気が付いたら幼稚園らしいけどここ暗くないか???   作:ぱんのみみ。

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 前回のあらすじ
 
 最後の王笏の間のスイッチを探しにポテンシャルセクターを進む。医務室らしき場で黄緑の双子に出会いつつ、先を急ぐ。床に穴を発見し、飛び込んだ。



42 Fright

 

 

 光の中へ、私はとんだ。いや、落ちた。

 

 

 

 ――――――着、地!!!

 

 

 

 数回木の枝にぶつかりつつ、私は床に転がった。

 あちこち擦りむいて痛いが、生きてる!立てる!どこの骨も折れてない!!!

 

 枝が服やら髪の毛やらに刺さってる気がするが衝撃吸収はしてくれたっぽい…。息を吐く。ありがとね…。

 

 

「―――!!君、そこから動かないで!」

 

 

 聞こえた声に、はっと顔を上げた。遠方に赤い姿を見つける。

 

 

「―――ウスマン!どうしてここに?」

 

「僕の台詞なんだがそれは…」

 

 巨大な広場だったらしいその空間の遠い壁際、数メートル上の足場に居た彼がこちらを見ていた。

 

「アレに罠を仕掛けようとしていたんだが、どうやら君を逃がす方が先だな…!」

 

 『アレ』?と周囲を見回して、その存在に気が付く。

 向かって左手の壁、高い位置に生えた枝のような場所に留まっているのは―――。

 

「―――オピラチック!」

 

 大きくなったあの子だ!!!

 

「僕は先程襲われて…君が居ないところで対処するつもりだったんだ…。君がいるその木の周りは、アレの手が届かないから安心してくれ」

 

 オピラチックに対するなんらかの処置をしようとしていたら、上から私が降ってきた訳だな…そりゃあ驚いただろう…。

 

「…ごめん…どうするつもりだった?今からでもリカバリーできる…?」

「…、…」

 

 なんかダメそうかもしれんな…。

 

「…君が…居ないところで、対処するつもりだった…」

 

 私がいることで物凄く都合が悪い様子だな…。

 

「なんか…本当にごめん…」

「……いや…ある意味では渡りに船といっても、いいかも…しれない…」

 

 彼は絞るように言葉を口にした。

 

「実を言うと、誰かの手があるとありがたかったんだ。その木の近くに、大きな装置があるんだが、起動のために2つの電力バッテリーが必要でね。僕は、これから何とかして君が居る場所に辿り着いて、それを起動しようとしていたんだよ」

「そうか、私がそれをできれば都合がいいかな」

 

 やれることがあるとわかって、私は顔を上げた。一方でウスマンの声色はそこまで明るくない。逡巡が見える。

 

「起動した装置で…アレに、一度気絶してもらおうと思っている」

「うん、襲われないようにだね」

「…巨大化した反動で攻撃性が高まっているから…元の姿に、戻すつもりだ」

「すごい!できるのか」

 

 ウスマンは…じっと一旦、何かを考えたようだった。

 

「…落ち着いて聞いてほしい。…ここに、スポンジがあるとするだろう?」

「…うん?…うん…」

「吸水性の高いスポンジで、現在水を吸って膨張している」

「うん…」

「…水分を出したいんだ。どうする?」

 

 …、…。膨らんだスポンジから…水を絞り出すなら…。

 

「…、ぎゅって…?」

「そうだ」

 

「まっ…まってほしい…」

 

 私は手を挙げた。

 頭の中でむぎゅっと握られたオピラチックが、ぐえっと鳴く…。

 

「い…痛くないか…それ…」

「…、…」

 

 痛いんだ…?

