生徒会の青春   作:ハクヨウハ

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記録されえぬ幕間劇 ~生徒会会議後議事録~

 俺、杉崎鍵は、生徒会で存分に駄弁る時間を確保するために全ての雑務を解散後に一人で片づけている。これは今年度生徒会の初顔合わせの日に俺自身が宣言したことでもあるし、若干思う所がある様子を見せながらも、基本的には俺のハーレムメンバーはその俺の意思を尊重してくれている。ただ、一人だけ、素直な同意とは行かなかった人がいた。それがアキだ。

 

 

 入室直後見た時は、初対面の美少女だと思っていた。一年生だったし、俺の新入生に対する美少女チェックに不備があっただけだと。入室直後の告白の直後大ブーイングを受けた上、続けて自己紹介(俺は一番最後だった)をした時にもう一回皆に対して告白して、超ツンな対応を受けて心にダメージを負った俺に最初に声をかけてくれたのがその後輩だった。

 

 岸野アキ。体の線は細く、恥ずかしがり屋なのか少し伏し目がちにしていた自己紹介はもう本当に可愛かった。さすがに会長よりは背丈は高いとはいえ、それでも結構小柄なはずの真冬ちゃんと並ぶと同じくらい(むしろ真冬ちゃんより低いくらい)の身長だった。会長よりも少し短いくらいにそろえられた綺麗な黒髪。少し愁いを帯びた表情は人々の心を鷲掴みにするだろうが、きっと笑うともっと魅力に溢れているはずだ。さらにあまり抑揚を付けない喋り方と女子にしては少し低めの声のトーンは、俺の中の窓辺で読書をする少女のイメージにぴったりと符合した。あえて足りないものと言えばメガネだろうか。と思っていると、まるで俺の心を読んだかのように付けくわえた。

 

「えと、その……僕は少し近視気味なので、ホワイトボード見るときとか、パソコンで作業するときとか……えと、メガネかけたりすると思いますが、よろしくお願いします……」

 

 俺はもうこう思ったね。「おお神よ、メガネを忘れずにいてくれるとは有り難い。そしてリアルボクっ子だと?なんてすばらしいんだ!」と。

 

 そんな彼女が、俺のみんなへの告白が純度100%のツンで返されて傷心の俺に、唯一人近づいてきてくれて、「あの、杉崎さん?大丈夫ですか?ぼ、僕は素敵なことだと思いますよ?」って言ってくれたんだよ!初対面だけどデレ度マックス!って思っちゃうだろ!?もう感極まって抱きついたね。アキに。もうなんか報われた気がしてアキと言う個人に向かって再び告白するくらいには。「アキちゃん、君だけは俺の味方なんだね。ありがとう、好きだ!」って叫んでさ。そこは、天国ではなかったと知るのはその直後だった。

 

 

「杉崎さん、“ちゃん”づけは止めてください。僕、【男子】なんで。」

 

 

 その時に俺がうけた衝撃が、さて読者の皆様はおわかりだろうか?「は、はは……そんなバカな……」と言いながら視線を下げれば、胸にあったのはリボンではなくネクタイ。下半身にまで下げればそこにあったのはスカートとハイソックスによって形成されている絶対領域でもタイツでもなく、俺と同じ碧陽学園の指定制服のズボン。まごうことなき、男子生徒が着用するべき制服であった。結果、俺は頭を抱えて叫びながら転げ回った。なんて叫んでいたかはあまりのショックに記憶にない。ただし、俺が我を取り戻した時には既に、内気な文学少女だと思っていた相手が、俺にだけ容赦なく毒を吐く同性の後輩へとジョブチェンジを果たしていた。なんか最近ではあいつは俺の評価を下げることをライフワークにしてるような気さえする。今日の唐突な【自家発電】ネタとか、まさにそれだと思う。

 

