異世界救世主伝説 北斗の拳   作:小説設営隊隊長

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第1章、残り2回!
いよいよクライマックスだぞ!!


決戦!ミスルギ皇国攻略戦!! 前編

AAAヴンダー 中央大作戦室

 

 

ここヴンダーの大作戦室で、エンブリヲの打倒とアウラの奪還を目的とした【ミスルギ皇国攻略戦】の最終確認が行われていた。

 

 

北都健二郎「我々は全ての準備が終わり次第、全艦出撃。ミスルギ皇国東海岸へ向けて東進して、敵艦隊を実力を持って排除。敵の第1次防衛線を突破するまでが、フェーズ1だ。」

 

アンジュ「…………。」

 

ヒルダ「………。」

 

北都健二郎「第1次防衛線を突破したあとは全艦浮上。パラメイル隊を全機発進させて、ヴンダーとエアレーズングを護衛しつつ暁ノ御柱へ向けて全速前進。」

 

サラマンディーネ「それと同時に、特異点を開き西海岸側から我が軍もミスルギ皇国へと進撃。タイミングを合わせてそちらと共同で敵主力を挟撃させます。」

 

ジャスミン「ここまでがフェーズ2だね?」

 

アレクトラ「あぁ。そしてここからはこちらの出番というわけだ。」

 

 

そう言うと、モニターにヴンダーと同じ艦の全体図が映し出される。

 

 

北都健二郎「ヴンダー級外部接続型超弩級機動特装戦艦の2番艦………エアレーズングだ。」

 

 

エアレーズング。

またの名を【BBBエアレーズング】。

 

ヴンダー級外部接続型超弩級機動特装戦艦の2番艦で、1番艦である【AAAヴンダー】と寸分たがわぬ作りとなっているが、アルゼナル組が密かに保有していた【潜水空母アウローラ】と接続してでの運用を前提としている。

 

エンジンはヴンダーと同じ縮退炉2基と補助機関である次元波動エンジン6基を搭載している。

 

主武装は【48サンチ連装電子熱戦砲】を前部に4基と後部に2基の計6基12門を搭載していて、副武装は【15サンチ3連装回転式フェーザー砲】と【飛行爆雷】に【多弾頭誘導弾】等の多種多様な武装を搭載している。

 

 

北都健二郎「そして、エアレーズングのみ搭載されたこの……【L式冷線破壊砲・改】が、暁ノ御柱の基部を破壊する切り札だ!」

 

 

L式冷線破壊砲・改。

これは潜水空母アウローラに搭載されていた【N式冷線破壊砲】のコンセプトを活かして、破壊力の向上と瞬間冷却の倍増を目的として開発された。

 

エネルギー源は、次元波動エンジンのタキオン粒子を高密度に瞬間冷却を行い、縮退炉を臨界まで稼働させた後に発射が可能な広域戦略兵器で、−90℃まで冷却されたタキオン粒子を粒子加速器にて直接撃ち放つことで、対象を一瞬にして凍らせて破壊する。

 

この冷線破壊砲は、使い方を考えれば【都市1つを軽く壊滅させる事が出来る】秘めたる力を持っていた。

 

 

 

アレクトラ「こいつで暁ノ御柱の基部を破壊して、アウラとやらが囚われている地下へのメインシャフトをこじ開ける。」

 

北都健二郎「その後はアンジュ達でアウラを奪還して、エンブリヲを倒す!大雑把だが、これがミスルギ皇国攻略戦の概要だ。何か質問はあるか?」

 

 

サリア「相当の損害を覚悟の上でのこの作戦…………」

 

ゾーラ「それぐらいの戦力をぶつけないと攻略は無理ってことかい?」

 

ロザリー「一見無謀に見えるが…………」

 

クリス「………短期決戦に持ち込むなら、戦力を一点に集中させたほうが得策。」

 

北都健二郎「そう言うことだ。エンブリヲもこちらが中央突破してくるのは容易に想像がつくはずだ。ならば、コソコソとやる必要はない。これ以上、エンブリヲに好き勝手やられる前に、何としてでもここで決着をつけるぞ!」

 

 

 

