シャングリラ・フロンティア~人外ゲーマー、神ゲーに挑まんとす~   作:気分屋トモヤマ

16 / 16
ようやくセカンディルから出れる……ここまで長かったなぁ……

シャンフロ二期面白すぎ。取り敢えずEDで腹筋壊れたので返してください。


兎は過去を語り、狼は未来を語る 其の六

「狼……!?」

 

「貴様等は誰だ!名を名乗れ!」

 

「「「「「我らキャリングウルフ、選ばれし獣の子をお運びする者です」」」」」

 

「選ばれし……獣の子……?」

 

ユニークシナリオ進行によるイベントか!にしても獣の子、か。確かにリュカオーンを喰って黒狼族になったが獣認定されるほど獣っぽくもないぞ?ぶっちゃけ狼の耳と尻尾付けただけだし、体の傷跡もボディペイントに見えなくもないし……

 

「……どうやってここまで?」

 

「「「「「貴方様のそのオーラを見れば一目瞭然。例え100里先でも感の良い者なら気づきましょう」」」」」

 

「あーOKわかった。とりあえず一匹だけ喋ってくれない?ちょっと聞き取りづらい」

 

「かしこまりました」

 

「……唐辛子殿、一体どうなさいますか?いきなり現れて主の下へ運ぶとは、怪しいとは思いませんか?」

 

「んー……」

 

それ問答無用で穴に落とした君が言う?というのは言わないでおいた。正直ジーグルの方が強引といえば強引だったけど。

それはそうとどうするか。まあ普通に考えたら行く。ユニークシナリオイベントだから受けない手はない、でも直前にミニリュカオーンが襲ってきてるんだよね。万一にも罠という可能性があるからせめて対策の一つは考えてから行きたい。

 

「我が里はそこらの哀れな同胞達とは違い知性があり、法があり、秩序があります。門番などもいるので外敵から襲われる心配はないかと」

 

「んーでもなぁ……」

 

「その呪いを解く方法もあるやもしれませぬ」

 

「OK運んでくれ早く今すぐにHurry up!!」

 

「決断急ぎすぎですぞ!!」

 

このクソッタレマーキングを取れるなら里でも何でも行ってやらぁ!装備しても防御力0、レベル上げも多分クソ程面倒、挙句の果てには定期的にユニークモンスターが襲ってくる可能性大?こんなの絶対いらんわ!!

 

「承知致しました、それではお運び致します。どうぞお乗りください」

 

「あ、乗るのね」

 

まあキャリングって言ってる時点で乗るわな、ジーグルが特殊なだけだわ。取り敢えず恐る恐る乗ってみるとすっげぇモフモフ。めっちゃ気持ちいい、寝れる。しかも体の間と間がぴっちり隙間なく詰めてるから間から落ちる心配もなさそう。

そんなことをしている間、ジーグルは警戒して乗ってこなかった。まあ兎と狼だからね、苦手意識があるのも仕方ないか。

 

「乗らねぇの?」

 

「兎の本能とでもいいましょうか……やはり中々信頼も出来ませぬ……」

 

「そうだよねぇ……キャリングウルフさんや、どうにかならない?」

 

「ならばこうするのはいかがでしょう?」

 

「うわぁ……それ君らも使えるんだぁ……」

 

そう言いながら半分ほどの狼が影の中に入っていった。うわぁすっごく見たことがあるなぁその(スキル)。さっきも別の狼で見たなぁ。

 

影世界(シャドウダイブ)というスキルでございます。これならば我らの姿も見なくてすみましょう」

 

「いやそういうわけでも……」

 

「だぁー!さっさと決めろジーグル!ここで怖気づいて来ないか!ヴォーパル魂見せて来るか!選べ!!これ以外の選択肢はねぇ!!」

 

「なっ!?ヴォーパル魂……それを引き合いに出されては……くぅ……い……き……ましょう!!ここまで来ては引き下がれません!!とうっ!!」

 

シャオラジーグル陥落ぅ!!どんなもんよ別ゲー仕込みの選択肢は二つに一つの外堀塞ぎはよぉ!

というわけでジーグルの了承も得られたということで出発進行!!

 

「両者よろしいですね、それでは参ります、どうか振り落とされないようにご注意ください!」

 

「おっしゃあいけぇ!キャリングウルフタクシー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし!装備も揃えたし次の街行こうぜ!」

 

「そうだな、……ん?なんか前から来てね?モンスターみてぇのが見えるんだけど……」

 

「はぁ?ここ街ん中だぜ?いわば安全地帯、モンスタートレインですら入ってこねぇんだからありえねぇだろ」

 

「いやそうなんだけどさ……あれやっぱどうみても……狼……いやいややっぱこっち近づいてきてるって!」

 

「あー?そんなわk……おいおいなんか来てる来てるホントに来てるぅぅぅ!?!?」

 

「どけどけどけぇぇぇ!!!轢き潰されたくなければ道を開けろぉぉぉぉぉ!!」

 

「「おわぁぁぁぁぁ!?!?!?」」

 

「ハァーーーッハッハッハーーーー!!行けイケいけぇぇぇぇ!!!」

 

「「……」」

 

「スクショ……撮っとこ……」

 

「何だったんだ今の……取り敢えず掲示板とかで聞いてみるか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく移動しているとキャリングウルフは街を出たかと思うと跳梁跋扈森の方へ入っていく。そりゃ狼だから森だわな。しっかし粗方探索したとは思うけど里なんてあったかな……?

