百姓スペちゃん~このニンジンあげません!! 作:牛乳大好き
「沖野くん……手を組まないかしら?」
「お花さん?」
4月。ほぼ、農業エッセイと化したこの作品にも当然ながら、作品中の時の流れは存在する(名探偵コナンのようにゆっくりであるが)。
ついにやって来たキタちゃん、シヴァっちのクラシック世代が幕を上げた。お花さん率いるチームリギルはエアグルーヴが推薦して入部した期待の新人であり、世代最強 ドゥラメンテが圧倒的な強さでクラシックを制覇する筈だった。確かにドゥラメンテは皐月賞を勝つことが出来たし、お花さんは今まで蓄積した膨大なデータ論を駆使すれば……ドゥラメンテは英雄ディープインパクトや暴君オルフェーヴル、そして幻トキノミノルさえも越えることが出来ると思っていた。だが、この世界では……
「ぬぅぅぅぅおおお!!」
「おりゃぁぁぁぁあ!!」
何故か、農民に染まったり、栄養価豊かな作物やお肉を食べ続けた結果……農民ブーストで史実を越えてしまった人々が次々と出てきた。
その結果、ディープインパクトは神話を次々と産み出しているし、オルフェーヴルは凱旋門賞勝っちゃってダートでも結果を量産し、ラインクラフトは心臓病を返り討ちにして運命を乗り越えた。それはキタサンブラックとシュヴァルグランがお花さんの想定より遥かに強かったことだ。
「沖野くん……農民ってなんなの?いや、まじで」
「お花さん、考えたら終わりだ。だけど、キタサンブラックやシュヴァルグランも強いな……お花さん、マジで危なかったな」
「ええ、本当よ……」
キタサンブラックとシュヴァルグランは農民ブーストにより、超絶強化されていたのだ。これにより、ドゥラメンテは本当にギリギリだった、このまま行けばダービーはどうなるのか分からない。
皐月賞は最速のウマ娘が勝ち、ワープしたウマ娘が勝つBYゴルシ。
日本ダービーは最も名誉なウマ娘が勝つ。
最後の菊花賞は世代最強が勝つとされている。
「でも、だからこそトゥインクルシリーズは面白い」
「だな、お花さん。で、なんで俺の力が必要なんだ?」
「あら、貴方……もしかしてサンデーサイレンスからの告知見てないの?人間も参加の種目がURAレジェンズに出たの……人間輓馬よ。それに出てちょうだい」
「人間輓馬!?」
人間輓馬とは、人間がばんえい競馬の橇を引っ張り、競争する人間バージョンの輓馬スポーツである。橇の重さは150キロほどあり、複数人で引っ張るといってもめちゃくちゃ重いのだ。橇だけでも150キロであり、更に300~500キロほどの丸太が乗るときもある。もう一度言うが、めちゃくちゃ重いのだ!!
基本的にトレーナーやサブトレーナーが引っ張る事に成りそうだが、アルケスの明石吾朗トレーナーのように高齢だったり……サブトレーナーが全員女性の場合もある。なので助っ人(人間)はOKであり、1人で頑張る場合は橇だけと成るのだ。
「えっ……俺一人?」
「人間1人なら橇の重さだけだから……頑張れば行けるでしょ?」
「150キロあるよ!?」
果たして沖野Tの運命は!?
「久しぶりですな、サンデーくん」
「轟よ、チームアルコルの人間輓馬頼めるか?」
「勿論ですぞ。我が輩がやってみせよう」
なお、親父殿率いるレジェンドチーム。人間輓馬に、エゾノーが誇る伝説の筋肉の化身 前世がアームストロング少佐と思われている漢 轟先生を起用。なお、轟先生は銀の匙Silver Spoonの劇中で、ほぼ1人の力で人間輓馬を行っていた程の力持ち。
一方のシリウス。
「という訳で、私達シリウスも人間輓馬を行います。チーフは確定として……」
「えっ?まって……俺確定!?強制なの!?」
チームシリウスも人間輓馬のメンバーを選出しなければ成らない。今のところ、助っ人を除けばアプリトレーナーが確定である。
チームカペラはサトノグループの筋骨隆々な従業員の皆様。チームアルケスは助っ人として、サクラチヨノオーのお父さん(横綱)と後輩のお相撲さんが参加との事だ。
「あの…………御影さん?アルケス横綱が来るんだよ?カペラはサトノグループの人脈使うんだよ?
