悪魔のリドル 女帝君臨   作:masterk

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10年黒組が本格的に開講した翌朝
いきなりゲームが大きく動き始めていた



第4話 一手の代償

裏オリエンテーションの翌朝、いきなり大きく一手をある一人の女性が打った

ミョウジョウ学園金星寮のとある一室にて

Pipipipipipipi

時計のアラーム音がある金星寮の一室に鳴り響く

「んー…」

ポニーテールでDカップ相当で紫色のパジャマを着ている女性がアラームを叩いて止めようとする

しかしその時であった

寝ぼけていた女性が見誤り相部屋のもうひとりの女の赤メガネを叩き割った!

 

「あーっなにすんのよ!」

「アハハ…ゴメンゴメン」

平謝りな女性

この平謝りな女性は武智乙哉

世間では「21世紀の切り裂きジャック」と恐れられているこの女性

この女性が大きな一手打とうとしていた

それから1時間が経過

 

生徒たちは寮から教室に向かっていた

「グッモーニン…イスケ…」

ものすごく眠そうに挨拶するレギナ

「レギナ、アンタ寝不足?だったら伊介と授業中に眠らない?」

授業のサボタージュを提案してくる犬飼

「いいデスヨ♪一回でいいから居眠りをやってみたかったデス」

犬飼の提案を受け入れるレギナ

「居眠りだと!?そのような不真面目な行為は長であるこの私が許さん!」

学級委員特有の生真面目さで二人の不良行為を阻止しようとする神長

「いいじゃナイデスカ~♪レギナのクラブはハードですから寝ないと体が持たないのですヨ♪」

「レギナって部活やってんだ、で、どこの部活に入ってるんだ?」

寒河江がレギナの入っている部活を聞いてくる

「ハルキ、レギナはサッカー部に入っていマスヨ♪今度、見に来マスカ?」

部活の見学に誘う

「いいなそれ!今日の放課後からでもいいか?」

「今日は部活は休みでしタ。でも自主練はやろうと思いマスから、付き合ってくれませんか?」

「いいぜ。」

「授業中に眠る輩が部活だと!?」

神長はまだ食いついてくる

「いいじゃないかの。香子、これも青春の一つじゃ。大目に見てやってもいいんじゃなかろうか?」

神長を説得させる首藤

「涼が言うなら…見逃してやるか…」

 

この時レギナは気がついていなかった

自分の内に秘められた能力が開花し始めていることに

 

レギナ達は朝のHRに間に合わせるために急いで黒組に向かった

黒組HR

黒組のHRではメンバーが揃うのが遅かったせいか寮長と学級委員が決まっていなかった

「ようやくみんな揃ったようだし、今から寮長を決めたいと思う!この中で寮長をやってくれる人はいないか?」

溝呂木は寮長の立候補を聞いてくる

 

「伊介、ああいうウザいのきらーい。それに寮長なんて巡回とかアタシそういうのガラじゃないしパス~」

「私も面倒なことは苦手ですわ」

犬飼や英の他にも厄介事を避けようと寮長を拒否する人ばかりであった

そして寮長が決まらないまま朝のHRが決まった

 

結局、溝呂木の無茶なお願いを受け入れる感じで寮長は兎角と決まった

「なんで、私が…」

無理を受け入れていやいや寮長をやる羽目になった兎角は何かと不満を抱いている

その時、その兎角の態度が不真面目に見えた沖田は突っかかっていった

「兎角さん!寮長ができないなら私がやりましょうか!」

かなり強気な態度を取ってくる沖田

「べ、別に私はできないとは…」

一方的なつっかかりに返す言葉をなくす兎角

「お、落ち着いてクダサイ。オキタサン…」

沖田をなだめようとするレギナ

「貴方は首を突っ込まないでください!これは私と兎角さ…そ、その刀は先代が新撰組の時の局長である近藤殿が持っていた名刀虎徹…ど、どうしてあなたがそれを…」

兎角を責めたてている沖田だったが、なだめに入ったレギナ

そのレギナに責めの刃を向けようとした沖田だがレギナが腰に帯刀している虎徹を見て急に態度が変わった

「この刀を知ってるのデスカ?レギナは骨董品の店で手に入れましタ。」

「どこの骨董品店ですか!?そこなら先代の持っていた菊一文字を…」

先代の持っている刀を手に入れられると思い沖田は骨董品店をレギナに聞く

「タシカ、シブヤの龍神堂ってショップでしタ」

龍神堂という店にあったと伝えるレギナ

「龍神堂という骨董品屋ですね!分かりました!暇が出来たら行かせてもらいます!」

ものすごく憤慨している沖田

「レギナさん…ふぁふぇへくふぁふぁい(や、やめてください!)」

その沖田をなだめるためにレギナは沖田の顔がその豊満な胸に埋まらせるように抱きしめた

「慌てすぎデスヨ。オキタサン…」

「レ、レギナさん!い、いきなり…何をするんですか!?」

急な抱きしめに大きく動揺している沖田

その様子をレギナは何か楽しんでいるみたいだった

「おねえちゃん、じゅぎょうで、しょくぶつえんにいくみたいけどおくれるよ」

夢紫はまだ教室を出ていないレギナたちを呼びに行ってきている

「oh…遅刻はイロイロと問題デス。行きますヨ。オキタサン」

「そ、そうですね!」

3人は次の授業場所である植物園に向かった

 

植物園にて

3人は滑り込みで授業に間に合ったが

溝呂木から見ればまだ来ていない状態だった

「ま、間に合いマシタカ?」

小声でかがみ込んでいる状態で武智に間に合ったか問う

「ま、間に合ったと思うよ~まだセンセは気づいてないみたいだし」

「よ、よかった~」

安心するレギナ達

この時、レギナは武智のLINEのトーク履歴を垣間見た

T(武智):晴っちって誕生日いつ?

