生食には気をつけましょう(n敗目
と言うことで初投稿です
「うわぁああああああ!!何々!?あっ!!頭に当たった!?」
「有咲!!どうなってるの!?」
「知るか!!今は私の後ろに隠れてろ!!紗夜先輩!!」
「誰か分かりませんが、迎撃します!!」
「有咲!!」
「巴さん!!そっちはどうなってる!?」
「蘭のゲルググとあたしの獅電でモカ達と燈達をガードして、つぐのルプスを陽動ついでにツッコませてるからこっちは余裕あるけど」
謎のジム軍団からの射撃に香澄を筆頭に混乱を極めていたが、そんな中でも有咲は香澄達のガードに回るために前に飛び出してビームシールドを展開して攻撃を防ぐと、その横から紗夜がジムの軍団目掛けて飛び出していく。
比較的に即座に行動できた有咲達と同じように現状に対応出来ていたAfterglowの面々だったが、他はそうではなかった。
「ふえぇ~!!」
「ブシドー!!」
「イヴさん!!そこは奥沢さんの射線上です!!」
「花音さん!!ヤバい…!!手が回らない!!」
「このレールガン!!全然当たらないよ~!!」
「何がどうなってるのよ~!!」
「チュチュ様~落ち着いてください~!!」
「有咲!!どうするんだ?流石にモカ達が初めて作ったガンプラをトラブルで大破させる訳のも気分悪いぞ…!!」
他の場所では完全に対応が遅れてしまい、有咲達以上に状況が混乱してしまっているのが通信から聞こえてきていた有咲は状況を把握をから即座に次の行動を考えていたが、巴の言葉を聞いた彼女は今後の方針を決めていた。
「だったら撤退戦だ。このまま陽動しつつ、他のみんなのガンプラを回収する」
「それはいいけど、どうすんだ」
「蘭ちゃん達は香澄達と合流して、その後は蘭ちゃんとりみを護衛にしてそのまま撤退だ!!蘭ちゃん、合流地点の選定は任せた!!」
「了解…。モカ達は着いてきて!!」
「紗夜先輩と羽沢さんはそのまま突っ込んで陽動だ!!撤退タイミングはそっちに任せるけど、出来るだけで長い時間持ちこたえてくれ!!」
「分かりました」
「うん!!任せて!!」
この状況を判断をした有咲は即座に指示を飛ばすとそれを聞いた蘭は
陽動組の2人はジムを相手に派手に暴れまわっていく。
「で、残ってるアタシ達はどうする?」
「巴さんは純粋な盾持ちがいないあことRASの方に、リサさん、先行して奥沢さんのカバーを!!私も後から追いかけます!!」
「「「了解!!」」」
「有咲、お先!!」
「有咲~!!私も手伝う~!!」
「そうか…だったら…」
リサは即座に変形して美咲がいるポイントに急行していくと、沙綾達が若干ぎこちない動作で振り返っていた中で香澄は逆に有咲に向かってきた。
そんな彼女を見て有咲は――――
「黙って下がってろ!!」
香澄への返事代わりにそのまま前蹴りで彼女を蹴り飛ばしていた。
「えぇ~!!ちょっと有咲~!?何で蹴るの~!?」
「香澄ちゃん。香澄ちゃんが行ってもただの的やで?ほな、香澄ちゃん達いくで~」
「ちょっとりみり~ん!!」
突如として蹴り飛ばされて有咲へと文句を言っていた香澄だったが、りみが素早くその飛ばされたコースに割って入って彼女を捕まえるとそのまま強引に香澄を連れて行き、その後ろをたえと沙綾が追いかけていくのを見送った有咲はすぐに戦場へと向かっていくのだった。
「うわぁ!!全然当たんないよ!!りんりん!!」
「チュチュ様~!!」
「もう!!何がどうなっているのよ!!」
そんな指示を飛ばしていた有咲だったが、そんなことを聞こえていなかったあこ達は目の前の敵と交戦していた。
しかし、ガンプラバトルの操縦自体が初めてのチュチュと経験はあるが機体タイプが全く異なっているあことパレオがパニックに陥っていたが、状況としてはギリギリの状態で何とか持ちこたえていた。
「はぁ…はぁ…まだ…くるの…?…Cファンネル…!!」
「おらっ!!…流石麻弥さんが選んでくれた奴!!動かしやすいけど、これだとキリがねぇ!!…ちっ!!あこ!!そっちに行っちまった!!」
「うそ!?あこ、これ使うの下手なのに~!!」
操縦を教えるために燐子が瑠唯から借りていたFXのファンネルと向かって来ている敵の大軍を切り刻み、そこから漏れた敵をますきがショットガンでハチの巣にしてながら別の敵をスレッジハンマーで叩き潰していたが、数は減って来てはいたが、今までの敵が多すぎていたこともあって彼女達は完全に疲弊し、2人の攻撃とあこの下手糞なレールガンの射撃をすり抜けて、チュチュとパレオの元へと迫って来ていた。
「おらぁ!!」
「おねーちゃん!?」
「あこ!!無事か!?」
「うん!!っと!!」
