咲へと持ってきていた手土産を渡していたが、用意したのは彼女だけではなかった。
「あっ!!有咲さん。ジブンも手土産を持ってきましたよ!!」
「えっ…?麻弥ちゃんも?一体何を…?」
「はい!!お店で買ったドネルケバブと珈琲に、後は冷凍食品で申し訳ないですがキツネうどんです!!」
「えっ…?麻弥ちゃん?何そのチョイス…?」
麻弥が用意したのはケバブとキツネうどんと言う訳の分からない組み合わせだが、有咲の目は千聖からの手土産を貰った時以上に輝いていた。
「麻弥さん。因みにケバブのソースは…?」
「ケバブ自体には何もかかってません。チリソースとヨーグルトソースを自分で選んでつけてもらおうかと。
本当はロールキャベツとか流石に大量の揚げ物とか食事会みたいな料理を用意したかったですが」
「excellent…流石、麻弥さんですね。揚げ物とかの方は気軽に用意できるのは弦巻さんの所くらいですよ」
「ふへへ…」
「えっ…?私のどら焼きよりも…そんな訳の分からない組み合わせの方を喜んでる…!?」
「千聖ちゃん。そんな彩ちゃんが驚いてるみたいな顔してないで、はやくみよーよー」
自身が用意した良いとこのどら焼きよりも、訳の分からない組み合わせを用意した麻弥の手土産に喜ばれたことを驚きながらも、日菜の催促を受けてパスパレとRoselia、オマケに有咲の11人は長い長いSEEDシリーズの鑑賞会を始めるのだった。
まずは1作目のSEEDを視聴を終え―――
「フリーダムでの舞い降りる剣は何度見たジブンでも脳が焼かれますね!!」
「ん~…絶滅戦争に違和感を持たない人達ばかりなのに、主役の子が言ってた”守りたい世界”って何なのかしら?」
「ユキナさん、私には分かりません…でも、私は人が風船みたいに破裂してたのが恐ろしかったです…爆発やビームで人が破裂するなんて…」
「イヴちゃん、あれは電子レンジで生卵をチンしたら爆発するのと一緒なんだよ~」
「「ひぃ!?」」
「日菜さん。笑顔で解説しないでくださいよ。燐子先輩も怖がってますから」
麻弥が舞い降りる剣で何度目かの脳焼きをしている横では、サイクロプスとジェネシスの描写に対して日菜が分かりやすい解説で無意識に燐子とイヴを恐怖のどん底に陥れていれ―――
「くっ…ドネルケバブにちゃんと意味があったなんて…!!」
「そうだよリサ姉!!何でケバブが出てきた前にあこの目を隠したの!!」
「えぇ~…えぇっとそれは…」
「あこ、それって主人公が婚約者のいる女のキャラとセッ「友希那!!言わせないよ!!」リサ?」
「…そうですね。あのシーンは過激でしたね。宇田川さんにはまだ早いです」
「あれ?紗夜さんとリサ姉の顔赤いよ?あや、何してたの?」
「えぇ~っと…そう!!保健体育!!保健体育の実習をしてたんだよ!!」
「丸山ぁ!!言い方ぁ!!」
そして、ケバブの意味を知って悔しそうにしていた千聖の目の前で、目隠しをされてお茶の間を凍らせた伝説のシーンについての説明を求めるカオスすぎる状況を繰り広げるというカオスすぎる状況に陥っていた。
「あれ?そういえばあたしとリサちーが使ったのって出てこなかったよね?」
「日菜さん。おふたりのは次のDESTINYですから」
「なら、早くそっち見よーよ」
「分かりました!!」
しかし、それも長くは続かなずに自身が使っていた機体が出てこなかった日菜が急かす形で次回作である”SEED DESTINY"の視聴へと移っていくが―――
「こっちも辛いですね…目の前で妹さんが腕だけになる始まりが怖すぎます…。それにさっきのも今のもどっちも人の命の扱いが軽すぎませんか…?」
「前作での戦いの最中を逃げてる場面ですからね。それに現場の兵隊は相手を皆殺しにする絶滅戦争って思ってる人が多いからかなり過激に殺しまくってますね…」
開幕早々に主人公の妹が腕だけになるというショッキングな描写に始まり―――
「そういえば、戦艦の艦長さんが議長って人と裸で寝てたよね?あれっておかーさんが見てた昼ドラで見た事ある!!」
「そう言えば、ミネルバの艦長の声がSPACEのオーナーの声に似ていましたね」
「あこの発言の後に紗夜のそれを聞くとなんか頭おかしくなりそうね…」
共通の知り合いと似た声色のキャラの濡れ場を想起させるシーンに頭を抱え―――
「でも、前の主人公がやったあの結婚式に乱入して、結婚したくなさそうなお嫁さんを攫っていくのはカッコよかったよ!!」
「結婚式…それにウエディングドレスと言うのは憧れる部分はありますね…」
