最古参のボーダー隊員 作:優心
大変長らくお待たせしました。
今回は黒トリガー争奪戦の嵐山隊vs出水&三輪&米屋の戦いが始まる所まで書きました。
中途半端な感じですが、すいません。余りにも長すぎるんですここ!
因みにオリ主もこの争奪戦に参加します。
前回のあらすじ
前回、酒井は後輩である迅悠一と共に空閑をボーダーに入隊(玉狛支部)させることに成功した。また一緒にいた三雲修と雨取千佳も一緒に入退、また遠征部隊を目指すために三人で部隊を作ることにした。そして三人は玉狛支部所属のA級隊員である木崎、小南、烏丸に訓練兵をしてもらうことになった。
一方、本部では遠征に行っていたボーダートップチームが帰って来ていた。
『門発生、門発生、遠征艇が着艇します付近の隊員は注意してください。』
鬼怒田「待ちくたびれました、遠征部隊の帰還です」
風間「これが今回の遠征の成果です、お納めください城戸司令」
城戸「御苦労、無事の帰還何よりだボーダー最精鋭部隊よ」
A級一位 太刀川隊 「No.1アタッカー」太刀川慶 20歳
A級三位 風間隊 「No.2アタッカー」風間蒼也 21歳
A級二位 冬島隊 「No.1スナイパー」当間勇 18歳
遠征から戻ってきたのは、A級上位三部隊でありその中の一人であるA級三位風間隊の隊長「風間蒼也」が城戸指令に近界のトリガーを納めていた。
鬼怒田「おお!すばらしい!未知の世界のトリガーか!これでボーダーのトリガー技術は更なる進化を遂げるぞ!」
当真「鬼怒田さんさ~遠征艇もうちょいでっかく作れねぇ?オレ足なっげーから窮屈で死にそうだったぜ」
鬼怒田「バカ言え!あれよりデカいのを飛ばそうと思ったらトリオンがいくらあっても足らんわい!」
当真「ありゃそーなの?」
城戸「さて帰還早々で悪いが、お前達には新しい任務がある。現在玉狛支部にある黒トリガーの確保だ」
風間「黒トリガー!」
太刀川「玉狛?」
城戸「三輪隊説明を」
奈良坂「はい」
三輪隊の狙撃手奈良坂透は12月14日に遊真と交戦した事と黒トリガーの能力と迅の手引きで玉狛支部に入隊した事を遠征部隊に説明をした。
当真「近界民がボーダーに入隊⁉なんだそりゃ!」
風間「玉狛なら有り得るだろう、元々玉狛の
城戸「そうだ、だがそれは許されないお前たちにはなんとしても黒トリガーを確保してもらう」
太刀川「黒トリガーの行動パターンは?一人になる時間とかは決まってんの?まさか玉狛の全員を相手にするわけにはいかないだろ」
奈良坂「黒トリガーは毎朝七時ごろに玉狛支部にやってきて夜の九時~十一時の間に玉狛を出て自宅に戻る予定のようです。現在もうちの米屋と古寺が監視してます」
根付「チャンスは毎日あるわけだねぇ、ならばしっかり作戦は練って」
太刀川「いや今夜にしましょう今夜」
三輪「!?」
鬼怒田「今夜⁉」
三輪「太刀川さんいくらあんたでも相手を舐めないほうがいい」
太刀川「舐める?なんでだ?三輪、相手は学習するトリガーなんだろう?今頃玉狛でこっちのトリガーを学習してるかもしれない、時間が経つほどこっちが不利になるぞ」
三輪「!」
太刀川「それに、長引かせたら見張りをしてる米屋や古寺に悪いだろ、サクッと終わらせようや」
当真「なるほどね」
風間「確かに太刀川の言う通り一理ある、早い方が良いな」
太刀川「それでいいですか?城戸司令」
城戸「いいだろう。部隊はお前が指揮をしろ太刀川」
太刀川「了解です。さて夜までに作戦立てるか」
風間「襲撃時点の選定が先だな」
太刀川「なるほど、あっ!そういえば久々に酒井さんと会ってランク戦したいな」
当真「酒井さんか~」
風間「あの人に会うよりも、先ずは任務が先だ太刀川」
太刀川「ちぇ~、分かったよ~」
三輪(太刀川慶.....この人は昔から苦手だ)
城戸「.....酒井には気をつけろ。あの男は滅多に動かないが、念の為警戒しておくんだ」
A級上位三人「.....了解」
三上「目標地点まで残り1000m」
太刀川「おいおい三輪、もっとゆっくり走ってくれよ、疲れちまうぜ」
三輪(やっぱりこの人は苦手だ)無視
三上「目標地点まで残り500m」
太刀川「!!止まれ!」
ザザザッ!
