メロンスカイ(Melon Sky)
1.プロフィール
性別:牡
毛色:芦毛
生誕:2005年4月26日
父:セイウンスカイ
母:ラウンドピーチ
母父:イージーゴア(Easy Goer)
5世代インブリード:
・無し
競走成績: 15戦6勝
獲得賞金: 3億8197万円 + 150万ドル
主な勝利:
・G1
東京優駿(2008)、ターフクラシックS(2009)、アーリートンミリオンS(2009)
・G2
デイリー杯2歳S(2007)、オールカマー(2008)
2.競走成績
・2007年
新馬戦(6着)、未勝利戦(1着)、デイリー杯2歳S(1着)、朝日杯FS(10着)
・2008年
皐月賞(7着)、東京優駿(1着)、オールカマー(1着)、天皇賞(秋)(4着)、ジャパンC(8着)、有馬記念(7着)
・2009年
ドバイシーマC(4着)、ターフクラシックS(1着)、マンノウォーS(6着)、アーリートンミリオンS(1着)、ジャパンC(3着)
3.解説
「ラウンドピーチ」の馬主の趣味でこの配合となり、そのままセールに出さず馬主になった。新馬戦では掛かってしまい惨敗したものの次走の未勝利戦で勝利。デイリー杯2歳では上手く控えたレースを行い、「キャプテントゥーレ」を差しきり初重賞を勝ち取った。しかし、朝日杯FS、皐月賞で同じ作戦で行くも伸びきれず敗北する。
東京優駿でかつて父セイウンスカイに騎乗した騎手へと変更され、レースが始まるといきなり掛かったのか一気に加速し2番目から10馬身以上の差をつけて先頭に立つ大逃げを行った。そのまま、速度を落とし…最後の直線で再加速して、迫ってきた「ディープスカイ」と「ブラックシェル」からクビ差で逃げきり…父と母の勝てなかった東京優駿を勝利した。
次走は天皇賞(秋)を見据えて古馬のいるオールカマーを選択。ハナをとり「キングストレイル」と共に前を走り、最後の直線で外から迫ってきた「マツリダゴッホ」から逃げきり重賞3勝目を獲得。
迎えた天皇賞(秋)、「ダイワスカーレット」と共に前を走り最後の直線まで進んで、先頭に抜け出したが…盛り返してきた「ダイワスカーレット」、さらに後方からきた「ウオッカ」と「ディープスカイ」に差しきられ4着に敗北。
ジャパンCでは先頭に走るも最後に伸びきれず、ゴール直前で外から「スクリーンヒーロー」らにかわされ8着に敗れた。有馬記念では天皇賞(秋)と同様に「ダイワスカーレット」と共に先頭を走るも、最後はそのまま突き放されて、ジャパンC同様に外から「アドマイヤモナーク」らにかわされて7着と敗れた。
4歳になり、ドバイシーマCに出走。東京優駿で見せた10馬身以上離す大逃げを披露するも、「イースタンアンセム(Eastern Anthem)」、「スパニッシュムーン(Spanish Moon)」、「パープルムーン(Purple Moon)」らにゴール前で差しきられ4着。
その後はアメリカへと遠征しターフクラシックSに出走。昨年にこのレースを制したブラジルの「アインシュタイン(Einstein)」、ハリウッドダービーなどG1レースを3勝した「コートビジョン(Court Vision)」がいる中で7番人気で出走し…「アインシュタイン」から半馬身逃げきって勝利。「シーザリオ」以来のアメリカG1勝利を飾った。
次走に母「ラウンドピーチ」の勝利したマンノウォーSに出走し先頭で逃げるも、最終コーナーカーブに失速して「ギオポンティ(Gio Ponti)」らにかわされて6着に敗れる。
アーリートンミリオンSでは「アインシュタイン」と「ギオポンティ」がいる中で果敢に逃げて、「ギオポンティ」の1馬身差で勝利しG1レース3勝目を手にした。
遠征の本命であるBCターフに出走予定であったが、脚部不安により泣く泣く帰国。その後、奇跡的に回復したためにジャパンCにラストランとして出走を表明。半弟の三冠馬「キングマンゴー」との対決が注目されたものの、「キングマンゴー」はマイルCSへの出走を決めたため別の兄弟対決(「キングマンゴー」VS「オリーブテイオー」)が実現することとなった。
迎えたラストランのジャパンC、「リーチザクウラン」と共に先頭を走り、最後の直線で離しにかかるも外から来た「ウオッカ」と「オウケンブルースリ」に捉えられ3着に敗北して引退。
引退後は種牡馬になったものの、中央で勝てた産駒が10頭しかいなかったためアメリカへと輸出される。その後、再び日本へと戻されて馬主の生産牧場のプライベート種牡馬となった。
代表産駒は日経新春杯(2016)を勝利した「セイウンシールド」、京都金杯(2017)とエプソンC(2017)を勝利した「ハイタイガー」、プロキオンS(2016)を勝利した「スラッシュムーン」、ハリウッドダービー(2019)を勝利した「テンカゴメン(Tenka Gomen)」、フラワーボールS(2019)を勝利した「レディメロン(Lady Melon) 」など。
4.エピソード
・マイペースだが従順と優等生気質な性格で騎手の理想の動きをしてくれるため、騎乗した全ての騎手にまた乗りたいと言わしめた。
・ドバイシーマCでは完走後に騎乗していた騎手が泣きながら顔を撫でてくると、答えるように鼻を当てて嘶いた。
・種牡馬時代は「アグネスデジタル」と「マイネルセレクト」と仲が良く、柵を通じて一緒に歩く姿がよく見られた。