「燐子?そうなのかしら?でも、あのシーンは何とも言えない爽快感はあったわね」
「友希那が結婚…?アタシがOKしない相手だったらああしようかな」
「だったら、おねーちゃんが結婚するときは私が攫いに行くから!!」
「何を言ってるの日菜!?」
「あー…もう滅茶苦茶ですよ…」
「麻弥さん。そもそも人の家でこんなことしてる時点で言えた義理じゃないですよ」
あらぬ方向へと発想を飛ばしながら、フリーダムの花嫁強奪に盛り上がり―――
「人の価値を遺伝子で決める世界…下らないわね…」
「それは同意だけど、友希那だったらこれでも音楽って言われるんじゃない?」
「リサ、私達は自分の意志で音楽をやってるのよ?決してそんなものに従って音楽なんてする気はないわ」
「あ~…流石、友希那さん…歌姫ですね~。そう思いません?麻弥さん」
「そうっすね市ヶ谷さん、歌姫ですねぇ~」
「2人とも何を言ってるのかしら?」
作品内の”デスティニープラン”を真っ向から否定し、ニヤニヤしながら見つめる有咲と麻弥へと友希那が怪訝な表情を浮かべつつ、一通り最後まで作品を鑑賞したが―――
「いや~使ってたアタシが言うのもアレだけど…セイバーの活躍が殆どないね!!」
「しかも、パイロットは優柔不断の風見鶏だったわね…」
「日菜ちゃんの方は乗る人が途中で変わったけど最後まで戦ってたね!!」
「彩ちゃんもそう思う?主人公が乗って前の主人公倒しちゃうんだから凄かったよね!!るんっってしたよ~。それに人が変わってもちゃんと主人公の横で活躍はしてたもんね~」
「主人公…?リサちゃんのキャラの方が最後の方は主人公側のような描写になってたわよね…?」
「あー…白鷺先輩の言いたいことは分かりますが、それ以上は戦争になりますから」
「そうっすね。まぁ、後は劇場版だけですから、2時間もかからず終わりますよ」
「時間の感覚がバグってきたけど、一気に見ちゃおっか」
リサは自身が使っていた機体に対して大した活躍も無しに出番が終わったことを笑い、日菜の方は最後の最後まで機体は活躍していた事に満足気な表情を浮かべる。
しかし、千聖は主人公の描写について思う所があったのか何とも言えない表情を浮かべていたが、有咲と麻弥からの不穏過ぎる言葉を聞いてそれ以上の追及を止めて最後に残った劇場版へと移っていく。
「戦いから始まるんですか!?」
「うへぇ…しかも、逃げてる人達も普通に撃ってる…」
「う~ん。相変らずC.E.の時代の兵士の道徳観は低いっすね~」
「兵士も民間人も皆殺しってC.E.での基本スタンスですからねぇ~」
「麻弥ちゃんと有咲ちゃんがとんでもなく物騒なこと言ってるよ…」
「うーん。あの変形するジャスティス良いなぁ…。また呼ばれてるからアタシ作ってみようかな~」
「リサさんがそう言うと思って調べましたけど、あれ変形するのにシールド保持用の差し替えパーツが必要な上に、ジャスティスは機首部分のつけ直しが必要だからバトルでは…」
「美咲に泣きついてなんとかする!!」
「うちの会長を虐めんでくださいよ…」
戦闘から始まった冒頭での戦闘について、既に見たことある2人がこれがSEED世界だと納得するのに彩がドン引きし、リサは冒頭に出てきたジャスティスに興味津々と言った表情を向けたり―――
「最初のSEEDと次のDESTINYでも核、そして劇場版でも核ですか…しかも、人が燃える描写まで…」
「紗夜さん。この世界だと核は準備が容易なお手頃虐殺兵器ですからね。信頼性ばっちりですよ」
「今度は月からビーム出てきたよ!!りんりん!!」
「うっ…子供が一瞬で燃えて…」
「燐子さん、レンチンで身体破裂に比べたらかなり大人しい方っすけど…」
「大和さん?先ほどから発言が物騒過ぎませんか…?」
「大量殺戮する兵器での殺し合いがC.E.ですから…」
「「色々とおかしい…」」
C.E.世界の核爆発の描写にガンダムを知る麻弥と有咲、そして深く知らない側である紗夜と燐子との間で見解の相違が発生したり―――
「有咲さん、イングリットの声ってよく聞いたら千聖さんと似てませんか?」
「確かに…」
「そんなことはどうでもいいわよ!!それよりも色々とおかしいわよ!!月からのビームでピンポイントに船を狙うのもおかしいけれど、それに撃たれたビームを避けるのはおかしいわよ!!」
「おぉ~、千聖ちゃん凄いツッコむね~。でも、アレはヤバいよね~。何であんなでっかい船が垂直になってビーム避けてるの?」