 

「誤解があるな。事例がないので不明だ。一応、電気罠は気絶以上の損傷がないよう調整を試みたし、圧縮に関しても余計な力を加えるのは避けて当然だと考えはする」

「…他の方法とかあったりしないか」

「一体どんな?」

「…スティンガーフリンは…パイプでつながれて小さくなっていた」

「…相手が長時間大人しいならそれが有効だろうな」

 

 そう、か…。じゃあ、他は、ほか、には…。

 

「天日干し、とか…」

 

 ―――こちらを見つめる瞳に、微かな驚愕と瞬きの間の寂寥が過ったのが見えた。

 …地下施設にいる彼らに陽光は…―――馬鹿か私、そんな顔をさせるな。

 

「いや、温風…!ドライヤーのようなものとか」

 

 瞬時に撤回し別の案を出す。冷静な相手は首を横に振ってそれを取り下げた。

 

「時間や資源を費やして、緩やかな変化を待つ時間は、僕らにないんだ。……君はやはり、この方法が好きではなかったね」

 

 そうだな、と相手の静かな声が落ちる。黒い瞳が私を見る。

 

 

「―――君は、他者の痛みを許容できない」

 

 

 怜悧な理性の瞳だった。感情とは別にある、事実を観察する瞳だった。

 上から注がれる静かで温度のない視線に、私は一瞬臆しそうになる―――いや、と私はその()()を見つめ返した。

 そうだよ、

 

「貴方が痛いのだって、私はいやだ」

 

 きょと、とその丸くなった目を見つめつつ苦悩に唸る。我が儘だ…わかっている。

 きっと私がここに落ちなければ、何も知らぬままコレは終わっていたのかもしれなかった。周囲を襲う存在をどうするかに、時間的猶予がそんなにあるはずがない。間延びするだけ犠牲が増えるからだ。理解できる、正しい。

 今ここに偶然居合わせただけの私の話に、彼は耳を傾けてくれている。充分すぎる温情だった。既に相当な時間を使わせている。これ以上は、駄目だ。

 

「…貴方や他の誰かがまたあの子に襲われて、怪我するのも駄目だ…貴方を困らせたい訳じゃない…だから、だから今それしか方法がないなら…やる、力を尽くす」

「…、…ありがとう」

 

 ただ、と思う。せめて。痛みを被ることになるあの子のことを「仕方ない」とそのままで終わらせたくない。

 

 

「…その後で、私が勝手にあの子へ何かするのを、許してほしい…」

 

「…。もちろん、わかったよ」

 

 

 

 

 

「―――君は今、電源が入ってない罠の中にいる。さっきも話したように、バッテリーが要るんだ。部屋の隅にあるテントが見えるかい」

 

 私は視線を走らせた。松明が灯った4か所。見える。

 

「そこにバッテリーがある。可能な限り大きな音を立てて、アレの注意を惹きつけている間に、テントへ走るんだ」

 

 大きい音、と考えつつ周囲を見回して―――私は自分以外の存在に気が付いた。

 

 細い金属の身体。三角帽と黄色いハンカチ。

 …、…。

 私はその円らな瞳を見つめた。

 

 ―――君、いつも不思議な場所にいるね。でも、なんだか心強い。

 

「ウスマン、なぜカボブマンがここに…」

「僕にも全くわからないが、好都合だな。彼に音を出してもらおう」

 

 囮ってこと…?

 じっと彼を見つめる私にか、ウスマンは追加で告げた。

 

「君は知らないかもしれないが、彼は…あらゆる全てのCaseより、遥かに打たれ強く頑丈だ」

 

 そうか……だが納得がいく説明だ……。

 でも彼が嫌ならやらなくていい話だ。大丈夫かな、行けるかい、とぽんとその肩をたたく。

 

『Bird Up!』

 

 ―――なんか若干テンション上がってそうな声が飛び出したな?