こうして、エンブリヲの打倒とアウラ奪還を目的とした【ミスルギ皇国攻略戦】は開始された。

予定通りにアウローラはエアレーズングともドッキング作業にかかった。

 

 

潜水空母アウローラ 発令所

 

 

パメラ「本艦直上、エアレーズングを確認しました!」

 

アレクトラ「よし。ドッキング作業に入れ。」

 

ヒカル「イエス・マム!」

 

オリビエ「誘導ビーコンを発信します!」

 

 

アウローラから誘導ビーコンが発せられると、エアレーズングがそれをキャッチして、船体下部の格納庫ハッチが開く。

 

 

オリビエ「エアレーズングからの誘導ビーコンを確認しました!」

 

ヒカル「ドッキング作業に入ります!」

 

 

アウローラが格納庫の真下に到達すると、ドッキングアームでアウローラを固定して格納庫へと引き上げる。

 

 

パメラ「ドッキングアームの固定を確認!」

 

オリビエ「まもなく格納庫に入ります!」

 

 

アウローラが格納庫に入ると船底ハッチが閉まり、アウローラが完全に固定される。

 

 

アレクトラ「排水、開始!」

 

パメラ「排水作業、開始します!」

 

 

格納庫に溜まった海水を排水ポンプで艦外へと排水して、ドッキング作業が完了。

全てのシステムがアウローラに接続されて、いつでも発進できるようになった。

 

 

パメラ「艦内各部、異常なし!」

 

オリビエ「パラメイル全機、両舷発進格納庫へ移送中!」

 

ヒカル「全火器管制システム、異常なし!」

 

メイ「補機波動エンジン、6基とも正常に作動中!発進可能まで後30秒!」

 

アレクトラ「こちらはいつでもいいぞ。」

 

 

ヴンダー:戦闘艦橋

 

 

アンジュ「エアレーズングの発進準備が終わったわ!」

 

ナオミ「補機波動エンジン、全基異常なし!全速発揮可能!」

 

ヒルダ「全兵装異常なし!」

 

 

北都健二郎『よし!全艦、発進せよ!!』

 

 

遂にミスルギ皇国攻略戦は開始された。

北都達は暁ノ御柱を強襲すべく、一路ミスルギ皇国へと向かった。

 

 

アルゼナル上空

 

テオドール コックピット内

 

 

ウェル博士「ふふふふ…………遂に始まりましたね。どれほどの手並みか、見せていただきましょうか……。」

 

 

 

一方、ミスルギ皇国でも、時空融合に向けてでの準備が進められていた。

 

 

ミスルギ皇国 暁ノ御柱

 

地下

 

 

エンブリヲ「さぁ…………この5機のラグナメイルを使って、時空融合を始める時が来た。アウラの民もこれで終わりだ………そしてアンジュ、二つの地球が一つになったときが、この私と結ばれるときだ………ふふふふ…。」

 

 

だが……………

 

 

ミスルギ皇国 地下空洞

 

 

シェム・ハ「クルーゼとやら。これであやつを葬れるのか?」

 

ラウ・ル・クルーゼ「エンブリヲを葬れなくとも、この国を消し去ることはできよう…………」

 

 

クルーゼとシェム・ハは、エンブリヲに気づかれぬ内にミスルギ皇国の地下空洞に、大量破壊兵器である【サイクロプス】を設置していた。

一体何を企んでいるのだろうか……………

 

 

 

転生掲示板にて……

 

 

【出陣じゃ!!】エンブリヲ撲滅作戦の時間だ!!

 

 

 

1:北斗の伝承者となんでもクラフト

やるぜおい!

 

2:名無しの転生者

遂に来た…………

 

3:南斗六星将星の転生者

エンブリヲの変態野郎をぶちのめす時が………

 

4:名無しの転生者

悔いはないな?

 

5:北斗の伝承者となんでもクラフト

おう!!

 

6:名無しの転生者

タヒんでも文句はないな?

 

7:北斗の伝承者となんでもクラフト

タヒんでも呪い殺すから大丈夫!

 

8:名無しの転生者

神様への祈りは済ませたか?

 

9: 北斗の伝承者となんでもクラフト

神様への祈りなんて必要ねぇ!

あるのは己の信念と友との友情のみ!!

