気が付いたら幼稚園らしいけどここ暗くないか???   作:ぱんのみみ。

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 前回のあらすじ

 王笏の間を開けるためのスイッチのうち1つ目を探しに、イントロダクションセクターに移動する。探索の最中に道化師を発見。ひとまず交戦は避けられ、王笏の間のスイッチを押すため、各々行動をすることとなる。



36 The closed door

 

 とりあえず私は、机上のスイッチの謎に取り組むことにした。小部屋にあった装置のパネルによって、机上のスイッチは反応するようになっている。ヒントは恐らく、周囲の壁に描かれた横4、縦6の3色のマーク。

 …4,6,3の数字は、椅子と机とカラーバリエーションの数に一致している。横一列が該当するテーブルグループを示しているようだ。よって、上から順に対応する机のスイッチを押していけば良いかもしれない。

 

 試しに一つやってみる……歩き回って6つのスイッチを押すと、設置されていた赤いライトが点いた。成功だ。

 マークはあと3カ所に描かれている。同様に行えばいいだろう。

 

 …、…。私はちらと、ビターギグルの方を見た。相変わらず居心地悪そうに…やっぱりどこか…しょんぼりしている…。

 

 …、…。

 ……、……。

 私は端末を鞄から出した。

 

 

 

 

 突き出された端末を前に、ビターギグルは不思議そうな顔をした。こちらを伺うような視線を受けて、私は…うまいこと言えずに端的に告げる。

 

「それ、色を…読み上げてくれたら、とても助かる」

 

 画面に映ったマークの写真と私の顔を交互に見て、彼はぽかりと口を開けた。

 

「えっでも」

「力を合わせることができると、貴方が言った」

「…いいました、けど…」

 

 私はじっと静かに、相手を待った。沈黙が続く。

 …、…。

 沈黙が、続く…。

 

 ―――ええい、ベストを尽くすんじゃろがい!ほら立って仕事してくれ!!

 

 その肩やら背やらをぱしぱし叩いて立ち上がらせ、両手に端末を捻じ込む。

 

「読み上げてほしい!!!」

 

 机の並ぶ真ん中でやけくそ気味に叫んだ声に…困惑気味の、しかし確かに色を告げる声が応えた。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 赤、緑、青のライトが無事に点いた。マークの内一つは、2階通路に設置されていた棚を開けるためのものだった様子。中にあった報告書を回収して読んでみる。

 

 Case14の更新番号11。

 

『管理者に要請によってCase14の王笏についての調査が実施された。以前Case14に『魔法の力』と言われていたものの観察をするためだ。

 Case14の遺伝子情報提供者(Case6で起きた事態を繰り返さないよう、Case14には知らされていない)かつ世話係のRFは、王笏が製造されてCase14に手渡されたという公式の記録がないことを指摘している。王笏は、公式の記録には存在せず壁画としてあるだけだ。

 Case14は、どこで王笏を受け取ったのかを詳述することを拒否し、常に間違えた記憶を引用し理由としている。

 Case14が、下層階に移動されるという決定に満足していないことは明白だ。以前と同じ冷静で理性的な態度ではあるが、以前にはなかった協力を拒否する姿勢を示している。

 Caseは永久に発表の準備ができていない。』

 

 …、…。女王陛下の遺伝子提供者もまた、施設職員だったようだ。そちらも気になるが、ひとまず現在のところ最も重要な情報は、王笏についてだろう。

 公式な記録がないということは、王笏は何者かによって秘密裏に制作され、女王の手に渡された。経緯に関しては、彼女が意図的に誤魔化していたか、彼女の記憶が操作されていたか、はたまた真実を供述したにも関わらず『その記憶は間違えている』と認識されたか…。ノーティワンズを封印し直すために探すことになっている時点で、少なくとも彼女の言う通り『不思議な力』は存在したのだろう。うーん、謎が多すぎる…。

 

