渇きの湖〜実体化した架空天使は致死の溜息をつく〜   作:戸愚呂妹

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酸欠タイムアウト狙いヒロイン


天使とかそういう単語を聞くと取り敢えず美少女キャラ化させたがる国民性ってさぁ

 

 永遠なんて、何処にも無い。

 どんなものにだって、終わりは訪れる。

 

「タイムアウト スコア00:00:19 ゲームセット」

 

 

 天使に逆らった愚か者は、その生を終える。

 天使は己が顕れて、愚者が息絶えるまで計測していた時間を朗唱した。

 

 

 

 ナイトジェーンの死天使。

 人が、それ(・・)を呼ぶ名。

 

 水際に咲くマメ科の植物に含まれているアゾ系染料などにより真っ青に染まった潤沢な水を湛え、豊富な水草と幾多の魚が住まう、豊かで雄大なナイトジェーン湖。

 その広さは、海抜三千七百フィート(1145メートル)の高地にあるとは信じられない程広大だ。

 人類の集落が起こるには、十分な要素が存在していたといっていい。

 

 生物の生存に水が必要不可欠である以上、汎ゆる場所において人類の歴史は水と共にある。

 生物は毒を与えられなくとも、必要なものを得られないだけで生きていけなくなるのだから。

 ナイトジェーン湖の特殊な水質が生み出す独自の生態系によって、人々に豊かな恵みをもたらす地域の宝となっていた。

──────そして同時に、災厄の塊でもあった。

 

 水面に触れる様に繁茂した植物の色素で染まった水はビタミンの補給と抗酸化作用を生み出し、触れると泡立つ炭酸成分は人々の疲れを癒した。

 集まるのは人々だけでなく、狩りや家畜の対象となる動物達も例外ではなかった。

 人間が生きるのには、余りに不自由しない環境であった為に、高度な文明こそ発達しなかったが、そこに人は集い増えた。

 

 しかし、この湖では、千年に一度死の風が人々を呑み込む。

 その風に呑まれた時、人も牛も鳥も動物は等しく命を落とす。

 その風が過ぎ去った後にも変わらずあるのは、そよぐ木々の葉だけ。

 植物である彼等にだけは、それは死を齎すには足り得ない。

 

 

 その恐怖は明確な形を持たない。

 何者かも判らぬ『死を運ぶもの』。

 (もたら)すは、視えず聞こえず匂わない、完全に透明な死。

 巨大な恐ろしい竜が現れるわけでも、火山が容赦なく噴火して暗雲が天空を覆うわけでもない。

 只々静かで残酷な終わり。

 告知無しのタイムアウト。

 

 その上、その透明な死の周期は、人類の記憶にも記録にも残らないほどスパンが長い。

 そして大勢が骸を曝したという言い伝えさえも風化する。

 歴史を知らぬ人々が幾度となく、この恵まれた土地にやって来た。

 そして栄えてはリセットされる。

 山頂まで青々とした、遠くからでも見える巨大な山。

 他国侵略の要地として、迫害者からの避難先として、はたまた自由経済の交易地として…、人々はこの地で栄えては滅びを繰り返した。

 

 結局この地に遺された伝承は、”湖が血の色に染まるとき、厄災が見えぬ死を振りまかん”という『聖絶()の風』とは関連性の薄そうな事実のみ。

 

 最終的にナイトジェーンの死の風の秘密が解き明かされたのは、機械技術に卓越したフソウ帝国の支援を受けた後になった。

 残念なことにこの地域では、自力での技術発展が望めなかった。

 その理由は明白で、文明が発展しても最長千年でその終わりが訪れるからだ。

 勿論、フソウも無条件で慈善を行う御人好しではない。

 技術支援の代わりに、湖底に沈むダイヤモンドの独占採取権を得る契約となっている。

 

 大国フソウによる調査の結果、それらはこの湖に多数生息する、脆弱な虫による事が判明した。

 大型魚に捕食される定めの溟蛾(メイガ)の幼虫によって、透明な死は生み出されていた。

 この幼虫は、大量の巨大浮草(カバーアゾーラ)を食べて、大量の水溶性二酸化炭素を吐き出す。

 水中は大量の幼虫が大量の二酸化炭素を生み出す事で高濃度の炭酸水になっている。

 そして、カバーアゾーラ種は炭酸水に特化した植物であり、二酸化炭素を大量に生み出す冥蛾種のいない他の水系では基本的には存在し得ない。

 高濃度の炭酸水では急速に成長するカバーアゾーラは、通常の水質では他の水草に競り負けてしまう。

 溟蛾と水草は互いを保管する形で、この湖の生態系の基礎となっている。

 

 

 

