BuilD_Dream!!   作:ツナ缶マン

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おはよーございます
なんか一気に温度感変わってて、これが若者言葉で言う”ぴえん”って奴か…

ん…ぴえん…?
えん…?えん…
縁が―――(以下略

と言うことで投稿です。


第12話-蠢く影

ガンプラを制作した翌日―――

彼女達は自らの手で作ったガンプラを使って遊んでいた。

とは言っても、バトルをしているわけではなく宇宙ステージを飛んでいた。

 

「わー!!凄い凄い!!」

 

「凄いわ!!おもちゃが宇宙を飛んでるなんて素敵だわ!!」

 

「ふえぇ~…2人とも、初めてなんだからちゃんと前見て~」

 

「はーい!!」

 

「分かったわ!!」

 

 

 

 

「おぉ~飛んでますなぁ~。それに比べて、ひーちゃんは溺れてますなぁ」

 

「もう…仕方ないな。ひまりは…つぐ」

 

「うん!!巴ちゃん!!私が拾いに行くね!!」

 

「うわぁあああ!!助けて~!!」

 

 

 

「あぁ、昨日に比べたらめっちゃ楽~」

 

「奥沢さん。そりゃ、動かせる人間は多いからな…」

 

「あっ、市ヶ谷さんお帰り~。八潮さんは大丈夫?」

 

「問題ないよ。てか、ここの乾燥設備はどうなってんだよ。一日かかる乾燥時間を30分に短縮ってどんな技術だよ…」

 

作り物とはいえども宇宙を飛ぶ体験は初めて触れる人達にとってはとてつもなく新鮮な内容だった。

その様子をだらけた様子で見ていた美咲の元へとこの場を離れていた有咲が戻ってきて彼女に話しかけていた。

 

バトルともなれば別だが、機体を単純に動かすだけなら複雑なことは必要ない上に今回に至っては作っていた時以上にそれを見れる人物が増えていたことで各バンドにいる面々にそれを押し付けた美咲は完全に楽をしていた。

 

しかし、その方式には1つだけ問題があった。

 

「おいおい。うちのとこもだけどRAS、Mygo!!!!!はどうしたんだ?あそこは人いないだろ」

 

「それなら燐子先輩とあこにぶん投げた」

 

「不安になる人選だな…前に会ってるけど後輩達相手に燐子先輩は人見知りするだろうし、あこちゃんの説明は伝わるか?」

 

「そこは、たまにAfterglowの面々がフォローに入ってるから大丈夫だって」

 

「蘭ちゃんがいるなら大丈夫か…ってうちのはどうしたんだよ」

 

「それにポピパは市ヶ谷さんが来るまで3人で動かして待ってたから早く行ってあげなよ。機体はルージュ?」

 

 

 

「さっきまで紗夜先輩達と作った30分のパチ組み。奥沢さんも行くぞ」

 

「はいはい…」

 

Roseliaとパスパレと昨日のバトルを見せていた面々を以外は宇宙ステージなど動かしたことがない。

 

そこを指摘するとRASとMygo!!!!!は燐子とあこが面倒を見ているらしいと聞いた有咲は完全に人選ミスを疑うが、蘭達がフォローしていると聞いて納得した。

しかし、ポピパについては全く説明がないことをツッコむと返ってきたのは余りのも予想外の言葉を聞いて有咲は美咲も巻き込んでそのままシステムまで向かって機体をセットしてから素早く機体ステータスに目を通していた。

 

「動くのは当然として、やっぱりステータスは貧弱だな…市ヶ谷有咲、インフィニットジャスティス出るぞ」

 

「二式じゃないんだ…ベアッガイ、出るよ」

 

並んで機体を発進させた2人は早々に別れて各々のバンドの元へと向かおうと探すと、その特徴的な機影はすぐに捉えることに成功した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「バウンド・ドック…はレイヤと一緒におたえが作ってるの見てたけど、今でもあの機体のどこがウサギなのか全く分かんねぇ…。香澄達もいるけど…ってザクⅢ?…りみ?持ってきてたのか…?とりあえず、見栄えよく登場しますか…」