 一旦、階段を降りて一階に戻ることにする。すべてのマークのスイッチを押し終えたので、何か変化があるはずだ。

 …、…。ビターギグルのおかげで、いちいちマークの色と椅子を見比べながらより早く終わっただろう。私は近くに行って彼を見上げた。

 

「ありがとう、助かった」

「…、…ドウイタシマシテ。これ返します、壊れたら大変でしょ」

 

 端末を受け取る。一応バッテリー残量を確認しておいて―――私はちょっと首を傾げた。

『68.75%』

 やけに細かい表示だ。前回確かめたときは75%だったから、あれから6.25%使ったわけだな。順調に減っている。まぁ、カメラモードって結構電気使うしな…。

 

「…ライトは点きましたけど、スイッチは反応しませんね。まだ何かしなきゃいけないみたいでデス。…ところでこのカラフルなライト、何のためにあるんですかね?」

「―――そうか、プロジェクター用か。ありがとう」

「は?あ、ちょっと!」

 

 ライトの近くに寄ると、その下部にある矢印型のスイッチが反応するようになっていた。

 それぞれをスクリーンに照射するようライトの向きを変える。

 

『BANBAN’s Kindergarten』

 

 徐々に文字が浮かび上がってくる。

 3つのライトが正しくスクリーンを向いた途端。画面が切り替わった。

 

『席にお座りください。スライドショーまで…9』

 

 びょん、とビターギグルが弾かれたように飛び上がった。

 

「隠れなきゃ!!!」

「えっ?」

「何呑気してるんですか早く走って!」

 

 スライドショーの内容を確認するつもりだった私は首をかしげる。ビターギグルは叫んだ。

 

「暗闇!!照明が落ちます!!―――奴らが来る!!!」

 

 そいつはまずい。

 

 走って王笏スイッチの小部屋に飛び込んだ後、すぐさま扉が閉まる。向こうの部屋はあっという間に暗闇だ。…ギリギリセーフだった。お礼を言う。相手は首を振った。

 

「―――外のスライドショーが終わるまで、ここで待ってましょう」

 

 心持ち声を押さえたビターギグルが扉を見つめる。

 

「一言も、喋らないで」

 

 …、…。シェリフも彼もこれ程警戒する相手だから、めちゃくちゃ怖い相手で間違いないのだろう。

 物音を立てないようにしつつ、それはそれとしてスライドショーの内容が気になる私は扉の穴から向こうを覗こうとした。

 

 角度は非常に厳しいが、何かが見えそうだと目を凝らした時、ふっと影が濃くなり視界が暗くなる。

 

 ―――目の前の何かに遮られたのだ、と気が付くより先、声が聞こえた。

 

 

「もしもし?誰かいるかな」

 

 

 音を立てず可及的速やかに、私は後ずさった。ビターギグルが壁際限界まで下がって身を縮めている。

 

「君の友達のバンバンだ。君の助けが必要なんだ…」

 

 低い、響く声がゆったりと話しかけてくる。

 私の友人にバンバンは居ないし、赤い彼の声はもっと平坦だ。

 

「も、もう外に出てきたんですか彼…!?まかり間違っても扉を開けようなんて考えないでくださいね…!?」

 

 小声のビターギグルに頷く。聞こえた要救援の言葉に一瞬反応しかけたが、大丈夫だ、それくらいの判断はできる。

 助けを求める言葉とは裏腹に、声色はこちらを安心させようとする穏やかで落ち着いたものだ。不気味である。

 

 

「開けてほしいな」

 

 

「開けてくれ」

 

 

「開けて」

 

 

 どん、と扉が揺れる。装った穏やかさが崩れていく。

 

 

「開けろ」

 

 

「あけろ」

 

 

「 あ け ろ 」

 

 

 扉が激しく揺れる。…思わず隣を向いて可能な限りの小声で問う。

 

「これ扉は保つ…?」

「それは大丈夫デス、くそったれな強度なので」

 

 収容されてる側からの貴重なご意見だ。信じよう。―――待って?ジャンボジョッシュは扉ふっ飛ばしてたよね???

