百姓スペちゃん~このニンジンあげません!! 作:牛乳大好き
「私はオースミキャンディ。今日から酪農の門を叩く女だ」
サンデー牧場の入口に1人の若い女性がやって来た。彼女はオースミキャンディ、史実ではスペシャルウィークと同じ母から生まれた姉であり、中央で少し活躍していたが…あまり勝つことが出来ず、引退して牧場で暮らしていたが、スペシャルウィーク号が現役の時…火災で亡くなってしまった馬だ。
このウマ娘世界では、火災に合うことはなく…スペシャルウィークと血の繋がりはないが*1、元気に過ごしていた。トレセン学園在籍時はちょこちょこレースに出て、7戦2勝の成績で現役を引退。出走手当てや賞金を元に、大学に進学して勉学に励んだ。しかし、地方から出てきたオースミキャンディは都会と社会の荒波に揉まれてしまい…新卒で入社した企業を辞めて、転職活動を行い、偶然にも転職サイトでサンデー牧場の記事を見つけたのだ。
『新入社員募集!!遠方から来られた人のために、住み込みで働けるログハウスを用意しました!!家賃はいりません、なんなら3食つきです!!
サンデー牧場は酪農、畑をやっています。現在、社長夫妻、共同経営者1人、住み込みの従業員*22人でやっています!!バイトのおばちゃん達も居ますが、新たに農業をやってみたい!!酪農を始めたい!!将来は動物園などの動物に関わる仕事をしたい!!という人もどうぞ!!
未経験者歓迎!!
資格は特にいりませんが、日常生活に車の運転免許は必須クラスなので普通自動車免許はあった方が良いです。
月給24万~27万以上
賞与有り(年3回)
牛乳、チーズ、バター、作物の支給有り。なんなら牛乳は飲み放題!!
AM5時~7時 午前中の作業、そこから休憩。PM15時~19時 午後のお仕事。実働はだいたい7時間~8時間ほどです。
従業員Oさん 奥さんのご飯は美味しいぞ!!クリームシチューが絶品だ!!パンでもご飯でも、なんはいでも行けるぞ!!私は大学に通いながら働いているが、空いた時間で観光も出来るし、自然も楽しめる。牧場の敷地内に川もあるから釣りも楽しめるぞ!!
従業員Iさん 遠方から移住?農業未経験?大歓迎だ。私はアメリカの貴族の娘だったが、ここに移住して初めて酪農を行った。北海道の冬はニューヨークと比べてぶっちゃけ厳しい(笑)だが、やってみれば楽しいし、牛は可愛いぞ。
社長夫妻の娘さん お父ちゃんやお母ちゃん、共同経営のティナおばちゃんの牧場で酪農を始めたい、農業をしたいという人は大歓迎です!!私の実家の牛乳は美味しいですよ!!
社長夫妻の息子さん プイ!!牛乳は美味しいプイ!!ここの牛乳とチーズのお陰で、僕は世界の頂点に立てたプイ』
と、愉快な求人を見てオースミキャンディは地元を離れてサンデー牧場で働くことを決意。母親をなんとか説得し、単身で北海道に渡り、サンデー牧場にやって来たのだ。
「やあ、待っていたよ」
すると、声が聞こえて入口の向こうから作業着姿の数名の人物が出てきた。
「ようこそ、サンデー牧場に。社長のサンデーサイレンスだ、気軽にサンデーさんって呼びな」
先ずはエントリーNo.1!!親父殿!!
「オースミキャンディさん。ようこそ、Web面接以来ね」
エントリーNo.2!!オースミキャンディの面接を担当し、更にサンデー牧場では営業から経理、販売に農作業もこなす万能おかん!!キャンペンガールである!!
「ここの仕事は大変だけど、楽しいよ。ようこそ、試される大地に!!」
エントリーNo.3!!共同経営者であり、原作お母ちゃんのティナおばちゃん!!
