BuilD_Dream!!   作:ツナ缶マン

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遅くなりました。
有咲さん、マジパネェっす…
ってことで初投稿です


第31話-舞い上がる翼

「くそっ!!紗夜先輩に時間が掛かり過ぎた上に出遅れた…!!」

 

紗夜を撃墜して蘭が向かっていった方向目掛けて飛び出した有咲だったが、紗夜を倒す為に時間をかけ過ぎていた。

 

焦る気持ちを隠すことなく飛んでいた有咲だったが、そんな彼女に障害が立ち塞がっていた。

 

 

「赤いビーム…これ00の粒子ビーム…!!追撃が無いから、これ前で戦闘してるな…」

 

有咲の進路上のかなり先に赤いビームが着弾した。

だが、自身を狙っているにしては余りにも粗末な射撃と追撃の射撃がないことから目の前で戦闘をしている流れ弾だと判断した彼女はそのまま飛ぶと、その予想通りに赤いビームを放ったであろう機体が2機の攻撃を躱しながらビームを撃っている光景が飛び込んできた。

 

 

 

 

 

 

 

「あれはスローネドライにSDのゼロカス…それにエアリアル―――燐子先輩!!ビットがある以上は飛び込むのは危険だし、バレてなさそうだから迂回するか…」

 

有咲の進路上では燐子とパレオのチームが花音とバトルしているのが飛び込んできたが、今の有咲には燐子以外は誰なのか分からない以上は、焦る気持ちを抑えて安全策を取る選択を考えたようとして。

 

しかし、そのタイミングでスローネの頭部は有咲がいる方向へとハッキリと捉えていた。

 

「ふえぇ~…違う人も来た~!?」

 

「燐子さん!!後ろから来てますよ~!!

 

「おそらく、市ヶ谷さん…ですね…。あちらの方が危険…ですね…」

 

「相手も有咲さんを狙ってるみたいなのでパレオ達も合わせましょう!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「スローネに…いや、全員に気づかれて、狙われてるな…。だったら仕方ねぇ…最短距離で抜ける…!!」

 

有咲はスローネが顔を向けた事で気づかれたと判断したが、戦闘中に自分たちから視線を外された事で他の2機もそれに気が付いた上で3機がこちらに銃口を向けていることに気がつくと、彼女の中で覚悟は決めると有咲は即座に残っていたサーベルを抜刀して最短距離で3機へと詰めていく。

 

そんな有咲に3人がビームで撃ち落とそうとしたが、有咲を相手にそれは完全に悪手だった。

 

「ふえぇ~攻撃が跳ね返ってきた~!?」

 

「きゃあ!!」

 

「燐子さん!!」

 

「うぅ…ビットが落ちましたが…本体はまだ大丈夫です…」

 

 

 

 

「全部落ちたな…いける…」

 

有咲は即座にゼウスシルエットをパージして3機から放たれたビームをそのまま機体で受けて、その全てを燐子が放ったビットへ向けて反射して漏らすことなく全てを撃ち落としてみせる。

 

 

落とされた側はビームを反射されたことへの理解が追い付かずに困惑していたが、そんな隙に有咲は再びゼウスシルエットを装着して最大速で機体を突っ込ませ―――

 

「邪魔だ!!」

 

「きゃああ!!」

 

「パレオさ―――きゃ!!」

 

「燐子さん!?」

 

 

 

 

 

「こっち来ないで~!!」

 

すれ違いざまにサーベルを振るってパレオの武装と頭部を切り飛ばすと、その流れで燐子のライフルと両足を切り落とすと振り向くことなく空に飛んでいるスローネの元へと飛び出していく。

 

それに合わせる様に花音もビームガンを有咲に向けていたが―――

 

「遅いっ!!」

 

有咲は向けられたビームガンの銃口に向けて頭部バルカンを放ってビームガンからビームが放たれるよりも早くその銃口の内部へと撃ち込むとビームガンが爆発して右腕を吹き飛ばしてみせた。

 

「ふ…ふえぇ~!?」

 

「これで落ちてろ!!」

 

