BuilD_Dream!!   作:ツナ缶マン

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遅くなりました。
567の後遺症で倦怠感が酷いですが初投稿です。


第12話-不発でいちコロネ!!

謎の機体が飛び去ったのを見たあこ達は破壊された城から飛び出してきた機体を倒そうと海岸を駆けていた。

 

 

 

「いた!!」

 

「1人だけ…?」

 

向かったはいいのだが、3人の目の前にいたのは1機のみだった。

 

「やぁ、子猫ちゃん達」

 

「薫先輩!?」

 

「かおるだ~!!」

 

「私達に盾構えているって事は…来るのが分かってましたね…?」

 

待っていたのは薫の操るギャンが黒い何かの前に立っていた。

しかも、あこ達を待っていたと言わんばかりに盾を構えていたが、それ以上に1人だけと言う状況に違和感を覚えていた。

 

「かおる、1人だけだけど容赦しないよ!!」

 

「それは怖いね…」

 

あこが薫に宣戦布告をするが、それを聞いてもなお薫はいつものように飄々とした態度でそれを聞いていた。

流石にあこと言う経験者を含めた3人で1人を倒すことは容易だと考えていたが、3人を前にしても薫はいつもの調子を崩さなかった。

 

 

 

「あこちゃんの宣戦布告を受けようじゃないか…。なら何時までも話してるのは無粋だね…折角の始まりは派手な花火で始めようじゃないか!!」

 

「六花!!」

 

「明日香ちゃん!?」

 

「大丈夫!!盾が壊れただけだから。上のは私が行ってくるから六花は頑張って…」

 

 

 

 

 

「たぁあああああ!!」

 

薫があこの宣戦布告に答えるのと同時に薫が飛び降りてきた場所―――破壊された城の残骸の中から何かが光ったのを捉えた明日香がロックの前に割り込んで実体盾を構えたその瞬間、何かが直撃して構えた盾を粉々に破壊していた。

 

高台にいる敵は3人の中で唯一飛べる明日香がそこまで行って対応するしかなく、明日香は牽制のビームライフルを放ちながら、上から狙っていた相手へと向かっていくのと同じタイミングであこが薫へと距離を詰めていこうとした時―――

 

「ろっか!!避けて!!」

 

「えぇ!?うわぁ!?」

 

あこが勘で何かを感じ取ってロックに回避を指示を飛ばすと、指示を受けた側は咄嗟に言われて上手く操作できずにその場で顔から地面へと倒れこんでしまうが、運がいいことに地面に倒れたことで彼女の頭上を眩い閃光が通り抜けていく。

 

 

 

「かおるの後ろのおにぎりからビームが出た!?ろっか!!大丈夫!?」

 

「うん…」

 

「おや?あこちゃんに気が付かれてしまったようだね…なら、ここからは2人で相手をしようか」

 

このタイミングになってロックはあこが”おにぎり”と形容した薫の後ろにあった黒い何かからビームが吐き出されたらしいことを把握したが、彼女達の驚きはこれだけに留まらず薫の言葉に応えるように黒い何かは突如として変形し始めた。

 

「うっそ~!?おにぎりが変形してる~!?」

 

「でらおっきい…」

 

突如として黒い物体が変形し、あこ達が扱うガンプラよりも一回り以上大きいMSへと変形していく。

あこ達はその大きさと変形に驚いて固まってしまったが、それ以上にこの機体を使っている人物の名前に彼女達は驚愕してしまった。

 

「さぁ、いこうか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

りみちゃん」

 

「はい!!」

 

「えぇ~!?りみ先輩!?」

 

「うっそ~!?」

 

巨大なMS―――"サイコガンダム"を操っていたのはロックが好きなバンドの先輩であるりみ。

大人しい人物像が思い浮かぶ彼女がこんな馬鹿でかい物を操っているという事実に驚くのも束の間、りみの両手の指先に装備されている10基のビーム砲があこ達に向かって放たれる。