「それに何なのよ!!なんで宇宙船がドリフトなんてするの!?」
「千聖さん、あのノイマンさんですから…」
「麻弥ちゃん!!名前言われても分からないわよ!?」
「アークエンジェルで大気圏内バレルロールしてた人です。この位はやりますよね」
「有咲ちゃん!!説得力がないわよ!!さっきの核の話の方がよっぽど納得できるわよ!?」
「「なっ!?」」
「何で、有咲ちゃんまで驚いてるのよ!?」
ミレニアムの完全に物理法則を無視した挙動に怒涛のツッコミを入れる千聖に、ガンダムを知る2人がこの説明で理解されないという現実に驚いたりしながらもなんとか映画を完走したが――――
「「やはり、アスラン・ザラが最強か…」」
「麻弥ちゃん?有咲ちゃん…?」
「彩ちゃん。でも、2人が言うようにあの人ヤバいよね~。リサちーが使ってた機体乗ってた時から基地から逃げて海に沈められてた時までは弱っちかったけど、その後は生身の戦闘でも信じられないくらいの大勢を1人でやっつけてたから間違ってないんじゃない?」
「…あれ?待ってください。そういえばアニメの最初で船の艦長さんと銃で戦ってましたが、その人以外生き残った人がいないですよ…。
男の人は遺伝子を弄って強くなってる人だったと思いますが、艦長さんは違いますよね?」
「イヴさんの言う通り、アスラン・ザラは遺伝子操作を受けてるコーディネーターですね。
でも、マリューさんは遺伝子操作をされていないナチュラルで、設定ではガンダムに使われているP.S.装甲を実用化させた技術者でもありますね」
「元は技術者で、艦長やって…待って、その女の人DESTINYだと特殊部隊を撃退してたわよね…?」
「アニメの1話があの世界の人類最強決定戦と言う方もいらっしゃるくらいですから…まぁ、人類のバグですかね…」
「憎しみが絶えないけれど、愛する者がいる世界―――それが彼があの時に言っていた”守りたい世界”だったのね…」
「友希那さん…随分と詩的な表現だと思いました。その…そうだと思います…」
「色々あったけど、最後に愛が勝つ…って感じかな~」
「…やっていることについては色々と思う所はありましたが…。作中で出てきた言葉の数々には考えさせられる部分が多くて見ごたえがありましたね」
「あこちゃん?どうしたの?」
「りんりん、ちょっと気になったことがあって…」
「気になった事?宇田川さん、何が気になったのですか?」
「紗夜さん…」
「アタシも知りたいな~」
映画を見終わってノリに乗った麻弥と有咲が零した言葉にツッコミを入れた彩だったが、よくよく思い返したらその人物に命を狙われて生き残っていた唯一の艦長に慄いていたパスパレだったが、Roselia側も思うことはあれども概ね満足と言った様子を見せていた。
しかし、最後の最後であこからとんでもない爆弾は落とされることとなった。
「えっと…!!映画の最後ですけど…!!
何で2人で裸になってたんだろ~って」
「「「「「「「えっ……」」」」」」」
「あれ?みんな、顔が赤くなってるけど…?」
「あれは当然―――「友希那ー!!ストーップ!!」リサ…?」
「湊さん!!何を考えてるんですか!!その…言葉を選んでください!!」
「そうですね…おふたりの言う通り…です」
「ならどう伝えるのが良いのかしら?」
「ならここはジブンと市ヶ谷さんで…」
あこは映画のラストシーンの意味が分かっていなかった。
だが、他の面々はその描写が含んでいた意味を薄々察しており、何と答えればいいか困っていた所で空気を読まない友希那が直接的な表現で伝えようとした所をリサに止められた上に、他の2人からもダメ出しされて伝え方に悩んでいたが、そんな皆を見て既に見ていた麻弥と有咲が説明を変わることにした。
「あこちゃん…最後のあれはだな…」
「ありさ、あれは…?」
「あこさん、アレはですね…」
「アレは…?何、まやさん」
「「ロマンティクスだよ(ですよ)」」
「ロマンティクスって…何?」
「そうだよ!!それだよ!!2人とも!!」
「えぇ、そうね!!流石、麻弥ちゃんと有咲ちゃんね!!」
「お見事…です」
「そうだよ!!ロマンティクスしたんだって~!!」
説明を変わった2人は貯めに貯めてから、あこの疑問に答えた。
だが、あこはその説明を余り理解できなかったが、周囲の面々も2人が言ったその言葉をゴリ押しすることで強引にあこを納得させる事に全力を傾けるのだった。
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