 この一週間では結構雑談にも積極的にからんでくるし、会長相手に軽くからかうような発言も出始めていて内気でありながらもこの生徒会の空気に慣れてくれているんじゃないかとも思う。深夏が今日の会議でアキの対応が俺と会長の場合と他の三人の場合で違和感があると言っていたが、この調子ならもうすぐにでも気にならなくなるんじゃないだろうか。真冬ちゃんとはクラスメートらしいし。知弦さんに相談があるとかで、今日の帰り際に二人で話したいとか言ってたし。深夏は真冬ちゃんの姉だし。……あれ?深夏だけ本人の要素じゃない?まあいいか。

 

 だが、そんな内気な(先輩である俺への対応を考えるとちょっと抗議したい評価ではある)アキだが、俺が一人で生徒会の雑務を行うことに唯一文句を言いに来たのである。少しその時の様子を思い出そうか。

 

 

 それは顔合わせの翌日の生徒会。その会議終了後。

 

 前日に俺がマジ告白し、その後に同性だと発覚した少年アキが声をかけてきた。

 

「杉崎さん、これから雑務ですか?」

 

「ん?ああ、昨日そういっただろ?お前ももう帰っていいぞ?これは俺が俺の為にやらなきゃいけないことだからな。」

 

 そう、美少女達とより長時間語りあうために、俺が好きで生徒会の雑務を行うのだ。みんなでやった方が楽な作業を俺の我がままで大変にしてるんだからこいつに手伝わせるわけにもいかない。

 

「そうですね。でも、僕だって仮にも生徒会に選ばれたんですから何もしないでいることに思う所はあるわけです。口には出してませんけど、きっと先輩たちもそうだと思いますよ?」

 

「……それでも、俺はこっちを選ぶよ。」

 

「……妥協できない人ですね。」

 

「悪いな。つーわけで手伝いは無用だ。俺の勝手にお前を巻きこむのは筋違いだろ?」

 

「……あなたが妥協できない人だというなら、僕が妥協するしかないですよね?」

 

「ん?ああ、だから……」

 

「こちら、僕の妥協の結果です。投書箱に投函されていた生徒の声のうち悪戯ではないもの、及び生徒会からの生徒配布プリントの草稿です。」

 

「…………は?」

 

「気になるようでしたらこちら、僕が悪戯投稿だと判断したものです。目を通しますか?」

 

 投書箱とは各階に一つづつ設置している、いわゆる【生徒からの声】を集めるために設置されているものだ。最初に貰った束はおよそ30枚ほど。あとから悪戯と判断されたとして差し出されたのは俺が最初に受け取ったものの軽く3倍の厚みがあった。上の方から2・3枚見てみるとマジな方は【山岳部です。部活の遠征費用を部費と別途もらえないのでしょうか。現在の部費では学校の裏山にしか登れません】【二階西側の男子トイレで石鹸がなくなってるところがあります。補充してください】といったもの。悪戯と言われた方は【杉崎は壇上に上がるな!目の保養にならないじゃないか!】【アキきゅん☆はぁはぁ】【椎名副会長が百合って本当ですか?】といったもの。え?こんな内容100枚以上もあったの?

 

 次に生徒に配布するプリントの草稿に目を向けると職員の方からの生徒会を通した生徒への呼びかけ依頼の書類と、それに対して最低限の内容だけを記したようなプリント。赤で訂正しやすいようにという配慮なのか文と文の行間が2行くらい空いている。軽い修正と付けたしをして打ち直せば完成だろう。俺が入室してからは内気な気質からかあまり喋ってはいなかったものの仕事をしている様子はなかったはずだ。130枚の投書チェックと草稿の書きあげなんていつやったんだ?

