スマイルプリキュアの人達にドラゴンボールの技を教えたら 作:プリキュア・ライオットジャベリン
あかね「この後少し巻きで行くか?」
やよい「その方がいいかも」
なお「フーちゃんの話が終わったら所々省略で行こう」
れいか「そう宣言して省略できてないことが何度かありましたが·····」
細かいことは気にしないの、れいか!それでは、どうぞ〜〜!
「······ちょっと待って。坂上さん、それってファストパス?」
「え?·······あ、うん。最初は行くって口車に乗せられたんだけど、結局行きたくなくなっちゃって······」
「あぁ〜でもったいないから私達だけでも行くねって行っちゃったのか········でもだとしたらもうそろそろ向こうも終わるんじゃない?」
「あ、あぁ!!そうだった!!待ち合わせ場所どこだっけ·······というかそもそも決めてないような······」
「はいーーー!?」
オイオイオイオイオイオイ!そりゃあないだろ!待ち合わせ場所決めてなくても大丈夫なのは俺たちみたいに気の感知できる奴だけだって···の!!
「本当に決めてないの!?」
「う、うん。多分·······決めてたとしても今覚えてないよ····」
「······そこはみゆきの勘で分からない?」
「え?あぁ······決めてないっぽいね。それに出てくるまでまだ20〜30分はかかるよ」
おぉ〜それなら良かった。なんとかなりそうだ········
「勘······?え?どういうこと?」
「あぁ······そっか。坂上さん······ううん、あゆみちゃん、私はね、すごく勘が鋭いの」
「そういうこと。ブラックジャックとかポーカーとかほぼ負けなしだったもんな〜〜」
さすがに、この大勢の中でプリキュアのことは話せない。戦闘のことに良く勘を使うけど、それ以外はあんまり使ってないかもね。ぱっと思いつくものなら。
「へぇ~、じゃあ私の好きなものは分かるの?」
「·······プリキュアでしょ?」
「!!·······じゃあ住んでる場所は?」
「横浜」
「·······信じるよ、みゆきさんの勘。じゃあどこ行く?20分しかないんでしょ?」
良かった、信じてくれたみたいで。まぁあれぐらいなら俺でもアニメ知識あるから行けるかな。まぁプリキュアが好きかどうかはすぐには思いつかなかっただろうけど。さすがみゆきちゃん。
「そうだな〜アクアトピア、マーメイドラグーンのアトラクションなら色々?」
「アラビアンコーストでもいいけど·······あゆみちゃんはどこ行きたい?」
「········どこが乗れるの?勘で分かりそう?」
「え、あぁ~ちょっと待ってね」
あゆみのやつ、みゆきちゃんの勘をすぐ使いこなしてる·······道具じゃないからね、みゆきちゃんの勘は。そこは勘違いしないで。
「まぁもちろんファストパス必要なのは除外だろーな」
「······えぇ~と、このビッグシティヴィークルってやつと、このトランジットスチーマーライン、キャラバンカルーセルぐらいかな」
「それぞれどんなアトラクションなの?」
「トランジットスチーマーラインは船だね。パーク内に三つ駅あるからそこを移動したり、一周して帰ってきたり。キャラバンカルーセルは見た感じメリーゴーランドっぽい」
「ビッグシティヴィークルはなんか車に乗って回るっぽいけど······どれがいい?」
正直言って20分は短い。三つしかアトラクション候補がない。でもあゆみはこの質問に即答してみせた。
「この中ならトランジットスチーマーラインかな。船好きだから。でも·······」
「一周するとなると、ちょっとギリギリだね。こうして話している間に時間過ぎちゃったから」
「わざわざアトラクション乗る必要なくないか?ちょっとお茶してゆっくりしたり店回ったりするのもいいと思うよ」
「!·······そうする。二人とも、ありがとう」
「大丈夫だよ、ちょっとそのフーちゃんについて聞きたいし」
「!?・・・・・俺も問題ないぞ。中学生女子を一人にするわけにはいかないからな」
みゆきは強いから全く問題ないけどね。素で戦闘力20超えてるもん。てかフーちゃんについて聞きたいって・・・・・・・もしや。
「大丈夫。フーちゃん、ついてる」
「ふふふ、うん、ありがとね」
「「もう喋れんの!?」」
あ、ハモった。ってんなことはどうでもいい。もう喋れんの?マジで!?
