この先、リコリスがいるぞ!!   作:この先!ちたたきがあるぞ!!

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ちたたきはいいぞお


本当にここどこですか……

「ここどこでしょうか」

 

「教会?」

 

「見た目はそうですけど、とりあえずここから出ましょう」

 

「了解ー」

 

 相変わらず私のバディは能天気です。煙から目を覚めたと思ったら見知らぬところに居たのに、なぜこんな落ち着きがあるんでしょうか

 

 教会内はボロボロで荒れている。椅子は砕け散乱、天井は穴が大量にあり、月光が入ってくる。デカイ入り口の扉を押して開ける。かなり重くて最後は背中で押して開けた。

 

「あきましたね」

 

「……」

 

 千束が扉の少し先に行って急に立ち止まった。千束の方に近寄よりに行く。

 

「どうしたんですか?」

 

「……こりゃすげえな……」

 

「?」

 

「下覗いてみ……」

 

「下?」

 

 千束が立っているところの先に道はありませんでした。千束は自分が立っている立っている所の少し先の道が無いところを指していました。言われた通り覗くと

 

「だ、断崖絶壁……」

 

 断崖絶壁……どうやらここはかなり高い所のようです。しかし困りました。これじゃあ何処にもいけないと思ってたら千束が

 

「あっ、あっちに何か広場がある! 」

 

「本当ですね」

 

 どうしようか立ち尽くしたら千束が左方面に広場があるのを発見しました。しかしそこまで行くまでボロボロの橋がありますが、大丈夫でしょうか……

 

「千束、もう少し慎重に……」

 

「大丈夫大丈夫♪」

 

 橋を子供みたいに何も恐怖を見せずにピョンピョンと歩いてる。そのせいで橋がかなり揺れて手すりの縄をおもいっきり握って、こっちは心臓が何個あっても足りない状況でしたけど……

 

「何とか渡りきりましたね……」

 

「どしたんたきな、めっちゃバテてるじゃん」

 

「……(後で蹴ってやろう)」

 

 ちょっといらっと来ましたけど蹴るのはまた今度にしましょう。広場に入りました。広場自体は完全に壊れていて床が欠けてるところもありました。

 

「しっかし、こっからどうしますか」

 

「それもそうですね。とりあえず辺りを探索……」

 

 言いきる前に、強い風が身体中に当たりました。これは?と思い、風が当たった方向をみると何も居なかったけれど、影がありましたとてもデカイ……影が小さくなるにつれて嫌な予感がする。影の上を見ると何かが落下してきていた。それが目の前に着陸する。相当デカイからか、砂ぼこりが轟音と共にきた。

 

「こっこんちには~……」

 

「あっあっ……??」

 

 目の前には化け物が現れました。そうです化け物。見た目は巨大で、シルエットは蟹みたいな横に伸びている平らな形ですが、大量に生えている腕……そして大きな大きな剣を二本持ってて……反対には体の真ん中を隠せるくらいな大きい盾。最後におまけ程度にこちらを凝視する顔。

 

「ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

 

「やっぱだめだよね!?たきな銃構えて!!!」

 

「えっ……あっはい!」

 

 千束は一足先に銃を構えてました。私は遅れでありましたが銃を構える。化け物は歪な大量の脚を酷使してこちらにちかづいてきた。二本の大剣を振るう。1つは私、もう1つは千束へと横降りをする。それは胴体辺りまでの高さでしたが、私達はローリングをして回避します。私は左へ、千束は右へ、千束が拳銃で3発放つ。盾では防げず体にもろに当たった。しかし千束の銃弾は……

 

「……やっぱ見た目的にきかない、ですよね~……」

 

 化け物はピンピンしていました。頭の隅で危惧してた事が当たった。千束の弾は非殺傷弾。激痛を与えるだけで怪我は与えない代物。人間に対しては道徳的で誉められるだろうが今は道徳も糞もない。

 

「千束!私が攻撃をしますので注意をかってください!」

 

「了解!……えっちょっとまって私が注意をかう!?」

 

 疑問系でこちらに聞いてきたけど千束はなんやかんや受け入れてくれたようです。

 

「へいへい!!お兄さん私と遊ばない!お兄さんか?まぁいいや!」

 

 挑発するように弾丸をまた3発ぶちこむ。化け物はそれに応じるように2本の大剣を千束に構え降り始めた。今度は剣を雨のように上から突き刺しを繰り返す攻撃だ。

 

「まだー!!?」

 

「もう少しですから!」

 

 リコリス時代から愛用してるリュックから手榴弾を取り出し、口でピンを抜き、無防備な背中に向かって投げつける。手榴弾は背中にトンと当たり、1秒もしない内に爆発して化け物は倒れ込む。

 

「アア……アァ……ァ……」

 

 化け物は倒れた。これ以上立ち上がる事は無いだろう。

 

「消滅……している?」

 

 思わず口に出てしまった。化け物は倒れたら体が徐々に透明になって体が小さな透明な光の粒になって消えてった。

 

「とっとりあえず討伐完了?」

 

「ですね」

 

「ってか……たきな酷くない!?何注意を買うって!?あなたの大切なバディが逝くところでしたよ!?」

 

「千束の生命力は異常ですから大丈夫でしょう」

 

「なにそれー!」

 

 バディのブーイングを無視して化け物が居たところを見る。本当に何も残ってない……あの大剣すらも残っていない。この世界は一体何なんだろう……

 

「あそこに道あるよ」

 

「道?」

 

 化け物と戦っていて気づかなかったけど、どうやら広場から新しい道にいけるらしい。とりあえずここには何も無さそうですし、いきますか。

 

「また行き止まり……」

 

「これ詰んだ?」

 

「少し考えさせてください」

 

 本当にここはどこでしょう……宝箱から出た煙で眠ったと思って目を覚ましたらここに居る。おかしすぎです……そもそも依頼人はこれを知ってて依頼をしてたんでしょうか?……どんだけ考えても答えの鍵になりそうなものが無い……埒が明かない……

 

「ねーね、これみて」

 

「何ですか?」

 

「すんごい透明な蝶じゃない?」

 

「蝶?……ほんとですね。良く見ると蝶ですね」

 

 千束が指してる方向を目を細めて凝らして見ると確かに蝶蝶がいた。透明……すぎません?

 

「これ捕まえられるのかな?」

 

「千束、あまり動かないでください。一応ここら辺落ちたら終わるので」

 

「わかってるってー。あとっちょっとで届きそうぅ」

 

「はぁそこら辺は危ないですよ。こっちに戻って来てくだっ…………!!!!!」

 

 目の前には千束がいた。しかし、それは床が崩れ落ち今から奈落に落ちようとしている千束であった。

 

「ちさとおおおおおおおお!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回
???? お前も血の君主を信仰しないか?

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