それじゃ、始めにこれ打ちますかMジャマー定格起動
半径50メートル圏内での魔力減衰率98%基本的魔力使用不可能域になりました
Mジャマーキャンセラー起動
状態:アクティブ
「おー問題無し」
イプシロンを見つつ。スーツの形状維持も問題なさそうだ
Mジャマーは発動していても結界などのように可視化されないため基本ばれないチート兵器なのである
他には一応体内の魔力回路の封印も可能だけどそれは一時出来なものであって治すにはシドの魔力制御を今度教えてもら合わないと自分は完治はさせられない
魔力に関しては長らく調べてたけどやっぱり前世から訓練してる奴には勝てない
、、、、一体何してたんだあいつ?
「よし行こうか」
「ええ」
「ボスはどこです?」
あいつ勝手に1人で入ってるよ
「問題ないあいつは先行してもう行っている」
なんで足並み合わせられんかねぇ〜
どうせワクワクし過ぎて我慢できなかったのだろうけど
「私たちも行くわよ」
「な、なんだお前ら?!」
「なんでだ、なんでアーティファクトに魔力が流せないんだ」
「私たちはシャドウガーデン」
「知らんぞそんな名前」
「ぐあぁああ」
「聞いてないぞこんなのぉぉぉぉおお」
これは酷いやっぱり末端の団員はこんなものか、こいつらは情報もほとんど持ってなさそうだしいいか
「一番上の人間以外は生かさなくていい」
「いけデルタ。暴れろ」
「はいなのです。」
人数比的にはこっち側が圧倒的に劣勢だけどいかんせん相手の練度が低すぎるから圧勝しているな
Mジャマーも有効性はある程度あるな
「この階は終わったわ」
「了解お疲れ様」
「それじゃ、」
「ああ、半数はここの資料の回収をして残りは敵の殲滅を」
「あんたは?オプファー 」
「この拠点の一番強いのを拘束する」
オプファーってそれっぽいけど別にこれ日本語にしたらただの被害者だからな
なんで知ってるんだよあいつもこんな単語
これからシドの被害者にでもずっとなるのか??
これが現実になるとはセイジは一切考えていなかったがいずれなるのであった
「なぜだ。ここは主要拠点ではないにしてもある程度強いやつを集めているというのにここまで追い詰められる」
「オルバ様もうだめです表は全てやられました」
「貴様らは処分すべき書類を処分しろ」
「私はこの事知らせなければならない上層部に」
「貴様らも終わり次第脱出しろ」
〜その頃〜
「完全に迷子だ」
「どこだろここ。ノリで入ったからわからないや」
アジトに乗り込んだまではよかったが、雑魚ばかりで飽き飽きして、先回りしてボス倒そうと思ったらこのざまだよ。せっかくボスに遭遇したときの演出練習してきたのに。
しかし大掛かりな施設だ。今回は廃棄された軍事施設に盗賊団が住み着いた感じかな。
「貴様が一番強い者か?」
「誰だ貴様は?!」
「我らはシャドウガーデン闇に潜み闇を狩るもの」
「何が目的だ」
「目的は……ディアボロス教団の壊滅」
そういい血まみれの剣から血を落とした動作を見てもわかる
どうやってこれほどの実力を、この若さで得ることが出来たのか。嫉妬と戦慄に震えた。
だが、しかし、それ以上に驚愕すべきはやつの口から語られた言葉だ。
「貴様……どこでその名を知った?」
ディアボロス教団。その名はこの施設でも、オルバを含め数人しか知らない名だった。
「我々は総てを知っている。魔人ディアボロス、ディアボロスの呪い、英雄の子孫、そして……悪魔憑きの真実」
「な、何故それを……」
オプファーが言った言葉の中には、オルバですら最近知らされた内容もあった。外部に漏れるはずのない、決して漏れてはいけない極秘事項だった。
「ディアボロスの呪いを追っているのが貴様らだけだと思ったか?」
「くっ……!」
情報漏洩は許されない。
しかし目の前のこいつを殺し、情報を守る?
否、困難を極める。
ならば、オルバのすべき事は……生存。生きて彼女らの存在を本部に伝えることだ。
「それとは別に聞きたいが、貴様娘でもいなかったか?」
「こんなことをしていてもいいのか。」
なぜだ、なぜこいつは私に娘がいることも知っているんだ
「居たさ、たった1人の大事な娘が。だが教団に奪われもう生きているかもわからない。今更そんなこと考えったってどうなる」
「貴様は縋ろうとはしないのかその娘が生きているかもしれない可能性を」
「生きているはずがない、」
あら。結構意志が強いこと
これこっち側に引こっめかな、、
「こちらにつけば生きてまた会えるかもしれないぞ。その娘に」
「戯言をいうな貴様は知っているのか教団の闇の深さを」
「ああ知っているとも、知った上で言っているんだ」
「貴様、あれに抗う気か……」
世界には法では裁けない者がいる。オルバはそれを知っているし、自身もその末端にいると思っている。
利権、特権階級、そして裏の顔。
法の光は世界の端まで届かない。
オルバはその恩恵を得ながらも、さらなる上位者に踏みにじられ、砕かれた。
だからオルバは力を求め……そして敗れた。
「たとえ貴様が、貴様等が、どれほど強くとも勝てはしない。世界の闇は……貴様が考えるより遥かに深い」
だからこそ、オルバは言った。
忠告ではない、願いだ。この少年も無様に敗れ、総てを失い、絶望すればいい、そうあって欲しいと願った。そして、それが裏切られることを恐れた。つまらない嫉妬と羨望。
「ならば潜ろう、どこまでも」
少年の声には気負いもなく、気迫もない。ただ絶対の自信と、揺るぎない覚悟を感じた。
「容易くほざくな、小僧」
認められない。
絶対に認められない。
それはかつてオルバが目指し、砕かれたものだから。
そしてこの瞬間、オルバは最後の一線を越える覚悟を決めた。彼は懐から錠剤を取り出すと、その全てを飲み込んだ。
オルバはもう、自身が生き残れないことを悟っている。ならばせめて、この命を使って、教えてやろうではないか。
この世界の闇を。