シャングリラ・フロンティア~人外ゲーマー、神ゲーに挑まんとす~   作:気分屋トモヤマ

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便秘の描写って少ない割に面白いから書いてて楽しい。
ついでに主人公のPNはコメントでもありましたけどそのまましし唐辛子です。うーむ安直。


獣VS獣(別ゲー)

「おいカッツォ、一体誰呼んだんだよ?」

 

「大丈夫、多分そろそろ…あっ」

 

「?本当に誰を…「サァァァンゥゥゥラァァァクゥゥゥ!!」げぇっ!?この声は!?」

 

聞き覚えのある声が聞こえ、そちらの方に顔を向けると──

 

「勝負しろサンラクゥ!!」

 

4()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()4()4()1()0()()()()()()()()P()N()()()()()()()

 

「キッッッッッショマジで!!相変わらずの人外プレイだな()()()!」

 

「お前に言われたかねぇよ()()()!」

 

そのまま申請される対戦申し込みをそのまま受ける。

 

「ルールは?」

 

「勿論!」

 

「「何でもあり(バーグトゥード)!!」」

 

火蓋は切って降ろされた。勝つのは俺だ!

 

 

 

 

見つけた喜びでそのまま対戦申し込みしてしまった。だがこれでいい。今俺とあいつの戦績は26勝30敗。ここで勝って戦績を上げてやるぜ!

 

「お!またバトルだ!サンラクと対戦相手は…唐辛子!?」

 

「マジで!?『バグ一文字流免許皆伝闘士』の唐辛子!?」

 

「違うだろ!『スパイダーハウンド』の唐辛子だろ!」

 

「あいつも引退したんじゃなかったのか…!?」

 

「唐辛子ー!お前の見つけたバグ技から派生する即死ロマンコンボ見つけたぞー!」

 

「マジで!?!?」

 

マジで!?どれ!?江戸文化アタック!?ロケットヨーヨー!?それとも…「先手必勝!パイルバンカー!」あっぶね!?

 

自然と集まる観戦者から出たとんでもない発言で気を取られていると、()()()()()()()()()がこちらに勢いよく向かってきており、俺はすんでのところで回避した。

 

「あっぶねえな!今度はこっちから行くぞ!バグ一文字!」

 

「来たなバグ一文字!イアイフィスト!」

 

俺が腰をかがめて腕を捻りながら押し出すと、腕が真横に高速で動きなら伸び、サンラクはそれをポケットに入れた拳で居合の要領でいなす。これが俺の得意技の一つ、『バグ一文字』である。原理は俺もよく知らないがまあ簡単に言えば横にスライドする拳である。

 

「なんで見切れんだよ!」

 

「さっきも言ったがイアイフィスト流は12フレームあれば理論上ボスの即死攻撃もノーダメでカウンターに持ち込める最強スタイルだからな、それはお前も知ってんだろ!」

 

「じゃあこれだ…スパイダーハウンド!」

 

そういって体を地面に密着させたのち足を伸ばすと、サンラクの前から瞬間移動、否、地面を這いまわりながら高速移動する。これもよくわからんが昔やけくそで地面に寝転んだら生まれた技である。

 

「さ・ら・に?バグ一文字!」

 

「うおっ!キッショ!」

 

今の俺は地面を這いまわりながら腕を伸ばす暴走列車。さながら黒い彗星である。

 

「Gじゃん」

 

「誰がGじゃ!」

 

「だって…ねぇ?」

 

「カッツォォォォ!!」

 

Gではない。再度言うがGでは──ない!!

 

 

 

 

 

 

 

「しゃあ俺の勝ちぃ!」

 

「だぁぁぁぁ負けたぁぁぁ!!」

 

結果としては10戦やって合計35勝31敗。俺の勝ち越しである。流石にバグ3~5種使って勝てない方がおかしいよね、うん。

 

「やっぱあのGモードからのバグ一文字が凶悪なんだよなぁ…」

 

「基本的に低いからイアイフィストも届かないしジャンプして回避しても鮭昇りとかいうホーミングアッパーカットで詰みなんだよね…」

 

「おい誰がGだ。黒い彗星と言いなさい」

 

酷い言い分だよまったく…とそんなことを思っていると、ふと思い出した疑問を口にする。

 

「そういえばサンラク、お前どうして戻って来たんだ?まあ多分フェアクソはクリアしたと思うんだが…」

 

「そうそう、それ俺も気になってんだよね。どうなの?」

 

「いやぁ実はだな…」

 

それから俺とカッツォはサンラクがシャンフロを始めたこと、勘を戻すために一時的に戻ってきたのだと聞いた。

 

「シャンフロ、シャンフロかぁ…」

 

「ん?どったの?」

 

「いやね?一応俺も買ったには買ったんだよ?友人が凄い勧めてきてさ。でも丁度そん時幕末に入り浸ってたからさ、多分今積みゲーの一番下なんだよね…」

 

「うわぁ神ゲーがクソゲーの下敷きに…」

 

「わかる、わかるぜその気持ち…!」

 

んー…どうしよっかなぁ…今俺は二つの思いがせめぎ合っていた。そのままゴリライオンラインに入り浸るか、それともシャンフロデビューを果たしてサンラクを超えるか…うーむ……

 

「やろ…っかなぁ…?ちなみに今サンラクはどのくらい?」

 

「レベルは多分15くらい。今は二つ目の町のセカンディルってとこにいるぜ」

 

「二つ目か……よし!俺やるわ!」

 

「マジ?じゃ俺もやっろかなぁ…」

 

そんなことをワイワイと喋った後、他のプレイヤーとも何戦かしたあと、俺はログアウトしたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

「シャンフロ、か」

 

ログアウトして水分補給とトイレを済ませた俺は、昔に買ったそのパッケージを積みゲーの下から引っ張り出して見つめていた。シャンフロ、正式名称シャングリラ・フロンティア。俺が普段遊ぶクソゲー達とは対をなす神ゲー。いつの間にか俺の記憶から消え去っていたもの。

 

「いっちょ、やってみますか!」

 

気合を入れながらシャンフロのパッケージを開け、カセットを挿入し、ヘッドギアを装着しベッドに横たわる。

 

一匹の獣が、獰猛な笑みを浮かべながらシャンフロの世界へ降り立った。




あのまま便秘の描写してると1話使いかねないのでユザパりました。手抜きではない。



ちょいとネタバレ。実はとある原作キャラと奇妙な繋がりがある。
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