そんな危機的な状況で救援に来た巴が迫って来ていた敵をシールドバッシュを見まわせて体勢を崩すとそのままライフルで追撃して容易く敵を撃墜する。
すると、敵のジムはいきなり現れた巴を標的にし始めて彼女に射撃を集中し始めると、盾を投棄して回避行動だけで敵の攻撃を躱しながらライフルで的確に相手を撃ち落としていた。
「あこ達はその盾持ってそのまま下がれ!!」
「おねーちゃん!!でも!!敵の剣を使えばあこも…!!」
「その機体はビーム兵器が動かないから敵のサーベルは使えないぞ」
「そうなの!?」
オルフェンズの機体群ではビーム兵器を動かすことは出来ない。
あこは敵のサーベルを奪ってでも参戦するつもりだったのだが、それが出来ない以上は下手な射撃をばら撒くだけしか出来ないならば誤射の危険を考慮しても下げた方がいい。
そう判断した巴は強引にでもあこ達を下がらせることを決めていた。
「だからあこは盾持ってそのまま下がってろ!!ますきと燐子さんもあこ達を一緒に下がってください」
「おいおい!!そりゃないだろ!!あたしも…!!」
あこ達を下がらせながら、先ほどまで戦っていた2人も撤退の護衛と言って一緒に下がらせようとしたが、巴はすぐさまライフルを片手にますきに向かって来ていた1機に突っ込んでいき―――
「サーベル構えるのが遅いんだよ!!」
サーベルを構えようとしてジムの懐に入り込んでそのまま自身のライフルを胴体部へと数発叩きこんで撃墜すると、ジムが装備していたマシンガンを奪い取ってそのまま一気に別の機体に肉薄すると奪ったマシンガンで別の機体をハチの巣にして見せる。
「…ここはアタシだけで充分だ。それに離脱してもまだ終わった訳じゃないぞ。チュチュ達の護衛ってのも必要だろ?」
「…それもそうだな」
「任せた。もしかしたら撤退中に待ち伏せもあり得るからその時はますき!!任せたからな!!」
「おう!!」
「すいません…お願いします…」
巴に反論していたますきだったが、巴の動きを見てそれ以上の反論を止めて撤退を始める。
しかし、ますきの性格が分かっている巴は撤退する彼女に声をかけて彼女のモチベーションを上げることも忘れない。
「燐子さん達が削ってたから、残りはざっと30ってとこか…さっきは50くらいよりも少ないけど…」
そして、その背中を見ることなく巴はレーダーで彼女達が離れていくことだけを確認しながら、奪ったマシンガンと自身のライフルで次々にジムへと穴を空けると弾切れになったマシンガンをそのまま投棄すると近くに漂っていた敵のシールドを奪い取っていた。
「さーてと…あこにカッコいいとこ見せてやらないとな!!」
巴は向かってきたジムのサーベルを回避すると、がら空きの背部に向けてシールドを叩きつけて、スラスターを破壊して行動不能にして見せると、周囲のジムはそのまま彼女に向けてライフルやスプレーガンを構えて味方がいることなどお構いなしに撃ち始めていた。
しかし、巴は行動不能にしたジムを蹴ってその射撃を回避するとその射撃は動けなくなったジムを撃ち抜き、撃たれたジムはそのまま何も出来ずに爆発していった。
「おいおい…味方諸共かよ…」
味方を気にしないその射撃に驚きながらも、ライフルを撃つとジムはろくな回避行動すらとることすらせずに彼女の射撃で数機のジムが爆散していく景を前に巴は奇妙なものを感じ取っていた。
「味方諸共ってものそうだけど…バトルを始めた頃のあこよりも回避しない…こいつら一体なんなんだ…?」
そんな疑問を持ってしまった巴だったが、その疑問に答える人物は誰もいない中で、淡々と敵を撃ち抜いていた彼女だったが、ライフルの弾が切れるとそのまま背部に装備していたパルチザンを抜いていた。
「マジかよ…今の射撃で半分近く削れたぞ…後は落ちてるマシンガンと近接で何とかするか!!」
そう言い放った巴は撃墜したジムから奪ったシールドで敵の射撃を受け止めながら、残りの敵を倒すために敵の大群目掛けて突撃していくのだった。
「おねーちゃん!!かっこいー!!」
「巴さん…凄い…。自分だけじゃなくて周りの事も考えてて…」
「はい!!マッスーさん、すっかり乗せられてましたね」
「えっ?おい!!それどういう事だ!?」
「マスキング…アンタ、本気で気づいてないの?さっきの言葉は完全にアンタを乗せるための言葉よ」
「おい!!チュチュまで何で黙ってたんだよ!?」
「気が付かない方が鈍いのよ…。それにトモエが言ったように、まだ終わった訳じゃないのよ。サヨやミサキ達も残ってるのよ」
「あの…氷川さんは大丈夫ではないでしょうか…次回、"散華"」
「リンコ、大丈夫って言うには不吉なタイトルよ…」
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