悪魔のリドル 女帝君臨   作:masterk

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転入して翌日、レギナは自分の教室で昔の友である椿姫と英と再会した
そして、レギナの転入により黒組招待メンバーが揃い過去最多18名の一ノ瀬を標的としたゲームが始まるのであった



第3話 開戦

黒組教室にて

レギナは転入して翌朝の教室で2年ぶりに英と椿姫の二人と再会を果たした

「2年ぶりですわね、レギナさん。」

「久しぶりねスミレ、ツバキもあまり変わってないようね」

「そうね…私もレギナが落ち込んでなくてなにより」

椿姫と英の二人はあれから2年間レギナのことを心配してくれていたようだ

「心配してくれてアリガト、ツバキ、スミレ」

心配してくれたことへの礼を言うレギナ

レギナが2人と仲良く話している時、一ノ瀬があるものを渡すためにレギナに接近した

「あの…レギナさんですよね?」

レギナかどうか確認する

「レギナは私デース。Meに何か御用デスか?」

陽気に対応するレギナ

「あの…黒組に転入した人にお近づきの印に渡すものがあるのですが…」

「OH!presentですネ。レギナはなんでも大歓迎ですヨ」

贈り物と聞いてウキウキするレギナ

「あの、粗末かもしれませんがその、このキーホルダーを…」

一ノ瀬はレギナにキーホルダーを渡そうとする

「あいつがあのイタリア人ね。アタシ、あいつのこと好きになっちゃいそう♥」

「伊介様もあのレギナに興味あるんだ」

「な、何を言ってるのよ!春紀、あまり変なこと言ってると殺すわよ?」

その様子を興味深く見ていたのは犬飼と寒河江であった

「センキュー。イチノセ。このキーホルダーはイタリアじゃ大流行していてなかなか入手できないのでいいものをもらったデース」

イタリアでは大人気で手に入らないキーホルダーをもらってレギナは浮き足が立っている

「えっ、そうなのですか…気に入ってもらえて嬉しいです」

一ノ瀬もレギナが気に入っているようで喜んでいる

「あ、あのキーホルダー受け取っちゃうんだ。あれって発信機が入ってるのにあっさり受け取るなんてレギナってある意味すごいじゃない♥」

レギナがキーホルダーを受け取ったことに驚愕し心を痺れさせられる犬飼

「このあと、学校が終わりましたら久しぶりに私たちとお茶でもしませんか?レギナさん」

レギナをお茶に誘う英

「ゴメン、スミレ。これからサッカー部の練習に行かなきゃいけないの、多分練習は8時ころに終わると思うからそれからならお茶会できると思うよ」

8時からなら良いと伝える

「いいですわよ。私もレギナさんがサッカーをしていらっしゃることは知っていましたわ。」

「じゃっ行ってくるね」

レギナはサッカー部に合流するためミョウジョウ学園にあるサッカー部専用グラウンドに向かった

その頃、サッカー部のグラウンドではイタリアからの女子留学生が入部すると聞いて男子が大騒ぎしていた

「今日からこのサッカー部にイタリアの女子選手が入部するらしいぜ」

「マジかよ。どんな見た目なんだろうな~」

「可愛くなかったらショックだな~ww」

「実力はイタリアのトップクラスに入るらしいのだが」

「げっイタリアのトップクラスかよ、俺たちじゃ相手にとって不足じゃねーの?」

サッカー部の男子はレギナが来るのを心待ちにしている

男子が盛り上がっているその時、レギナはグラウンドに入ってきた

「今日からここのクラブで練習させてもらうことになりましタ。レギナデース。よろしくお願いしマース」

「「「おおー!すげー美人だ」」」

レギナの金髪蒼眼でさらにナイスバディな容姿に男子サッカー部員は目を奪われていた

「レギナさん。ようこそ明星学園サッカー部へ。早速だけどイタリアトップクラスの実力がどれほどのものか見せてもらおうか」