今起こった出来事に驚いた花音に対して有咲はサーベルでGNドライブが収まる胸部を両断しながら脇を抜け、切られた花音はそのまま機体が爆散して、撃墜された機体の残骸がそのまま地面へと落ちていく姿を振り返ることもせず有咲はそのまま戦場から離れていく。

 

 

 

 

「なんで…?って燐子さん!!大丈夫ですか!!」

 

「まだ、生きてますが…これ以上は動けません…」

 

「パレオの武器を壊して、燐子さんを動けない状態にするだけなんて…まるで嬲ってるみたいじゃないですか…」

 

「パレオさん、市ヶ谷さんはそんなことは考えてないと思います…」

 

有咲が戦場から離脱する意味が分からなかったパレオだったが、すぐに我に返って燐子の方へと機体を向けるが、彼女の機体は完全に戦闘不能に陥っていた。

そんな燐子の状態にパレオは怒りを見せていたが、そんな彼女をやられた張本人が宥めていた。

 

「でも…!!」

 

「市ヶ谷さんは先ほどまで氷川さんと1人で戦って、それで今はチームに合流することを最優先にしたんだと思います。

いくら美竹さんが強くても人数差がある上に、残っているのは損傷した八潮さんだけであの激戦を乗り切れるとは思えませんから…」

 

「そうですか…うぅ…パレオはとんだ勘違いを…」

 

「仕方ないですよ…。ですが、武器がないパレオさんに動けない私はここまでですね…」

 

「そうですね…」

 

 

 

 

 

 

「うわぁあああああ!!止まってぇええええええ!!」

 

誰かの絶叫を耳にしながら、燐子は戦えなくなった自分たちのイベントはここまでだと悟るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「チーム数が減った…?どこか分かんねぇけど…今は蘭ちゃんだ…!!」

 

燐子達が脱落し、1チームが完全に消えた。

その情報が更新された事を蘭の元へ向かっている有咲は確認したが、どこが消えたから分からない以上はとにかく蘭の元へと急ぐしかないと彼女は機体を飛ばしていく。

そして―――

 

 

 

「あの機体…蘭ちゃん!!…機体は…生きてる!!」

 

有咲はボロボロになっていた蘭の機体を目視すると、即座に機体情報を確認して完全に大破しているが未だに撃墜判定にはなっていないのを見るとすぐさま有咲は蘭の元へと降り立ってた。

 

「蘭ちゃん!!」

 

「有咲、おつかれ…」

 

 

 

「有咲ちゃんがアカツキ!?」

 

「スゲーな…完全に想像してなかったぞ…」

 

「って巴さんも羽沢さんも生きてんのかよ!?」

 

「全員大破で戦闘不能だけどね」

 

「それにしても有咲ちゃん凄いね!!紗夜さんに勝っちゃうなんて!!」

 

「撃破の通信来た時はアタシ達全員驚いたぞ」

 

「…ただの紗夜先輩の動きにメタ張って、それで勝っただけだよ」

 

蘭の状態を確認した有咲。

そんな彼女達につぐみと巴が割って入ってきたことにすぐさまサーベルを構えて臨戦態勢に入ったが、蘭の言葉を聞いてすぐにサーベルを降ろしていたがそんな有咲につぐみと巴が紗夜を倒したことを賞賛し始めていたが、有咲はその2人の言葉を聞き流して蘭に話を振っていた。

 

「それはいいんだけど、そっちはどうだったんだ?ちゃんと3人でバトル出来た?」

 

「うん。有咲が紗夜さんを止めて、乱戦で瑠唯が1人で大立ち回りして相手を止めてくれたおかげでね。有咲の方は?紗夜さん倒したのは通信来たけど…」

 

「あぁ、こっちに向かう最中に燐子先輩とSDのゼロカスがスローネと戦ったな。スローネは多分落としたけど…誰だったんだ?」

 

「スローネは花音さんだよ。それでSDはパレオだな。でも、燐子さん達が残ってるのかよ」

 

「マジかスローネって花音先輩だったのかよ…。あの2人はサーベル以外の武装潰してきたし、燐子先輩は足も切り落としたから大丈夫だろ…でもどうすっかな…。蘭ちゃんも目的果たした以上は目的もねぇな…」

 

