前回は強化人間りみvsエクステンデッドそよのキャットファイトをしていましたが、
今回はそれに比べたら地味やなぁ…って思いながら初投稿です
「はぁああああああ!!」
「てぇえええええ!!」
渓谷エリアではAfterglowの3人が蘭がビームサーベルを、つぐみが太刀を構えてながらいきなり最大速度で突撃してくるが、そんな中で2人と同じように突撃していた巴が突如として急減速をかけて―――
「格闘したい気持ちも分かるけど…!!まずは流れを掴む!!」
「「っ!!」」
「やっぱこれは避けて…やっぱりつぐがこっちに来たな!!」
巴は戦闘の流れを自身の物にしようと近接戦をしようとしていた2人に対して無慈悲にもライフルを発砲するが2人は難なくそれを回避して見せていた。
しかし、2人はいきなりの射撃に出鼻をくじかれてしまう形になったが、即座につぐみが太刀を突き立てようと巴に突撃していくが、巴はつぐみの行動を完全に読んでいた。
「てぇえええい!!」
「よっと!!」
「避けた!?」
太刀を突き立てようと向かってきたつぐみを巴は可能な限り引き付けてから回避してみせると、避けられたつぐみは目を丸くしていたが彼女の驚きはそれだけではなかった。
「そいやっ!!」
「くぅうううう!!」
「そこっ!!」
「なんのっ!!」
つぐみの攻撃を回避した巴は機体の肩と足首にあるスラスターを展開した突撃形態へと変形させるとすぐさまつぐみへと体当りを食らわせるとつぐみはそのまま後ろに飛ばされた所に蘭がジャイアントバズで狙い撃つ。
しかし、つぐみは吹き飛ばされいた状態から片手を地面について急減速をかけて蘭の射撃をやり過ごしてからそのまま片手でバク転して機体の体勢を立て直しながらテイルブレードを巴に向かって放つも、巴はイヴから奪い取っていた太刀でテイルブレードをそのまま弾き返すと、再び3機が睨み会う状態に戻っていた。
「不意打ち気味にライフルで攻撃したのにあっさり対応してくるのは流石だな」
「もう!!巴ちゃん!!危なかったよ!!」
「つぐみ、そう言いながら余裕で対応してたじゃん…」
僅かな時間で目まぐるしい程の戦闘を繰り広げてから睨み合う3人だったが、会話の空気はいつも通りで戦闘と会話のギャップが物凄い事になっているが誰もその事を指摘することはなかった。
「こんなイベントで戦えて…面白くなってきたね!!」
「そうだね…つぐみの言う通りだね」
「だな!!どうせなら、誰よりも楽しんだ上で…勝たせてもらうぜ!!」
「楽しいけど、巴に勝ちは譲るつもりはないよ」
「私だって…負けないから!!」
この3人は誰よりも今のバトルを楽しんでいる。
そして、楽しんだうえで自分が勝つという強い気持ちを抱きながら3人は再び武器を構え直して飛び出していく。
そんな戦闘が繰り広げられている上空では――――
「ふえぇ~!!」
「無茶苦茶な動きなのにまた躱したわね…」
瑠唯が上空で花音に向けてライフルを放つが、花音の無茶苦茶ともいえる動きによってその事如くが回避されていたが、空にいるのは彼女たち2人だけではなかった。
「こっちだ!!」
「佐藤さん…」
「なっ!?」
花音を狙っていたタイミングでますきがソードを構える姿を捉えた瑠唯はますきがソードを構えてる姿を前に突如としてスラスターを止めた。
その行動に驚いたますきだったがソードは止めることが出来ず、ソードは自由落下していく瑠唯の頭上を通り過ぎて隙を晒したますき。
瑠唯はそんな隙を見せたますきをサッカーのオーバーヘッドキックの様な蹴りを食らわせてますきとの距離を取っていた。
「がっ…!!おいおい、蹴ってくるなんて随分と脚癖悪いんじゃねぇか?」
「……………市ヶ―――いえ、師匠譲りなもので」
「おいおい…」
「えーい!!」
瑠唯から蹴りを見舞われたますきは彼女らしからぬ行動を指摘してしまったが、指摘された瑠唯は何食わぬ顔をしながら頭の片隅でバトルを教わった有咲の事を思い浮かべながらその疑問に答えていたが、そのタイミングで花音が瑠唯にGNハンドガンで瑠唯を撃ち始める。
