感想とか見ましたが、頭バエルかよ…
ってことで、ここでギスギスの爆弾ぽーい!!
パスパレちゃんのアンケは3/819:00まで位で〆させてください
「ろっか~。紗夜さん、前の話でひなちんに負けちゃったね~」
「あこちゃん…そうだね…」
「でも、練習だもんね!!2人とも自分のじゃなかったし!!本番だったら大丈夫だよね!!」
「そうやろか…?」
「ろっか?どういうこと?」
「えっ…?その…とりあえず、どうぞ!!」
「あっ!!ちゃんと説明してない~!!」
「…」
バトルシステムのボイスが紗夜の敗北を告げたが、それを聞いた彼女は何がどうなったのかがまるで理解が出来無いまま、目の前のコンソールが消えていき、彼女の目の前には両腕が破壊されいるバエルとライフルを失ったDX、そして彼女の向かいには日菜が笑みを浮かべて立っていた。
「最後どうなって…?」
「おねーちゃん!!」
「…何かしら?」
紗夜が最後のことを思い出そうとしたが、そんな彼女の元へと日菜は笑みを浮かべたまま紗夜に駆け寄って声をかけ、紗夜もそんな彼女にいつものように振舞いながら答えるが、日菜はとんでもない言葉を口にしていた。
「お姉ちゃん!!今日はおもちゃだったけど、お姉ちゃんと遊べて楽しかったよ!!」
「…私と?」
「ね!!おねーちゃん!!また遊ぼうね!!」
「そうね…時間が取れたら…考えておくわ。そういえば、あなた時間は大丈夫?」
「そうだった!!もうそろそろ行かないと!!じゃあね~!!」
テンションの高い日菜は笑いながら紗夜に語りかけると借りてきた2機のガンプラを回収して店に返すと、そのままショッピングモールから出てから事務所へと向かっていく。
その道中で日菜は見なれた後ろ姿を見つけるとそれを追いかけるように駆け出していた。
「千聖ちゃ~ん!!」
「あら?日菜ちゃん?あなたこんな所で何をしているの?」
「えへへ~。さっきまでショッピングモールでおねーちゃんと一緒に遊んでたんだ~」
嬉々とした表情を浮かべて千聖に話す日菜。
話を聞いた千聖だったが、学生でもある彼女達は授業があるはずなのにどうして遊んでたのかが気になっていた。
「紗夜ちゃんと…?2人とも授業は?」
「うん!!おねーちゃん、授業がもうなかったらしくてね~」
「日菜ちゃんは…?」
「途中で出て行くのも迷惑かな~って思って先生に話して休んだ!!」
「私だって、途中まで授業を受けてから来てるのに、何してるのよ…」
「ん~。だって必修だから取ってるけど、授業つまんないし、テストで点とればいいって言ってたから!!」
「もう…アイドルの前に大学生なんだから、次からはちゃんと出ないとダメじゃない。授業真面目に出てないのが原因でイメージダウンになったら、困るのは私達なのよ?」
「えぇ~…でも、それは困るからそうするね~」
日菜の授業の事を聞いた千聖は彼女を注意すると、日菜は不承不承と言った雰囲気でそれに答えたものの千聖は日菜が心配になっていたが、すぐに彼女は日菜の性格から判断してこれ以上の注意を諦めた。
そんな諦めの千聖に構うことなく、日菜は紗夜との事は話し出していた。
「千聖ちゃん。そういえば、さっきおねーちゃんとガンプラで遊んだよ!!」
「そうなのね?イベントの為に練習…いえ、私達は告知されてるけど、あっちはまだ告知されてないのに迂闊じゃないかしら?」
「ううん。ふつーに遊んだだけだから大丈夫だよ?この前買ったのもまだ作ってないから、お店の借りてね~。でも、本番の時はもっと楽しいんだろ~な~」
「…とりあえず、今日はそのイベントのCM撮影だから…その後でも麻弥ちゃんに教わりながら作りましょうか」
「そうだね!!」
そんな会話をしながら2人は仕事をするために集合場所である事務所へと向かっていく。
その一方で、紗夜は未だに日菜と一緒だった店の中にいた。
「私も出ないと…あれは…」
そう言って彼女は店を後にしようとしたが、そんな彼女の視界にはあるものが写りこんだ。
「これはさっき日菜が見てた…それに、この映像は私と日菜の…」
紗夜が見たのは日菜がこの店に入ろうと言い出した切っ掛けの画面。