H(一ノ瀬):1月1日だよ

T(武智):ワタシと1日違いだね♪

そして、トークを垣間見たレギナは一ノ瀬が武智と一日違いの誕生日だという事実を知る

「シエナサン、メガネのことは大丈夫デスか?」

朝、耳に挟んだメガネのことを心配する

「ボクは大丈夫。少しぼやけるけど」

「ぼやけていたら危ないデスヨ?ちょうど度のイイメガネ持ってるんで使ってくだサイ。」

メガネケースをブレザーから取り出し剣持に渡す

「あ、ありがとうレギナ。これでよく見える」

度がちょうどいいメガネを渡されてようやく本調子に戻る剣持

その後、授業は順調に終わり放課後

レギナと寒河江は自主練をしていたがその裏で武智は一ノ瀬に予告状を渡していた

 

そして翌日、事は大きく動き始めた

「レギナ、その、メガネのお礼に今度、秋葉原をボクが案内してあげたいのだけど、どうかな?」

剣持はお礼をしたいらしい

「おねえちゃん、あきはばらってどんなとこ?」

夢紫はレギナに秋葉原がどんなところかと聞く

「レギナも見たことナイのデスが…噂に聞けばヘブンみたいなところと聞きマシタ♪」

剣持、夢紫、レギナが談話しているとき、突如、兎角がこちらに近づいてきた

「剣持、お前、一ノ瀬をどこにやった!」

この時の兎角は周囲が凍りつくほどの殺気を醸し出していた

「お、落ち着いてクダサイ。それにシエナサンは今さっきまで私達とお茶してマシタ」

「とぼけるな!」

レギナが事情を説明するが兎角には話が通じない

「っがぁ…」

「少し、頭を冷やしてクダサイ」

レギナは手刀で兎角を気絶させた

「シエナサン、アキハバラの話は喜んでOKデス♪しかしこのあとレギナが生きていたらの話デス、トカクサンを部屋まで運んでおいてくだサイ」

「おねえちゃん…」

夢紫は最愛の姉が死ぬではないかと不安に駆られている

「ノープロブレムです♪生きてムムのところに帰ってきますから、部屋で待っているデス」

そう言うとレギナは3人を寮に戻した

 

一ノ瀬を探している時、植物園で何やら物音がしたので入ってみた

ビンゴ!

一ノ瀬は武智に拉致られてSMプレイによくありそうな拘束で捕らえられていた

「んー・・・ふごっふごっ」

「ねー知ってる?晴っち?蜘蛛って捕まえた獲物を毒針を使って体液を溶かすらしいけど私にはそんな毒針なんてないからこうしているんだよ」

「んー!」

「ふぅ~すごい傷。その傷、全部上書きしてあげる」

武智は一ノ瀬の脚部当たりの古傷にハサミを突き立てる

「んぐーーーー!」

一ノ瀬は口を封じられるも悲鳴を上げる

「イチノセ、今助けマス」

武智の死角からレミントンを発泡するレギナ

その銃弾がカスったのか武智はレギナに気づく

「レギナっちも来てたんだ。ちょーどよかった、晴っちを殺しちゃう前にレギナっちを殺してあげる」

武智はノコギリに持ち替え斬りかかる武智

レギナは発砲して応戦するがノコギリで弾かれる

4~7発撃って弾切れを起こした

この時武智はノコギリで切りかかろうとしていた為、レギナはレミントンの銃身を持ち防ぐのが手一杯だった

しかしそのしのぎも持つわけがなく地面にじわじわと倒されそうになっていた

「レミントンがもう壊れそうデス。このままじゃやられるのも時間の問題ネ。」

レギナは意地で押し切りレミントンを投げ捨て虎徹に持ち替えた

「死んじゃえ!」

レギナが居合を構えた瞬間に武智はノコギリで勢いよく斬りかかる!

「チェックメイトですヨ!」

レギナはイチかバチかで居合を決め武智を吹っ飛ばす

居合で吹っ飛ばされた武智は頭を地面に強打し気絶した

その後レギナは一ノ瀬に駆け寄り拘束道具を破壊した

「レギナ…さん。あ、ありがとうございます…」

一ノ瀬はふらついているせいかレギナにもたれかかる

「よほど危険だったのですネ…」

レギナは一ノ瀬をお姫様抱っこで部屋まで運んだ

一ノ瀬の部屋を出たすぐに犬飼に話しかけられた

「レギナあんた、一ノ瀬を殺ったの?」

「イスケ、殺ったんじゃありませんヨ~まだイチノセは殺ルには時が早すぎマス」

「時期が早い?どういうことよ、教えてくれないと殺すよ♥」

「イスケ、その首についている痕を見ても分からないのデスカ?」

犬飼の首についた痕を見て指摘する

「そ、そう…」

「イチノセには厄介な狂犬がいマス。その狂犬を消さない限り勝目はないデス。」

「あ、アンタ意外に見る目があるじゃない♥ますます気に入ったわ♥今度伊介といいことしよっか♥」

「いいでスネ。では今夜はこの辺でオヤスミデス」

武智を倒し犬飼と会話を弾ませたレギナは自室に戻って眠った

 

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