 この地方の溟蛾の成虫は、水精に例えられるが如き美しさを誇る。

 薄いシルクをミルフィーユの様に何重にも折り畳んだフリルドレスの様な、半透明な白い翅。

 水中の色素を取り込んで蒼く染まった身体と、翅の中に蓮の華の様に幾何学的に紋様が入った、燃える様に発光する淡く碧いライン。

 時折、細い腰を護る様に二枚の翅を腰に巻き付けて、もう二枚の翅を天に向けて羽ばたく様な行動をとるが、その仕草が遠目には湖の上に佇む天使の様に見える。

 まさにそれは、世界で最も標高が高い湖に舞い降りる天使。

 これは長年、産卵する際の行動だろうと人々に思われていた。

 その美しい成虫は飛翔能力のみならず、潜水能力さえあるにもかかわらず、やはり湖の主の様なサイズの超々巨大魚たちの餌になる運命にある。

 

 完全に全くどうでも良い余談ではあるが、フソウの大使館職員がこの冥蛾()水精(ニンフ)蒼炎に見ゆる実理(パイロイデア)』を元に擬人化、もとい偽天使化されたナイトジェーン湖開発機構のイメージキャラクター『ナイトジェーン子』を決定したところ、本国フソウでそのデザインがバカ受け。

 勝手にキャラ付けがされて、地元エビオーイを置き去りにして、蒼みがかった白ドレスを着た触覚が付いた天使が、遠く遠いフソウ帝国で勝手にバカ受けしていた。

 最近はフソウ人によって、エビオーイでもナイトジェーン子の絵をよく見るようになった。

 

 

 

 

 

 

 

 そんなナイトジェーン子が────────私なのですから。

 

 

 

渇きの湖〜実体化した架空天使は致死の溜息をつく〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 人間達の噂をドレスに、虚構をティアラに、願いを翼に、祈りを肉体に。

 実存のニンフ・パイロイデアを基盤に定義を受け、虚数展開された門から、混じり合えない平行世界の魂を贄に呼び出された真正の架空結実(天使・悪魔)

 私は知る。

 私で証明された真実を。

 即ち、神が人を創造したのではなく、神は人の創造物だと。

 死天使()自身として、人の妄想(イデア)実体化(マテリアライズ)して生まれた存在と自覚しています。

 

 存在定義の為の贄となったのは、素体のニンフ・パイロイデアに取り憑いていた、ガス事故とやらで死んだ異世界の人間の魂。

 CO2(死の風)でこの地を洗う私にとっては、全くこの世界の有象無象との違いに差が分かりませんが。

 前の世界でガスで死んだ者が、この世界ではガスを生む者の贄となった。

 何とも、ガスに殺されるために誕生したような魂だといえましょう。

 

 私たち(冥蛾の成虫)が湖に下翅を付ける仕草をする行為は、一つは産卵のため。

 もう一つは、水中に二酸化炭素を放出するため。

 …屁ではありません。

 

 蜂だってお尻から毒を出すのだから、蝶だってお尻から二酸化炭素を出しても構わないはずでしょう。

 因みに私はお尻からではなく、翼状の翅の先から二酸化炭素を放出しています。

 

 この行為は、大気から吸収した炭素を圧縮して体内に蓄積したダイヤモンドを、再び気化して水中に還元する行動。

 成虫に到れる生命は酷な程に少ないですが、生み出せる二酸化炭素の量は成虫の方が比べ物にならない程に高いのも事実。

 これにより、ほんの僅かにだが星の温暖化解消にも寄与しているし、何よりこの炭酸水でしか生活出来ない生物群の環境を保全しています。

 私は普通の成虫よりも、更に生み出せる二酸化炭素の量が多いです。

 数字にして4か5くらいは違います。

 …これは数量の話では無く、桁の話。

 私たちは自らの意志で環境を改変できる数少ない存在なのだと思うと誇らしくあります。

 …環境改変能力を持つ他の種族は、人間とかビーバーとか、端的に言っても碌な連中ではないのが不満ではありますが。

 

 人間の共通概念となって新たな肉体を得て誕生した私は、ナイトジェーン子である私の姿を知る全ての人間が消え去るまで、この姿で固定されます。

 自分が人間に似た姿であることに違和感を感じないことに(・・・・・・・・・・・)違和感しか感じませんが(・・・・・・・・・・・)

 

 

 私の同族の成虫達が、そしてそれ以上の数の幼虫たちが水中に二酸化炭素を貯め込んでいます。

 それに何かしらの衝撃を加えたとき、水中から泡が昇り、水面が泡で埋まり、死の風が吹き荒ぶでしょう。

 そもそも、この湖自体が二酸化炭素で充填されており、酸素の含有量が少ない。

 これがこの湖だけでニンフ・パイロイデアの幼虫が生きていける前提となっています。

 己を追う外敵、若しくは己が追う獲物を潰えさせるには、周囲の水域の酸素を完全に駆逐して、相手が窒息(ブラックアウト)する時間まで持ち堪えれば良いだけなのですから。

 弱い幼虫には、二酸化炭素によるブラックアウトが無ければ魚の餌になる他の道は無い。

 これが幼虫達のタイムセットとなります。

 