三輪「迅!!」
太刀川「なるほどそう来るか」
迅「太刀川さん久しぶり、みんなお揃いでどちらまで?」
玉狛支部視点
一方、玉狛支部では空閑と小南がランク戦をしていた。空閑はどうしても小南に3本しか取れない事を悔しがり、逆に小南は「腕が上がっているのはアンタだけじゃないと」と言う。酒井はその傍で読書をしながら空閑達を見守っていた。
空閑「そう言えば、最近迅さんいないね」
烏丸「やることがあるって言ってたな、確か」
小南「どうせまたコソコソやってるのでしょ、
空閑は迅が最近居ない事に気づいた、烏丸は用事があると言ったが。
小南は迅のやる事に
酒井「....すまん、少し外に出てくる」
小南「ええ!何でよ酒井さん!」
酒井「.....用事を思い出してな....またランク戦してやるから。じゃあな空閑、小南、烏丸」
小南「もー!」ぷくー
酒井は迅がやろうとしている事に心当たりがあったのか、用事と偽り支部を後にした。
小南は酒井とランク戦が出来なく不満げに頬を膨らましていた。(可愛い)
空閑「ねぇ小南先輩、酒井さんっていつもあんな感じなの?」
小南「まあそうね。あの人、普段から物静かで感情の起伏が少ないわね。
昔はあそこまで無口じゃ無かったけど」
空閑「ふむ、不思議な人だな」
迅&A級部隊視点
当真「うおっ迅さんじゃん、なんで?」
迅「よう当真、冬島さんはどうした?」
当真「うちの隊長は船酔いでダウンしてるよ」
風間「余計なことをしゃべるな当真」
太刀川「こんな所で待ち構えてたってことは、俺たちの目的もわかってるわけだな」
迅「うちの隊員にちょっかい出しに来たんだろ?最近玉狛の後輩かなりいい感じだからジャマしないでほしいんだけど」
太刀川「そりゃ無理だ...と言ったら?」
迅「その場合は仕方ない、実力派エリートとして可愛い後輩を守んなきゃいけないな」
太刀川「なんだ迅、いつになくやる気だな」
当真「おいおいどーなってんだ?迅さんと戦う流れ?」
風間「模擬戦を除くボーダー隊員同士の戦闘を固く禁ずる。隊務規定違反で厳罰を受ける覚悟はあるんだろうな?迅」
迅「それを言うならうちの後輩も立派なボーダー隊員だよ、あんたらがやろうとしていることもルール違反だろ風間さん」
三輪「立派なボーダー隊員だと!?ふざけるな!近界民を匿ってるだけだろうが!!」
迅「近界民を入隊させちゃダメってルールは無い。正式な手続きをした正真正銘のボーダー隊員だ、誰にも文句は言わせない」
三輪「なん....」
太刀川「いや迅、お前の後輩はまだ正式なボーダー隊員じゃないぞ。玉狛での入隊手続きが済んでても正式入隊日を迎えるまでは本部ではボーダー隊員と認めていない。俺達にとってお前の後輩は一月八日まではただの野良近界民だ、仕留めるのに何の問題もないな」
迅「へぇ~」
三輪(今分かった、俺が太刀川さんを苦手な理由が。どことなく似てるんだこの人と迅は)
