異世界救世主伝説 北斗の拳   作:小説設営隊隊長

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色々考えて、話を分けたほうがいいと思いました!
てことで、今回は捜索編です!


大捜索!北斗宗家の聖地、泰聖殿を見つけ出せ!!

 

北都・サラマンディーネとの共闘が一応成立したアルゼナルでは、水面下ではあるがリベルタスの準備が行われていた。

 

 

アルゼナル:物資保管区画

 

ジャスミン「ありったけの水と食料をアヴローラに詰め込みな!武器弾薬も忘れるんじゃないよ!!」

 

隊員たち『イエス・マム!』

 

 

アルゼナル:治療室

 

マギー「傷薬と輸血パックの詰め込みを最優先!包帯は箱ごと持っていきな!!」

 

 

アルゼナル:パラメイル格納庫

 

メイ「第1中隊のパラメイルはヴンダーに移動させて!他はアヴローラへの搭載を!!」

 

 

アルゼナル地下格納庫

 

大型潜水空母【アヴローラ】:発令所

 

パメラ「システムチェック完了!艦内全区間、異常なし!」

 

ヒカル「格納庫から通信あり!パラメイルの積載作業、準備よしとのこと!」

 

ジル「よし。格納庫ハッチ解放!パラメイルの積載作業を開始せよ!」

 

オリビエ「イエス・マム!」

 

 

ヴンダーでも、決戦に向けた作業が行われていた。

 

 

AAAヴンダー:航海艦橋

 

タスク「各部、定時報告を!」

 

ロザリー「操舵システム点検完了!あとは重力制御装置の再調整だけだ!」

 

タスク「レーダーはどうだ!」

 

エルシャ「対空・対水上レーダーともに異常なし。現在、各周波数での反応テストを実施中!」

 

ヒルダ《砲関係は現在点検作業中!対空砲の積替え作業に思いの外手間取ってる!》

 

ヴィヴィアン「機関関係は修理完了!今、試運転に入ったよ!」

 

タスク「エアレーズングの組立作業の状況は!」

 

 

アルゼナル近海域 海底

 

海中簡易造船ドック:司令室

 

 

クリス「組立作業に遅延なし!今、内郭船体の組立に入っているよ!」

 

タスク《機関関係は?》

 

クリス「ナオミが直接組み立ててる!縮退炉の搭載が終わって、今補助機関の組立作業に入っているよ!」

 

タスク《わかった!》

 

 

アルゼナルの新兵器として、AAAヴンダーと同じ構造を持つ2番艦【エアレーズング】の建造が急ピッチで進められていた。

 

元々、アヴローラはヴンダーにドッキングさせるつもりでいたが、艦内の再構築や再設計に思いの外手間取った結果、別々の機構を持ったヴンダーを作ったほうがいいと判断したためだ。

 

 

そして、北都健二郎はと言うと、アンジュ・サラマンディーネと共に、北斗宗家の秘拳が隠されている泰聖殿の捜索を行っていた。

 

 

ヴンダー:作戦会議室

 

アンジュ「無人機を出して捜索を行わさせたけど、宮殿らしき建物は見当たらないわね………。」

 

サラマンディーネ「北斗宗家は天帝の盾として君臨してきた集団。なればこそ、泰聖殿は人目につかない場所にあるはずです。」

 

北都健二郎「ここは…………掲示板に頼るか。」

 

そう決意した北都は、掲示板にて情報収集を行うことにした。

 

 

 

 

転生掲示板にて………

 

【捜索願!】泰聖殿を探しています

 

 

1:北斗の伝承者となんでもクラフト

情報求む!

 

2:名無しの転生者

おっ!イッチだ!

 

3:名無しの転生者

イッチ、久々の登場ってやつだな!

 

4:名無しの転生者

とりまkwsk。

 

5:北斗の伝承者となんでもクラフト

簡潔に言うと…………

 

ジル司令、まさかの北斗神拳を体得していた(驚愕の事実)

          ↓

ジル司令から、羅将カイオウの存在が判明

          ↓

アルゼナルとの共闘を決意

          ↓

カイオウを倒すために泰聖殿を探しています←イマココ

 

 

6:名無しの転生者

or……

 

7:名無しの転生者

まじか……

 

8:名無しの転生者

カイオウまでいるとは………

 

9:名無しの転生者

カイオウって、そんなにやばいの?

 

10:名無しの転生者

≫9

マジモンでやばいぞ。

原作でも、一度【無想転生】を破ってるからな。

 

11:名無しの転生者

≫10

ひぇ………

 

12:名無しの転生者

泰聖殿を探しているって事は………北斗宗家の秘拳目当てってことか?

 

13:北斗の伝承者となんでもクラフト

そうや。

カイオウが相手となれば、絶対に生半可な攻撃は効かないからな。

 

14:名無しの転生者

でも、泰聖殿言うてどこにあるか分からないなぁ………

 

15:名無しの転生者

おーい!

聞いてたか?特定班!

 

16:特定班ニキ

イッチのクロアン世界での泰聖殿やな?

おk!

 

17:南斗六星妖星の転生者

泰聖殿と北斗宗家か…………

こっちでも、探りを入れてみるか。

 

18:南斗六星義星の転生者

ミスルギ皇国潜入組は集合!

潜入調査しに行くぞ!!

 

19:南斗六星将星の転生者

よっしゃあ!!

行ったるぞ!!

 

20:南斗六星仁星の転生者

泰聖殿の在り処を見つけに行くぞ!

 

21:南斗六星殉星の転生者

歴史を辿って見つけるか………

 

22:北斗の伝承者となんでもクラフト

こっちもとにかく、手当たり次第で探っていくわ!