 

 一抹の不安をよそに、扉の揺れは収まり声は聞こえなくなる。扉の穴から光が見える…部屋の照明が点き始めたらしい…。

 

 

「ビデオが終わったようデスね。…思ってたより…状況は悪い」

 

 

「今のが…ノーティワンズ?」

「いたずらっ子なんていうカワイイ声でした?その親玉ですよ」

 

 彼はため息をついた。

 

「全部ワタシのせいです。…ほんとに申し訳なく思ってマス…」

「…、…謝罪なら、私じゃなくて陛下とシェリフに」

「…聞いてくれないと思いマスよ」

 

 …?疑問に私は彼を見上げた。

 

「誠心誠意話せば、きっと耳を貸さないなんてことはないと思うけど…」

「は、いやいやいや何言ってんデスか」

「シェリフは優しい」

「それはアナタがアホ程イイコちゃんだったからでショ!?!?」

 

 んな訳…割かし問題行動多めの新人だったと思う。疑問を呈する視線を受けて、ビターギグルは呻いた。

 

「良いですか、あの保安官はですね、悪党には全くこれっぽっちも容赦とか酌量とかそういうのがありませんから」

 

 なるほど。そう…かな?

 

「悪だと判じた相手には怖いですからね、ほんとですよ」

 

 確かに、情に厚い感じはあるが、情に流されるタイプではないな…。だからこそあんな目で友を「逮捕すべき」だと言ったのだし。

 

「でもアナタ、彼らのところに戻るんですよね…仕方ありません。ひとりでいても奴らに食べられちゃうだけだし…許されずとも…最低限の責任として…そこに行って謝罪をしマス…」

「…、…」

「保安官がワタシを見つけ次第抹殺しないように、注意を逸らすジョークでも考えときますよ…」

 

 しょげかえった相手を見て、思い浮かんだのは。…そうなのだとしたら、やっぱりあの時彼を止められたら良かったな、とそれなのだった。

 

「…一緒に行くよ。シェリフにちゃんと話せるといいな」

「絶望的ですけどね…『二度と元に戻らない』ってアナタが言ったんでショ…」

「…新しい関係を結ぶことはできる、はずだ。結びなおした分、強度が増すケースもなくはない」

 

 ビターギグルはちょっとだけ顔を上げた。目が合う。

 

「アナタ…アナタ詐欺師向いてますよ。そうやって何人も転がしてきたんでショ??」

「…励まそうとした人間への言葉かそれが…?」

 

 言いつつ、開いた黒い棚を見る…。中には、ハートの杖が2本交差したマーク。隠れ家のエリアの扉に描かれたものと同じものだ。その下のスイッチが、つまり王笏の間の4つのボタンの内の一つだろう。

 ひとまずそれを押して、我々は暗い帰路につく。

 

 依然として問題は山積みだが、これで一歩前進だ。

 ―――何とかなると良い、と私は街灯を見上げて歩いた。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

「―――ここに来るとは大した度胸だな、ビターギグル」

 

 

 …何ともならないかもしれん…。

 

 帰還した我々を迎えたのは、見張り台に立つシェリフの鋭い声だった。

 

「立場を教えないとならないようだな。俺が、お前を、この場所に入れると…本気で思ったのか?」

 

 冷たいのに燃えるような目だ。自分に向けられているわけでもないのに冷や汗が出てくる――――その眼差しがそのままにこちらへ向き、私は凍り付いた。

 

「で、だ。―――お前は何してんだ?」

 

 えっ…と。

 

「…なぁ、相棒?俺と共に犯罪者と戦うはずだと…そう思ってたんだが…そうじゃなくてお前、そっちと手を組んだか?よりによって最重要指名手配犯と」

 

 そ、そういうことか!?私は冷や汗だらだらで、完全に目が据わったシェリフを見る。

 ―――ほらね、ほらネ!?とビターギグルが視界の端で若干震えつつ首を横に振っている。早々に諦めないでほしい。

 

「誤解です保安官」

「言ってみろ、聞いてやる」

「イントロダクションセクターにて犯人と遭遇しました。ノーティワンズに襲われる危険があることから一時共闘をしました」

 

 過不足ない完璧な説明では!?やれたぞ!!

