都市の地獄の日々   作:語部歯車

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第5話 準備

 第三課の部屋の中に入り、中に入る。俺が戻ってきた事に全員が俺に一瞬、書類仕事に向けていた視線を向ける。部屋の中央まで歩いていき。全員に向けて声を発する。

 

「全員一旦行っている仕事を中断し、話しを聞いてくれ」

 

 全員の手が一斉に止まりこちらを見る。次の俺の声を待ち、部屋が静かになる。

 

「新しい依頼がきた。依頼開始日は3日後。このシ協会北部支部の全戦力を投じ今回の依頼に挑む。危険度は、図書館や青い残響が率いた残響楽団に並ぶ危険度だ。場所は16区の裏路地。裏路地内に潜伏する都市悪夢級の5つ集団を襲撃し、処理する事となる。今回の依頼が失敗し、この集団達の目的が完遂される場合、9区に発生したピアニストに並ぶ脅威となる事が予想される。その事を念頭に入れ、今回の危険度となった。3日後の決行に備え全員準備を行え。その間の職務は一時凍結とする。必ず万全の状態で今回の依頼へと挑むように。わかったか」

 

 全員「「「はい」」」

 

「それでは解散」

 

 全員「「「はい」」」

 

 さて、俺は武器の点検にでも行くか。

 そうして第三課の部屋を出ていこうとしたらユジャンが声をかけてきた。

 

 ユジャン「すいません。今から時間ありますか?」

 

「んあ?あ〜今から俺の工房武器の点検に行こうと思っていたんだが……。どうした?」

 

 いつも腰に下げている方の刀をユジャンに見せる。

 

 ユジャン「そうなんですか。そういえば、課長の工房武器ってそんなに見ない所の使ってますよね」

 

 ユジャンが俺の刀をマジマジと見ながらそのように言う。まあ、確かに。有名所は高かったりするしな〜。もらいもんだが、こいつはかなり優秀だし、使いやすいそんな風に作ってもらった以上こいつは使い続けるがな。

 

「あぁこいつは、俺の知り合いが作ってくれたヤツなんだよ。そいつ自体の工房はあんま有名じゃないしそっちが本業ってわけでもないがな」

 

 ユジャン「そうなんですか。もし、良ければなんですが……」

 

 珍しくはっきりせず、もじもじとして何か良いでせずにいる。

 

「何だ?悪いが飯は奢れないぞ?」

 

 ユジャン「いいえ!その……工房へ一緒に行ってもいいですか?」

 

「まあ、別にいいぞ。減るもんでもないしな」

 

「ほら、じゃあ早めに行くぞ。あんまり遅いと路地裏の夜になっちまう」

 

 ユジャン「はい!」

 

 ユジャンと一緒に部屋を出る時になんかアイツラが騒がしかった気がするが、良いか。支部から出て、8区の裏路地に向けてユジャンと一緒に走り出す。

 

 ユジャン「課長。課長が向かってる工房ってどこにあるんですか?」

 

 そうやって走っているとユジャンが目的の工房の場所を聞いてくる。そういえば、工房の場所を伝えてなかったな。

 

「8区の裏路地にある。普段は酒場をやってるが、今でも俺とか知り合いに武器を作ったり、点検をしてくれているんだが、点検1回で50万ぐらいもってかれるから、あんまり点検行きたくないんだよな」

 

 ユジャン「そうなんですか」

 

「あ、最初に言って置くけど絶対に俺から少し離れて扉と俺の延長線上にいるなよ」

 

 ユジャン「わかりましたけど、何ですか?」

 

「それは……。っともう着くな。とりあえず言う通りにしとけよ」

 

 ユジャン「は、はい」

 

 古びた居酒屋のような建物の扉の前で足を止める。

 ユジャンも離れているな。

 扉と叩く。

 

「俺だ。ジャックだ扉をあけt」

 

 俺の言葉を遮るように扉がものすごい速度で吹っ飛んでくる。不意な事もあり、見事に扉は俺に衝突し、その見た目とは裏腹な重量で俺ごと道の反対へ吹っ飛ばされた。

最終回の方向性について(エンディング)

  • 幸せでもいいじゃない(ハッピーエンド)
  • 最後まで都市らしく(バットエンド)
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