他に助っ人はないの?」
1人で150キロの橇、仲間が増えれば+300~500の丸太を追加されて引っ張るためにアプリトレーナーはアキねーちゃんや所属ウマ娘に助けを求める。だが、生憎と助っ人は出てこない。
「メジロ家は出来そうな助っ人は居ませんわ。強いて言うなら、バキ風味の主治医位でしょうか?」
「あの主治医さん!?」
「エゾノーの轟先生に頼んだら、既にお父ちゃんのチームに入ってました」
「最強人物取られた!!」
しかし、アプリトレーナーは諦めていない。まだ有力な助っ人が入るではないか。そう、シュヴァっちのお父さんだ。元プロ野球選手だし、現役引退してそこまで年月が経っていたい……身体も引き締まっている。
「お父さんは……チームアスケラ(姉と妹の所属チーム)に行くって……」
「ノーーー!!他のチーム、助っ人強すぎだろ!!」
このままでは人間輓馬でボコボコにされてしまう。たとえ、予選の中長のどちらかはディープインパクトというイレギュラーのお陰で確実に勝てるし、もう片方もオルフェーヴルが居るからほぼ勝てる。
だが、人間輓馬でアプリトレーナーの惨敗がほぼ全部の予選で明らかに成ってしまう!!
「しょうがないですね……」
だが、人脈は尽きたわけではない。
「勇吾くんに頼みますね。㈱GINSAJI の宣伝出来るよって言えば力を貸してくれるし……。
スペちゃん、いっちゃんに連絡して。ディープくんはジェームズさんに連絡して」
「はい!」
「プイ!」
こうして、アキねーちゃん、スペちゃん、ディープくんの手で人間輓馬の助っ人の手配がされるのだった。
そして……人間輓馬が初めて行われる予選当日!!
「よし、やるか!!」
チームシリウスの人間輓馬チーム!!
エントリーNo.1 日ハム所属……リアルオオタニサーンと成った二刀流選手 駒場一郎。戦闘力100!!
「やりましょう」
エントリーNo.2 MI6所属……ジェームズ・ボンド。戦闘力100!!
「主治医です」
エントリーNo.3 メジロ家の主治医こと、主治医。何処かバキ風味の画風だが気にしてはいけない。トウカイテイオーのトラウマ。戦闘力 70!!
「えっ?マジで俺もやるの?駒場とジェームズさんだけで余裕じゃね?」
エントリーNo.4 ㈱GINSAJI の副社長 八軒勇吾……そろそろ御影勇吾になるかも。戦闘力 60!!
「良かった……助っ人が来てくれて……」
エントリーNo.5 チームシリウスのトレーナーであるアプリトレーナー。戦闘力 60!!
因みにチームシリウスの橇には、御影豚とサンデー牧場の広告がされていたのだった。
「チームシリウスは5人での参加なので、荷重は300キロとします」
「450か、余裕だな」
「そうだな」
余裕の表情を浮かべる駒場とジェームズさん。それに対して、一般人であるアプリトレーナーと八軒は唖然としている。
「「ヴァラァァァァア!!」」
もう、ジェームズさんと駒場だけで良いんじゃないかな?アプリトレーナーはそう語ったとか。
次回は国産牛と和牛の違いってなーに?
スペちゃん達に作ってもらいたい食品
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生ベーコン、パンチェッタ
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洋風焼豚?ポルケッタ
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ヨーグルト
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男風呂ヨーグルト
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アイスクリーム
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ジビエ 鹿
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タケノコ料理
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ジビエ 猪