 いつもより弾んでいる声に彼をまじまじと見つめる。スリルに気分が上がるタイプか?少なくとも返事は「NO」ではなさそうだ…。

 …、…。じゃあ、まぁ…やって…もらうか…。

 

 

 周囲に転がっている拡声器を拾う。―――中央の木の傍を離れると、瞬時にオピラチックの鳴き声が聞こえた。

 慌てず急いで元の場所へ戻る。目の前を、ピンクの影が風と共に通り過ぎて反対の壁の樹上に―――。

 

「ウスマン!!」

 

 驚愕と興奮により私は叫んだ。

 

「―――とん、飛んでる!飛行能力のない両親から突然に!?」

 

 いや、フラミンゴ、そっちの遺伝子の覚醒…、いやいやいや、もはやあれは猛禽の特徴を有しているといって過言では…。

 

「…そういわれると確かにな。興味深い事例だ。いや、そもオピラのサブケースはゲノムがどうなっていたっけな…ふむ…」

 

 トンビが鷹をじゃなくて、フラミンゴとダチョウが猛禽を!?可能性の塊だな。

 進化論を覆す新たな生命の不思議に思考を割かれながら、私は拡声器を拾い集め、カボブマンに取り付けた。彼の背を押し出す。少しづつ先へ。

 

『Bird Up!』

 

 先ほどと同じセリフを、今度は拡声器によって大きな声で言った彼に…オピラチックが突っ込んでくる!

 

 その間にダッシュでテントにたどり着いて、バッテリーを回収した。壁際の木の上でカボブマンがオピラチックにつつかれている…。

 

「ウスマン、ここから戻るには…」

「―――君から見て右手のテントへ、壁に沿って移動してくれ。アレの手は届かない」

 

 了解。

 駆け足で到着。彼を見上げる。

 

「そこにジバニウムのドラム缶があるから、それを転がして注意を逸らそう」

 

 指示が短くて的確で大変助かる。

 頷きつつ…、…オピラチックによってカボブマンが部屋中央に放られたのを見る。どうやら食べられなかったらしい。流石だ。私も中央に戻るとしよう。

 

 重たいドラム缶を横に倒す。ゴロゴロと転がっていくそれに…オピラチックは反応した!

 

 オピラチックが缶に注目している間に中央に走り寄って、無事にカボブマンと合流。彼に怪我がないことを確認しつつ立ちあがるのを手伝う。背をたたいて互いの健闘を称える。

 

「さて、バッテリーはもう一つだ。…流石に全く同じ罠に二度はかからないだろう。どうするかな…」

 

 ウスマンは思案する様子だ。いやむしろ、私が飛び降りてくるという突発的事態によくすぐさま対応してここまで指示出ししてくれた…。頭が下がりっぱなしだ…。

 

 自分にも何かできることはないかと、私は周囲を見回した。

 …辺りに何かが落ちていることに気が付く。

 …、…?あれは…赤い…グローブっぽい何か?オピラチックが飛んできて上から落ちて来たのだろうか。

 

「ウスマン、何か落ちている。見てくるよ」

「ん?そうかい、気を付けて―――」

 

 拾い上げてみるとそれはやはりグローブで、

 

「―――走って!!!」

 

 

 風切り音。

 そして鳴き声―――もう近い。

 

 振り向いた先に、ピンク色の姿が見える。鋭い爪のある黄色い足がこちらを捉えようと接近する。

 迫る死に、そういやその巨体に反して鳴き声はあまり変わらないな、と現実逃避のような思考が頭を掠め、

 

 

 ――――――『ぴよ!』

 

 

 あ、と私はそれに、駆け寄ってくる小さいあの子を幻視した。

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――ーーーー

 

 

 

「さて、バッテリーはもう一つだ。…流石に全く同じ罠に二度はかからないだろう。どうするかな…」

 

 …、…。

 

 ウスマンの声を聞く。

 私は木の下に立っている。

 

 死の直前に見て、聞いたものを整理する。

 駆け寄る姿。明るい声。好奇心。……攻撃では、ない。

 

 ―――あの子だ。あの子のままだ。

 

 何を寝ぼけていたのか。強くなった、大きくなった…もう守る云々なんて烏滸がましい?

 違う。大きくなって見た目が逞しくなったとしても。

 あの子の心は雛のままだ。

 どんな姿であっても―――あの子の心は、まだ、守られるべきだ!