 

 

 

スレ民が泰聖殿探しに奔走する中、ミスルギ皇国では………

 

 

ミスルギ皇国 森の中

 

モモカ「これからどうしましょう………」

 

 

アンジュの侍従であるモモカが、なにゆえミスルギ皇国にいるのか?

 

あの時、北都がアンジュ達を助けに来た時にアンジュ達とは別行動を取り、単身暁ノ御柱へと潜入。

アンジュたちの力になるため、気になるところを重点的に調べていたのだ。

 

 

モモカ「とにかく、お二人がお目覚めにならなければ……」

 

 

彼女の目線の先には、ジュリオ殿下の側近であった【リィザ】とアンジュの妹である【シルヴィア】が眠りについていた。

何故、モモカとともにいるのか?

 

それは、彼女が暁ノ御柱の地下に潜入していた時に、クルーゼによって牢屋に閉じ込められていた二人を見つけて、事情を直感で察しモモカが救出したのだ。

 

その後、追手を撒くために郊外の森の中へと隠れて、再度潜入の機会を伺っていたのだ。

 

 

モモカ(しかし、どうしてお二人が地下に閉じ込められていたんでしょう……………、何か理由でも………)

 

リィザ「うぅぅぅ…………」

 

 

何故二人が閉じ込められたのかと考えていると、リィザがようやく目を覚ました。

 

 

モモカ「だいじょうぶですか?」

 

リィザ「ここは………」

 

モモカ「郊外の森の中です。」

 

リィザ(そうか…………私は、シルヴィア様と共に………)

 

 

その時、気を失う前の記憶が蘇った。

あの、仮面を被って不敵の笑みを浮かべた顔が。

 

 

モモカ「あの…………リィザさんの本当の名は?」

 

リィザ「………本当の名は、フレイヤ族の一人、そして………元斗皇拳赤光将軍………リザーディア。」

 

モモカ(元斗皇拳………かつてソフィア様が仰っていたあの………)

 

 

モモカは元斗皇拳の言葉を聞いて、今は亡きアンジュの母親であるソフィアが父親であるジュライとの会話を思い出していた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ソフィア・斑鳩・ミスルギ〔やはり………アンジュリーゼには元斗皇拳の素質が………〕

 

ジュライ・飛鳥・ミスルギ〔あぁ………”ジュウケイ様”の秘術で、今は力を封じ込めているが………〕

 

ソフィア・斑鳩・ミスルギ〔それも時間の問題です。アンジュリーゼがノーマである事が露呈してしまっては、あの子は必ずこの先、自らの運命に苦悩してしまう………。〕

 

ジュライ・飛鳥・ミスルギ〔だが……ジュウケイ様の話では、妹のシルヴィアが”天帝”である可能性があると仰っていた。〕

 

ソフィア・斑鳩・ミスルギ〔…………だとしたら、アンジュリーゼがシルヴィアを護る………〕

 

ジュライ・飛鳥・ミスルギ〔あぁ。そして………この世界の闇を必ず暴いてくれるはずだ………アンジュリーゼとシルヴィアは、天に選ばれたんだ。〕

 

ソフィア・斑鳩・ミスルギ〔あの子達を送り出すのが…………”北斗宗家の血を継ぐ”私たちの定め………せめて、シルヴィアには……北斗宗家の秘拳の在り処を………〕

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

モモカ「それじゃあ…………シルヴィア様は…………」

 

リザーディア「あなたの推察どおりよ。シルヴィアは、我ら元斗皇拳が戦い護る存在………天帝なの。」

 

モモカ「………………じゃあ、シルヴィア様は”泰聖殿”の在り処を知っているのでは?」

 

リザーディア「あの子だけではないわ……………アンジュリーゼも、知っているはず…………」

 

 

ヴンダー:寝室

 

その日の夜。

アンジュは、とある夢を見ていた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

昔の夢

 

アンジュ(当時6歳)〔ジュウケイ様!あれは何?〕

 

ジュウケイ〔あれは………北斗宗家2000年の悲劇を語る………女人像だよ。〕

 

アンジュ〔北斗宗家?〕

 

ジュウケイ〔そうじゃ。そしてその女人像こそ………北斗宗家が永きに渡り受け継がれてきた聖塔が隠されてある。〕

 

 

アンジュ〔聖塔?〕

 

ジュウケイ〔アンジュよ。お前は7歳を迎える時、ここ泰聖殿を出ていかなければならぬ。〕

 

アンジュ〔ジュウケイ様……〕

 

ジュウケイ〔だが、来たるべき時が来るまで………ここでの記憶とおまえの力を封じなければならぬ………許せ。〕

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アンジュ「………っ!!」

 

うなされていたのか、目を覚ますアンジュ。

そして、先程の夢を反芻していた。

 

アンジュ(…………今の夢は一体…………北斗宗家……泰聖殿…………あそこに一体、何があるっていうの?私は………一体何を知っているの?)

 

 

泰聖殿を探し始めたときから、封じられていた記憶が蘇りつつあった。

果たして、アンジュとシルヴィアに、どんな秘密が封じ込められているのだろうか!

 

 




次回予告

掲示板からもたらされた情報から泰聖殿のおおよその位置を特定した北都達であったが、依然として北斗宗家の秘拳の在り処は分からずじまいであった。

だが、ここでアンジュに秘められた封印されし記憶が今、開け放たれる!!

次回、クロスアンジュifストーリー!

「アンジュよ!今こそ、泰聖殿への道を示せ!!」
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