しかし、射撃の精度が低くその射撃があこ達に直撃することは無かったが、余りの圧に圧倒されてしまっていた。

 

「ろっか!!撃って!!撃って~!!」

 

「えっ!?うん…!!」

 

あこの言葉を聞いたロックは自身の機体であるガンダム6号機―――マドロックと呼ばれるガンダムのビームライフルと合わせて両肩の300mmキャノンをりみへ向けて撃ち始める。

彼女もりみと同様に射撃の精度が高くないが、巨体であるりみの機体に命中するコースを飛んでいたが、ビームはりみの目の前で突如として霧散してしまい、肩のキャノンの実弾は機体の堅牢な装甲に阻まれてしまっていた。

 

「えぇ~!?ビームが消えちゃった!?それに、大砲も効いてへん…」

 

「ふふっ…六花ちゃん、ビームの射撃が効かないんだよ~」

 

「銃が効かないなら叩き切ればいいんだよ!!……てりゃあああ!!」

 

「うぇっ!?うん!!」

 

 

 

 

「子猫ちゃん達、悪いけれどそれはさせないよ?」

 

「じゃま!!」

 

射撃がりみに全く通用しないことが分かった途端にあこが最短距離を詰めようとするが、そこの間に薫が割って入っていく。

しかし、あこは立ち塞がった薫を切り伏せようとビームサイズを振り下ろそうとしたが、薫は振り下ろそうとしたビームサイズの柄をシールドで押さえつけていた。

 

「随分と危ないじゃないか…」

 

「うそっ!?」

 

「それじゃこれもプレゼントだ…」

 

「それ!!ヤバい気がする…!!」

 

「これでチェックメイトだ」

 

 

 

 

 

 

「あこちゃん!?」

 

柄を抑えた薫はそのままシールドから機雷を散布し始めた途端、あこはそのまま一気に薫から距離を取ろうと後ろに下がるが、薫はそのままシールドからニードルミサイルを機雷に命中させると放たれたそれが誘爆していき、爆発はあこの事を呑み込んでいく光景にロックは声をあげる。

 

だが、あこの機体はその爆風が晴れていく中から何事も無かったかのよう立っていた。

 

「あこちゃん!!」

 

「おや、今ので無傷なのかい?」

 

「羽根で守らなかったら…危なかった!!」

 

「ならここからは真っ向勝負と行こうか…りみちゃん」

 

 

 

「はい!!」

 

「うわぁ!?」

 

「ろっか!!このぉ~!!」

 

機雷が効かなかったことを見た薫は今度は近接戦で真っ向勝負と宣言した。

しかし、そのタイミングでりみがあことロックの間目掛けてビーム砲を撃ちこんで2人を分断したのと同時に薫とあこが駆けていく。

 

そして、あこの武器の間合いに入った途端に彼女はサイズを振り下ろすが、薫は屈むことでその攻撃をやり過ごしていた。

 

「さて、フェンシングに付き合ってもらおうかな?」

 

 

「くっ!!やりにくい…!!」

 

「あこちゃん!!」

 

「六花ちゃん。薫さんの邪魔したらダメだよ?」

 

「りみ先輩!?」

 

サイズをやり過ごして、サイズの間合いの内側に入った薫はあこへ向けてサーベルと突くがあこはそれを躱す。

しかし、その突きは連続で繰り出されて、最初は避け続けられたが次第に突きがあこの機体を掠め始めていく。

 

それを見たロックは薫の意識を逸らそうと薫目掛けて肩部のキャノンを撃とうとしたが、ロックの目の前の地面に向かってりみがビームを放つと土煙が上がって、ロックの視界を塞いだ。

しかし、それが彼女に思いがけない行動をとらせることになった。

 

「たぁあああああ!!」

 

「2人目…!?これは想定外だね…でも…」

 

 

 

 

「きゃあああ!!」

 

「ろっか!?」

 