風間「邪魔をするな迅、お前と争っても仕方がない俺たちは任務を続行する。本部と支部のパワーバランスが崩れることを別にしても、黒トリガーを持った近界民が野放しにされている状況はボーダーとしても許すわけにはいかない。城戸司令はどんな手を使っても玉狛の黒トリガーを本部の管理下に置くだろう、玉狛が抵抗しても遅いか早いかの違いしかない。大人しく渡した方がお互いのためだ.....それとも黒トリガーの力を使って本部と戦争でもする気か?」
迅「城戸さんの事情は色々あるだろうがこっちにだって事情がある、あんた達にとっては単なる黒トリガーだとしても持ち主本人にしてみれば命より大事なものだ。俺は別にあんた達と戦争をするつもりはないがおとなしく渡すわけにはいかない」
風間「あくまで抵抗を選ぶか。お前も当然知っているだろうが、遠征部隊に選ばれるのは黒トリガーに対抗できると判断された部隊だけだ。他の連中ならともかく俺たちの部隊を相手にお前一人で勝てるつもりか?」
迅「俺はそこまで自惚れていないよ遠征部隊の強さはよく知ってる、それに加えてA級の三輪隊。俺が黒トリガーを使っても良いとこ五分だろ、俺一人ならの話だけど」
風間「!?....なに!?」
ダンッ!!
太刀川「!!」
嵐山「嵐山隊現着した。忍田本部長の命により玉狛支部に加勢する!」
風間「嵐山!」
三輪隊「嵐山隊」
太刀川「忍田さんの所と手を組んだのか!」
嵐山「遅くなったな迅」
迅「良いタイミングだ嵐山、助かるぜ」
嵐山「三雲くんの隊のためと聞いたからな、彼には大きな恩がある」
迅「木虎もメガネくんのために?」
木虎「命令だからです」
迅「嵐山達がいればハッキリ言ってこっちが勝つよ、俺のサイドエフェクトがそう言ってる。俺だって本部とケンカしたいわけじゃない、退いてくれると嬉しいんだけどな太刀川さん」
太刀川「なるほど、未来視のサイドエフェクトか。ここまで本気のお前を見るのは久しぶりだ。面白い、お前の予知を覆したくなった」
迅「やれやれそう言うだろうと思ったよ......!?」(サイドエフェクト発動中)(....やっぱりか)
今まさに、迅&嵐山隊vs遠征部隊&三輪隊で戦おうとしていた.....が、迅はある人が此処に向かって来ていることに気づいた。それは両者共々、敵に回れば一番厄介な相手だ。それは
酒井「......何をしているだ?....両者とも」
酒井以外「酒井さん!?」
太刀川(そうだった、あの人は派閥争いがあれば絶対に仲介してくるんだったな)
風間(だが....あの人は滅多に仲介はしない。何れにしても敵に回すのは面倒だ。だが此処は引けない)
迅「酒井さん、どうして」
酒井「...お前の事だ、どうせ何か企んでるんじゃないかと思ってな。
.....それよりも、久しぶりだな遠征部隊の皆。何をする気だ?」
風間「...酒井さん、邪魔をしないでください。俺達は今から城戸指令の命令で玉狛に居る近界民の黒トリガーを確保しに行くんです」
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酒井「...その為に邪魔をしてきた迅や嵐山隊と交戦するのか.....