 

「というか、妥協って?」

 

「【何らかの仕事をした】という事実を持って、自分が感じる罪悪感を減じたいだけです。僕が好きでやったことなんで気にしないでください。もともと僕は“美少女”ではありませんから。」

 

 

 以降、アキは【生徒会常任委員としての妥協】と称して俺が雑務をこなしやすいように準備してくれている。そのくせ雑談中は特に何かをやっている様子もないので、こいつは放課後突入後から生徒会のメンバー全員が集まるまでの短い時間で(それも少なくとも俺に気取られることなく)あの作業をこなしたということだ。今日なんか俺は掃除も教師からの頼まれごとも無かったからかなり早く来たはずなんだが……有能すぎやしないか?アキが俺の作業見たら「杉崎さん、なんでそんなにゆっくり作業してるんですか?睡眠時間削りたいマゾなんですか?あ、ハーレムメンバー(仮)からなじられて喜んでるからマゾでしたねすみません。」とか言いやがりそうだ。これが俺の全力だよちくしょう!(仮)とかつけんじゃねぇよ!!マゾじゃねぇよ!!!

 

 あ、この投書陸上部のだ。確かあいつは陸上部の副部長だったな。テルテル……

 

 

 

 

 

 

――以上杉崎鍵による追加記述――

 

 

 

 

 

「相談?私に?」

 

「はい。お願いしてもいいですか?出来れば二人で。」

 

 その唐突なお願いに驚いてしまったのは仕方ないだろう。だって、私、アキ君に怖がられていると思ってたし。

 

 深夏が今日の会議で言っていた通り、キー君とアカちゃんに対するときだけはアキ君の対応が気安いものになっている。追及はキー君とアカちゃんを上手く利用したアキ君にかわされてしまったけれど。深夏は私と深夏への対応と真冬ちゃんへの対応の違いは気づいていなかったようだけれども、私は何となく感じ取っていた。

 

 

 アキ君が私や深夏に気安くなれないのは“怯え”を感じているのが原因だろう。

 

 

 逆に真冬ちゃんと話すときには、アキ君に怯えの感情は見えない。そこで気になるのは二つだった。一つは私と深夏が怯えられている理由は何なのか?もう一つは怯えているわけではない真冬ちゃん相手でどうして気安く話せないのか、ということ。

 

 【話したくないことを聞き出そうとしない】というのはこの生徒会の暗黙のルールであるとも言えるけど、自分が訳も分からず怯えられているというのも気分のいいものではない。先週末に安田家のお屋敷で脱税の証拠をひらひら見せびらかしたときの邦明さんの怯えの表情はかなり快感だったけど、それは理由があって、その理由を自分が意図して作り出したからだ。黒い発言とか、Sな発言とかもないときに怯えられているというのは面白くない。過去の話をさせるなんてことはしないまでも、私たちの何に怯えているのかくらい聞きたかったんだけど……

 

 そんなことを頭の片隅で考えながらアカちゃんの解散宣言を聞いたと思ったら、私に出来れば二人っきりでしたい相談なんて言い出したのだ。そりゃあ驚いた。相談の内容にも興味があったし、内容次第では怯えの理由を話して貰うこともできるかもしれないと思って二言目には了承した。

 

 

 

 そして、予想外に面白い相談をされた。

 

 

 

 今はその内容は伏せておく。でも、確かに、生徒会では私以外にこの相談を受けれる人はいなかったのは確かだろう。隔意を感じないキー君でもダメ。無邪気なアカちゃんではムリ。椎名姉妹にはこの相談を持ちかけるわけにはいかなかっただろう。うん、これを機にSなところだけじゃなくて頼れる先輩らしいところでも見せてあげましょうか。

 

 

 

 

 

――以上紅葉知弦による追加記述――

 

 

 

 

 

「で、杉崎はまた生徒会室に残ってるんだ?」

 

 会長さんが校門前に集まった3人(アキと知弦さんはアキが相談があるとかで校舎内にいるらしい……なんか悔しい)の中で最初に声をあげて苦笑する。真冬もそれにつられて微笑んでいた。

 

「まったく、あたしたちと長時間駄弁るために雑務を全部自分一人で片づけてケロッとしやがって……だから対応に困んだよな、あいつ。」

 

「ま、真冬は杉崎先輩、好きですよ?」

 

