感想来て(`・ω・´)シャキーンってなったので初投稿です。
サブタイトルから今回は誰の話かは…分かるね?
時間は瑠唯が空中でますき達を相手に戦い始めた時まで遡る。
蘭達がバトルしている地点から少しだけ離れた場所では巴からの奇襲を受けたイヴにつくしが駆け寄っていた。
「わぁああああ!!イヴ先輩!!」
「この程度…!!」
つくしに心配されてイヴは大丈夫と返事を返したが、本当は全く大丈夫ではなかった。
「いやいや!!脇腹がすっごい抉れてますよ!?」
「…大丈夫です!!技を出すのは難しいですが、サーベルなら腕が動けば戦えます!!」
巴によるライフルのゼロ距離射撃とライフルの爆発に巻き込まれたことによってイヴの脇腹は深くえぐり取られてしまい、機体に負荷がかかる機動を取ることが大きく制限されてしまっていた。
しかし、ビームサーベルならば腕だけで振るだけでダメージを与えられるため通常の戦闘だけなら問題ないと判断してイヴは即座にサーベルを抜刀して構える。
「若宮さんと二葉さん…パレオさん…」
「イヴちゃんと戦うなんて~!!でも、イヴちゃんを傷つけるのは~…」
「パレオさん…」
「はい!!どうしましょうか!!」
そんな状況を前に燐子とパレオも自身の武器を構えたが、パレオは自分の推しであるパスパレとバトルすることにテンションが上がっていたが、それと同時に推しを傷つけることに対する抵抗感を覚えているかのような言葉を漏らしたのを見た燐子はこの後にどうやって戦うかの作戦を彼女に告げた。
「パレオさんは二葉さんをお願いします」
「えっ…?」
「若宮さんは私が倒します…」
「えぇ~!?」
燐子の言葉を聞いたパレオは驚きを隠さずにはいられなかった。
こちらにしかない射撃武器と言う圧倒的なアドバンテージを活かして損傷しているイヴを最速で落としてからつくしを相手にする。
それがこの場で考えられる最良の戦略だと思っていたパレオだったが、燐子はあろうことか1人でイヴを相手にすると言ったことが信じずに驚きの声を挙げると、それに連動するかのようにパレオの機体―――SDの目も驚きを現すかのように目をパチパチを何度もまばたきし始めてしまっていた。
当然、そんな答えを出した燐子の考えが分からないパレオは思わず彼女に聞き返してしまっていた。
「あの…!!2人でイヴちゃんを倒してからの方が…」
「パレオさん、若宮さんを撃てますか…?」
「あうぅ…そう言われてしまうと…」
当然、その意見に反対しようとしたが燐子にしては強めの言葉を聞いたパレオは即座に撃沈した。
彼女の言う通りパレオの心情的には推しを撃ちたくはなかった。
だが、撃たなければいけない状況で撃てなければいる意味がない。
それを理由に燐子はパレオにつくしの相手をさせることを選んでいたのだが、それ以上に燐子にはイヴを相手にしたい別の理由があった。
「それに以前に若宮さんに倒されてますから…リベンジがしたいんです…」
「あっ…そういえば…」
以前にあったRoseliaとパスパレのバトルで燐子はイヴの手によって撃墜されていた。
燐子の中にあるゲーマーとしてのプライドが彼女に負けっぱなしでは終わりたくないと思っていたが、あのイベント以降は紗夜とリサ達と違って燐子もイヴもバトルから離れていた。
しかし、今回のイベントにパレオと七深に誘われて、なんの因果かは分からないがこうして燐子はイヴと再戦する機会が巡ってきた。
こんな機会は今後は無いかもしれない。
そう思った燐子は戦略的には間違っているのを承知で1vs1でイヴと戦うという彼女らしくない作戦をパレオに告げていた。
それを聞いたパレオの答えは―――――
「…分かりました!!」
「えっ?パレオさん…?」
返ってきたのはまさかの肯定の言葉。
パレオが反対するなら諦めようと考えていた燐子だったが、肯定の言葉を聞いた彼女は驚きを隠せなかったが、そんな燐子にパレオはニコニコとした笑みを浮かべていた。
「燐子さんの気持ちも分かります!!だから、パレオは燐子さんのお手伝いをさせていただきます!!」
「…ありがとうございます」
「いえいえ!!パレオはイヴちゃんと同じイベントに参加者という同じ立場にいられるだけで充分ですから!!」
燐子の感謝の言葉を聞いたパレオはそのまま上空に飛ぶと両手でバスターライフルを構えるとそのままつくしに照準を合わせていた。
「では…パレオ!!撃ちます!!」
「わぁあああ!!」
「ツクシさん!!」
「だっ…大丈夫です。横を通っただけですから…とにかく少し離れましょう!!2人纏めてやられちゃ…って、えっ!?こっちに来た!?でも!!」