 

「着きました。ここが我が里への入り口です」

 

「入口って言われても……なんもないが?もしかして里が見えないだけ?ホントはここにあるとか?」

 

「いえ、入り口と言ったでしょう?今ご招待しましょう」

 

そういって一匹が一本の木に触れる。すると木が真っ二つに割れ始め、最終的に小さな穴が見えた。まさかここぉ!?つーかこんなん絶対初見じゃわからんわ!こんなとこ誰が触んねん。

 

「それでは参ります。どこかぶつけないようにご注意ください」

 

「えっちょっあの穴直角なんですけどぉぉぉ!?!?」

 

狭い穴に入って壁を走りながら落ちていると、段々と奥に光が見える。近づいていくたびに光が鮮明になっていく。そしてやがて────

 

 

 

 

 

「「「「「ようこそいらっしゃいませ、我が里、ウルフェンズへ」」」」」

 

「これは……まじかぁ……!!」

 

「んしょ……唐辛子殿一体どうしたと……は?」

 

ラビッツで慣れたつもりだった。デカい街でもパンクな街並みでもなんでもこいバッチ来い状態だった。だが俺の予想は裏切られることになる。まさか────

 

 

 

 

 

 

 

()()()()……だと……!?」




運ばれてる時の唐辛子は猫の◯返し想像すればわかると思います。
というかまた遅すぎワロタ。いや笑えんわどんだけ空いてんねん。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

シャングリラ-フロンティア~神ゲーにリアルラックぶっ壊れが挑まんとす~(作者:イディアル)(原作:シャングリラ・フロンティア)

神ゲーの中の神ゲー、シャングリラフロンティアに挑戦しようとする一人の大学生。発売から一年が経過し漸く入手できた神ゲーに意気揚々と参入する。▼ ただし、リアルラックがぶっ壊れたモノとする。▼ 作者初投稿です。シャンフロもアニメ勢で、二次創作などで知る程度のにわかです。あと、ゲームのステータス設定などにもそこまで理解度があるわけじゃない為、矛盾や解釈違いなど色々…


総合評価:427/評価:7/連載:16話/更新日時:2025年02月14日(金) 17:50 小説情報

司書補J、シャンフロにて奔走する(作者:ゲガント)(原作:シャングリラ・フロンティア)

 世の中には所謂、『神ゲー』と呼ばれる物がある。ありとあらゆる要素が多くの人を魅了し、心を捉えて離さない。そんなゲームはとても珍しいのだが、その条件を満たしたのがVRMMORPG『シャングリラ・フロンティア』なのである。▼そんな神ゲー、『シャングリラ・フロンティア』に挑むのは、金の髪とポアッとした雰囲気、中性的な見た目が特徴的な上条紫亜。▼これは、とある青年…


総合評価:1718/評価:8.35/連載:107話/更新日時:2026年06月11日(木) 01:00 小説情報

とある格ゲーマーの幼馴染(作者:無名のカヤ推し)(原作:シャングリラ・フロンティア)

▼ オイカッツォ、本名『魚臣慧』には幼馴染が一人居る。ある出来事をキッカケに、その幼馴染もシャングリラ・フロンティアをプレイすることになるのだが――▼「見えるものと感じるものはだいたい斬れる、斬れれば大抵なんとかなる。間違ってるかな?」▼「間違ってるけどお前の場合間違ってない……もうどうにでもなれ」▼ これは、外道三人衆にとある格ゲーマーの幼馴染が仲間になる…


総合評価:3412/評価:8.65/連載:47話/更新日時:2025年12月09日(火) 00:46 小説情報

シャングリラ・フロンティア〜音ゲーマー、神ゲーに挑まんとす〜(作者:トレセン暮らしのデュエリスト)(原作:シャングリラ・フロンティア)

世に100の神ゲーあれば、世に1000のクソゲーが存在する。なんなら10000の凡ゲー、良ゲーだって存在する。▼勿論その中にはジャンルとして、音ゲーと呼ばれるものも存在するのだ。▼そんな音ゲーをこよなく愛する少年は少しのきっかけから音ゲーですらない大衆が認めた神ゲーに挑む。▼掲示板大喜利会場▼https://syosetu.org/?mode=kappo_v…


総合評価:3142/評価:8.23/連載:184話/更新日時:2025年12月10日(水) 00:00 小説情報

戦闘狂が行く理想郷(作者:烏鷺)(原作:シャングリラ・フロンティア)

戦闘バカで運動バカでクソゲーマーの弟がシャンフロで大暴れする話し。


総合評価:2864/評価:8.31/連載:94話/更新日時:2026年06月20日(土) 23:12 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>