土煙をブラインドにしてロックは左手にサーベルを持ってそのまま薫へと向かっていくと、そのままサーベルを前へと突き出した。

だが、あまりにも単調すぎるその動きに薫は危なげなく避けると同時に突き出された左腕を斬り上げ、切られた腕はそのまま宙を舞い、そこ腕で保持していたサーベルは運のいいことにあこの目の前に落下すると、あこはサイズをそのまま腰にマウントすると落ちてきたサーベルを拾い上げる。

 

「これなら…!!」

 

「おやおや…これは…予想外だね…!!」

 

「ろっかの敵討ちだよ!!」

 

「あこちゃん!?まだ死んでへん!?」

 

あこはロックのサーベルとシールドからビーム刃を発振させると、変則的な二刀流でそのまま薫に切りかかっていくと、今度は薫がその攻撃に押され始めていく。

 

「このままでは不味いね…」

 

「薫さん…!!」

 

「りみ先輩!!あこちゃんの邪魔はさせませんよ!!」

 

「ロックちゃんの攻撃は私に効かないよ?」

 

押された薫を援護しようとりみが腕をあこへと向けたが、ロックもその妨害をしようと右腕のライフルとキャノンをりみに向けた。

しかし、りみの言う通り、ロックの射撃がりみに当たっても大した効果がないのは最初に分かっていた。

だが、ロックの狙いは――――

 

「そこや!!」

 

 

 

 

 

「きゃ!?足が!?」

 

ロックが狙ったのはりみ本体ではなく、彼女が立っていた足元。

あこ達が問題なく動き回っていた忘れていたがここは海岸。

足元には砂浜が広がっているその場所で動き回っている2人がおかしいのだが、本来なら足を取られて動きが鈍くなりやすいこの場所にりみも立っていた。

 

そして、ロックはりみがあこを撃とうとしたタイミングで、りみの足元目掛けてキャノンを撃ちこんで彼女のバランスを大きく崩すと、りみの機体は大きく傾いて撃ったビームは明後日の方向へと消えていく。

 

「ろっか!!すごい!!」

 

 

 

「やったよ!!あこちゃん!!」

 

「六花!!避けて!!」

 

 

 

「えっ…?明日香ちゃ―――」

 

「ろっかーーーーー!!」

 

あこを助けて喜んだのも束の間、突如として明日香がロックの名を叫ぶが、ロックは急に呼ばれても反応することが出来ず、どこからか飛んできた砲弾がロックの機体の胴体を貫くとそのまま爆発を起こして撃墜されてしまうのだった。

 


 

「六花ちゃんがやられちゃったね~…あのタイミングで…」

 

「まりなさんが言いたいのも分かりますよ~。上手くいって喜んだところをズドン!!ですからね~」

 

「まぁまぁリサさん、喜びたい気持ちはジブンも分かりますけど」

 

「そうですよ。だけどあのタイミングで撃墜ってことは六花は3人チームって事が抜けてましたね」

 

「じゃあ、あのタイミングで倒したのって…」

 

「おそらくですけど上原さんですね」

 

「ひまりの機体の登場は次の話だね?って訳で次回"30cmの衝撃”」

 




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判明チーム
チーム羽沢珈琲店
 つぐみ(バルバトスルプスレクス)・イヴ(ゴッドガンダム)・つくし(??・近接機体)

チームドラマー
 ますき(??・00系列)・巴(辟邪)・花音(??・00系列)

チーム2年A組
 あこ(デスヘル)・ロック(マドロック) ・明日香(デスティニー)

チームパレ町
 パレオ(SDゼロカスタム)・七深(ハシュマル)・燐子(エアリアル)

チーム月ノ森
 透子(NT-C装備) 撃墜・ましろ(ターンエー)・そよ(デストロイ・小破)

チーム瀬田薫とお姫様達
 薫(ギャン)・りみ(サイコガンダム)・ひまり(MSではない)

チームmedley(寄せ集め)1Pt
 有咲(アカツキ)・蘭(ティターニア)・瑠唯(AGE3-ノーマル)

運営サイド
??・???(ケルベロス・バクゥ・ハウンド)
美咲・リサ・麻弥:解説
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