 真冬の言葉にため息をつく会長さん。いや、あたしもついてた。そんなことはわかりきってるんだ。鍵がイイヤツで、好ましい人格だってことは。

 

「ほんとうにあいつのことが嫌いなヤツなんてこの学校に居ないわよ。ハーレムだなんだと言いださなければ彼女の一人くらい簡単にできるでしょうに。」

 

 そう、真冬が言いたいことは全員がわかっているんだ。会長さんも、あたしも、この場にはいないけど知弦さんやアキだって、うちのクラスの連中も。いや、確かに会長さんの言う通りにこの碧陽学園に通っている全員がきっとわかっている。

 なんだかんだいっても鍵はいいヤツだし、鍵がこうやって雑務を引き受けることで維持しているあの生徒会室と言う空間は、なんかの用事があって遅れることになっても顔を出したくなる。去年の真面目に活動していた生徒会が悪いわけではないけど、今の生徒会室に流れている楽しい空気は得難いものだ。

 

「で、でも、本当にいいのでしょうか……」

 

「いいのよ、というか杉崎はそうしてもらうことを望んでいると思うの。だったら私たちはその意思を尊重してた方がいいのよ。」

 

 そうだ、鍵は私たちが雑務を鍵に代わりにやってもらっている現状に【恩を感じないこと】を望んでいる。……だからこそ、タチが悪いともいえるけどな。

 

「まあ、その代わり杉崎が何か困ってたら全力で助けてあげるわよ!」

 

「でも、付き合ってはあげないんですね、会長さん。」

 

「それとこれとは話が別よ。誰があんな浮気性と……」

 

 この上ない即答だった。しょっちゅう言葉をかむ会長さんが、むしろ真冬のセリフに食い気味になる勢いでの淀みない即答だった。同情はしないぞ、鍵。

 

「やたらと働くと言えば、アキもなのよね。今日気づいたけど。」

 

「え?岸野君がですか?え、でも、岸野君って私たちと同じ時間に帰ってますよね?」

 

「今日は知弦さんに相談があるとかでまだ学校の中だけどな。てか、働くって何してるんだ?生徒会の仕事は全部鍵がやってるだろ?」

 

「ほら、投書箱ってあるじゃない。」

 

「あ~、去年あまりに真面目な投書の割合が低かったせいで設置場所を生徒会室前だけにしようって一時期言ってたヤツか。」

 

 多い時でも全体の2割くらいしか真面目な投書が無かったんだよな。そのくせ各学年の教室がある階に一個設置してるから中身をとりに行くのがすげぇめんどくさかった。それで生徒会室前に一つ置いといて、各階にあるヤツをなくそうと去年の書記の人が言い出したんだよな。結局却下されたけど。

 

「あれ、今アキが全部回収して生徒会室に持ってきてるのよ。先週私たちが帰る頃にアキが杉崎に手渡してるのを見たわ。それで聞いてみたらそう言ってたの。」

 

「…………あれ?でもそれだけで働き過ぎって言うのもおかしい気もするんですが……」

 

 確かに、何もしてないあたしたちが言えるセリフではないけど、去年だってそれは当然のようにあたしたちだってやってたことだ。【やたらと】なんて会長さんがつけるような出来事ではないと思うんだが……

 

「あと、今日私は二番目に生徒会室に来たんだけど、私が生徒会室に入ったとき、アキは生徒会室の掃除してたわ。聞いたら毎日してるって。」

 

 毎日掃除!?確かに生徒会室はクラスに割り当てられる清掃範囲じゃないから生徒会役員が掃除することになっている。あたしたちだって、去年は生徒会室の掃除くらいしてた。月に一回くらい。汚れとか埃とかが気になったら誰かが声をかけて掃除をするって感じだったから、今年もそんな感じだと勝手に思っていた。確かに一カ月掃除してないにしては部屋がキレイだな~とは最近思ってたが、まさか毎日掃除してるヤツがいるとは……

 

「あと、その掃除のときに机の上のお菓子を補充しているらしいわ。自腹で。」

 

 自腹で!!?あの会長さんが毎日幸せそうな顔してメッチャぱくついてるあの甘ったるいお菓子アキの自腹だったのかよ!?