 

10:名無しの転生者

遺書は書き残したか?

 

11:北斗の伝承者となんでもクラフト

遺書なんてくそくらえだ!!

あんなもんなくたって問題ねぇ!!

 

12:南斗六星殉星の転生者

最後にエンブリヲに対して何か一言!

 

13:北斗の伝承者となんでもクラフト

エンブリヲ。

貴様に、今日を生きる資格はない!!

 

反撃の狼煙を上げろぉ!!!出陣だーーーー!!

 

 

 

 

ミスルギ皇国 近海

 

 

AAAヴンダー 戦闘艦橋

 

 

北都健二郎『総員に告げる!艦隊司令官の北都だ!』

 

 

艦内マイクを全艦に繋いで、出陣前の演説を行う。

 

 

同 格納庫

 

 

北都健二郎《我々ノーマはこれより、支配し抑圧してきた神聖ミスルギ皇国に対しての大規模反攻作戦を実施する!!》

 

アンジュ「…………。」

 

サリア「…………。」

 

ヒルダ「…………。」

 

北都健二郎《今回はサラマンディーネ率いるドラゴン軍団との共同作戦でエンブリヲの打倒の他にも、彼らの始祖アウラの奪還も含まれている。》

 

エルシャ「…………。」

 

ヴィヴィアン「…………。」

 

ロザリー「…………。」

 

北都健二郎《よって本作戦は【短期決戦】で決着をつけなければならない!つまりはスピード第一だ!》

 

クリス「…………。」

 

ナオミ「…………。」

 

タスク「…………。」

 

北都健二郎《敵の防衛線を突破して、暁ノ御柱のメインシャフトが露出してからが勝負だ!!損害皆無での皆の無事なる生還を祈らせてもらう!!》

 

ゾーラ「…………。」

 

ミランダ「…………。」

 

ココ「…………。」

 

北都健二郎『作戦名、オペレーション・ラストリベルタス!!存分に暴れて、エンブリヲを倒して、必ず全員生きて帰ってこい!!いいな!!』

 

 

「「「おぉーーーー!!」」」

 

 

北都健二郎&アレクトラ『作戦開始!!全艦、戦闘配置!!』

 

 

 

作戦は開始された。

ヴンダーとエアレーズングは全速でミスルギ皇国の領海へと突入!

 

それを待ち構えるのは、皇国海軍の本国艦隊だ。

ヴンダーをソナーで発見するや否や、駆逐艦・巡洋艦から多数の対潜ミサイルが発射される!

 

 

BBBエアレーズング 戦闘艦橋

 

 

パメラ「海上で異常音を探知!!ミサイルと思われます!!」

 

ジャスミン「撃ってきたようだね!」

 

 

対潜ミサイルが海面に着水すると、魚雷が分離してヴンダーへと向かう!!

 

 

パメラ「着水音を探知!!魚雷、多数接近中!!」

 

アレクトラ『対雷撃防御!!』

 

オリビエ「ホムガード、全管発射!!」

 

 

魚雷を迎撃するため、エアレーズングの中央部から18発の【ホムガード】が発射される!

 

ホムガードはエアレーズングだけが装備する【対雷撃防御システム】で、多数の子爆弾を搭載したミサイルを発射して、目標の手前で子爆弾が散布、魚雷を迎撃する画期的なシステムである。

 

エアレーズングから発射されたホムガードは見事、敵魚雷全弾の迎撃に成功する!

 

 

ヒカル「魚雷、全弾迎撃に成功!」

 

パメラ「前方、ミスルギ艦隊を捕捉!!距離3000!」

 

ジャスミン『飛行爆雷をたらふくご馳走してあげな!!』

 

オリビエ「了解!!」

 

 

 

AAAヴンダー 戦闘艦橋

 

 

北都健二郎『飛行爆雷、発射!!』

 

鳳凰沙武酒『我が聖帝の前にひれ伏すがいい!!』

 

孤鷲真「バカ言ってないでちゃんと当てろよ!」

 

 

ヴンダーとエアレーズングから、多数の飛行爆雷が発射された。

 