 常に湖の上の七割を埋め尽くす浮き草(カバーアゾーラ)は味を感じる程の高濃度炭酸水でしかうまく育たちません。

 代わりに圧倒的な成長速度と繁殖力を誇ります。

 水中の二酸化炭素を、凄まじい量で酸素へと変えて炭素を栄養化しているのです。

 

 高濃度の二酸化炭素を生み出すニンフ・パイロイデア種と、高濃度の二酸化炭素を酸素に変えて生きるカバーアゾーラ種は完全に共生関係にあります。

 幼虫はアゾーラを食べて、アゾーラは幼虫に食べて貰う。

 実に完璧な共益関係と言えるでしょう。

 幼虫を付け狙う捕食者の座鯉(ザコイ)種。

 アレは幼虫に被害が出る時点でただの害悪でしかありません。

 共生という言葉とは、私達に大きな利益をもたらす事象のみをいうのですから。

 

 同族には本当に申し訳無いのですが、この様な姿に成り果ててしまった私が、今代の女王種。

 女王種とは、絶対的な決定権を持つ特別なニンフ・パイロイデアのことをいいます。

 女王種は、他の成虫を超える二酸化炭素の排出と、蓄積した水中溶解した二酸化炭素の決起分離の権利を持つ存在。

 

 具体的に言えば、炭酸水から二酸化炭素を抜き取る力、つまり────『死の風を巻き起こす力』です。

 嘗ての女王種は、湖の水を全て下流の街へ引き抜く等、愚かな行為をした人間への罰として、死の風を引き起こした事もあります。

 一度二酸化炭素濃度を極限まで上げ、その直後に全ての二酸化炭素を湖から放出する。

 この地域特有のマメ科の青い花から染み出した特殊なアントシアニンは、酸性度が一定以下になると、青から赤に変わります。

 私達の全身や翅のラインを染める青色も同様の成分によるものであり、興奮状態には血中のPH値が大きく酸性に傾く事で紅く変わるのです。

 この紅色は、我々ニンフ・パイロイデアの怒り。

 死の風は、一度引き起こすと水中の二酸化炭素濃度が著しく失われる為に、幼虫達を危険に曝す行為であり、使う事には極まった慎重性が求められています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 私は、この池の二酸化炭素の一部を纏めて、出世魚である座鯉(ザコイ)の成長した姿、呑吐鯉(ドントコイ)を吹き飛ばしました。

 呑吐鯉は大量の水を大きく吸い込んだり吐き出したりして、獲物を狙う魚。

 人間はモンスターの一種として数えています。

 姿はイルカに似ており、尾の動く方向は縦。

 口でも肛門でも水を吸い込んだり吐き出したりして、バックや急加速を可能にする魚。

 私は、体長10mの呑吐鯉が水を吸い込んで私を(くら)おうとしたと同時に、周囲の二酸化炭素を一気に開放しました。

 ダイヤモンドの追加翅を使うまでもありません。

 水と思って大量に吸い込んだ二酸化炭素で瞬間的に膨らんだ呑吐鯉は、それでも柔軟な身体により破裂こそしませんでしたが、恐らく二酸化炭素の血中濃度が限界に達してブラックアウトしたのではないでしょうか。

 呑吐鯉(ドントコイ)が私を発見して、追い回し始めてから、19秒。

 これで全てが終了ということ。

 

「タイムアウト スコア00:00:19 ゲームセット」

 

 私は確認した時を刻みました。

 

 

 

 

 

 水面に急浮上して浮かんでいく呑吐鯉に、同族の幼虫たちが群がっています。

 酸欠によるブラックアウトは、すぐさま死と同一となるものではなく、生きている故に鮮度があります。

 幼虫達も喜んで蠢いており、何とも愛らしいものです。

 私は、呑吐鯉を食する無防備な幼虫たちを狙う、他の魚を牽制する為に、水底から二酸化炭素を開放し続け、上に向かって降り注ぐ泡のシャワーで祝福しました。

 

 

 湖面には大量の泡と共に二酸化炭素が溢れ出ているはず。

 しかし、この湖全体の二酸化炭素からすれば大した量ではないでしょう。

 湖から溢れ出した二酸化炭素によって、近くの森の動物や人の集落で、少しは意識を失う者が溢れて、何割かが二度と目覚めることも無いでしょうが、私と同族に利益も不利益もありません。