止めてくれ、俺は...お前達と争いたくは無い」
太刀川「それは...出来ない相談だ酒井さん」
酒井「....なら仕方ない。お前たちが引かないなら....俺は迅の方について、
お前達を潰す」
三輪「!?酒井さん!貴方も玉狛側に付くんですか!」
酒井「....秀次...俺は玉狛側に付いた覚えはないぞ、ただこれは....お前達を止める為だ」(悲しい顔)
迅(...酒井さん、今回は流石に見過ごせないんだな)
(戦闘中)
一方そのころ玉狛支部では宇佐美が遊真にトリガーの仕組みと攻撃用のトリガーの説明をしていた。(省略)
酒井「....一旦下がるぞ」
迅&嵐山隊「了解」
当真「うひーさすが迅さんイヤな地形選ぶぜ、射線が全然通んねーじゃん。
それに酒井さんがウザイな」
太刀川「全員まとまってるとなかなか殺しきれないな」
風間「しかも迅は風刃を一発も撃っていない、トリオンを温存する気だ。特に酒井さんが一番厄介だ」
奈良坂「後手後手だな」
菊地原「風間さん、こいつら無視して黒トリガー獲りにいっちゃダメなんですか?うちの隊だけでも」
風間「玉狛には木崎達がいる、ここで戦力を分散するのは危険だ」
菊地原「なるほど.....了解」
太刀川「三輪、米屋と古寺はまだか?」
三輪「....もうすぐ合流します」
太刀川「出水」
出水「はいはい」
太刀川「俺と風間隊と狙撃手三人は総攻撃で迅をやる、お前は三輪と米屋と組んで嵐山達を足止めしろ」
出水「了解」
風間「玉狛と忍田派が手を結んだということは、黒トリガー二つと本部隊員の三分の一戦力の上で完全に上回ったということだ。また酒井さんが忍田派と玉狛側に付いたのは一番不味い、黒トリガーの奪取はさらに緊急性が増した。失敗は許されないぞ三輪」
三輪「.....わかってます風間さん」
酒井陣営sit
迅「...酒井さん、すいません」
酒井「謝るな...迅。今回は流石に見過ごせない」
木虎「....分断してきそうですね、相手は」
嵐山「そうだな...どうしますか?酒井さん」
酒井「....各個撃破するぞ。俺と迅は太刀川と風間隊をやる、嵐山隊は秀次達の相手をしろ」
迅&嵐山隊「了解」
酒井「あと...俺の事は気にするな。....来たな、健闘を祈る...嵐山」
嵐山「はい、酒井さんと迅も気を付けて」
迅「任せとけ、嵐山」
酒井は太刀川達が分断させようとするのを逆手にとって、各個撃破をする作戦に移った。酒井と迅は太刀川と風間隊を嵐山隊は三輪達の相手をすることに決まった。
三輪「嵐山隊....なぜ玉狛と手を組んだ?玉狛は近界民を使って何を企んでいる?」
嵐山「正直よく知らないな、迅に聞いてくれ」
三輪「なんだと!?」
嵐山「近界民をボーダーに入れるなんて普通はありえない、よっぽどの理由があるんだろう。迅は意味のないことはしない男だ」
三輪「そんな曖昧な理由で近界民を庇うのか!?近界民の排除がボーダーの責務だぞ」
嵐山「お前が近界民を憎む理由は知っている、恨みを捨てろと言う気はない。ただお前とは違うやり方で戦う人間もいるって事だ。
それにこれ以上酒井さんを悲しませるんじゃない、酒井さんはこんな争いを何よりも嫌う人だお前達も分かっているだろ」
三輪「!?」
嵐山「納得いかないのなら迅と酒井さんに代わって俺たちが気の済むまで相手になるぞ」
出水「酒井さんの事は一先ず置いといて、さっさと戦ろうぜ。なるべく早く片付けて太刀川さんの所に加勢しなきゃなんないからな」
遂に始まった、迅&酒井&嵐山隊vs遠征部隊&三輪隊の戦い。乞うご期待
to be continued.....
今回はこの辺で終わりです。
補足ですが、酒井は現ボーダーが設立した4年前から派閥争いを見てきたので、彼は旧ボーダー時代には無かった事が起きた事で心に傷が出来たので、派閥争いには中立を保ち尚且つ仲介をするようになった。だから今回の争奪戦で片方に与するのは両陣営も予想外だったはずはず。
オリ主をもし何処かの部隊に入れるなら何処の部隊が良いでしょうか?(A級、B級問わずです)(締切 3月15日)
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太刀川隊
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冬島隊
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風間隊
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草壁隊
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嵐山隊
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三輪隊
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片桐隊
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二宮隊
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影浦隊
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生駒隊
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弓場隊
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王子隊
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東隊
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鈴鳴第一
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玉狛第二
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オリ主の部隊