瑠唯は即座に回避行動に入ったことで直撃はないものの、その射撃のいくつかは彼女の至近を掠めていく。
「確実に狙ってくるものよりも至近を掠めて来る方が対処しにくい…美竹さんの言ってた通りね…だったら…」
「おらーっ!!」
「またっ…!!」
「くそっ!!また避けられた…!!」
「危ないっ!!」
「くっ…!!」
瑠唯は蘭から教わった事を思い出すとこの厄介な状況を作っている花音を落とそうとライフルを構えたが、そこへますきが再び切りかかるのをそれをなんとか回避してライフルを構えたタイミングで花音が再びビームを放って瑠唯の行動を妨害してますきの離脱を援護していた。
離脱したますきは攻撃が避けられたことを悔しそうにしていたが、顔には出さないものの瑠唯はそれ以上に今の状況を歯がみしていた。
「片腕があれば…いえ、無いものねだりはしても意味がないわね…」
先ほどの攻撃も今回の攻撃も瑠唯の技量で回避することは出来ていたが出来るのはそれだけで、ライフルからサーベルへと武装を切り替えて反撃することが出来なかったのだ。
AGE-3の機体構造上、ライフルを構えている状態だと腕部のサーベル発振部に干渉してサーベルを使用することが出来ない。
これがもし万全の状態だったならライフルを構えていない腕でサーベルを使ってカウンターを狙うことも出来たが片腕の瑠唯にはそれが出来ない。
今の瑠唯がサーベルを使おうとライフルをマウントした途端にますきは近接戦を止めて射撃戦へと移ってしまい、仮にそうなったら2人からの射撃を避けれる自信は瑠唯にはない。
正に瑠唯にとってライフルこそがこの場で生き残るための唯一の生命線で、そんな状況でもなんとか打開策を考えようとしていたが、その思考の時間を与えられることは無かった。
「おらおら!!どうした瑠唯!!避けてばっかじゃねぇか!!」
「ふえぇ~!!当たって~!!」
「くっ!!」
「瑠唯の奴、遅そうな見た目で良く動くな!!」
思考しようとしたそのタイミングでますきと花音の2人からの射撃が飛んできたが、瑠唯はそれを躱していくと、そのタイミングである案を思いつくと彼女は思わず呟いてしまっていた。
「まるで桐ヶ谷さんが考えそうな事ね…でも…」
こんな可能性が低いことを考えるのは透子ぐらいだろうと瑠唯は自身の中で自虐していたが、それでもこの状況を返すためにはそれくらいの事はしなければチャンスはない。
そう判断した彼女は遂に機体の動きを止めると、それを見たますきがソードを構えて一気に距離を詰めにかかっていた。
「瑠唯!!止まったな!!」
「やるしかないわね…」
「どうせまた避けるんだろ!!知ってんだよ!!」
何度も瑠唯に切りかかっていたますきは動きを止めた瑠唯はこの状況でも回避することを把握しており、突撃してくるますきはソードだけではなく空いていた左手にビームサーベルを握しめて突撃していくが――――
「なっ!?」
「…」
「避けようともしねぇ!?…諦めたってことかよ!!」
敵が向かってくるにも関わらず全く避けるような行動を見せない瑠唯にますきは驚いていたが、優位な状況のため自分にとって都合のいい考えを持ってしまった。
だが、そのますきの考えは完全に間違っていた。
「これで!!終わりだ…!!」
瑠唯が動かない姿にますきは勝利を確信してしまった彼女はソードを正面に突き出したが、それを見た途端に瑠唯は即座に動き出した。
「ここよ!!」
「はぁ!?ライフルを捨てた!?」
瑠唯はあろうことが自身の生命線ともいえるライフルをますきに向かって投げつけていたが、瑠唯はただライフルを投げつけただけではなかったのを、ますきは自身の射程に入ってようやく気が付いた。
「こいつ…!!ビームが…!!」
瑠唯が投げつけたライフルは発射寸前の状態でしかも銃口は彼女を捉えていた。
このままソードでライフルを切り裂いて大ダメージを覚悟で瑠唯に向かっていくか?
回避しきれないのが分かっているが少しでもダメージを抑えるために攻撃を止めて回避に専念するか?