 しかし私は成虫であるからして、幼虫とは違い飛べます。

 同族の幼虫の為にも、意識の無い獲物達を湖に放り込みに行かねばなりません。

 こんな姿になっても女王として君臨させてくれる同族に対して、私が出来るのはこの程度なのですから。

 

 気絶した人間を湖に投げ込む為に、二酸化炭素が流されていった方へ羽ばたいて行くと、全身が黒い連中が倒れていました。

 この地域の民族衣装を着た連中は、私を見るとスコスコと逃げ出している。

 …なるほど、黒い衣服の人間は余所者でしょう。

 この辺りは日頃から他地域よりも二酸化炭素濃度がやや高い。

 それに対する耐性が差を分けた、ということでしょうか。

 まあいいでしょう。

 同族の幼虫が成長する為の餌になるのならば、その餌が何処から来たかなど興味はありません。

 運ぶとしましょう。

 …私では一度に数人を運ぶので精一杯。

 運ぶまでに意識を取り戻されては困りますから、なるべく効率的に。

 

 

 私は、死天使ナイトジェーン子として再定義された際に取得した、全世界の言語知識を活用して、逃げ出している現地民に命令します。

 

『残りの黒い者も湖に投げ込みなさい』

 

 私が喋った事に驚く者もいますが、そもそもナイトジェーン子は声帯を持ち、様々な知識と万能な言語能力があるものとして形作ったのは人間の方だというのに。

 いきなりそんな能力を与えられて、その在り方を定義されてしまったが為に、驚く為の違和感さえ与えられなかったこちらの立場にも配慮が欲しいものです。

 

 まあいいでしょう。

 人間には期待する事なんてそれ程ありません。

 ただ従うか、同族の餌としてあればそれでよいのです。

 

 

 彼等は私に対して、全身を地面に付けて命乞いに似た祈りを捧げた後に、黒服達を持ち上げて湖に運び、衣服を剥ぎ取ると湖畔に並べました。

 

 私は形だけの感謝を告げると、現地の村人達が去った後に全裸の男達の口元に、翼から二酸化炭素を流し込んだ後に湖へと突き落としました。

 

 

 私は人間への感謝はありません。

 寧ろ人間により、人型にされた事に不満さえあります。

 しかし、そのような事は些細な事でしょう。

 

 それよりも、私が湖に突き落とした黒いのを、可愛らしい同族の幼虫たちが美味しそうに食べているのを見るだけで、様々な苦労を忘れて癒やされるのですから。

 たくさん食べて大きくお()りなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

〜新世界暦986年9月11日のオウケイ新聞より抜粋〜

 淡水甲殻類の養殖で国際的に有名な、エビオーイのナイトジェーン湖付近にあるイパイトレルー村において、白色の聖夢(マサラインム)系アブナイ教過激派グループ夜明けの預言団の一部が「アーアッアッアッイキソ(獣の王以外に神は存在しない)オォンアォンイキスギィ(野に獣は放たれん)」と声明を出して武装占拠したが、その直後に全滅。

 地元住民による報復か村人に湖に投げ込まれた事によって、夜明けの預言団の生存者は無し。

 地元住民は、積極的な報復殺人ではなく、天使によるお告げによる行動であったと主張している。

 住民曰く、武装占拠した集団は『突如陸地で溺れた』という。

 住民達も息苦しくなり意識を失い掛けた事から、偶発的にナイトジェーン湖から二酸化炭素が溢れ出してイパイトレルー村に流れ込んだ可能性が高いと専門家のウサミ・アナベベ氏は語る。

 また、現地警察の話によると、地元住民達が語る天使の姿が、余りにもフソウ帝国(我が国)のアンダーカルチャー発のナイトジェーン子に酷似していることから、集団的な虚言または幻覚の線でも調査が進んでいる。

 現地ではアブナイ教過激派への対抗心からか、ナイトジェーン子を偶像とした宗教が生まれかねない状況にあり、エビオーイの主流宗教であるワカラン教とアブナイ教との軋轢が懸念されている。

 

 

 

ナイトジェーンの死天使

通称:ナイトジェーン子

 透き通る様な白い肌とシルクの様な翼を持つ。

 翼には青いラインが光りながら流れており、纏う薄布も淡い蒼。

 目も綺麗な蒼色で複眼でもなく、特に素体が昆虫である要素は触覚くらいしかない。

 シルクの様な翼とは別に、宝石の翼も持つ。

 エビオーイのフソウ大使館がキャラ付けしたのが最初だが、著作権フリーなために、今ではアプリゲーム『モンスターギャザリング』などにも使われている。

 魔王シャロンとの関連性は不明だが、モデルの一つとしてはあるらしい。




取り敢えず天使とか精霊とか聞くと美少女化してソシャゲに出そうとする国民性が元凶。
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