シャングリラ・フロンティア~人外ゲーマー、神ゲーに挑まんとす~ 作:気分屋トモヤマ
「うお、設定細かいな」
最近はキャラメイクがなかったりあっても少ししかできないゲームに慣れていたのでシャンフロの設定できる種類の多さに驚く。
人種にアクセ…いいね!とことん凝ってやろうじゃないの!
「えーっとジョブは……多っ!!」
剣に槍、弓に魔法に斧!?他にも他にも…いくらなんでも多すぎでしょ!?しかも傭兵(〇〇使い)とか分けてあるし……ちょっと怖えよ。
えっと……お!闘士ってあんじゃん!これにしよ!武器は…まあ適当に片手剣でいいか!
「出身?こんなとこまで…」
これは……獣の子!いいじゃん!決定!
「何々?自然フィールド内で挙動に補正、探索エリアからスタート…問題ナシ!」
実質バフのみの最強出身じゃないか!勝ったなガハハ!
というわけで色々決まった所でキャラメイクに入る。身長、体格、パーツなどを設定していく。すると──
「いいね…完成だ!!」
頭に二本の角が生えた目つきの悪い不審者が出来ていた。角は適当。目つきが悪いのは俺自身がリアルで「目が優しい」と言われるので変えられるときは毎回悪くしている。別にリアルの目つきが嫌いなわけではない。なんか嫌なのだ。
誰に向けたかわからない言い訳をした後、プレイヤーネームの設定に入る。プレイヤーネームはある程度統一する派であり、自分の名前をもじって「CC唐辛子」にする。
「おっしそんじゃ、レッツスタートォ!」
そんなわけで、二つの角を生やした獣の子が、シャングリラ・フロンティアの世界にログインするのだった。
『遥かな太古、神代と呼ばれる時代があった。』
あープロローグか。今はサンラクに追いつきたいからスキップスキップ。後で見られるでしょ。
するとフルダイブの意識に肉体が入っていく感覚がし、閉じた視界に光の感覚がする。その感覚にしたがい目を開けると……
森の中だった。これぞ獣の子の効果である。探索エリアのからのスタート。街から移動するより便利だな!
「取り敢えずステータス確認っと…」
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PN:CC唐辛子
LV:1
JOB:
4,500マーニ
HP(体力):30
MP(魔力):10
STM (スタミナ):20
STR(筋力):20
DEX(器用):15
AGI(敏捷):10
TEC(技量):15
VIT(耐久力):10
LUC(幸運):20
スキル
・ストレートナックル
・グラウンドキック
装備
左右:なし
頭:無し
胴:闘士の胴衣
腰:闘士の腰布
足:闘士の籠脚
アクセサリー:無し
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武器はどうやら売れるようなので売却した。元々拳闘士プレイをするため武器はあまり必要ないのである。
「そんじゃ、行動開始!」
取り敢えず動きの確認のために体を動かす。流石シャンフロ。クソゲー達と違って動きがとてもスムーズに動く。実際に体がそこにあるかのような、それほどのリアリティがある。
「ギィ!」
「ゴブリンか、最初の
小さい小鬼のような印象を受ける敵、ゴブリン。R指定されたアレなゲームでは何故か強い敵。しかしここはシャンフロ、更に初心者マップである。
「負ける道理は…無いっ!」
「ギィッ!?」
ゴブリンが動く前にこちらから距離を詰める。するとゴブリンは驚いたように慌てて手斧を振るが余りにも遅すぎる。そんな速度ゴリライオンラインのライオンの方が3倍も速いぞ。
「オラァッ!」
「グゲッ!?」
手斧が当たる前に正拳突きで吹っ飛ばす。するとゴブリンはポリゴンを出しながら面白いように転がっていく。そのまま追撃をするためにまた距離を詰める。
「ギャギャァッ!!」
「甘えんだよぉ!」
怒ったゴブリンがまた手斧を振るが大振りで避けやすい。バックステップで最小限の回避をした後技名を叫ぶ。
「ストレートナックル!」
すると拳が風を切るようにエフェクトを纏い、ゴブリンに放たれる。
「グギャァァァ!!」
パンチを受けたゴブリンはポリゴンとドロップアイテムをまき散らし消えた。
「ま、初戦闘はこんなもんだな」
ドロップアイテムを回収しながらMAPを開く。どうやら右方面にファステイア、左にセカンディルという町があるらしい。
「ファステイア…まあチュートリアルの街か。行っておいて損はないな!よし、じゃあ目標はファステイアに決定!」
新たな目標を定めた俺は周りを探索しつつ最初の街へと歩きだすのだった。
某鳥頭の半裸変態とは違いちゃんとチュートリアルを受けるのが獅子堂です。尚マトモに受けるとは言ってない。()
ちなみに闘士にしたり片手剣使いなのは色々理由があります。
まあマトモなプレイはさせないけどね!!