燐子に答えたパレオはライフルをつくしの横へ撃ちこむと、その射撃を受けたイヴ達は即座に二手に別れ突撃してきた。
相手の動きを見たパレオは迫ってきたつくしに向かっていくが、パレオの機体“ウイングゼロカスタム”には設定上ならばツインバスターライフル以外にもサーベルやマシンキャノンと言った装備があるのだが彼女の機体が装備しているのは連結状態になっているバスターライフルのみ。
そんな機体で近接専用のつくしに向かっていくのは完全に自殺行為だったが、あろうことかパレオは自機の翼を前に動かして大気圏突入形態へと変形して――――
「武器がないなら、機体をぶつけてでも止めます!!」
「うえぇええええ!?でも、こっちに来るなら…やるしか…」
体当りを繰り出すという暴挙に出ていた。
それを見た狙われたつくしも驚いていたが、やるしかないと不安な気持ちを抑えてスピアを自身の前に構えるとそのまま前に突き出しだのだが――――
「えっ!?外しって早く出しすぎちゃった!?」
「突撃~!!」
「きゃあああああ!!」
「では!!燐子さん!!ご武運を!!」
焦ってしまった彼女はパレオが射程に入る前に突き出してしまい、スピアが虚しく空を切ってしまいパレオの体当りでつくしの機体は大きく後ろへと吹き飛ばされるとパレオはつくしに向かって飛んでいく。
それを見送った燐子は機動力を上げるためにビットオンフォームへと変わってから、すぐさまイヴへと視線を向けると彼女は何を思ったのかある程度の距離を取った上体でサーベルを燐子へと突きつけていた。
「リンコさんが接近戦が出来ないのは知っています!!以前のイベントでは盾を飛ばしてしかいませんでしたし、それにこの間ユキナさんと練習して惨敗したと聞きました!!」
「…」
確かにバトルに復帰した直後に友希那とリサの2人に近接戦の相手をしてもらっていたが、あの蘭ですら教えることに匙を投げてしまうほどの酷い腕だったあの友希那を相手に燐子は一方的にボコボコにされてしまう程の悲劇的な腕だった。
そして、今回のイベントでもライフルは使ってもビットは全く使っていない彼女を見たイヴは近接戦が出来ないと言う認識を持っていたが、イヴは勝つためにその苦手な部分をついて戦うことを決めていた。
2人は互いにライフルとサーベルを手に睨み合うとすぐにイヴが動き出した。
「御覚悟!!」
「…っ!!」
「甘いです!!」
「まだ…!!」
サーベルを片手に向かってくるイヴに対して燐子はライフルで迎撃するが、イヴは燐子が放つライフルの射撃を難なく躱しながら接近し、サーベルが射程圏内に入った途端にイヴは燐子のライフルを破壊しようとサーベルを振り下ろしたが、そのサーベルは虚しく空を切っていた。
「なっ!?ライフルを投げて持ち替えて…!!」
「これを避けて…!!」
「ぐぅうううう!!機体が…!!」
イヴのサーベルは間違いなく燐子のライフルの銃身の中ほどまでを切り裂ける軌道だったが、燐子は切られる直前に右手に持っていたライフルを左手に投げ渡すことでイヴの攻撃を躱してからライフルでイヴを狙ったがイヴはなんとかこれを回避した。
だが、その代償として巴に与えられたダメージが爆発的に機体全体へと広がっていき、彼女は機体の限界を感じ始めて勝負に出ることにした。
「リンコさん…次で決めます!!」
「決着です…」
「…ぶしどー!!」
短期決戦を決めたイヴは今度は両手にサーベルを構えて向かっていくが今度の燐子はライフルを撃つことなくその場で構えていた姿に回避して一撃を決めるつもりだとイヴは考えると、回避に対応するために右手のサーベルを振り上げようとしたがイヴのサーベルが上に上がらない。
「くっ…!!」
「なっ…ライフルからサーベルを…!!」
燐子はイヴが振り上げようとしたサーベルに合わせてライフルからビームブレイドを展開して攻撃を繰り出される前に止めてみせたが、イヴの攻撃はこれだけではなかった。
「ですが、サーベルはもう1本あります…!!」
イヴの攻撃は1つではない。
もし、片方の手が止められようともう片方で仕留めれば問題ないと2段構えの攻撃として左手のサーベルを振り上げてそのまま燐子へと振り下ろした。
「今です…!!」
「なっ!?リンコさんがサーベルを!?」
イヴが仕掛けた2撃目を燐子はサーベルを使ってそれを防いで見せた。
普段ならサーベルの攻撃を受け止められても気にすることはないが、近接戦が出来ないと思っていた燐子に防がれたと言う現実がイヴのメンタルに大きなダメージを与えていたがこれだけで燐子は終わらなかった。
