シャングリラ・フロンティア~人外ゲーマー、神ゲーに挑まんとす~ 作:気分屋トモヤマ
シャンフロ二期面白すぎ。取り敢えずEDで腹筋壊れたので返してください。
「狼……!?」
「貴様等は誰だ!名を名乗れ!」
「「「「「我らキャリングウルフ、選ばれし獣の子をお運びする者です」」」」」
「選ばれし……獣の子……?」
ユニークシナリオ進行によるイベントか!にしても獣の子、か。確かにリュカオーンを喰って黒狼族になったが獣認定されるほど獣っぽくもないぞ?ぶっちゃけ狼の耳と尻尾付けただけだし、体の傷跡もボディペイントに見えなくもないし……
「……どうやってここまで?」
「「「「「貴方様のそのオーラを見れば一目瞭然。例え100里先でも感の良い者なら気づきましょう」」」」」
「あーOKわかった。とりあえず一匹だけ喋ってくれない?ちょっと聞き取りづらい」
「かしこまりました」
「……唐辛子殿、一体どうなさいますか?いきなり現れて主の下へ運ぶとは、怪しいとは思いませんか?」
「んー……」
それ問答無用で穴に落とした君が言う?というのは言わないでおいた。正直ジーグルの方が強引といえば強引だったけど。
それはそうとどうするか。まあ普通に考えたら行く。ユニークシナリオイベントだから受けない手はない、でも直前にミニリュカオーンが襲ってきてるんだよね。万一にも罠という可能性があるからせめて対策の一つは考えてから行きたい。
「我が里はそこらの哀れな同胞達とは違い知性があり、法があり、秩序があります。門番などもいるので外敵から襲われる心配はないかと」
「んーでもなぁ……」
「その呪いを解く方法もあるやもしれませぬ」
「OK運んでくれ早く今すぐにHurry up!!」
「決断急ぎすぎですぞ!!」
このクソッタレマーキングを取れるなら里でも何でも行ってやらぁ!装備しても防御力0、レベル上げも多分クソ程面倒、挙句の果てには定期的にユニークモンスターが襲ってくる可能性大?こんなの絶対いらんわ!!
「承知致しました、それではお運び致します。どうぞお乗りください」
「あ、乗るのね」
まあキャリングって言ってる時点で乗るわな、ジーグルが特殊なだけだわ。取り敢えず恐る恐る乗ってみるとすっげぇモフモフ。めっちゃ気持ちいい、寝れる。しかも体の間と間がぴっちり隙間なく詰めてるから間から落ちる心配もなさそう。
そんなことをしている間、ジーグルは警戒して乗ってこなかった。まあ兎と狼だからね、苦手意識があるのも仕方ないか。
「乗らねぇの?」
「兎の本能とでもいいましょうか……やはり中々信頼も出来ませぬ……」
「そうだよねぇ……キャリングウルフさんや、どうにかならない?」
「ならばこうするのはいかがでしょう?」
「うわぁ……それ君らも使えるんだぁ……」
そう言いながら半分ほどの狼が影の中に入っていった。うわぁすっごく見たことがあるなぁその
「
「いやそういうわけでも……」
「だぁー!さっさと決めろジーグル!ここで怖気づいて来ないか!ヴォーパル魂見せて来るか!選べ!!これ以外の選択肢はねぇ!!」
「なっ!?ヴォーパル魂……それを引き合いに出されては……くぅ……い……き……ましょう!!ここまで来ては引き下がれません!!とうっ!!」
シャオラジーグル陥落ぅ!!どんなもんよ別ゲー仕込みの選択肢は二つに一つの外堀塞ぎはよぉ!
というわけでジーグルの了承も得られたということで出発進行!!
「両者よろしいですね、それでは参ります、どうか振り落とされないようにご注意ください!」
「おっしゃあいけぇ!キャリングウルフタクシー!」
「よし!装備も揃えたし次の街行こうぜ!」
「そうだな、……ん?なんか前から来てね?モンスターみてぇのが見えるんだけど……」
「はぁ?ここ街ん中だぜ?いわば安全地帯、モンスタートレインですら入ってこねぇんだからありえねぇだろ」
「いやそうなんだけどさ……あれやっぱどうみても……狼……いやいややっぱこっち近づいてきてるって!」
「あー?そんなわk……おいおいなんか来てる来てるホントに来てるぅぅぅ!?!?」
「どけどけどけぇぇぇ!!!轢き潰されたくなければ道を開けろぉぉぉぉぉ!!」
「「おわぁぁぁぁぁ!?!?!?」」
「ハァーーーッハッハッハーーーー!!行けイケいけぇぇぇぇ!!!」
「「……」」
「スクショ……撮っとこ……」
「何だったんだ今の……取り敢えず掲示板とかで聞いてみるか」
しばらく移動しているとキャリングウルフは街を出たかと思うと跳梁跋扈森の方へ入っていく。そりゃ狼だから森だわな。しっかし粗方探索したとは思うけど里なんてあったかな……?
「着きました。ここが我が里への入り口です」
「入口って言われても……なんもないが?もしかして里が見えないだけ?ホントはここにあるとか?」
「いえ、入り口と言ったでしょう?今ご招待しましょう」
そういって一匹が一本の木に触れる。すると木が真っ二つに割れ始め、最終的に小さな穴が見えた。まさかここぉ!?つーかこんなん絶対初見じゃわからんわ!こんなとこ誰が触んねん。
「それでは参ります。どこかぶつけないようにご注意ください」
「えっちょっあの穴直角なんですけどぉぉぉ!?!?」
狭い穴に入って壁を走りながら落ちていると、段々と奥に光が見える。近づいていくたびに光が鮮明になっていく。そしてやがて────
「「「「「ようこそいらっしゃいませ、我が里、ウルフェンズへ」」」」」
「これは……まじかぁ……!!」
「んしょ……唐辛子殿一体どうしたと……は?」
ラビッツで慣れたつもりだった。デカい街でもパンクな街並みでもなんでもこいバッチ来い状態だった。だが俺の予想は裏切られることになる。まさか────
「
運ばれてる時の唐辛子は猫の◯返し想像すればわかると思います。
というかまた遅すぎワロタ。いや笑えんわどんだけ空いてんねん。