都市の地獄の日々   作:語部歯車

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第26話 依頼後

 ユジャンと支部に何とか戻り、何人生き残っているのか確認して重軽傷者含め、生存していた人数半分を切っていた。退避が遅れていれば更に被害は増えていたが、それでもやるせない気持ちがあった。

 あれから数日が経ちユジャンは、処置を受けて眠っていたが、つい先日、意識が戻った。俺は俺で、療養をしていたが、やっとまともに動けるようになった。動けるようになり、仕事へ復帰した。少しして、支部長に呼び出された。報告書は、療養期間中に一応書き上げて提出してある。

 久しぶり立つ支部長室の前に多少、感傷に浸ったもののすぐに切り替え、中へはいる。中では、前と変わらない支部長が待っていた。

 

 ヤンナ「久しぶり、復帰を嬉しく思うわジャック。そうは言っても今回の被害は冗談じゃすまないわね。1、2課は、半壊の上、部長は死亡。3課は、あなたは生存してくれたけど、ほぼ全滅。建て直しには、かなり時間がかかりそうね」

 

「そうですね。まだ任務に出られるほど回復してないのがほとんどです。俺自身もまだ本調子からは欠け離れてるのが現状です」

 

 ヤンナ「そうよね~。本当どうしようかしら。貴方の課は、1課に繰り上げ。足りない人員は、他の支部に応援を呼ぶ?いや、流石に応じてくれるわけもないし……傘下の事務所から使えそうな奴を引っ張ってくるしかないわよね~。でも……」

 

 そんな事をブツブツと呟き続けている。この人は、この人で大変そうだ。とはいっても、このまま放置されるとめんどくさい。早めに本題に入って貰おう。

 

「ヤンナ支部長。で、本題に入っていただきたいのですが」

 

 ヤンナ「あ、ごめんなさい。本題についてね。しばらくは、依頼は4課、5課に任せるのだけど、流石に今のままだと、貴方達に任せるような依頼は力不足なのよ。だから、貴方には、彼らの指導をして欲しいの。丁度いい感じにリハビリにもなるでしょ?」

 

「すみません。少し間お暇をもらうのはいいですか。私は、自分の課をもう一度築くためにケジメをつけるのに使いたいと考えています」

 

 ヤンナ「わかった。君が我を通そうとするのは、珍しいからね。何か考えがあっての事なのだろう。特別に君の課のメンバーが回復するまでの約一週間。休息をとってくれ。それ以降は、しっかりシ協会のフィクサーとして働いてもらう」

 

「ありがとうございます」

 

 そのあと、事務的な話を済ませ、支部長部屋を後にする。第三課の自分のデスクに座り、キャビネットの一番奥にしまい込んでいた黒い招待状を取り出し、名前を書く。

 

 ――――

 

 大量の本が納められた場所の一角。黒いスーツに身を包んだ男と短い水色の髪を持つ女性が話していた。

 

 ?「随分と久しぶりに見た気がするな。それににたって今回のは長いんじゃないか?」

 

 ?「それを私に言わないで。これは、招待状が見せるべきと思った物を見せてるに過ぎないわ。前にも言わなかったかしら?」

 

 ?「そういえば、そうでした」

 

 ?「そんなくだらない事を言ってないで早くゲストの接待の準備をしなさいローラン」

 

 ローラン「はいはい。わかりましたよ」

最終回の方向性について(エンディング)

  • 幸せでもいいじゃない(ハッピーエンド)
  • 最後まで都市らしく(バットエンド)
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