「行きます…!!」
「なっ!?くっ!!」
イヴの攻撃を防いだと思ったが、今度は燐子がビームブレイドとサーベルの変則的な二刀流でイヴへと切りかかっていく。
なんとかその攻撃をイヴはサーベルで捌いていくが、自身が置かれている状況を未だに信じられない彼女の動きは精細を欠いており、ダメージを受けていることもあって確実にその動きが鈍くなっていることもあって燐子は近接戦を果敢に挑んでいく。
「手ごわい…」
「一度距離を取って仕切り直しを…!!」
燐子に攻め立てられて、追い詰められたイヴは仕切り直そうと振り抜いてきたサーベルを力で押し退けて、バックステップで後ろに下がってしまったが、イヴが取ったその行動は完全に間違いだった。
「貰いました…!!」
「なっ!?」
イヴが後ろに下がったのを見た途端に燐子は機体に装備したビットを展開するのと同時にビームを放つと、イヴはその攻撃の速さに反応できずに四肢を貫かれると同時に爆発を起こして手足が消し飛ばされる。
撃墜の判定にはなっていないが、こうなってしまってはもはやイヴに抵抗する術はない。
だが、イヴには逃げる術はあった。
「背中を切り離せばまだ…!!」
イヴが使うゴッドガンダムは機体本体と背面のコアランダーに分離することが出来、攻撃する術を全て失ってしまうが撃墜だけは避けられる。
不本意だがチームの為には生き延びるほうが良いと判断したイヴは機体とコアランダーを分離した。
―――が、それを実行するには時間が掛かり過ぎていた。
「これで脱出を…っ!?」
コアランダーと分離に成功したイヴだったが、機体の目の前には既に燐子が迫っていた。
「これで…終わりです…!!」
「間に合わな―――っ」
イヴはコアランダーで逃げようとしたが、目の前に迫っていた燐子のビームサーベルとビームブレイドが機体諸共コアランダーに突き刺さり、脱出しようとしたコアランダーは小さな爆発を起こした。
燐子はビームの発振を止めるとゴッドの胴体とコアランダーは力なく地面へと崩れ落ち、燐子のコンソールの画面端には彼女がイヴを撃墜したという情報がハッキリを映し出されていた。
「勝った…」
その情報を見た燐子はリベンジに成功したことを喜んでいたが、バトルは未だに終わってはいない。
「パレオさんの援護に―――あれは…」
早くパレオの元へと向かって援護をしなければいけないと思って機体を動かそうとしたその瞬間。
パレオが向かった方向で空から機体が地面に叩きつけられていく光景を目撃するのだった。
「燐子先輩…若宮さんにリベンジ成功しましたね」
「アタシ、めっちゃ頑張ったからね~。最初は友希那に負けるレベルだったのをあそこまで出来るようにしたんだから!!今の燐子なら麻弥と近接戦してもいい勝負するんじゃない?」
「イヴさんからしたら燐子さんがサーベルを振り回してくるのは完全に想定外でパニックになってから立ち直るまでに落とされた形っすね。リサさん、そうかもしれないっすけど、ジブンの場合はサーベルが届く距離に来る前に撃ち落さないとダメっすからね」
「あ~…近づかれたら銃でぶん殴ってくるもんね」
「ですね。ケルディムとかサバーニャのならあたしにも出来ますけど、大和さんの場合は普通のビームライフルでもやってくるからヤバいですよね」
「ケルディムとサバーニャのはやりやすくておススメです。そういえば、市ヶ谷さんもライフルを銃剣にして格闘してますから見込みあると思います!!ぜひ、ガン=カタを…」
「麻弥、変な宗教始めないの…」
「ふへへ…すいません。と言うことで次回!!"蝶の舞"」
誤字報告・評価感想をお願いします。
判明チーム
チーム羽沢珈琲店1Pt
つぐみ(バルバトスルプスレクス)・イヴ(ゴッドガンダム)・つくし(ジム・ストライカー)
チームドラマー
ますき(エクシアリペアⅡ・左腕欠損)・巴(辟邪)・花音(スローネドライ)
チーム2年A組1Pt
あこ(デスヘル)・ロック(マドロック) ・明日香(デスティニー)
チームパレ町1Pt
パレオ(SDゼロカスタム)・七深(ハシュマル)・燐子(エアリアル)
チーム月ノ森1Pt
透子(NT-C装備)・ましろ(ターンエー)・そよ(デストロイ・小破)
チーム瀬田薫とお姫様達1Pt
薫(ギャン)・りみ(サイコガンダム)・ひまり(ヒルドルブ)
チームmedley(寄せ集め)1Pt
有咲(アカツキ)・蘭(ティターニア)・瑠唯(AGE3-ノーマル・右腕欠損)
運営サイド
紗夜(クロスボーンガンダムX1フルクロス)・千聖(ケルベロス・バクゥ・ハウンド)
美咲・リサ・麻弥:解説