ようやく有咲ちゃんの機体公開で次回からバトルスタートです…!!
キラキラドキドキしながら初投稿です
※キット未発売の機体が登場します。ご注意ください(作例がいくつかネットにあるからいいよね…?
遂に迎えたRiNGでのイベント当日。
その開始を告げたのはRiNGのスタッフではない別の人間だった。
「さーて!!やってまいりました!!RiNG史上初のガンプラバトルイベント!!本日の司会は系列店のCiRCLEのスタッフである私!!月島まりながお送りします!!そして、実況と解説はこの人たちだ~!!」
「こんにちは~。Roseliaベースの今井リサでーす☆」
「ども、上から読んでも下から読んでもやまとまや、大和麻弥です。Pastel*Palettesドラム担当です」
「はーい…イベント開催決定日に出禁を食らった人でーす…」
「ちょっと美咲!!ネット配信もしてるんだから、ちゃんと自己紹介ちゃんとしないと!!」
「えっ!?配信してるんですか!?」
「してますよ?聞いてなかったんですか?」
「今初めて聞きましたよ!?えっと…。ハロー、ハッピーワールド!の奥沢美咲です。主に作曲等の裏方担当です」
「美咲は最初のイベントの時にアタシと紗夜にガンプラバトルの練習を付けてくれた人なんだよね~」
「美咲さん。早速配信の方で「なんで出禁を食らってるの?」とコメントが来てますよ」
何故か系列店のスタッフであるまりなが進行し、その紹介でリサと麻弥が慣れた様子で自己紹介をこなす横で、配信していることなど聞いていなかった美咲が開幕から雑な自虐ネタを見せるというとんでもない幕開けになってしまったが、慣れた様子で麻弥が手元に置いていたタブレットから配信中に書き込まれたコメントを拾っていく。
「紗夜先輩と一緒にいた時にまりなさんに動画を見せられて、いきなり出禁言われましたよ」
「ちなみに~…その問題の動画がこれね~」
「「「うっわ…」」」
麻弥の言葉を聞いてリサが美咲が出禁の原因になってしまった動画を流すと、あまりにも一方的な蹂躙に美咲以外の3人から引いたような声が漏れ、配信のコメント欄も3人と同じような感想で埋め尽くされる中で、美咲だけは3人―――正確に言えばまりなとリサの反応に小言を漏らしてしまった。
「ちょっと、何で3人共同じ反応なんですか?まりなさんは初めてじゃないですし、リサさんもこの動画にでてるじゃないですか」
「いや~…ガンプラバトルはよく分からない素人だけど、美咲ちゃんのこの動きは引くよ…」
「うんうん。アタシ達のイベントの為の練習で紗夜も入れた3人を体当りだけでボコボコにしてる時点で引くよね~。アタシ、やられた時も引いてたし…改めて見ても引くね~…」
「これはジブンもどうかと…。コメントも出禁で当然と言った反応が…」
「酷い!!…ってこんなことしてる場合じゃないですよ」
3人の対応にツッコんだ美咲だったが、話が脱線していることを指摘して強引に話をイベントについてへと戻そうとすると、空気を読んだ3人もそれに続くことにした。
「そうですね。とりあえず、今回のルール説明はイベントのお知らせの所にも書いてありますが…改めての説明はリサさん。お願いします!!」
「おっけ~。今回は3人1チームでのバトルロワイヤル、制限時間になるか最後の1チームになるまでの間に多くの敵を倒したチームが優勝だよ~」
「リサさん。それだと、ちょっと説明違いません?えっと…1人撃破で1点で点が多い人が優勝だから間違ってはないですけど、1チームになってバトルが終わった場合は残ってたチームに生き残った人数をボーナスとして加点するとか、複数チームが同点になった時の勝敗の決め方とか…」
「美咲さん、とりあえず小難しいことはそうなった時に説明しましょう。初心者が多いから戦闘を避けがちになる可能性も考えての事だと思いますが、このルールだと仮にチームが全滅したとしても、それまでに撃破数に大差をつければ優勝できるって事になりませんか?」
「まぁ、ガチガチの大会とかじゃないから仕方ないでしょ」
簡単に参加者に告知されていたルールを改めて説明していく3人。
ちょいちょい穴があるルールだが、盛り上がり重視のイベントだからと穴のことは見て見ぬふりをすることにして話を進めようとした所で―――
「ごめーん!!ここで1つ追加のルールがありまーす!!」
「えっ…?」
「あ~…リサさんは聞いてなかったんだ…。まりなさん続けてください」
「うん。運営側として”2人”参加することになりました」
「参加とは言っても、戦闘を起こすための火付け役みたいなものです。それとチームとしてではなくて個人個人で動いてもらう事になってますが…」
「「なるほど」」
運営に携わっていたまりながこのタイミングで話に割り込んできたことに驚く2人を他所に、事情を知っている美咲はまりなに説明させるとその追加人員の役割を補足説明をしたが、そのタイミングでまりなが弾けた。
「もしも、その運営の人を倒したら1人で1チーム分の3ポイントあげちゃう!!」
「ちょっとまりなさん!?そんなことあたしだって聞いてないですよ!?」
「美咲ちゃん!!この方が盛り上がるからいいんだよ!!」
「あはは…1人は知ってますが、武器を制限してても簡単にはやられないでしょうから…」
「ちょっとちょっと!!向こうの裏方の沙綾―――じゃなかった、スタッフから巻いてって指示来てるから!!次はチーム紹介だから!!」
「そこはリサちゃん達3人でヨロシク!!」
弾けたまりなにツッコむ美咲だったが、そのタイミングで裏からスタッフとして働いている沙綾からの巻きの指示が入ると、暴走したことは放置して指示を受けたリサがイベントを進行していた。
「今回の参加チーム運営を除いて7チーム。アタシの顔見知りばっかりだけど、簡単に紹介していくよ」
「最初はチーム”羽沢珈琲店”。商店街にある喫茶店の看板娘とそこで働くバイトで組んだ3人のチームです。イヴさんもパスパレの中で唯一の参加枠ですから個人的には頑張ってほしいですが…リーダーの羽沢さんの機体がとんでもないですね」
「機体のルプスレクスで、両手にはルプスのツインメイスに、腰にはルプスレクスの超大型メイスをマウントして、その上で本来使わないバックパックの3ミリ穴にルプスのサブアームを付けてバルバトスのレンチメイスに打ち刀。ちなみに腕部200mm砲は損傷時の誘爆対策としてオミットしてるらしいですよ。MAでも倒しに行くんですかね?」
「…完全に脳筋仕様じゃん…。イヴも前に使ってたつぐみとお揃いで打ち刀1本持たせてるけど前と一緒のゴッドだし、もう1人のつくしも近接機体って…うん、次行こ!!次!!」
つぐみ達のチームの機体を見たリサが抱いた第一印象は完全に"脳筋"の一言に尽きた。
イヴのゴッドについているバルカン以外の遠距離装備が皆無の漢気すら感じるその仕様に軽く引いてしまうが、その事から逃げるように彼女は次のチームへと話を切り替えていくことにした。
「えっと次は…あこのいるチームだね”2年A組”って…自分のクラスじゃん…」
「まぁ、クラスメイトで組んでますからね~。あこがつけると中二病になりそうだから安パイな名前じゃないですか?」
「あはは…あこさんもイヴさん同様に変更してないですね」
「だね~。ロックは…あぁ…駄洒落で決めて…。唯一バンドに入ってない参加者のえっと…明日香は名前繋がりで機体選んだね。これはどっちもあこのセンスだな?」
「どの機体も先ほどの羽沢さんのようなカスタムは無いですけど、機体だけで言えばバランスは取れてるいいチームだと思いますね。あこ繋がりで言えば次は…リサさん、決めてください」
「それじゃ、あこのお姉ちゃんの巴がいるチームかなー」
あこのチームの次に姉である巴のチーム紹介に移ることを決めたリサはそのチームメンバーに納得の表情を浮かべていた。
「へぇ…巴に花音にますき…あぁ、マスキングの方が通りがいいかな?全員がバンドでドラムやってるし、チーム名も"ドラマー"って安直だなぁ」
「巴さんは…辟邪か。同じバンドの羽沢さんと比べるとかなりバランスの取れた機体ですね」
「キングと花音さんは00系ですね!!」
「それね。花音に聞いたんだけど、2人とも麻弥と千聖と一緒の作品のがいいって選んだらしいよ?」
「本当ですか!?ジブン感激っすよ!!」
「いや~…相互に尊敬してるっていい関係ですね~」
「良い話だね~。それじゃ次はますきと一緒のバンドのパレオのチームかな。燐子もいるし」
「チーム"パレ町"ですね。日菜さんが企画したイベントに参加した時のチーム名らしいですよ」
「「へぇ~」」
今度はますきからの繋がりでパレオがいるパレ町へと話題を変える。
その際に、チーム名の由来も語るさりげなさを見せる麻弥に他の2人は関したような声を挙げると使う機体についての話を始めようとしたが、今までのチームとは様子が違っていた。
「燐子先輩はエアリアルだけど、流石にエスカッシャンは1個にしてきましたね」
「ガンプラバトルではビット系武装も地上でも使えますが、性能にデバフが掛かる仕様ですから個数を減らして操作に集中することで対策した形でしょうかね?」
「アタシは使えないから分かんないけどそうなんだ~…残るのはSDにえっと…その…最後には触れたくないんだけどさ…」
「えぇ、MAいましたね…」
「MAもSDもバトルで使う人は珍しいですからね。それにしても、先ほど羽沢さんに言ってた事が現実になるとは…」
あろうことかパレ町のチームの編成は唯一MAが混ざりこんでいた。
イベント的には問題はないが、今までガンプラを作ったことの無い女子高生がMAなんて作るなど当然誰も考えてはおらず、完全に顔が引きつっていた。
だが、これがまだマシな方だと理解させられたのはこの直後だった。
「次のチームは"月ノ森"!!お嬢様学校だから尖ったのは…」
「いや~…1人だけロックですねぇ~…」
「美咲さん。ロックと言うよりもデスメタルですよ」
「麻弥、ツッコミになってないよ!!」
次に見た月ノ森も2年生はまともだった。
いや、普通だったらターンエーの髭がまともじゃないと分類されるかもしれないが、今回はその髭が可愛く見えるほどの異常さを高校1年生のそよが放っていたが、それを見て今度はリサがお手本の様なツッコミを繰り出していた。
「初めてだよね!?なんで初めてであんなの選んだの!?」
「リサさん。気持ちは痛いほどわかりますが、落ち着いてください」
「あはは…ジブン買った時に一緒にいたんですけど、店に置いてあったガンプラくじで…」
「あれが景品!?大当たりにも程があるよ!?」
「ですね…流石にジブンも責任を感じてしまって、作るのに協力はしましたよ…」
「そりゃそうでしょ…」
「配信でも大和さんのことを肯定してますよ…」
「次は薫にしよう。お嬢様は危険だ…」
3人からしてもそよが作ったものはとんでもない物で、それを作る羽目になった原因になってしまった麻弥も作るのに協力したことを暴露するが、話を聞いていた他の2人も配信のコメント欄も麻弥の事を肯定するコメントで溢れていた。
麻弥がダメージを受けたのを見て、お嬢様は危険だと謎の電波を受信したリサは、お嬢様がいない薫達のチームの紹介をしようと機体を確認した途端、絶望感に襲われてそのまま両手で顔を覆い隠してしまった。
「もうやだ!!」
「あぁ~!?リサさん、落ち着いてくださーい!!」
「チーム名は…"瀬田薫とお姫様達”…?長い上に言いにくいですね。それに機体は…うん。牛込さんも、上原さんも…流石、ベーシストは変態ですねぇ…」
「止めて美咲!!アタシは変態じゃない!!」
「リサさん、最初のセイバーの後もウイングとAGE2って可変機ばっかり作ってる時点で同類ですよ。しかも、AGE2に至ってはMGの関節機構をあたしと一緒にHGサイズでフルスクラッチしたんですから…」
リサは薫達に謎の期待をしていたがそれは間違いで、参加チーム内で一番のゲテモノチームともいえるような編成を目にしたリサは絶望感と何とも言えない感情に襲われて顔を覆ってしまった所に、美咲によってベーシスト煽りされた事に噛みついたもののカウンターパンチを食らって完全に撃沈してしまったが、そんなリサを他所に残った2人によってチーム紹介は続けられていく。
「それにしても、薫さんがギャンですか…」
「ギャンはあたしが勧めましたよ。最初はトールギスⅡが良いって言ってたんですが、如何せん1/144キットが古いのしかないので薫さんには厳しいと思いまして…」
「確かにトールギスは古いから大変ですね。それに薫さんは舞台でフェンシングの動きもやってましたから同じ動きが出来るギャンは相性がいいかもしれないですね 。盾はご愛敬ということで…」
「それに牛込さんもヤバい機体もってきましたけど、それ以上なのは上原さんですよ」
「あはは…そもそもMSですらないですからね…。美咲さんの言うようにベーシストは変態と言われても仕方ないですね…」
「これ、パレ町と月ノ森のどっちかに当たったら、大怪獣バトルに様変わりですよ…」
「次行こ…ね…?」
「リサさん…そうですね…」
誰の目からしても明らかにヤバい薫達。
そんなヤバい物から目を背けたい一心なのか、リサが弱弱しい声で次に行くことを急かし始めると美咲もそれに賛同して最後に残った有咲達のチームへと紹介が移り変わっていく。
「最後は市ヶ谷さんに美竹さんに八潮さんですか…。今までのチームに比べたら接点らしい接点がないですね」
「そうだね~。学校もバンドもやってる楽器も違うしね。有咲と蘭が学年一緒で、有咲と瑠唯がそれぞれの学校で生徒会やってるって事くらいしかないよね?」
「チーム名は”medley”…?メドレー…って音楽用語だよね?」
「リサさん。多分ですけど、これは"寄せ集め”って意味の英単語だと思いますよ」
「とっ…とりあえず、機体を見ましょう!!えぇ!!」
最後に紹介された有咲達。
彼女達3人の共通点などバンドをしていること以外なく、しかもつけられたチーム名の意味が"寄せ集め"という意味であると言われて、微妙な空気が流れた所で麻弥が即座に流れを切り替えるように機体の方へと話を切り替えると、蘭と瑠唯の機体に目が行っていた。
「八潮さんの機体は…AGE3のノーマルですか…」
「HGだと、Gセプター状態から合体状態再現で差し替えが必要な関係で合体機構は再現出来てないと思いますけど、それでも単体での飛行も出来て、シグマシスキャノンで火力も出せますから悪くない選択だと思いますよ?」
「美竹さんの方が…ティターニア!?スゴイ…改造でここまで!?」
「麻弥…あれ、ケンプファーの改造なのは分かるけど…テレビにいたっけ?」
「リサさん。美竹さんのはケンプファーの改造機であってますよ。まぁ、テレビアニメじゃなくてゲームの機体ですから知らなくても無理はないかもしれないですが…」
瑠唯の無難ともいえるような安定した機体の後に、蘭が出したキットが出ていないカスタム機が出され、
最後に残された有咲に自然と期待感が高まる一同だったが機体を出そうとした有咲は謎の行動をとっていた。
「市ヶ谷さん、どうしたんでしょうか…?」
「手袋をつけたけど…」
「まぁ、見ればわかりますよ…」
突如として有咲が手袋を付け始めたことに疑問を感じた麻弥とリサだったが、出される機体を知っていた美咲はそんな2人を宥めつつ有咲が機体を取り出すのを見ていたが、彼女が期待を出した瞬間、リサと麻弥だけでなく、会場全体が有咲が出した機体に視線を奪われいた。
「うっそ…」
「マジっすか…」
「すっごーい!!」
「ちょっと香澄…静かにしないと…」
「さーや!!有咲のすっごくキラキラしてる~!!」
「分かったから…仕事しないと…!!」
有咲が取り出した機体にリサと麻弥は信じられないと言った表情を浮かべ、スタッフとして働いている香澄は沙綾に注意されてしまう程にその機体に目を奪われていたが、注意した沙綾も有咲が出したガンプラの色が彼女らしくないと感じて思わずその色を呟いてしまった。
「金色…まるで昇ってくる太陽みたい…」
沙綾がその機体を見て思ったことをそのまま呟いたが、彼女のその言葉に間違いはない。
有咲が取り出したその機体の名は”アカツキ”―――”夜明け前”の名を着けられた機体で有咲は戦いへの扉を開くのだった。
「何?私がこの機体が意外だって?まぁ、派手だわな…って言っても、今回はビーム射撃の応酬がメインになると思ったからビームに強い機体を用意しただけで…別に香澄が好きそうとかそんなこと全く考えてないからな!!って何だよ!!その顔は!!
もういい!!次回!!"寄せ集めの光"」
誤字報告・評価感想をお願いします。
判明チーム
チーム羽沢珈琲店
つぐみ(バルバトスルプスレクス)・イヴ(ゴッドガンダム)・つくし(??・近接機体)
チームドラマー
ますき(??・00系列)・巴(辟蛇)・花音(??・00系列)
チーム2年A組
あこ(デスヘル)・ロック(??)・明日香(??)
チームパレ町
パレオ(??・SD or MA)・七深(??・SD or MA)・燐子(エアリアル)
チーム月ノ森
透子(NT-C装備)・ましろ(ターンエー)・そよ(??)
チーム瀬田薫とお姫様達
薫(ギャン)・りみ()・ひまり(MSではない)
チームmedley(寄せ集め)
有咲(アカツキ)・蘭(ティターニア)・瑠唯(AGE3-ノーマル)
運営サイド
??・??
美咲・リサ・麻弥:解説