誤字報告、感謝です。
うぇーい、ダレカちゃんだうぇーい。
どーも、こんにちもバイブスアゲアゲなダレカちゃんだよ。ローテンションな事に定評のあるダレカちゃんだけど、今ばかりは少しだけヒャッハァしてます。
いやー、久々に『期待』してるんですわ。
ご存知の通りセンセってクソザコナメクジだから、クッソ死ぬやん?だからぶっ生かす為にあーだこーだしてんやけど、最終的にはセンセが強くなる事が大事なのよな。
んでね、今回の騒動でイカした
前日にマイラブリーキャットエンジェルなセリカさんと寝落ちモチモチをして体力八割回復の裏技を使いまして。その上で『ウソーノ・ウラギール』に血を流させたんだから、金虎になって『お前の苦労をずっと見ていたぞ』から始まる定型文を言いそうになったわ。や、キャラに合わんから言わなかったけどね?
「うへへ……うへへのへのへぇ……」
「……ダレカちゃん、なんかいい事あったの?」
「おん?いやぁ、ダレカちゃんはね?セリカさんと一緒に居られるだけで嬉しいですぜ。月が綺麗ですね、まだ昼だけど」
「いや、そういうのいいから。え、って言うかなんで月…?宇宙服だから?」
宇宙服だからて。猫耳ひょこひょこさせんなよ可愛いかよ告白しちまうだろ、結婚するにはどーしたら良いんだ?もうダレカちゃんが連邦生徒会長になるしかないのか…?
「…んー、まっ。アレだね。人生に行き詰まってたトコロに希望が見えた的な?こりゃあセリカさんとの結婚も待ったナシっすねぇ!!ひゃっほう!!」
「しないから。てか耳元で叫ばないでくれる?」
「っ!?!?!?」
「むしろ驚かれた事に驚きなんだけど……」
はい、今日はアビドス高校に来ています。
屋上でヌボーっと空を眺めていたら、セリカさんが来てダレカちゃんの真ん前に背中を預けて寄りかかってヌボボーっと空を眺めている現状。
目の前に黒猫系かわい子ちゃんが居たからあすなろ抱きをしたら普通に撃たれました。でもヤル、宇宙服は頑丈だから死んででもあすなろ抱きを続けます。絶対に。
はい、さてさて。件の事件について軽く説明しましょ。名付けて
けっ、優秀ダレカちゃんですまんね。
……まず、ミカさんは普通に捕まりまして。そんで補習授業部は全員が無事に試験に合格しまして。アリウス云々に関してはミカさんとアズサさんが上手いコト説明してるだろーし、モーマンタイとは言えないけど表立ってはエデン条約の調印式の日まではアリウスが派手に動く事もないんよね。
そんで、ウソーノ・ウラギールは指名手配されました♡誰やねん、全ての黒幕を名乗った怪しいヤツ。ぶち殺したれや。は?花よりも蝶よりも丁重に扱えし。
後は……何を説明したらええん?
………あっ、とりまセンセは無事に倒れました。ミレニアムのときよりも負担は少ないけど、長時間だったからね。つーかあん時は十秒、今回は……あ?時間なんて測ってねぇわな。
データなんてねぇよ、うるせぇよ、正しいのはダレカちゃん。ムキムキッとな。fist is justice!Yeaaaaah!!
まー、そーゆー感じです。
無事に補習授業部が解散したけど、どーせまた再結成されるし。それこそ調印式から解決までは無理にダレカちゃんが関わる必要性は薄いし………まっ、そもそも経験があまりにも少ない。
センセがアビドスから順にトリニティまで辿る世界線が少ないし、その先なんて片手で数える程度。
そのいずれも失敗してるから死にてぇ。ループの才能とかないんちゃう?は?ループの才能ってなんやねん。
「あー、将来への不安で震えが止まらねぇー。セリカさん、慰めて〜♡」
「はいはい、がんばれー」
「えっ、いまダレカちゃんの知的且つ圧倒的なフィジカルに惚れたって言った?」
「言ってないわよ!!…将来への不安って言ってるけど、ダレカちゃんって何歳なの?」
「何歳ダレカちゃんがお好み?」
「140才」
「ちっ、ちちち違わい!もっと若々しいピチピチダレカちゃんだい!!」
「え、なんで動揺してるの?」
「おん?どう、よう……?」
「急に真顔にならないでくれる?いや、顔は見えないけど…!」
「結婚してくれたら顔も見せれるんだけどなぁ」
や、割とマジに顔は見せてもいいんだけどな。当初だったらホシノさんにまで伝わって、そのままの勢いでバッドエンドな可能性を潰したいから隠してたけど。
今は隠れた狂犬ことホシノさんだってセンセを信用してるし、虐待疑惑も湧かないからダイジョーブ博士だろうけど。三割しか大丈夫じゃないのかよ、名前変えたら?