飛行爆雷はその名の通りミサイルタイプの爆雷で、距離が離れている敵潜水艦に対しての長距離攻撃として用いられるが、見方を変えれば【水中発射式の対艦ミサイル】でもあり、その圧倒的な爆薬量が敵艦を一撃のもとで葬れる威力を誇る。

 

ヴンダーとエアレーズングから発射された飛行爆雷は、程なくして敵艦隊に到達して、主力の空母を始めとする取り巻きの巡洋・駆逐艦を数十隻を撃破した。

 

 

ヴンダー 戦闘艦橋

 

 

孤鷲真「何隻か撃ち漏らした!」

 

白鷺秀「浮上するか?」

 

北都健二郎「スピードが第一だ!一気に浮上して制空権を確保する!!」

 

白鷺秀「縮退炉、メインエンジンと接続!」

 

北都健二郎『ヴンダー、発進!!』

 

 

エアレーズング 戦闘艦橋

 

 

アレクトラ「全艦急速浮上!発進準備!」

 

パメラ「全タンク排水!海上へ浮上!」

 

メイ「補機波動エンジン、予備動作確認!出力安定!」

 

オリビエ「火器管制システム、オンライン!電子砲及びフェザー砲、展開準備よし!」

 

ジャスミン「縮退炉への回路を接続!」

 

ヒカル「縮退炉へ接続!」

 

メイ「縮退炉内、圧力上昇!臨界点を突破!」

 

パメラ「発進準備、完了!!」

 

 

アレクトラ『行くぞ!BBBエアレーズング、発進!!』

 

 

大きな水しぶきをあげながら、ヴンダーとエアレーズングが大空へと飛び立った!

 

 

その様子は、マナの光を通してエンブリヲにも筒抜けだった。

 

 

暁ノ御柱 書斎

 

 

エンブリヲ「ほう……………中央突破か。なかなかの腕前だ。」

 

ラウ・ル・クルーゼ「ならば、ピストロイドとウィンダムを出してもてなそう………。」

 

 

暁ノ御柱 天頂

 

 

シェム・ハ「よくここまで来たなホムンクルスよ…………褒美にもてなしやろうぞ!」

 

 

シェム・ハがヴンダーとエアレーズングの方に手をかざすと、ピストロイドと高性能AIを搭載したMS【ウィンダム】が大勢出てきて北都達へと迫る!

 

 

ヴンダー 戦闘艦橋

 

 

孤鷲真「来たぞ!!敵機来襲!!」

 

 

北都健二郎『全艦対空戦闘!!全パラメイル隊、発進せよ!!』

 

 

遂にパラメイル隊の出番が来た。

ヴンダーとエアレーズングの両舷格納庫のハッチが開く!

 

 

ヴンダー 格納庫

 

 

サリア「いい?エアレーズングが冷線破壊砲を撃つまで、何としてでも死守するのよ!」

 

ヒルダ「ったく!毎度の如く無茶な作戦を立てやがるな!」

 

アンジュ「愚痴を言っている場合じゃないでしょ?ここでやらなきゃ全てが終わるのよ!」

 

ヴィヴィアン「その通り!ズバリ、やるからには覚悟を決めるしかないね!」

 

 

北都健二郎《進路クリア!!俺はしばらく出られん!先陣は任せる!!》

 

 

サリア『第1中隊!全機発進!!』

 

 

「「「イエス・マム!!」」」

 

 

エアレーズング 格納庫

 

 

ゾーラ『第2中隊!行くよ!!』

 

 

ヴンダーとエアレーズングから全てのパラメイル隊が発進!

2隻に迫る敵機動兵器を迎撃・護衛しつつ暁ノ御柱を目指す!!

 

 

エアレーズング 戦闘艦橋

 

 

オリビエ「前方、暁ノ御柱をモニターで捕捉!!」

 

アレクトラ「L式冷線破壊砲・改、発射準備!」

 

パメラ「了解!L式冷線破壊砲・改、発射準備に入ります!」

 

 

エアレーズング 補助機関室

 

 

ヒカル《冷線破壊砲、発射準備!エネルギー充填を開始してください!》

 

 

メイ『補機波動エンジン全基の強制冷却を開始!!タキオン粒子の充填を開始!!』

 

 

整備兵「「「イエス・マム!!」」」

 

 