 

有咲はたえが作っていた機体を発見するとその近くにいた香澄達も一緒に見つけたが、その近くには全く見覚えの無い機体がいたものの、とりあえずはたえ達に接触しようとリフターを打ち出してその上に乗ってから一気にたえ達の元へと近づいていく。

 

「お待たせ。みんな動かせてるじゃん…」

 

「あっ…有咲ちゃん。お疲れ~」

 

「ザクⅢマジでりみ…前のサイコといい…強化人間かよ…」

 

「有咲!!りみりんが教えてくれたんだよ~」

 

「んなもん、見れば分かるっての…それにしても、香澄のファーストとバウンド・ドックにザクⅢ。そんで、私のジャスティス、沙綾のミゲルジンのCEでこう見ると世界観無茶苦茶だな…」

 

「有咲~!!前みたいに戦ってみたい!!」

 

りみは教えていた側と言うこともあって問題なく動いていたが、教わった3人も問題なく機体を動かしてたことに遅れてきた有咲は若干驚きながらも、4人の機体を眺めていると香澄がバトルをしたいと言い始めた。

 

「おい、バカ止めろ」

 

「有咲?なんでダメなの?」

 

「香澄そんなこと言ってると…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「バトルと聞いてやってきました」

 

「止めんか、バカ紗夜…」

 

「帰れバカ」

 

「なっ!?」

 

 

 

「「「コント…?」」」

 

「あっ!!紗夜先輩にリサさんだ~!!…って昨日と違う?」

 

香澄がバトルをしたいと言ったのが聞こえたのかあろうことかこの場に紗夜が乱入しようとしたのを後ろからリサが羽交い絞めにして抑え込んでいた。

そんな2人の登場の様子に沙綾達3人がツッコむが香澄はツッコむことすらせずにやってきた2人を歓迎していたが2人が使っていた機体が昨日と違う事に気が付いていた。

 

「リサさんがギャプラン~…紗夜先輩はフリーダム…」

 

「りみ、ライフリだよ。機体バラバラだったけど麻弥さん達とパチ組競争しててな。ちなみに早い順に麻弥さん、私、リサさん、白鷺先輩…そんで一番遅いのが紗夜先輩だな」

 

「へぇ~」

 

「そんで今は白鷺先輩はああなってる…」

 

 

 

 

「凄いわ!!流石、ヅダの土星エンジン!!殺人的な加速ね!!」

 

「「「爆発しろ…」」」

 

「今井さんはともかく、牛込さんまで…」

 

バカな先輩を放置してポピパの面々に今までの事を話した有咲は彼女達がいるところとは別の離れた場所を指差したそこに一同は視線を送ると、その先では千聖が信じられないほどの速度を出しながら複雑な軌道を描いて飛び回っていた。

 

有咲にリサとりみの3人は思わず呟いてしまったその言葉を紗夜にツッコまれたがそんなことはどうでも良くなった有咲は香澄の言った事へと話を戻していた。

 

「まぁ、バカな先輩達は置いておいて…バトルは…まぁ、ダメージレベルCだからガンプラそのものは壊れない設定になってるけど、流れ弾が飛ぶから―――」

 

 

離れた場所で―――

 

そう言葉を続けようとした有咲だったが、そのタイミングで彼女達の至近距離に1発のピンク色のビームが通り過ぎていた。

有咲が注意しようとした場面で実際にそれが起こったことに一瞬だけ驚いたが、ビームの色から撃ったであろう人物が近くにいる人物へと通信を開くと、即座に確認を行っていた。

 

「蘭ちゃん」

 

「有咲」

 

「香澄の誤射?」

「誤射か?」

 

 

 

「はぁ?こっちも誰も撃ってないんだけど…」

 