 

「で?どうやったらそこで別れずに、仲良くお手て繋いでここまで来るなんて馬鹿な話になる?」

 

 お手ては…繋いでないですね…。

 でも、そうか、女王陛下を害した犯人と、真っ先に死ぬはずの私が無事で隣り合って帰ってきたら疑念は発生するか。説明…説明をしなければ。

 

「犯人はこちらをこれ以上襲う気がないと主張しています」

「それで犯した罪が消える訳ではない」

 

 ごもっともだ。許してあげてなんてのは口が裂けても言う権利がないし、私だって勝手に許したくない。しかしこのままでは今後への話に繋がりそうもない。

 陛下を害したその行為を許すことはできないが、かといって彼が別の脅威によって殺されるのを放置することはできない…いや違う、したくない、という我儘だ。…そうか、私の、我儘か、これ。

 

「…罪は…そのままです。ただ事態が緊急ゆえ手を組めると判断しました」

「犯罪者の手を取って仲間になってもいいって?」

 

 駄目だシャッター降りてる…。

 頼むそっちからも何か言ってくれ、とビターギグルをつつく。挙動不審な彼はうろたえた様子だ。しかし視線を彷徨わせつつも口を開いた。

 

動揺したカエルをなんというでしょうか―――アンホッピー!…へ、へへ…」

 

 ―――最高のジョークだ兄弟。状況も音も完璧だ。

 

 多分、今じゃ…なかったな…。

 

 青筋を立てる保安官からそっと目を逸らして、私は沈痛な面持ちで地面を見た。縮こまっている相手に説明を求めた私が悪い。

 

「なるほどな…お前らの考えは、よくわかった」

「ねぇ。転入生があっちにいるなら私もあっちへ行くわ」

「ちょっと黙っててくれねぇかメイソンさん」

 

 一度目をつぶって、再びこちらを見下ろす瞳に…温度は、もう、ない。

 

「―――お前をはじめて見た時に嫌な予感がしてたんだよ」

 

 静かな声だ。決め切った眼差しだ。―――自分の見通しの甘さを知る。

 

「俺は、降りてきた人間なんぞ他の犯罪者への囮に使えばいいと思ってた。ところが女王陛下がお前にチャンスを与えろとおっしゃったんだ。…だが、やはり、俺が正しかった」

 

 聞きたくなかった話を聞いている。せっかく仲間だと思ってもらえていたかもしれないのに。

 

「二人とも立ち去れ。相棒なんぞ俺には必要ない、一人でちっこいくちばしを探して、それから世の怪物どもを一匹残らず消し尽くしてやる」

 

 そうだ、最初から、俺が正しかった――――――

 

 そこまであくまで冷静に、自分に言い聞かせるように続いた声は、唐突に途切れる。

 

 …、…。

 彼は一度片手を額にやり沈黙し、…続いて固まったままの私を指さし大声で叫んだ。

 

「―――バーッカ野郎お前ホントになぁ!!隣に座る奴選べって言ったよな!?よりによっておま…何してくれてんだわかってんのか!?」

 

 お怒りだ…、烈火のごとくだ…。

 

「じけん…かいけつ…」

「国家転覆犯罪者の手伝い!!」

 

 犯人幇助。蔵匿罪。世が世なら即刻死刑かもだ。刎ねられる。

 