冷線破壊砲を撃つため、全ての補助機関の回路を切り替えて波動エンジンを強制冷却。

タキオン粒子の充填作業を開始する。

 

 

整備兵4「エンジン冷却率60%!タキオン粒子充填率68%!」

 

メイ「全充填回路、冷線破壊砲と接続!」

 

整備兵5「接続!!」

 

 

エアレーズング 戦闘艦橋

 

 

パメラ「タキオン粒子の充填率72%!冷却温度−48℃!」

 

オリビエ「艦首を目標へ向けます!」

 

ジャスミン「砲身展開!」

 

ヒカル「装甲シャッター開放!砲身展開します!!」

 

 

エアレーズングの船体下部が開き、巨大な砲身が展開した。

これこそが、エアレーズングの決戦兵器【L式冷線破壊砲・改】である!

 

 

パメラ「冷却温度−64℃!タキオン粒子充填率90%!」

 

アレクトラ「ターゲットスコープ、オープン!!」

 

ヒカル「ターゲットスコープ、出します!」

 

 

アレクトラの艦長席から照準器が出されて、目標の照準を定める!

 

 

オリビエ「目標、暁ノ御柱を肉眼で視認!!」

 

ヒカル「目標の位置、X2-5-6、Y2-2-1、Z0-9-0、データ入力!」

 

パメラ「冷却温度−86℃!タキオン粒子充填率105%!」

 

メイ《補機波動エンジン、冷却率危険域に突入!!》

 

オリビエ「…………っ!!暁ノ御柱の前方に敵パラメイルを確認!!」

 

 

アレクトラ「エンブリヲ!!」

 

 

ヒステリカ 機体上部

 

 

エンブリヲ「沈むがいい。古き世界と共に!」

 

 

そしてエンブリヲは歌う。

星の歌…………いや、エンブリヲで例えると【滅びの歌】を歌い、ディスコード・フェイザーを使おうとする。

 

 

ヴンダー 戦闘艦橋

 

 

白鷺秀「エンブリヲの奴、あれを撃つ気だ!」

 

孤鷲真「何?!」

 

 

北都健二郎『超電磁シールド展開!!最大戦速!!』

 

 

ヒステリカからディスコード・フェイザーが放たれるが、超電磁シールドを展開したヴンダーに阻まれる形で防がれる!

 

 

エアレーズング 戦闘艦橋

 

 

アレクトラ「っふ、無茶をするな……だが、嫌いじゃない。」

 

パメラ「タキオン粒子充填率、120%!冷却率−90℃に達しました!!」

 

ヒカル「目標誤差修正!X2-5-4、Y2-2-2、Z0-9-0、照準固定!!」

 

オリビエ「最終セーフティング解除!!発射準備、完了!!」

 

 

アレクトラ『L式冷線破壊砲・改!発射ぁ!!!』

 

 

照準器のトリガーを押す!

そして眩い閃光と共に、L式冷線破壊砲・改が唸りを上げた!!

 

エアレーズングから放たれた-90℃の冷線は暁ノ御柱に直撃して、瞬時に凍結させる。

そして塔全体が凍結すると、全体が粉々になり崩壊!

 

真下に居た市民を巻き添えにしてアウラへ続くメインシャフトを露出させた!

 

 

BBBエアレーズング 戦闘艦橋

 

 

パメラ「暁ノ御柱の崩壊を確認!」

 

オリビエ「暁ノ御柱跡に円柱型の空洞を確認!」

 

ジャスミン「あれがメインシャフトかい!」

 

リザーディア「あの奥に、我らの始祖アウラが幽閉されています!」

 

 

AAAヴンダー 戦闘艦橋

 

 

白鷺秀「レーダーにシンギュラー反応!悠那が来たぞ!」

 

北都健二郎「今だ!行け、アンジュ!!」

 

 

ヴィルキス コックピット

 

アンジュ「行くわよみんな!我に続け!!」

 

 

「「「「「イエス・マム!!」」」」」

 

 

ヴィルキスを先頭にパラメイル隊が暁ノ御柱に向かって突入を開始した!

それと同時に、悠那が率いるドラゴン軍も一斉にミスルギ皇国へと突入を開始した!