「む!!社長と奥さんが話してた新人さんだな!!私はオグリキャップだ」
エントリーNo.4!!住み込み社員1号!!オグリキャップ!!蝦夷畜産大所属で、働きながら学業にも励む。空いた時間でドリームトロフィーのレースにも出ており、めちゃくちゃ強い。
「未経験だが、大丈夫だ。私も未経験だったしな」
エントリーNo.5!!住み込め社員2号!!親父殿がアメリカから連れてきたイージーゴア!!アメリカの伝説の片割れであり、外見は20代の若さを保っている。しかし、最近は…未婚のことをキャンペンガールから密かに心配されている。
だが、今日はどういう訳か…彼女たちも居たのだ。
「ようこそ!!お父ちゃんが求人を募集したと聞いて!」
エントリーNo.6!!将来は漫画家!!主人公、スペシャルウィーク!!
「プイ!!お母ちゃんのご飯は美味しいよ!!」
エントリーNo.7!!日本競馬史上最強馬!!衝撃の英雄…ディープインパクト!!因みにサンデー牧場の筆頭株主であり、イギリスの王子。
(なにこの…レジェンド一家!!)
オースミキャンディはトレセン学園のOGであり、当然ながらトゥインクルシリーズやドリームトロフィーリーグの記事やニュース、テレビ中継は良く見る。
だからこそ、サンデー一家*3のヤバさを知っていた。
(確かにサンデー牧場って名前だったけど、本当にサンデーサイレンスの牧場だったなんて!!)
「いやー良かったよ。多くの人が面接受けてくれたけど、俺の顔を見たらみーんな辞めちゃってさ。
代わりにワイフに面接官してもらったら、オースミキャンディが来てくれて良かった良かった!」
「社長は目付きが厳ついからな」
「じゃあ、オグリ、お前が面接官してくれよ」
「やったら、社長と同じ結果になった」
「目付きが原因じゃないか」
腕を組み、考える親父殿とオグリ先輩。しかし、オースミキャンディは恐らくだが…希望者がWeb面接越しで親父殿とオグリ先輩を見て逃げ出した理由を思う。
(いや、レジェンド級の有名人の場所で働く勇気がなかったからと思いますよ!!)
とのこと。
「ここがキャンディさんの社宅ね」
「本当にログハウスの一軒家だ…えっ!?本当にここで住んで良いんですか!?」
新人社員の一軒家は親父殿とオグリ先輩が大工真っ青のテクノロジーで作り上げた、ログハウス。サンデー一家+居候2人が暮らしている母屋の近くにある一軒家であり、1人で住むには少し広いと思われる。しかも、2階建てだし。
「良いのよ。ガスはプロパン、暖房は薪ストーブとエアコンね。慣れない内はエアコンを使ってちょうだい」
「まあ、キッチンは夜食や軽食、オヤツを作るとき以外はあまり使わないかもな。食事は母屋で皆で食べるぞ」
事実、北海道の牧場ではサンデー牧場ほど厚待遇かどうかは分からないが、北海道の外からやってくる人に向けて牧場の外や中に社宅がある場合がある。
「いやいや!!だってインターネット環境は整ってるし、テレビや家具は一通り揃ってますよ!?」
「サービスだ。単身赴任の人も来るからね」
サンデー牧場の新たな仲間となったオースミキャンディであった。そこで彼女はキャンペンガールとイージーゴアから、社宅での暮らしを教わった。
朝食は朝の業務が終わってから食べること、朝食後から昼の業務が始まるまでの数時間は自由に過ごしても良いとのこと。他の従業員のように農園で農作業をするのも良し、オグリのように学業やトレーニングするのも良し、買い物するのも良し、自然を楽しむのも良しである。
「最初の1年間は酪農について学びながら、働いてもらうわね。その後、畑仕事も興味があるなら覚えてもらうわね!」
ようこそ、オースミキャンディ…試される大地に!!
因みにオースミキャンディは休みがあるが、酪農と畑両方している親父殿とお母ちゃん、イージーゴア、オグリの休みはほぼ無しとか。
「スペちゃん!?いつ漫画かいてるの!?」
「寝なきゃ良いじゃん」
後日、漫画を書き出した大学生スペちゃんに向けて、いつ時間を作るのか訪ねてドン引きするオースミキャンディ姉ちゃんであった。
次回は堆肥!!爆裂うんこエピソード!!
スペちゃん達に作ってもらいたい食品
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生ベーコン、パンチェッタ
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洋風焼豚?ポルケッタ
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ヨーグルト
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男風呂ヨーグルト
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アイスクリーム
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ジビエ 鹿
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タケノコ料理
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ジビエ 猪