「ちょっと待て考えさせてくれ……いやダメだ!やっぱダメだろ!?そいつは!陛下を襲った犯人で!この恐慌の元凶なんだよ!!手助けすんな!!!」

 

 一旦考えて駄目だったんならほんとにアウトなんだろうな…。ライン越えたんだな私は…。

 

「あぁ、あぁ、お前のことだから!苦労して謎を解いて!ご親切にここまでご案内したんだろうぜ、なァ!?一生懸命手助けを頑張ったんだそうだろ!?」

「…その…あの…」

「犯罪者に!!勝手に隠れ家を紹介すんな!!!」

 

 それはそう…。

 よく考えたら、ビターギグルが私を騙しているなら大惨事だな…?隣の萎縮しきった顔を見てそれはないとは確信しつつ…場合によっちゃ普通に大戦犯になりえる動きには違いない。報告連絡相談が著しく欠けている。

 

「…ごめんなさい…」

「イヤーッ!?折れないでクダサイ!」

 

 意気消沈して謝罪を口にする私に、シェリフは頭を抱えて天を仰ぐ。

 

「謝んな!…畜生この振り上げた拳をどこに降ろせばいい!」

「…私におこってください…」

「ンな顔した迷子を殴れるかッ!」

 

 縮こまっていたジェスターが震える挙手をする。

 

「罰せられるべきは、ワタシデス…っ!」

「テメェは確定で殴んだよ!!」

 

 ブチ切れている(残当)シェリフの叫びが響く。

 騒ぎを先生が冷めた目で見つめる―――中、なにかがその背に激突した。

 

 衝撃で2人の立っていたバリケードは崩れ去る。

 ひ、と隣のビターギグルが溢す。

 

「ノーティワンズ…!」

 

 ―――あれが!?

 私はそれを目で追った。高さは私の腰ほどまでしかない。手足が無くシルエットは丸い。顔と思われる場所に大きな口が開いている。鋭い歯。頭頂には細長い耳?

 

「―――っきゃあ!?ちょっとッ!!」

 

 地面に倒れた先生の足を、飛び掛かって来ていた黒い塊が咥えてあっという間に引きずっていく。

 

「ッ揃いも揃って!厄日だなオイ!……待て!今助ける!!」

 

 跳び起きたシェリフが駆け出してノーティワンズを追った。

 駆ける。

 

 

「――――なンッでこっち来てんだお前さんはよォ!!!」

「だ、だって――…ッ助けないと!!!」

 

「~~~~~~ッ!!!」

 

 首根っこを引っ掴まれて―――私は隠れ家のエリアに叩きこまれた。

 

「邪魔!!!」

 

 一言叫んでシェリフはノーティワンズを追って暗闇を走っていく…。

 

 

 

 急展開すぎて呆然と座り込む私の横で…ビターギグルがおずおずと口を開いた。

 

「…なんかよくわかんないですけど、見逃されましたかワタシ…?」

 

 

 …わたしだってよくわかんないな…ちょっと考えてみるよ……。

 

 




P1:不名誉おばか相棒大賞受賞。解雇。犯人をおうちまで案内した。間違いを犯すが気質は悪ではない、タチが悪い。即刻相棒解消は残当。

保安官:過重労働。パンクした。信じて送り出した相棒が犯人と仲良くなって帰ってくるなんて。正しさのみが彼の存在価値を保証している。トラウマをぶち抜かれて思考がごちゃついているが、ひとまず目の前のわかりやすい問題解決に食いつき走っている。

道化師:やっちまった。罪の意識はあり、しかし制御できない衝動に怯えている。横で一緒に怒られてくれるひとが居たので、ちょっと発言する勇気がわいた。

先生:生徒を探しに降りて来たのに拘束されるわ解放されたかと思ったら別勢力に攫われるわで散々。

扉を叩く者:その腹の裡にある感情は如何に。

問題児たち:狭い場所から解放されのびのび動いている。バイキングだぁ!
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