都市の地獄の日々   作:語部歯車

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第14話 依頼開始

 ヤンナ「では、会議これで終了とします。人員の采配は各課に任せる。自分の課の事は、君たちが一番わかると思うからしょ。それじゃあ、各課のメンバーに情報の共有は任せたわよ」

 

 ジャック・ジャソン・カリン「「「はい」」」

 

 会議室を後にし、第三課の部屋へと戻り、扉を開けると、ユジャンを第三課の他のメンバーが取り囲いた。見た感じ、質問攻めみたいになっていたみたいだが、何事だ?まあ、いいか。そんな事よりも依頼について話さないとだな。

 

「おい。お前ら、依頼について色々と決まったからそれについて話す。一旦集まれ」

 

 第三課全員「「はい」」

 

 「すまんユジャン。こいつをコピーしといてくれ、全員に渡すからな」

 

 ユジャン「わかりました」

 

 ホワイトボードがある部屋の一角に全員が集まり、全員が俺に視線を向ける。正直この視線はまだ慣れない。ユジンさんはこういう時に淡々と進めていたが、まだ、俺は、そうはできていないらしい。ユジャンがコピーを終え、資料を全員に配ってくれた。

 

「それじゃあ、今回の依頼について話すぞ。危険度と目標は昨日伝えた通りだ。資料に書いてあるが、今回の標的である5つの研究団体の総勢は、詳しくはわかっていない。おそらくが、200人前後の規模だと予想される。で、だ。今回の標的たちが潜伏している場所が特殊だ。旧L社の廃棄支部だ」

 

 全員の表情が一瞬強張り、少し動揺したように映る。

 

「まあ、あれだな。この依頼の危険度が上がってる理由の内にこいつもだいぶ入っていると俺は思っているがな。そんなことは承知の上で俺らは向かわんといけないな。で、こっからが重要だ。部隊を2つに分ける。理由は、資料にも書いてあるが、取り逃しをなくすためだ。あと、もう1つの理由として、突入部隊がやられた時の保険だな。理由は、そんなもんだな。何か聞きたい事あるか?」

 

 「ないみたいだな。一応、部隊の編制は、俺がする事となってる。明日、支部長へ報告する前にお前らには伝える。心の準備だけはしとけ」

 

 第三課全員「「「了解」」」

 

「では、今日は解散とする」

 

 俺は、そう全員に伝えると、部屋を後にし、外に出る。家に帰る道すがら今回の依頼へ向けて思考を巡らせる。

 都市の星の依頼。ユジンさん(あの人)でも失敗しまうほどの危険度を俺が完遂できるのか?もし、許されるのなら、プライドも、信念も全部捨てて今すぐ逃げたい気分だ。だが、逃げるわけにもいかない。さて、死が隣り合わせなのはいつもの事とはいえ、どこまで行ってもなれないな。

 あっ。ユジャンの事、忘れた。

 

 

――依頼当日――

 

 依頼に参加する。第一課から第三課は、支部内にある訓練場へ集まり、各課ごとに列を作り待機している。俺とジャソン、カリンは、列の前に集まって依頼についての最終確認を済ませていた。やはりというのか、集まっている全員の表情はやはり少し硬いように見える。当たり前だ。都市の星に指定されている依頼に行かなけない以上、この状態が正常といえるな。依頼について最終確認を終えると、ジャソンが列の方へ向き直り、俺とカリンより前に出て、口を開いて話し始める。

 

 ジャソン「はーい。ちゅーもーく。今から依頼が開始されるわけだ。でだ、お前らの体が強張っている理由は何となくわかる。都市でも有数の最大危険度の依頼である都市の星の称号を与えられた奴らを相手にしなければいけない。これが、最大の要因だろう。だが、死とは、すべての者に平等だ。それが、たとえ、都市の星だろと、頭だろうと平等に与えられる。だからこそ、今回も、いつも通りだ。何も変わらない。それでも怖いんだったら仲間に背中を預けろ。最短最速で標的に何もさせずに殺せ。そして、盛大に飲み明かすぞ!」

 

 ジャソンの言葉を聞き全員の表情が少し和らぎ、張り詰めていた空気に少し余裕が生まれる。

 

 ジャソン「さあ、お前ら依頼開始だ」




 アンケートを終了とします。アンケートの結果図書館ルートとなりました。全力で書かせていただきますのでお楽しみに。by語り部の歯車より

最終回の方向性について(エンディング)

  • 幸せでもいいじゃない(ハッピーエンド)
  • 最後まで都市らしく(バットエンド)
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