 

 

龍神器 紅龍號 コックピット内

 

 

紅鶴悠那「征け!!我らの軍勢よ!!見事エンブリヲを討ち取って、アウラを連れ戻すのだ!!」

 

 

だが、ここぞとばかりに敵も攻勢を強めていき、無数のピストロイドとウィンダムがヴンダーとエアレーズングに殺到する!

 

 

ロザリー「おい!あれほっとくとやばいんじゃないか?!」

 

ヒルダ「サリア!ヴンダーとエアレーズングが敵にたかられてるぞ!!」

 

サリア「エルシャ!ヴィヴィアン!2隻の直掩に向かって!あの数じゃ、第2・第3中隊じゃ防ぎきれないわ!!」

 

エルシャ《分かったわ!!》

 

ヴィヴィアン《直掩は任された〜!!》

 

 

エルシャとヴィヴィアンが艦隊の直掩に向かうが、それでも防ぎ切れないほどの数。

超電磁シールドを展開しているが、エアレーズングはシールド発生装置の調整が済んでいないため、現状で10分しか連続使用できない状態であった。

 

 

エアレーズング 戦闘艦橋

 

 

リザーディア「敵が攻勢を強めてきました!」

 

パメラ「超電磁シールド、展開します!」

 

アレクトラ「現状でシールドはどのくらい持つ?」

 

メイ《現状で5分…………連続使用で最大10分が限界!!》

 

ジャスミン「こっちのシールドが破られるかの我慢比べかい!」

 

アレクトラ『何としてでも持たせるぞ!全砲門開け!!全力で応戦だ!!』

 

オリビエ「了解!全砲門開け!!」

 

 

ここからは我慢比べ、どちらが先に力尽きるのかの戦場。

敵の攻勢に負けじと、エアレーズングも電子砲とフェザー砲を全門使って迎撃に専念する!

 

ヴンダーも持ち前の高火力兵装に物を言わせて、ピストロイドとウィンダムを羽虫の如く撃ち落としていく!

 

 

エンブリヲ「直接こちらに来るか………面白い。」

 

シェム・ハ「エンブリヲ、奴らが来たぞ。」

 

 

最後の防衛線を突破したパラメイル第1中隊は、敵に的を絞らせないように3方に分かれる!

 

 

エンブリヲ『諸君!迎撃を!』

 

ターニャ・イルマ「「イエス・マスター!」」

 

 

ターニャとイルマが先行して迎撃に向かう。

 

 

ラウ・ル・クルーゼ「ならば、あの戦艦の相手は私がしよう。」

 

エンブリヲ「ドラグーンシステムの真髄、見せてもらおうか?」

 

ラウ・ル・クルーゼ「…………あまり思い上がるなよ?エンブリヲ。全て貴様の思い通りに行くと思わないことだな。」

 

 

そうエンブリヲに警告すると、エアレーズングに向かってクレオパトラを前進させる。

 

 

エンブリヲ(思い上がるな……か。ラウ・ル・クルーゼ、貴様………一体何を企んでいるのだ……。)

 

 

何か不吉な予感を感じ取ったエンブリヲは、クルーゼが何を考えているのか疑問に思った。

 

 

ラウ・ル・クルーゼ「さぁ!この私を倒せるかな?」

 

 

ヴィヴィアン「………っ!」

 

 

クルーゼが放った殺気をヴィヴィアンが察知!

咄嗟にフィン・ファンネルを射出して、クレオパトラを攻撃するがこちらの動きを全て読んでいるのか、全て避けられてしまう。

 

そしてクルーゼも、改造したクレオパトラからドラグーンを射出して、ヴィヴィアンのレイザーを攻撃する!

 

だが、これもヴィヴィアンの直感と操縦の手慣れで難なく回避する。

 

 

ヴィヴィアン「あのラグナメイル!こっちの攻撃を避けた!」

 

ラウ・ル・クルーゼ「さて、君の実力とやらを見せてもらおうか!」

 

 

 

ミスルギ皇国 市内

 

 

市内を暁ノ御柱を目指していたヒルダとロザリーとクリスに、レイジアが襲いかかってきた!