まあ…ここまで頑なに隠してるのは気まずいから、的な感情だよね。なんか青春かよ……いや顔も見せれない青春ってなんやねん。
「………今更だけど、何しに来たの?屋上に来たらコズミック不審者が日向ぼっこしてて驚いたんだけど」
「驚いたわりには順応して股の間に座ってくるやん」
「だってこの宇宙服、外側がヒンヤリしてて涼しいし…」
中は冷房ガンガンで涼しいからね。外側が冷たいってよりは、節々から溢れ出してる冷気が夏場には超有難いってハナシよな。
「んー、まっ。今日は普通にサボりに来てます」
「サボりって…」
「ちょいと過労でセンセが倒れまして。救護騎士団のピンクピンクピンクに預けて来たから、正確にはサボりってよりは暇つぶし」
「え…た、倒れたの!?」
「そーなんよ。前にセンセがダレカちゃんの指揮をしたとき、十秒で倒れたんだけどさ。そん時の感じで他の子を指揮したらバタンキューってね。やー、センセったら貧弱ナメクジだから」
「寧ろ十秒で倒れる指揮について詳しく知りたいんだけど」
「えっとねー、まずは超加速した思考速度とコンマ一秒先の未来演算をヘイローとシッテムの箱を介して
「……な、なるほど…?アレがそーゆー…コト…?」
分かっとらんやんけ、可愛いなオイ。まっ、言葉で説明したらムズいけど、実際にやってみたら案外どーにかなると思う。賢い人は。
……なんだろ、セリカさんを抱っこしたら眠くなってきたな。安心するんだよな、セリカさんって。
慣れてきたのか、あすなろ抱きをしてても逃げないし。このまま寝よっかな……セリカさんが居れば精神的にアレだし……ふあぁぁ〜、眠い眠い……。
「おやすみ、セリカさん……」
「えっ?だ、ダレカちゃん…?ちょっ、急に寝るの!?てか寝るなら腕どかして!?ぐっ、うぐぐぐ…!外れない……ッ!!」
てーれーれーれーてってって〜。
◆◆◆
「やあ、また来たね」
……夢だ。
また夢だ。茜色と金色の混ざった瞳が、■を見下ろしている。
後頭部に柔らかい感覚がして…自分が彼女に膝枕をされている事に気が付いた。酷く懐かしくて、まだ何も知らなかった『最初』を思い出す。
あの頃も、よく世話になっていたと思う。あの大きな耳をモフモフしたのは良い思い出だ。願わくばあそこに住みたい、あの狐耳に住民登録したい。
「上手く立ち回ったじゃないか。キミが黒幕を名乗ることによってミカは『被害者』のレッテルが貼られ、然しティーパーティーとして責任を負うという形で周知された。先生も『集中指揮』…とでも呼べば良いかな。新しい戦術を確立させ、他でもないキミだって
……でも、まだまだ。ここからがマグマ。
「キミは何を言っているんだ?」
かみまみた。ん……これからが、大変。セイアさんも……そーゆー未来、みてるでしょ。
「……ああ、残念ながらね。補習授業部の日々はよく出来た物語だったが、まだエンドロールには早い。私には滅亡の未来しか見えない……きっと、新たな可能性を紡げるのは先生と、この世界で例外…別のジャンルで存在しているキミだけだろう。時間こそが自身のミームすらも捻じ曲げてしまうのだろうか?どうにも世界の根幹には疎くてね」
■に膝枕をしたまま、セイアさんは■も抱いていた独特な世界観への理解を言語化する。きっと『夢』だからこそ触れられる内容で、『夢』から覚めたら全てを忘れる。
でも……別ジャンル、とは上手い表現だと思う。
この世界で『生徒』の在り方は決まっている。個体差はあっても例外はなく、崇高こそが返り咲く事なのか、神秘と恐怖の二面性と歪な世界観は総じてナニカを『生徒』として縛り付けている。
例えばこの世界が剣と魔法のファンタジーだったら、■――彼岸キミは銃を持ち込んだ異分子だ。その世界観にそぐわない要素を紛れ込ませる、といった意味では■は間違いなく別ジャンルだ。
「……大丈夫なのかい?」
じゅんび……出来るかぎりは、やった。センセはつよくなったし、守ってくれる生徒もいる。『杖』だって奪取した。あとは調印式の日、別世界の
「それが簡単じゃないからこそ、心配しているんだ。キミが置き去りにした過去に決着を付けようとしているのは理解してる。然し、私が思うに
それでも、嘗ては『彼岸キミ』だった。
だから手段は違えどもセンセを
って言うか、これから殺しに行く。
アレも調印式に向けて準備をしているだろう。此方も同様、全て整えた。マダムに生存を察知させてユウ達に『杖』を持ち出させたり、セリカさんと寝落ちモチモチをして精神的に余裕を作ったり。特に後者はだいじ、三度の飯よりだいじ。これから毎日寝落ちモチモチしようぜ。
「……私は……ああ、やはりキミには言葉にしないと伝わらないか。今ばかりは素直に言うよ、私はキミが心配だ。どう足掻いても、キミは無事では済まないだろう。止められない事が歯痒くて、識る事しか出来ない自分が不甲斐ない」