 

 私は両頬を叩いて気合を入れた。

 私に駆け寄ってきて私が死んだなら、あの子は己の力を制御できていない。

 私やシェリフを守ろうと飛び出したあの子に、私を含めたほかの誰かをぶっコロがさせるわけにはいかない。よし、俄然気合が入った。

 

「―――ええと、君、大丈夫かい。肩の力を抜いていいよ?」

「問題ない、心配しないでほしい」

「そうか…」

「周りにグローブが落ちているので拾ってくる」

「―――う、ん…?そうか、気をつけて…」

 

 先ほどは、あの子がいる方向に落ちているグローブを迂闊にも拾いにいったので帰ってくるのが間に合わなかった。反対方向に落ちているものを先に拾い、雛が移ったのを見てからもう一つも拾う。

 

 よし!

 

「…ああ、つまり、そのグローブで彼の見た目を変えるというわけだな」

 

 ウスマンの声に頷く。頼んだぞカボブマン!

 

 相変わらずテンション高めの彼は、再びオピラチックに連れられて宙を飛んだ。

 テントにダッシュして、無事にバッテリーを回収。先ほどと同じ手順で中央に戻ってくる。

 装置と思われるものにバッテリーをセットすると、2本のそれは上方へ伸びてビリビリと音を立てた。ウスマンの声が降る。

 

「よし、作動した…!それは広範囲をカバーしている、アレをもう一度だけそこへ飛び込ませてくれ!」

 

 カボブマンはここにはいない。やるなら私だ。

 壁際の枝上方から声がする。

 

『三石一鳥!』

 

 かつてないほど状況に嵌まったセリフだ。二石を担ってくれた彼に頷く。いってくるよ。

 

 木の傍を離れて相手を見上げた。

 

 

「―――オピラチック!!!」

 

 

 叫ぶ。声に反応し、鳴き声を上げて、あの子が飛翔し、

 

 

 ――――火花と音を立て、それは作動した。

 

 

 地面に落ちた姿に駆け寄りたいのを押さえて、慎重に近寄る。

 手足の伸びたうつ伏せのその体は動かない。

 

 火傷や焦げ跡のようなものは見られない。でも…。

 …、…。痛かったかな…痛かったよな…。

 その体を撫でる。しかしこの後、きっと君の混乱は収まるはずだ…。

 

「―――この事態が収拾しきったら、僕らは君をセーフティトレーナーとして雇うべきだな」

 

 褒めてるんだなそれ…?微妙な気持ちで緩慢に彼を見上げる。

 

「いつまで安全かはわからないから、急いでそこを離れよう。その後にオピラチックの回収作業だ。…待っててくれ、そこの大きな扉を操作するよ」

 

 彼の言葉通り、部屋の端で分厚く重たそうな灰色の扉が開かれる。

 

 私はもう一度オピラチックの身体を撫でて、そこへ向かった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 厚さ10mはありそうな堅牢な扉の先には小部屋があった。奥の壁に、キーカードで開くタイプの見慣れた扉があるが閉じられている。

『安全確保のち、出口へ』と書かれた近くのスイッチを押すために、先に充電装置を起動し……。

 

 

 ―――振り返った先。見えるはずのオピラチックの姿が、向こうの部屋に無い。

 

 

 全身の毛が逆立つような悪寒が湧き上がる。

 

 急いで離れるべきだ。手負いの獣がどうなるかなんて考えるまでもない。充電によって押せるようになったスイッチを作動させ、た、途端に地面が揺れる。

 

 降り立つ巨大な鳥、あの子は、私を見ている。

 

 甲高い咆哮を上げてその姿はこちらに突っ込んで、

 

 

 ――――すさまじい音を立てて、灰色の扉がそれを押しつぶした。

 

 

 緑の液体が弾け飛ぶ。

 ぴたりと閉じた扉の微かな隙間から、ジバニウムが、滲み、滴る…。

 

 