「あ、うん。喋れるよ。昨日の午後くらいからかな」
「そっか・・・・・あ、時間なくなっちゃうから、行こう?ここはコース料理っぽいから・・・・・・行くならここかな」
「OK.じゃ、行こう」
《MaxHeartに許可は取った。話すべきだと思う、フュージョンのこと》
《・・・・・・・・キュアエコーは?どうなるの?》
《ねぇ、覚醒させる必要ある?私、こんなに今強いんだよ?多分NS3の拘束なら私、自力で破れるし、ウルトラキュアハッピーなら全員の浄化はできるから。・・・・・・・一般人を戦闘に巻き込む必要なんてあるのかな?》
その場所に向かっている間、あゆみちゃんはフーちゃんと話し始めたので、その間にみゆきちゃんが話しかけてきた。
《・・・・・・・そこ言われると弱いなぁ・・・・・キュアエコー、かなり前世好きなプリキュアだったけど、諦めるしかないか・・・・・・・》
《竜星くん・・・・・・》
みゆきちゃんと俺はつい前を歩くあゆみちゃんを眺めてしまう。でも、NSのできごとがあるからこそ、あゆみは人として成長することはできると思う。もちろんない方がいいんだけど、あったからこそ精神面で成長していく、とか考えると、あってもいい気もする。
でも、ないならないで、横浜での騒動はなくなるし、住民の避難もさせなくてよくなる。ルージュ達やフレッシュ達の世間バレも防ぐことができるかもしれない。
バラした方がいいか、なんて誰にも分からない。
《できるかな・・・・・・・フーちゃんが加害者にならずにエコーにならせること》
《え?・・・・・・みゆき、ちゃん?》
どういうこと?もしかして?
《竜星くん、他の人や物に被害を出さず、エコーを誕生させればいいんだよね?》
《え?あ、何の話?》
《エコーの覚醒の話。でもそれってさ、『フーちゃん』がきっかけである必要、なくない?》
ん?ちょっと待って。全く話が見えてこないんですが。もしかして俺よりも頭良くなっちゃいました?みゆきさん。
《友達を守りたい、大切なものを守りたいって思った時に発生するわけでしょ、プリキュアになるの》
《うん、まあそうだけど》
《フーちゃんが最初から仲間でもいいんじゃないかな。今、フュージョンの破片が横浜に散らばってるでしょ?遅かれ早かれフーちゃんがいなくても再び集まってたと思うの。それで、新しく竜星くんのアドバイスで友達、できるでしょ?あゆみちゃんに》
!!!・・・・・・・・・話が読めてきた。つまり、その過程であゆみちゃんにその友達を守ろうとする思いでプリキュアになる、と。確かにわざわざフーちゃんを敵に仕立て上げる必要はない。
《なるほど、理解した。それで行こう。フーちゃんのことを話すときは念話でね。もちろん自分がキュアハッピーであることも明かすでしょ?》
《うん!もちろんそのつもりだよ》
《おっけ》
お店に入り、3名であることを伝えて、中に入る。みゆきちゃんが話して決まったことをMaxHeartの三人も含めて今不思議図書館の外にいる全員に伝えている間に壁に書かれているものからメニュー選びをする。
「サンドイッチ系は全部高いなぁ・・・・・・・スープとかフライドポテトなら行けそう・・・・・・」
「ねぇあゆみちゃん、半分こしない?サンドイッチ」
あれ?もう伝え終わったの?早くない!?·······大方、みゆきの勘への信頼度がカンストして起きた現象だろーな
「え!?・・・・・いいの?」
「うん!私もサンドイッチ食べたいし(勘であゆみちゃんが食べたいのは分かってて、私も同じだからこそできる提案。さすがにもう竜星くんにおごらせるわけにはいかないしね・・・・・・・)」
早速仲良くなってやがるな・・・・・・・・・さすがエコーとハッピー、といったところか。
「じゃあ俺が払っとくから、先に席取っといで。代金は後で頂くから」
「あっ、じゃあメニューはこれでお願いします。みゆきさんもこれでいい?」
「うん、私も同じだから大丈夫だよ」
「りょーかい、頼んどく」
俺にも敬語じゃなくていいんだけどな・・・・・・・まぁ無理されても困るから今のままでいっか
★
私はみゆきさんの案内で開いている席までたどり着き、座る。・・・・・・いい景色だな~
「ねぇ、あゆみちゃん、そのフーちゃんって、いつ、出会ったの?」
「あゆみとは、二日前に出会った」
「フーちゃん、ちょっと今周り人多いからブレスレットのふりしてて。お願い!」
「あゆみの頼み、分かった」
ふぅ~、良かった~ フーちゃんはいい子だね、ちゃんと言うこと聞いてくれて。
「・・・・・・・会って二日でその知性、か・・・・・・・・ねぇ、そのフーちゃんの正体って、知ってる?」
「正体・・・・・・?」
「うん。普通、こんな生き物どこにもいないでしょ?」
「あぁ・・・・・」
言われてみれば。そんなこと考えたこともなかった。単なる不思議な生き物、としか・・・・・・・
「その様子じゃ分かんないっぽいね」
「うん、ごめんね」
「全然大丈夫だよ。知ってると思ってないから《実はその正体のことについて話があるんだ。聞いてくれる?》」
・・・・・・・え?今、みