BuilD_Dream!!   作:ツナ缶マン

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お待たせしました。
今回で話が動くよ…どうなったんでしょ(前話でバレてると思うけど
ってことで初投稿です


第9話-君の中の輝き

 

有咲が空を飛び、そよが操るデストロイを単騎で相手取っていた。

その一方、地上では残った標的を捉えるために、建物の隙間を縫うようにして全速力で蘭が駆けていたが、有咲が示した座標のビルの上から空の有咲を狙おうとしていた標的を捉えていた。

 

 

 

 

 

 

「ん…?うわっ!?あれって蘭さんじゃん!!どんだけ武器持ってきてんだ!?」

 

「…見つけた」

 

「やばいって!!こっちくんな!!」

 

「どこ撃ってるの?」

 

接近してきた蘭の存在に気が付いた透子は標的を有咲から蘭に変え、ビルの上からライフルを撃ち始めるが、その射撃は容易く躱されて次第に2人の距離が詰まっていく。

 

「やばっ!?こうなったら…逃げるしか―――」

 

「逃がすわけないでしょ」

 

「あぶなっ!?」

 

「そこっ!!」

 

状況に透子はようやく逃走することを選択したが時すでに遅し、ジャンプで逃走しようとする透子の姿を見た蘭はビームマシンガンを左手で構え、相手の頭上に置く様に撃つことで彼女の逃走を防ぐと、空いていた右にジャイアント・バズを構えて、透子が乗っていたビルに砲弾を叩きこんでその足場を崩して彼女を地面へと叩きつけていたが、透子はなんとか起き上がってライフルを蘭へと突きつけていた。

 

「うわっ!?いった~!!蘭さんやってくれましたね!!」

 

「そろそろかな…」

 

 

 

「貰った~!!」

 

透子はライフルで蘭を狙うと彼女を倒せると思ったのか声を挙げ、ライフルを撃とうとしたその瞬間―――

 

 

 

「隙だらけよ」

 

「うそっ!!爆発した!?」

 

透子の眼前に突如として極太の光が降り注ぎ、その余波に透子のライフルは耐えることが出来ず彼女の手元で爆発を起こし、そんな彼女と蘭の間に入る様に別の機体が割って入ってきた。

 

「さっきぶりね。桐ヶ谷さん」

 

「瑠唯!?」

 

「控室で会った時と同じ反応ね」

 

蘭と透子の間に割って入った瑠唯はあえて透子に聞こえるように通信を繫げて話しかけると、透子は瑠唯の登場が呑み込めずに驚きの声を挙げていたが、控室で会った時と全く同じだと瑠唯は思わず指摘してしまっていた。

 

「2対1かよ~!!ずっる!!」

 

「それじゃ、あたしは周囲の索敵しておくから」

 

 

 

 

 

「へっ?」

 

「はぁ…」

 

2vs1の体面になって思わず声が漏れた透子だったが、気が付けば蘭がこの場所から離脱してしまったことの意味が分からず情けない声が漏れたがそれが通信から漏れていた瑠唯は思わず溜息を零してしまっていた。

 

「ちょっとルイ!?これどういうこと!?」

 

「桐ヶ谷さん。私が相手をするわ」

 

「はぁ!?2人で来た方が有利じゃん!?」

 

「2vs1で言ったら卑怯とかいいそうじゃない」

 

「それはそうかもしれないけど…いやいや!?何で?」

 

「チーム内でそういう割り振りだったから―――としか言えないわね」

 

「マジ訳わかん―――!?」

 

 

 

「ライフルを使って卑怯と言われても癪だから…これならいいかしら?」

 

瑠唯は特に隠すこともなくチーム内での割り振りだと伝えたが、伝えられた透子は理解できていなかったが、そんな彼女の目の前で瑠唯は持っていたライフルを背中にマウントした事に透子は目を丸くしていた。

傍から見たら瑠唯のその行動は舐めているようにしか見えず、それは透子も感じていた。

 

「あたし舐められてる?」

 

「後からとやかく言われたくないから同じ条件にしてるだけよ」

 

舐めてはいないと言うものの彼女自身は舐められてるようにしか感じなかった、透子はその中である意味チャンスを感じていた。

 

 

「これ、よゆーぶっこいてる瑠唯をぶっ倒せば蘭さんから逃げれるんじゃね?」

 

「倒せるのかしら?」

 

「よゆーだし!!」

 

透子はそう言ってバックパックに装備されているサーベルを引き抜いて一気に距離を詰めて瑠唯へと切りかかるが、瑠唯も左腕部に装備されているシールドの裏からサーベルを掴むとそのまま逆手でサーベルの柄を掴み取ったが―――

 

「遅いわね…」

 

「なっ!?」

 

透子のサーベルの一振りを瑠唯はサーベルを発振することすらせず、スラスターを吹かしてその振りを躱してから、隙だらけの胴体を右手で殴りつけると機体の見た目通りの力強いその殴打は透子の機体を後ろに弾き飛ばしていた。

 

「まだやるのかしら?」

 

「今のは偶然だし!!」

 

そう言って透子は再び瑠唯に迫ってサーベルを振るうが、やはり瑠唯からしたら遅すぎるその振りを再び躱すと、透子は出鱈目にサーベルを振り回し始めるが瑠唯はサーベルを使わずに身体捌きだけ彼女の攻撃を数度避けた後にサーベルを発振させて透子の攻撃を受け止めていた。

 

「避けすぎでしょ!?剣で止めないでマジでなめてるっしょ!!」

 

「嘘っ…」

 

 

 

 

 

 

 

「これだけ…?」

 

「はぁ!?ルイ!?どういう意味だし!!」

 

透子の攻撃を受け止めた瑠唯は驚いた様に声を挙げたが、後に続いた言葉を聞いた透子の声は怒りながらその理由を聞くと、瑠唯はいつものような口調で答えてた。

 

「桐ヶ谷さん…あなた、サーベルを振ってくるだけ?」

 

「はぁ?だって剣振ってるんだからそうでしょ!!」

 

 

「美竹さんはサーベルの二刀流で切りあいながら頭のバルカンや腰の実弾を撃ってくるし、市ヶ谷さんに至ってはバルカン以外にも盾の殴打や蹴りが飛んでくるわよ」

 

「いやいや!!意味分かんないから!!」

 

瑠唯は透子を舐めていたから回避を優先していた訳ではない。

彼女はサーベルの攻撃の直後に別の攻撃が来た時に対応するために回避をしていたのだが、その予想に反して透子がしてくるのは持っているサーベルを振り回して攻撃するだけ―――

 

本来、初心者の近接戦闘などサーベルを振りあう程度なのだが、瑠唯の練習相手になっていたのは以前からバトルをしており、高い近接戦闘能力に合わせて、近接戦闘向けに改造している機体を扱っている蘭に、Roselia達のイベント際には紗夜というヤベーヤツとリサの練習に巻き込まれて、美咲と言う化け物を相手にしてきていた有咲。

 

今回のイベントに参加しているメンバーの中では確実にトップクラスの実力を持つ人物たちを相手に練習をしてきた瑠唯にとって、今の透子の攻撃は余りにも単調な物に感じてしまったが、そんなことは透子が知る由もなく、彼女は再びサーベルを構えていた。

 

「まだまだやれるし!!」

 

「そう…」

 

 

「止めた…だったらやってやるっての!!」

 

透子は瑠唯との距離を詰めて再びサーベルを振り下ろすが、瑠唯は危なげなくサーベルでそれを受け止めると透子は空いていた左手をバックパックのサーベルへと飛ばしたが――――

 

 

 

 

 

「遅いわね」

 

「えっ!?切られた!?」

 

「これで終わりよ」

 

透子の左手がバックパックに届く前に、瑠唯は右腕のシールドからサーベルを発振しながら腕を振り上げて透子の左腕を肩の付け根から切り飛ばすが、最初は透子自身は何が起こっているのか分かっていなかったがそんな彼女を他所に瑠唯は振り上げた右腕で今度は透子の胴体を袈裟切りにすると、そのダメージによって透子の右手からサーベルが零れ落ちると同時に最後の一撃として瑠唯は左腕で透子の両膝を切り飛ばして見せる。

 

訳が分かっていなかった透子だったが、最後に一撃を食らって胴体が地面に落ちたタイミングで彼女は瑠唯に何をされたのか何となくだが理解することが出来たがもう遅かった。

 

「右腕からビーム生えてる!?」

 

「この機体の特徴よ…覚えなくてもいいわ」

 

「マジかよ~!!」

 

右腕からビームが生えていることに声を挙げた透子に対して、瑠唯がネタバラシをするのと同時に透子の機体は爆散しのゲームから脱落していく。

 

その爆発を見た瑠唯は左手に持っていたサーベルを再びシールドの内側に戻したタイミングで周囲を哨戒していた蘭が戻ってきた。

 

「お疲れ」

 

「えぇ…桐ヶ谷さんが後で文句を言ってこない様に近接戦だけで倒しましたが…練習の時より圧倒的に楽でしたね」

 

「そう…それでどうだった?」

 

「とりあえず、桐ヶ谷さんに機体と操縦を見せつけられたと思います」

 

「そう、それじゃ目的は達成だね」

 

「えぇ」

 

蘭は目的を遂げた瑠唯に笑みを浮かべると、瑠唯も蘭へと小さく笑みを浮かべて答えるが、それにまだ蘭の目的は遂げておらず、彼女達はこの場で止まる訳にはいかなかった。

 

「市ヶ谷さんを呼んでこの場を離れましょう。桐ヶ谷さんが最初の脱落者みたいです。ルールだと、最初の脱落者が出たら倒した人と場所が公開されるみたいですし」

 

「そうだね。離脱の方がいいね…有咲。終わったからこっちに合流して」

 

 

 

「ナイスタイミングだな。了解。こっちも相手を動けなくしたけどすぐにバラせなさそうだし、他の敵が着たら困るからそっちに合流するよ」

 

「こっちからも向かったほうが早く合流できると思いますが…」

 

「だね。敵が来る前に合流はしときたいね」

 

透子を倒したことを通信で有咲に伝えると、2人も有咲といち早く合流するために彼女が向かって来ている方向へ向かって移動を開始するのだった。

 


 

「最初の脱落は桐ヶ谷さんですか。八潮さんがあんなに圧倒するとは思いませんでした」

 

「市ヶ谷さんが練習相手だったらある程度は出来るとは思ってましたけど、予想以上でしたね~」

 

「有咲もだけど、蘭もイケてるからね~」

 

「さぁ~て!!脱落者が盛り上がってまいりました!!最初の脱落者と撃破場所が他チームが知っておそらくはみんな向かってくることで戦いは激しく―――ってあら?みんなどうしたのかしら?」

 

「それぞれの思惑があるんじゃないですね?そう言う訳で…次回"レポート”」

 

 





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判明チーム
チーム羽沢珈琲店
 つぐみ(バルバトルルプスレクス)・イヴ(ゴッドガンダム)・つくし(??・近接機体)

チームドラマー
 ますき(??・00系列)・巴(辟邪)・花音(??・00系列)

チーム2年A組
 あこ(デスヘル)・ロック(??)・明日香(??)

チームパレ町
 パレオ(??・SD or MA)・七深(??・SD or MA)・燐子(エアリアル)

チーム月ノ森
 透子(NT-C装備) 撃墜・ましろ(ターンエー)・そよ(デストロイ・小破)

チーム瀬田薫とお姫様達
 薫(ギャン)・りみ()・ひまり(MSではない)

チームmedley(寄せ集め)1Pt
 有咲(アカツキ)・蘭(ティターニア)・瑠唯(AGE3-ノーマル)

運営サイド
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美咲・リサ・麻弥:解説
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