キャプテンらしき人物がレギナの実力テストを希望する

「いいですヨ。ところでキャプテンさんのnameを聞いてませンでしタ」

「俺はサッカー部キャプテン、嘉島虎太郎だ。改めてだがサッカー部への入部を歓迎しよう。DFとGKは位置についてくれ。早速だがテストを始めよう」

虎太郎の指示でDF4名とGK1名は守備につく

レギナも軽くストレッチをしてセンターラインに立ちテストが始まった

「さて行きマスヨー」

DF陣に突っ込んでいく

「ストレートに突っ込んできただと!舐めやがって!」

大柄な男子がスライディングタックルでボールを奪いに行く

「oh…いきなりパワフルですネ!でも力任せじゃ奪えませンヨー」

レギナは軽々とジャンプして巨漢のディフェンスを躱す

「飛びやがった…俺も負けてらんねーな!」

平均的な体つきの男子はレギナのジャンプに合わせる

「アンビリーバボー!でもそんなジャンプで止めれマスカ?」

ボールの位置と脚の位置と相手の腹部が一直線になっているのを確認してレギナはトゥキックで直撃させ相手が墜落して1秒くらいあとに相手の頭元に着地する

「こんなのって…アリっすか?キャプ…テン」

「耐えれなかったお前が悪いからありだろ」

「そんなぁ(´・ω・`)」

レギナはゴール20m前に一気に突っ込む

「行かせるか!行くぜ!幸二!」

「あれをやるんだね!幸太兄ちゃん!」

幸二と幸太は二人でレギナにサイドプレスを仕掛ける

「レギナのウィークポイントな戦術をやってくるなんてなかなかやるようデスネ!でも、こうされたらどうしようもデキマセンヨ」

レギナは減速しサイドプレスをスルーする

「幸太兄ちゃん!避けて!」

「幸二お前もだ!」

二人は息を合わせて逆方向にダイブし緊急回避をする

そしてGKとレギナの1vs1の状況になる

「来い!」

キーパーは身構える

「あの技はイタリアのコーチからストップをかけられているのデスけどねぇ、今だけはやるしかないようデース。」

「あ、あの技だと…」

GKは動揺している

「catchしてみるといいデース!レギナのライジングキャノンを!」

ボールに回転をかけるように浮かせてバウンドしたところを一気に蹴り込む

この時、ボールの勢いはキャノンボールのように力強くジャイロ回転をしていて上昇方向に回転していた

ボールはキーパーが触れることなくゴールに突き刺さった

その様子を見てキャプテンである虎太郎は驚愕していた

「す、すげえ…アジアナンバーワンGKの永修からあっさりゴールを奪いやがった…」

「う、嘘だろ…うちのDFとGKがいとも簡単に破られるなんて」

「イタリアすげー!」

ほかの部員も驚いている

「さっ、他の皆さんもtrainingするデース!」

「「お、おう!」」

その後夕方遅くまで練習が続いた

練習後、レギナはキャプテンに呼ばれていた

「虎太郎サン…レギナに何か用デスカ?」

虎太郎の用件を聞く

「レギナ!いきなりで失礼かもしれないけど頼む!俺にあのシュートを教えてくれ!」

昼の時に見たシュートを教えて欲しいとお願いする虎太郎

「いいデスヨ。では深夜1時30分くらいにC棟の8号室に来てくれたらコツとかは教えマース」

深夜にC棟8号室に行くように言うレギナ

「分かった!1時30分にC棟だな!」

そう言うと虎太郎は自分の寮があるA棟に帰っていった

そしてレギナがC棟に戻っていくといきなり放送が流れた

「10年黒組のメンバーが全員揃いましたので深夜0時より裏オリエンテーションを開始いたします。暗殺者の皆様は19号室に0時にお集まりください」

「暗殺者?よく分かりませンが。0時に行けばいいのですネ」

放送を聞き終わるとレギナは部屋に戻っていった

8号室にて

「ただいま~つかれマシタ…」