ある程度の情報を手に入れた有咲だったが、蘭も目的を達成した以上はチームとしての目的は完全に達成してしまった現状からどうするか有咲は全く考えていなかった。

そんな彼女に本来は敵であるはずのつぐみが助け船を出していた。

 

 

 

 

「有咲ちゃん。どうせだったら、このまま優勝狙っちゃえば?」

 

「羽沢さん?でも、優勝とか正直どうでもいいんだけど…」

 

「悪くないんじゃない?」

 

「だな。どうせなら優勝で華々しく決めるってのもいいんじゃないか?」

 

 

 

 

「蘭ちゃんに巴さんもかよ…。だったらこの後は滅茶苦茶してから帰るか…」

 

つぐみから提案されたのはイベントの優勝を狙うというごくごく当たり前な提案を有咲は明らかにめんどくさがったが巴と蘭がその逃げ道を塞がれて完全に渋々と言った様子だったが、彼女はその案に乗っかることにした。

 

その言葉を聞いたつぐみは嬉々として有咲にトンデモナイ提案をしていた。

 

「だったら!!ほら、私達もう戦えないから有咲ちゃん!!やっていいよ!!」

 

「はぁ!?」

 

「だな。蘭が殆ど倒したみたいなもんだから、アタシも文句ないぞ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「分かった!!でも、やるのは最後だ!!今やったらこの後モヤモヤして上手く戦えないから!!」

 

「だったら、早く行って他の所倒してきなよ」

 

「有咲ちゃん、市街地方面行って来たら?」

 

 

 

「あぁ~!!もう!!分かったよ!!いけばいいんだろ!!」

 

大破で動けないつぐみと巴はあろうことが自分たちにトドメを指せと言い出したが、その言葉に有咲は驚きを隠せなった。

漁夫の利と言えば聞こえはいいが、この状態の相手を倒すのはなんか釈然としない有咲は咄嗟に言い訳で誤魔化したものの、その言い訳を聞いた蘭が有咲のケツを蹴り飛ばすような言葉を投げると自棄になった有咲は3人を放置してそのままつぐみに言われるままに市街地の方へ向けて飛んでいくのだった。

 


 

「市ヶ谷さん、それじゃ40点だよ…」

 

「うひゃ~美咲、厳し~」

 

「奥沢さん。え~っと…因みに理由を聞いても?」

 

「消耗してるのと美竹さんの元に急いでたのは分かってましたけど、それでも燐子先輩達3人相手にして2人を落とせなかったのが大きな減点要素ですね。ここで-70点です」

 

「あの~…奥沢さん?100点越えちゃってますが…」

 

「勝ちに拘って羽沢さんと巴さんを容赦なく落とさなかった所で+10点です。あたしに勝った以上は厳しい採点をしますからね」

 

「うへぇ…でも、そろそろバトルも終わりそうだよ。でも有咲が滅茶苦茶するってどこまでやるんだろ…ってことで…次回”太陽の子”!!…美咲?因みに100点の回答はどんなの?」

 

「初手のビーム反射時点で3機撃墜で満点です」

 

 

「「ハードルが高い!?」」

 




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判明チーム
チーム羽沢珈琲店2Pt
 つぐみ(バルバトスルプスレクス・大破)・イヴ(ゴッドガンダム)つくし(ジム・ストライカー)

チームドラマー2Pt
 ますき(エクシアリペアⅡ)・巴(辟邪・大破)・花音(スローネドライ)

チーム2年A組1Pt
 あこ(デスヘル)ロック(マドロック) ・明日香(デスティニー)

チームパレ町1Pt
 パレオ(SDゼロカスタム)七深(ハシュマル)燐子(エアリアル)

チーム月ノ森2Pt
 透子(NT-C装備)・ましろ(ターンエー)・そよ(デストロイ・小破)

チーム瀬田薫とお姫様達1Pt
 薫(ギャン)・りみ(サイコガンダム)・ひまり(ヒルドルブ)

チームmedley(寄せ集め)2Pt+3Pt
 有咲(アカツキ)・蘭(ティターニア・大破)・瑠唯(AGE3-ノーマル)

運営サイド
紗夜(クロスボーンガンダムX1フルクロス)・千聖(ケルベロス・バクゥ・ハウンド)
美咲・リサ・麻弥:解説
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