このハイリスク・ハイリターンか安定の2択を突き付けられたますきは―――
「躱すしかねぇ…!!」
「ますきちゃんが避けた!!」
安定を選び彼女は機体を大きく左に傾けたのと同時に瑠唯が投げつけたライフルからはビームが発射されると、ビームはますきの右側を通り抜けていく。
ビームが通り抜けたのを見た花音は瑠唯が投げたライフルを撃って破壊するとますきの事を確認するが、ダメージが無いように見えた彼女に驚いていたが、ダメージがないなんて言う事は無かった。
「右肩に掠って…ちっ!!武器が!!」
瑠唯のライフルから放たれたビームはますきの機体に直撃こそしなかったが、機体の武装であるGNソードを掠めており、ますきはほぼ反射的にGNソードを投棄すると、武装は投棄されてすぐに爆発していた。
ますきは武装が破壊されたことに驚いていたが―――
「くっ…って瑠唯の奴!!どこ行きやがった!?」
「今探すね!!」
それに気を取られて瑠唯の存在を失念して見失ってしまったが、それをフォローするために花音がすぐに瑠唯の存在を探し始めるとすぐに彼女は見つかったが――――
「ますきちゃん!!上!!」
「えっ!?がぁああああ!!」
瑠唯は今の爆発に紛れて2人の頭上を取っていた。
だが、遠距離武器を失った瑠唯に頭上を取られてもさしたる脅威ではないと思っていた2人だったが途端に瑠唯は頭上から一気に急降下してますきを蹴ってそのまま彼女諸共地上へ向けて落ちていく。
すぐさま花音は瑠唯にハンドガンを向けて撃とうとしたが彼女は撃つことが出来なかった。
「ますきちゃん…あっ!!」
「瑠唯!!お前!!」
「佐藤さんがいれば松原さんは撃ってこないでしょう。私に当たったビームは貫通してしまいますからね」
ますきの背中に乗った瑠唯。
完全にこのままサーベルでトドメを刺せる状況にも関わらず、瑠唯は彼女を盾代わりにするためにあえて彼女を活かしてそのまま落ちていくこの状況に瑠唯は不意に思ったことを口に出してしまった。
「波乗りみたいですね…もっとも、普段は
「てめぇ…!!」
「師匠達曰く、精神攻撃は基本らしいですから」
思ったことを口走った上で瑠唯は教わったことだとさらっと口にしてますきのヘイトを向けさせると、ダメ押しとばかりに瑠唯がますきへと最大級の煽りをかましていく。
「それに佐藤さんは以前は”狂犬”って呼ばれてましたよね?」
「あぁ!?それがなんだってんだよ」
「犬は地上を走る生き物ですよ?」
「なっ!?おまっ―――」
瑠唯の言葉に驚いたますきは彼女に言葉を返そうとしたが、その言葉を言い切る前にますきは瑠唯によって左腕を切り飛ばされるとそのまま地表へと叩きつけられてしまうのだった。
「うっひゃ~…瑠唯の言葉責めとんでもないね~」
「あの調子で淡々と言われてしまったら、ジブンでもキングみたいに冷静さを失くしそうですよ…」
「アタシなんてあんなの言われたら泣いちゃうって」
「市ヶ谷さん達は何を教えてるの…ってリサさんはそんなこと全く思ってないでしょ…」
「バレちゃった」
「それにしても若干一名はどこにいるのか分かりませんが…大分集まりましたね」
「市街地では大怪獣バトルで渓谷では4つ巴?の大乱戦に市ヶ谷さんがバカとバトルで大分思惑通りに集まってきましたね」
「美咲…遂に紗夜の事を名前で呼ばなくなったね…あのバカは後回しにしてもうちょっと見てみよっか」
「ですね。次回"リベンジ"」
「リベンジ…あぁ…なるほど…そう言えばそうでしたね…」
誤字報告・評価感想をお願いします。
判明チーム
チーム羽沢珈琲店1Pt
つぐみ(バルバトスルプスレクス)・イヴ(ゴッドガンダム・中破)・つくし(ジム・ストライカー)
チームドラマー
ますき(エクシアリペアⅡ・左腕欠損)・巴(辟邪)・花音(スローネドライ)
チーム2年A組1Pt
あこ(デスヘル)・ロック(マドロック) ・明日香(デスティニー)
チームパレ町
パレオ(SDゼロカスタム)・七深(ハシュマル)・燐子(エアリアル)
チーム月ノ森1Pt
透子(NT-C装備)・ましろ(ターンエー)・そよ(デストロイ・小破)
チーム瀬田薫とお姫様達1Pt
薫(ギャン)・りみ(サイコガンダム)・ひまり(ヒルドルブ)
チームmedley(寄せ集め)1Pt
有咲(アカツキ)・蘭(ティターニア)・瑠唯(AGE3-ノーマル・右腕欠損)
運営サイド
紗夜(クロスボーンガンダムX1フルクロス)・千聖(ケルベロス・バクゥ・ハウンド)
美咲・リサ・麻弥:解説