そこには先ほどの紗夜と日菜の戦闘映像が映し出されており、紗夜は思わずその映像を眺めていた。
「そう…ここで日菜に攻撃が当たって…そこから距離を詰めて…それで、日菜が体当りしてバランスを崩した所で背中の羽根を破壊されて…ここから最初に画面がブレたのは頭を壊されたからだったのね…」
画面では紗夜が操っていたバエルがDXに電磁砲を当ててからの攻防から日菜によって羽根と頭部が破壊された。
「そう。ここで日菜が銃を捨てて、その剣を2本の剣で受け止めてから…そこから…どうなったのかが分からない…」
ここまでは覚えているがそれ以降が殆ど理解できていなかった紗夜はこの後のシーンを食い入るように見入っていた。
「嘘…」
そこに映っていたのは紗夜が自身の目を疑ってしまうほどに信じがたい光景だった。
バエルと鍔迫り合いをしていたてDXがブレストランチャーとマシンキャノン、そしてヘッドバルカンの3つの武装をバエルへと一斉に放っていた。
バエルがその射撃の衝撃で身体が揺られていた中でDXは射撃を続けながら、腰に装備されていたもう1本のビームソードを抜いて、そのままバエルの両肘から先を斬り飛ばした。
斬り飛ばした後も未だに射撃を続けて、DXの背中が変形させてツインサテライトキャノンの発射体勢を整えた途端にヘッドバルカンだけを明後日のバエルの後ろへと射線をずらす。
射線をずらした先にはDXが投げ捨てていたライフル。
それがバルカンの弾丸によって爆発すると、その爆風がバエルの体勢を再び崩させたのと同時にチャージが終わったサテライトキャノンを至近距離でバエルに直撃させると紗夜が聞いたのと同じバトル終了のシステムボイスと共に映像が止まったのを見た紗夜の頭の中には先ほどの日菜の言葉が思い浮かんでいた。
―――今日はおもちゃだったけど、お姉ちゃんと遊べて楽しかったよ!!
日菜からしたらガンプラと言うおもちゃで紗夜と遊べたことが楽しかった。
そう思っていたが、当事者の一人である紗夜は先ほどのこの映像を見た途端、日菜からしたらあり得ないのだが彼女が言った事とは全く別の意味で捉えてしまっていた。
「私”と”おもちゃでじゃくて…私"を"おもちゃにして楽しんでるじゃない…」
映像を見てしまった紗夜は日菜の言葉が”姉と遊んだ”ではなく”姉で遊んだ”という歪んだ捉え方をしてしまっていた。
紗夜は絶対に日菜が自身が考えている様な考えていったわけではないのは頭では理解している。
理解はしているのだが、今この画面に映されていた戦闘―――いや、もはや戦闘とも言えない一方的な蹂躙を見てしまった状態では日菜の言葉を素直に受け止められるほど紗夜は純粋にはなれなかったのだ。
「…っ!!」
そんな紗夜の中では以前まで日菜に感じていた強いコンプレックスが蘇り、自身の中で黒々とした何かを浮かんでくるのを感じていた。
以前に音楽について話をした際に、別々の音を出すと約束をした2人。
そこから2人の溝が埋まっていったと思っていたが、この現状を前に紗夜は再びの日菜に対しての深い溝を感じてしまっていた。
それを理解してしまった彼女はその場から逃げ出すようにして店を後にするのだった。
「アレ…?紗夜?何してたんだろ?」
しかし、そんな姿を見られていたことに紗夜自身が気が付くことは無かった。
「ヒナさん!!戦えない相手をあそこまで追い込むなんて…ぶしどーに反します!!」
「イヴ…でも、遊びだよ?」
「だとしても、です!!」
「ちょっと落ち着いて~。予告しないと…」
「そうですね…。えっと…メモはどこにあるのでしょうか…?」
「これだよね?りみ…」
「私…!?えっと…日菜さんへのコンプレックスが復活してちゃった氷川先輩。そのせいで彼女は日菜さんだけじゃなく他の周囲ともギクシャクし始めてしまうのだった…次回"どす黒い感情の底で"…氷川先輩の修羅場が見れるよ…。修羅場よりホラーがいいなぁ…」
「最後ちょっと違いませんでしたか…?」
「でも、内容はそれっぽいから大丈夫でしょ。じゃ、そう言う事で~…」
誤字報告・評価感想をお願いします。
感想評価でアグニカポイントを進呈予定(大嘘・まぁ、貰っても何の役にも立ちませんが…