・馬主のスマホのアイコンはメロンのメンコを付けたメロンスカイである。
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1.プロフィール
グレープスカイ(Grape Sky)
性別:牡
毛色:芦毛
生誕:2005年4月26日
父:セイウンスカイ
母:ラウンドピーチ
5世代インブリード:
・無し
競走成績: 23戦7勝
獲得賞金: 4億19万円
主な勝利:
・G1
高松宮記念(2014)
・G2
阪神C(2013)
・G3
CBC賞(2012)、北九州記念(2013)
2.競走成績
・2011年
2歳新馬(1着)
・2012年
クロッカスS(1着)、NHKマイル(16着)、葵S(1着)、CBC賞(1着)、中京記念(17着)、セントウルS(3着)、スプリンターズS(9着)、スワンS(6着)、阪神C(4着)
・2013年
シルクロードS(6着)、オーシャンS(4着)、高松宮記念(7着)、マイラーズC(18着)、京王杯スプリングC(2着)、CBC賞(2着)、北九州記念(1着)、セントウルS(3着)、スプリンターズS(3着)、阪神C(1着)
・2014年
シルクロードS(3着)、オーシャンS(2着)、高松宮記念(1着)
3.解説
「メロンスカイ」の全弟。「ラウンドピーチ」に「クロフネ」を2年連続付けていたものの不受胎だったのと、「メロンスカイ」の活躍もあってか再び「セイウンスカイ」を選択した。
新馬戦ではいきなり先頭立ち、そのまま後続を引き離しての圧勝。3歳に入った初戦でも同様に前へ進んでの圧勝…「メロンスカイ」並の期待が集まっていた。
しかし、初のG1レースであるNHKマイルCでは「カレンブラックヒル」と共に先頭を走るも、最後の直線で後退し…最後方でのゴールとなる。なお、このレースは2頭の馬が失格と中止になったため18頭中の16着。その後、連闘で翌週の葵Sに出走…終始先頭を走りきり勝利する。ここで、短距離特化の可能性が陣営から囁かれ始めた。
2度目の重賞であるCBC賞では、重馬場をもろともせず2番手て進め、最後の直線で「マジンプロスパー」との接戦をし辛くもレコードタイムで初重賞勝利を手にした。中2週で中京記念に出走する最下位…疲労した様子が見られなかったため、短距離中心のローテーションを組むことになった。
セントウルSでは「マジンプロスパー」、「カレンチャン」、に続く3番手で進み直線で先頭に立つも「エピセアローム」、「ロードカナロア」に捉えられ3着。スプリターズSでの活躍が期待された。そのスプリターズSでは、出遅れてしまい良いところがないまま掲示板外に終わる。
その後も積極的に短距離重賞に出続け…何度も掲示板へと入るものの勝利は出来ずにいた。しかし、小倉レース場で行われた北九州記念で1年ぶりに勝利。さらに2年連続でセントウルSで3着になり、再びスプリンターズSへと挑戦する。
スプリンターズSでは「ハクサンムーン」と共に先頭に立ち、最後の直線で後続を引き離しにいくも外から伸びてきた「ロードカナロア」に捉えられて、さらに盛り返した「ハクサンムーン」にもハナ差で差し返されて3着に敗北した。
スワンSを回避し、阪神Cへと出走。「リアルインパクト」、「ガルボ」に続く3番手でレースを進めた。そして、最後の直線で加速し最速の上がりタイムでゴール前に2頭を捉えての差し切り勝利。ここで引退の話が出ていたものの…「ロードカナロア」の引退を聞き、高松宮記念まで現役を続けることを選択。
5歳となり、シルクロードSへ出走するも出遅れてしまい中団でのレースとなるも最後は大外から鋭く伸びてきて「レディオブオペラ」と「リトルゲルダ」らと2着争いの末、「リトルゲルダ」と同着の3着になる。
オーシャンSでは「ハクサンムーン」と共に先頭を走り、最後の直線で先頭に立つも内から「スマートオリオン」に差し切れられ2着に敗れた。
ラストランになった高松宮記念…「エーシントップ」の後ろを走り、「マジンプロスパー」と激しいポジション争いをしながら最後の直線へと入る。残り400で先頭に立ち、外から伸びる「コパノリチャード」の猛追をアタマ差で逃げ切り勝利。最後の最後でG1馬となった。
その後は種牡馬になるも、繁殖牝馬が集まらず、中央で勝てた産駒が居なかったため2017年に移動し、馬主の生産牧場でプライベート種牡馬になった。代表産駒はヴィクトリアマイル(2020)を勝利した「ニシノキウイ」。
4.エピソード
・全兄とは逆に神経質な性格で車での移動後は非常に機嫌が悪い。また、指示を無視して暴走するため騎手には厳しい顔を向けられていた。
・種牡馬時代は「カンパニー」や「ジャングルポケット」など殆どの馬が自身の厩舎の前を通る度に威嚇していた。しかし、「ナカヤマフェスタ」と「グラスワンダー」だけにはそんな様子を見せなかったとのこと。
・馬嫌いな反面人間は好きなのか、パドック時は厩務員に甘え、騎手にも甘え、ファンにも甘え、カメラの前では動かないなど賢い面もあった。
・自身のいる生産牧場ではデビューしなかった半妹(ラウンドピーチの2015、父:ステイゴールド)に懐かれており、本人も満更でもなさそうな様子がカメラに収まっている。
・唯一の重賞産駒である「ニシノキウイ」は310.9倍の最下位人気でG1を勝利した。これは「コパノリッキー」の272.1倍を超え、歴代2位のG1単勝最高配当である。