「おねえちゃんおかえりー」

白髪で白いワンピースを着た少女がレギナに抱きついてくる

彼女の名前は京夢紫という

「うん♪ただいま」

「おねえちゃん、ぶかつどうだった?みなさんとはなかよくできそう?」

夢紫は部活のことを聞いてくる

「仲良く出来てマスヨ。あっそろそろお茶会の時間デスけどムムもキマスカ?」

お茶会に誘うレギナ

「むむもいくー」

二人は英たちとのお茶会に向かった

レギナと夢紫が英の部屋に着く頃にはお茶会が始まろうとしていた

「英、最後の一人がツレを連れてきたようだぜ」

男口調で英に報告する女子

「真夜さん、ようやく来たのですね」

英は報告を受ける

「俺は番場真夜だ今は真昼は寝ちまってるがよろしく頼むぜ」

「ヨロシク、真夜」

「よろしくです。かなめどむむですこちらこそよろしくでしゅ」

夢紫はついかんでしまう

「「「か、かわいい」」」

「よろしゅうな。夢紫さん」

英、レギナ、真夜が夢紫の可愛さに見惚れている中、椿姫はよろしくと返す

その後3時間お茶会を行ったあと裏オリエンテーションを行うため19号室に向かった

「皆さんお揃いのようっすね」

司会である走り鳰がメンバー全員が揃ったことを確認する

「それではこれより10年黒組裏オリエンテーションを開始するっす」

オリエンテーションの開始が宣言される

「最初に黒組のルールを説明させてもらうっす」

鳰はルールの説明を始めた

・予告は1回のみ。

・制限時間は48時間でそれまでに標的を仕留められなかったら退学

・外部の人間を殺しに巻き込んではならない

・勝者の願いは何でもお一つだけ叶う

ここまでは従来通りであるのだが今回はさらにもう一つ特殊ルールが加わった

「特殊ルールっすけど。今回は過去最多の人数である18人ですけど最高5人までなら同盟が組めるっす。同盟の場合は組むときは自前にウチに伝えて欲しいっす。退学に関しては一人が失敗してもその一人だけで同盟のメンバーのうち誰かがターゲットを仕留めることができたら退学メンバーの願いも含めて全員分叶うっす」

追加ルールの説明を行う鳰

そしてルール説明が一通り終わること兎角は裏オリエンテーションルームに入ってきた

「兎角さん遅いっすよ。もう予告状は兎角さんの分だけっすよ…えっ…」

この時、兎角は鳰から予告状を奪い取り破り捨てた!

「こ、困ったっす。」

鳰は携帯を取り出し誰かに連絡する

「理事長、実は・・・が・・・で」

「想定内よ鳰ちゃん。それにしても東が一ノ瀬側につくなんてね。」

百合は通話を終了した

「さーて、誰が晴ちゃんをやっつけることができるっすかね」

そしてこの鳰の一言でオリエンテーションは幕を閉じた

オリエンテーションが終わる頃には虎太郎と約束していた時間が近づいていた

「レギナさん。これからどうされますの?」

英がこれからどうするか聞いてくる

「今からちょっと用事があるから部屋に帰りマス。グッドナイトスミレ、ツバキ」

英と椿姫に別れを告げると夢紫を連れて部屋に戻った

その後、虎太郎に自分の技のコツを1時間ばかし教えたあと眠りについた

 




これまでのストーリーで出てきたソーシャルゲーム版のオリジナルキャラの紹介をさせていただきます

瑪瑙 椿姫(めのう つばき)
九州出身。極道の頭領の一人娘。兎角を圧倒する力量を持つ。武器は拳銃。普段は標準語で話すが、度々九州の訛りが出る。
レギナとは親同士のつながりで知り合う

京 夢紫(かなどめ むむ)
9歳の小学生。飛び級して黒組に転入してきた。心優しい少女だが覚醒すると巨大なチェーンソーを振り回す。レギナのことを「おねえちゃん」と呼んで慕っている。
番場や英にも興味を持たれている
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