2061年 人類が新たな星を求めて銀河へと旅立ち、かなりたった頃、俺は軍を辞めてとある星の学園都市であるキヴォトスに足を踏み入れた
俺の名前は伊草シロウ
フロンティア船団で暮らすただの一般人
下には一人、6つ離れた妹がいる
伊草ハルカ、いつも引っ込み思案で暗いけど可愛い、自慢の妹だった
そんな俺が15だった頃ある日、二人で出かけて帰る途中
キキーーーッ!!
シロウ
「ハルカ!!」
ハルカ
「お兄ちゃん!」
ハルカを庇った俺は突っ込んで来た車からハルカを助けるためにに
ドンッ!
ピーポーピーポー
シロウ
「嘘だ………そんな…………」
両足と左腕を失った
ハルカ
「ごめんな、さい………お兄………ちゃん」
シロウ
「…………大丈夫さ、今なら手足はサイボーグにすればもとの生活には戻れるさ………だから心配しないでくれハルカ」
それから俺は高校卒業をきっかけに新統合軍に入った
そこで3年間だけパイロットとして働き、3年を過ぎた頃にやめ、教員免許を取得、その後キヴォトスに訪れることになった
[学園都市キヴォトス]
シロウ
「ここがキヴォトスか………」
バジュラ戦役を生き残った自分は軍をやめる際に多額の退職金をもらった
本来ならそれで暮らしていけば良いのだがここに訪れたのには理由がある
それは妹のハルカだった
ハルカは半年前にこのキヴォトスのゲヘナ学園に入学した
俺は先生としてこの学園都市に訪れ、今にいたる
リン
「あなたが先生ですね、私は連邦生徒会首席行政官、七神リンと申します
伊草シロウ、ハルカさんの妹ですね
バジュラ戦役を生き残った統合軍兵士、噂は聞いております
いきなりですが先生にはこれを」
渡されたのは白いタブレット
ふと頭に浮かんだ言葉を呟こうとしたそのとき
リン
「あと一つ、あなた宛てにお荷物が届いております
届け人は…………ゼネラルギャラクシー社ですね」
シロウ
「ギャラクシー………?僕はギャラクシーの人間じゃないですよ?」
リン
「でも宛先はあなたです、事前資料に乗ってたあなたとかつて搭乗していた171EXとはまったく違いますが」
シロウ
「その話し方だとVFでも届いたってこと?」
リン
「それは見てからということでお願い致します」
俺はリン行政官に案内されるまま、暗い倉庫に来た
リン
「こちらです」
倉庫の電気が付いた、そこにあったのは
白く塗装されたVFだった
リン
「VF-27ルシファー、ギャラクシー船団で完成したサイボーグ用VF
生身の人間が乗れるように改修もしてあります
この力は今の貴方に必ず必要になるはずです」
リンに促されるまま、コックピットの乗った
モニターこそ違うが基本はEXとは変わらない
とりあえず、向かう場所はただ一つ
シロウ
「ハルカ………」
俺はゲヘナ学園の方へと機体を飛翔させようとしたその時
倉庫が爆発した
シロウ
「!?」
先生はルシファーを緊急発進させ、爆発の晴れた倉庫を眺めた
バトロイドになったルシファーはビームガンポッドを構える
アル
「ミッション失敗!ターゲットの爆破はできなかったわ!」
カヨコ
「まずいもう起動している」
ムツキ
「思ったよりもパイロットのセンスすごかったね〜、ってかもう乗ってたんだ♪」
爆発が晴れたところにいたのは
4人の少女、その内の一人は
シロウ
「ハルカ!?」
ハルカ
「!?その声………お兄ちゃん………?」
アル
「お兄、ちゃん!?」