 

 

クリス「ヒルダ!上!」

 

ロザリー「ラグナメイルとやらが出てきたぞ!!」

 

ヒルダ「なにっ?!」

 

 

シェム・ハ「アヌンナキのこの我を倒せるかな?」

 

 

直上から強襲を仕掛けたレイジアは、ヒルダのアーキバスを狙ってビームライフルを撃つが、あっさりと避けられてしまう。

 

ヒルダ達はすぐに反撃の態勢をとる形で、パラメイルを駆逐形態へと変形させる。

 

 

ヒルダ「ようやく出てきたな。調律者の飼い犬。」

 

シェム・ハ「我はシェム・ハ。神の存在であるアヌンナキの一人だ。」

 

ロザリー「へっ!!自分から神とか言うとはな!」

 

クリス「この自意識過剰の痛女が!あんたなんかやられちゃえばいいんだ!」

 

 

自身を神の存在と豪語するシェム・ハに対して、ありったけの罵詈雑言をぶつけるヒルダ達。

 

 

シェム・ハ「この我を侮辱するとは、身の程知らずとはこのことか。」

 

クリス「それはこっちのセリフなのよ!!」

 

ロザリー「てめぇが神かどうかは、これから確かめてやらぁ!!ヒルダ!お前は御柱に行きやがれ!!」

 

ヒルダ「なっ?!」

 

クリス「ここはあたし達が食い止めるから、ヒルダは早くアンジュのところに行って!!」

 

ヒルダ「…………っすまねぇ!絶対に死ぬんじゃねぇぞ!!」

 

ロザリー「お前こそ!途中で落とされるんじゃねぇぞ!!」

 

 

ロザリーとクリスは、ヒルダを先に行かせてシェム・ハが操るレイジアに勝負を仕掛ける!

 

 

ミスルギ皇国 后宮上空

 

 

アウラを開放するため、暁ノ御柱へと急ぐアンジュ・タスク・サラマンディーネ・ナーガ・カナメ・サリアの下に、エンブリヲのヒステリカがターニャとイルマを連れて立ち塞がる!

 

 

エンブリヲ「迎えに来たよ?アンジュ。」

 

ターニャ「貴様は我らが貰い受ける!」

 

イルマ「大人しく観念しなさい!」

 

 

アンジュ『あなたの嫁になるなんて、真っ平御免よ!!エンブリヲ!!』

 

 

エンブリヲ「なら、少しお仕置きをしなければね。」

 

 

そう言うとヒステリカは、ブレードを抜いてヴィルキスに襲いかかるが、タスクの駆るアーキバス・バネッサカスタムが立ちはだかる!

 

 

タスク「お前の相手は俺だ!エンブリヲ!!」

 

エンブリヲ「ほう……古の民の生き残りか。まだ残っていたとはな。」

 

タスク「アンジュ!エンブリヲは俺が相手をする!君は暁ノ御柱へ!」

 

 

アンジュ「タスク!」

 

 

ウェル博士『素直に行かせると思っているのですか?』

 

「?!」

 

 

しかし、ここで敵の増援。

Dr.ウェルのテオドールが立ちはだかった!

 

 

ウェル博士「悪党は悪党らしく、この英雄の私に倒されるのです!!行きますよ?ターニャさん!イルマさん!」

 

ターニャ・イルマ「「イエス・ナイトリーダー!」」

 

 

一難去ってまた一難とはまさにこのことである。

ターニャとイルマを従えたウェル博士が、アンジュ達に襲いかかる!

が、しかし!

サリア達が彼らの相手をする!

 

 

アンジュ「サリア!」

 

サリア「アンジュ!あなたは早く暁ノ御柱に行きなさい!!ここは私が食い止めるわ!」

 

アンジュ「………任せたわよ!」

 

 

ナーガ「ここは我らが引き受けます!」

 

カナメ「姫様はアウラを!」

 

サラマンディーネ「任せましたわよ!!」

 

 

 

ここにミスルギ皇国攻略戦は幕を開けた!

果たして、エンブリヲの打倒なるか?!

そして、彼らの運命は如何に!!

 

 




次回予告

苛烈を極める大決戦!
アウラ奪還のために、戦士達はその命を燃やす!!

次回、異世界救世主伝説 北斗の拳!

「決戦!ミスルギ皇国攻略戦!! 後編」
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