べつに、たしょう……の、犠牲は…しかたない。
確かに今回、■は右腕を失う予定。死ぬほど痛いけど、死にはしない。これまでの軌跡を省みたら右腕欠損も軽傷の部類だし。
四肢爆散とか内臓ドロドロ事件は酷かった……トラウマです。強酸で腰下以降の骨が丸見えのアレは………うん、うえっ……うっぷ。むり、普通に精神力だけじゃあムリでした。
あ、セイアさんが頭を包み込んで抱き締めてくれた……ホント、依存したくなる。挫けてセイアさんと一緒に眠りたくなるけど…諦めたくない。やっと辿り着いて、これまでにない程の好条件なんだ……個人の感情だけで捨てるなんて出来ない。
「仕方ない、なんて言わないで欲しいね。少なくとも私は…悲しいよ。どれだけの時間を過ごしていても、キミはまだまだ幼い。使命感と自己犠牲で動くよりも、昔みたいに私の抱き枕にでもなっている方が余程健全だ」
エ駄死あんけん、まったない。ばっちこーい。
「だから、キミは何を言っているんだ?」
かみまみた。
「……よく分かった。私達には相互理解が足りていないらしい」
そやね。相互理解……セイアさんは、ミカさんやナギサさんともっと話すべきだった。
「……………」
文句を言うようだけど、今回の件は■やセンセが手を出す前の前提からして拗れていた。
二人がミカさんの理想に否定的だったから、不満が行動力に移ってしまった。それがアリウス自治区に辿り着くまでの原動力になった。
ミカさんだってアリウスとの協力について相談していたら、セイアさんの知恵とナギサさんの頭の回転で今回のような大騒動にはならなかった。
相互理解が足りていない。それでティーパーティーが回っていて、トリニティが成り立っていたのだから歪んでいる。
在り方が、じゃなくて。トリニティ然り、ゲヘナ然り、ついでにアビドス然り……何処か違和感を覚える。
「痛いところを刺すね。どうにも、私達はお互いに一定の距離を置いて、でもその関係性に依存している節があった。言葉にするのは簡単だが、本人を前にして声に出せないのがもどかしい……斯くも、面倒臭いとは自覚しているさ」
………セイアさん。
「なんだい?」
■は――■とセンセは、未来を切り開くよ。
誰かの為だとか、責任感とか……そーゆーのじゃなくて、自分の為に。自分の我儘でトリニティを助ける。
でもそうしたら、嫌にでもセイアさん達はまた顔を合わせて、今後について話さないといけない。賢いセイアさんだから、また同じ失敗をして後輩たちに迷惑はかけないよね。
「……キミは中々どうして、意地悪に成長したみたいだね」
やさしさの、ごんげだが…?
「優しいさ、キミは自分と敵以外には優しいが過ぎる」
…主体性がないから、優しい人達をラーニングして培っただけだよ。みて、この知性的なとこ。まるでセイアさんじゃんね。
「やはり相互理解が浅いらしいね」
誰が
「知的には見えないだけだよ。なに、年相応のキミらしいじゃないか。そんなキミを私は、愛おしく思うさ」
コクハク、されちった。てへぺろ。うへうへ、デートするかい?美味しいラーメン屋知ってるでぇ〜。ちょーぜつマブい子猫ちゃんがバイトしてる屋台だけど、是非行こう。
体力が回復してきて固形食も意外と食べれるし、チョモランマをシェアしましょ。あっ、食い物のシェアって恋人っぽいね。
「おや、私と交際したいのかい?物好きだね、キミも。意外と可愛いところがあるじゃないか。よしよし、お姉さんが撫でてあげよう」
おおん、くるしゅーないぞー。
ちょいと脈アリなのがオモロいね。ツンデレとかロリとか獣耳が
てかセイアさんが年下好きなのかな。年下にはボディタッチも多いし、昔から手とかもニギニギしてきたし。
「……無事に帰っておいで。そしたら逢瀬でも何でも、してあげるさ。だから……だから、頼む。自分の命を粗末には扱わないでくれ」
…今なんでもって言った?
「言ってない」
言ったゾ。
じゃあセイアさんのお腹を枕にしてお昼寝しよう。その尻尾を抱っこしながら日向ぼっこするんだ。
デートにも行くし、抱き枕にもする。ずっと抱き枕にされてきたから、枕にし返す。鋼の意思でし返す。
………まあ、とりま死なずに帰ってくるつもりです。
精々尻尾のトリミングをしながら待っててくんさいな。撫で散らかして依存させてやる。
「…その大言が現実になる事を、心の底から願ってるよ」
夢物語にはさせないさ。
……ので、期待して待ってなさいな。
「ああ、勿論だとも」
夢でのやり取りは、きっと起きてからは覚えていない。でも現実で話したって、■も『ダレカちゃん』も同じ事を言う。
だから――死ぬ気で生き残ってやろう。正真正銘、命懸けの綱渡りを始めよう…殺し合いだ、『彼岸キミ』の成れ果てめ。
セイア「絶賛シリアス中です」
キミ「セリカさんとの寝落ちモチモチとセイアさんのお腹枕(予定)でテンションMAXです」
ちくわ大明神「ちくわ大明神」