 

「……そう言えば、真冬たちが雑談中に飲んでるお茶を入れてるのも岸野君でしたね……」

 

「聞いてると、なんか本当に何もしてないあたしたちが凄いいたたまれなくなってくるんだが……」

 

「この一週間で予想以上にアキが今の生徒会に貢献しているという事実に気づいたわ。なんかまだ私たちに隠れていろいろやってそうな気もするし。」

 

 確かに。意識してない部分でのアキの貢献度が半端ない。【うさまろ】とか、会長が買ってるもんだと思ってたし。「そう言えばアレはどうなってるんだ?」ってことは全部アキがやってたっていうのが情けない。そう言えば知弦さんは今日、お菓子持ちこみしてたから……まさか気づいてたのか?アキがお菓子を補充してること……。それにしても、雑務を鍵に任せちまってる現状もそうだけど、それで【何もしない】ことを選択しちまった自分たちが情けない。生徒会初経験の後輩は【雑務以外の自分ができること】を精一杯やってたなんてな。

 

「明日から、掃除の手伝いとお菓子の補充始めるか。なぁ、会長さん!」

 

「あ、えと、今月は少しお小遣いがピンチだから、来月からなら……」

 

「誰よりもあそこのお菓子を食べている会長さんが支払いを拒否しましたっ!?」

 

 ああ、真冬。いくら会長さんといえどもそれは許されないよな?

 

「あ、えと、ア、アキも、何か困ってたら私たちが全力で助けてあげるのよ!!」

 

「でも現在進行形で困っているであろう岸野君は紅葉先輩に相談を持ちかけてしまったのですが」

 

「はぁ……できれば明日にでも知弦さんに相談内容を聞いてあたしらも力になってやりたいんだけど、生徒会室じゃなくてわざわざ二人きりで相談するってことはあんまりあたしらに聞かれたくないってことだろうしな。」

 

 特に仲のいい会長さん……は頼りなかったのか、鍵に相談するっていうことなら親密度の問題かもしれないから少し粘れば聞き出せただろうけど、知弦さんに相談したってことはあたしらに相談してもあんまり意味がないってことだしな。ああ~!!もう!!なんか、こう……スッキリしないな~こういうのは……

 

「とりあえず明日からは岸野君が一人でやってたことを真冬たちも手伝うということで頑張っていきましょう!」

 

「うん!そうね、真冬ちゃん!じゃあ、また明日ねっ!」

 

 そう言って駆けだす会長さんを合図にして私たちも帰路に就く。

 

「とりあえず、帰りにコンビニよって【うさまろ】でも買うか。」 

 

「そうだね、お姉ちゃんっ!」

 

 ついでにアキの好きそうなお菓子でもあれば買っておこうかな。

 

 

 

 

 

――以上椎名深夏による追加記述――

 

 

 

 

 

ルール1 神の存在を受け入れろ

 

 

ルール2 彼らに直接触れてはいけない

 

 

ルール3 友達の友達は我ら。それが干渉限界

 

 

ルール4 【企業】の意向は何よりも優先される

 

 

ルール5 【スタッフ】は、個人の思想を持ちこむなかれ

 

 

ルール6 情報の漏洩は最大にして最悪の禁忌である

 

 

ルール7 我らが騙すのはヒトではなく神であることを忘れてはならない

 

 

ルール8 このプロジェクトに道徳心は必要ない。全ては【企業】の利益の為に

 

 

ルール9 性質上【学園】の【保守】は最大の命題である

 

 

 

 

追加ルール 今年の生徒会には気を付けろ

 

 

 

 

 

――以上某私立碧陽学園内活動スタッフの手帳・活動ルールの項より抜粋――

 

 

 

 

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