 ―――……、……。

 

 ……、……。

 

 

 

 唐突に、静かに扉が開いた。

 緑の海ができた床に、何か転がっている。小さな…ピンクの、それは。

 

「…ピヨ…」

 

 鳴き声を上げてその子は立ち上がった。身体を動かしている。元の姿。どこも、かばう様子は、ない…。

 

 ―――腰が抜けて私は地面にへたり込んだ。心臓に…心臓に悪い…。

 

 頭を振った雛は、ふいにこちらを見た。目が合う。

 

「―――ぴよ!」

 

「おぴらちっく…!」

 

 ぴょん、と飛び跳ねた雛はこちらに駆け寄ってきた。安堵と共に名を呼ぶ―――が、しかしその足は、小走りになり、歩みになり、そしてとうとう私の数歩先で立ち止まった。

 

「―――…ぴ、…」

 

 あ、と声を零す私の目と、固まった雛の真っ黒な目が合う。

 

 雛の目に私の姿が映っている。枝葉が刺さったままでボサボサだ。へたり込んでるしかっこ悪い。

 

 小さな体は、…大きく震えた。

 

 

「―――ピヨ!!!」

 

 

 悲痛な、声だった。

 

 小さなあの子は踵を返して走り去っていく。

 考える間もなく、待って、と私は追いかけた。姿が消えた草むらに飛び込みかき分ける。

 

 …いない…さがさなきゃ…。

 

 いない…あっちにも…こっちにも…。

 

 …、…。

 ……、……。

 

 

 唐突に、肩に手がのって私は振り向いた。ウスマンだった。

 

「君。オピラチックはもうきっとこの辺りにはいないよ」

「探さなくちゃ」

「君から逃げて行ったように見えた」

 

 痛いところをぶっ刺された私は膝に手をついた。そうだね…嫌われたかもね…。でも、と呻く、顔を上げる…。

 

「…ひとりに、したくない…」

 

「…、…」

 

 最後に聞いた雛の声を、瞳を思い出す。―――あれは、恐怖だった。痛みに?それを与えた私に?それとも自身の変化に?わからない。わからない、けれど。

 

「…あの子、突然大きな力を手に入れて、自分がはっきりせず動いていて、また突然無理やり元に戻ったんだ。…訳がわからず混乱していると思う。それから、きっと、とても怖がっている…。…ひとりきりにしたくない…」

 

こちらを見ていた彼の静かな瞳が、ほんの少し揺れた気がした。

 

 

「…、…―――そう、か」

 

 

 ぽつ、と零れたような声だった。

 

 

「―――そうだね」

 

 

 赤い彼が頷く。不思議と力強い声が続けた。

 

「僕が探すよ。君が見つけても、雛は逃げてしまうかもだ」

 

 …いや事実かもしれないが…もう一回刺された…痛い…。私は崩れ落ちぬよう踏ん張って頷く。

 

 ウスマンは私を見てはっきりと続けた。

 

「君の考えはわかった。僕も力を尽くすよ。……とはいえ最優先は王笏の入手だ。すまないが、承知しておいてくれ」

「うん、わかっている。ありがとう…」

 




P1:びっくり系のホラーには弱い。衝撃には固まるタイプ。鳥に詳しくはないが、町で見かける野鳥はかわいいと思っている。猛禽はかっこいい。
寝る子を起こして余計に傷つけた。自らの責だ

赤い男:話しかけようとした相手が雛を探しに走って行ってしまったので、迷った末に柵を越えて同じ地に降りた。己が経験と目的を共有する人間の声によって、他者の心の衝撃に思いを巡らせるに至る。

ピンクの雛:経験を重ねたことによって認知の発達を得た。衝動から解放された際、自身の行いとその結果の予測を正しく認識する。めのまえのひとを、どうしようとしたのか。

¥型の:並外れた耐久力と度胸の持ち主。眉一つ動かさない。が、必要な声はあげる。確実に己の役割をこなす仕事人。
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