「香澄も撃ってないぞ。遅れて合流したリサさん達の機体もピンクビームじゃない」

 

「なら、誰が?」

 

「ねぇ!!有咲…アレ…」

 

ビームの色から今のビームを撃ったのは燈のガンダムだと思った有咲は近くにいるはずの蘭に通信で確認を取ったが、あろうことか通信相手である蘭からも同じように香澄の誤射だという言葉を言われたが、完全に話が噛み合ってないことが分かった有咲は状況を確認し始めるがすぐにその機体を沙綾が見つけて報告していた。

 

「ジム…?」

 

「有咲、こっちにもジムがいるけど誰が作ったの?」

 

「昨日作った機体の中にジムはいない…それに、参加してる人たちもジム系列は誰も使ってない」

 

「じゃあ誰が…くそっ!!また撃ってきやがった!!」

 

「こっちも…!!」

 

 

 

 

 

「はぁああ!!」

 

「やぁああ!!」

 

有咲達の前に現れたのは1機のジムで、蘭達の方にも同じようにジムが現れたらしいが、彼女達の中でジム系列の機体を使っている人間は誰一人としていない。

 

それならば誰が使っているのかと言う当然の疑問を口にしようとしたその瞬間、彼女達へ向けて謎のジムが再び射撃をしてきたが有咲の前の機体を紗夜が、蘭達の方ではつぐみが即座に距離を詰めてジムを一撃で葬り去っていた。

これで問題は解決したと思ったその瞬間、彼女達には完全に想定外の事態が起こっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうなってんだ!?ダメージレベルAに変更された!?システム的には本来は途中で変えることなんて出来ないのに!!」

 

「有咲、これってシステムトラブルかな?」

 

「リサさんの言う通りだと良いんですけど…。とりあえず、壊れる前に一旦下げて…」

 

あろうことかこのシステムのダメージレベル設定がいきなりCからAへと変更される。

システム起動時にダメージレベル設定する都合上、本来ならば途中変更は不可能であることが起こってシステムトラブルだと仮定した有咲は壊れる前にみんなに機体を回収してもらおうと考えたが―――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「皆さん!!あれを!!」

 

「はぁ!?何あのジム軍団!!」

 

「有咲、こっちにもいる!!」

 

「あー、途中で割り込んで悪いけど、ハロハピ側にも来た」

 

「あこ達の方も!!」

 

彼女達の目の前には先ほど潰したジムと同型機も含めた大量のジム系列の機体が隊列を組んで接近して来ていた。

 

謎の機体の攻撃からのダメージレベルの変更、そしてこの大量のジム軍団が迫って来ているというこの異常事態を前に驚くリサの言葉を聞いた有咲はすぐに頭を動かしてこの後の事を考えようとしたが、それよりも先に相手が動き出していた。

 

 

「うわぁああああああ!!撃ってきた~~~~~~~~!?」

 

ただただガンプラを動かしていただけの彼女達に対して、突如として目の前のジム軍団はいきなり有咲達を含めて彼女達へ向けて一斉に攻撃をし始めたことによってただの遊び場が一転して地獄絵図へと姿を変えていくのだった。

 


 

「なんなの!!あのジム軍団!!」

 

「全くです!!一体誰が何を考えて…!!」

 

「リサさんも紗夜先輩もそんなこと言っている場合じゃないです!!」

 

「市ヶ谷さんの言う通りですよ!!とにかく、何とか切り抜けるしか…」

 

「くっ…初めての機体で相手の目的はおろか誰なのかすら分かんない…でもやるしか…!!次回、"地獄絵図の防衛線"」

 




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前話からの追加判明分
香澄:ガンダム(オリジナル版)
たえ:バウンド・ドック
沙綾:モビルジン(ミゲル・アイマン専用機)

オマケーパチ組速度ランキング
麻弥:???
有咲:インフィニットジャスティスガンダム
リサ:ギャプラン
千聖:ヅダ
紗夜:ライジングフリーダムガンダム
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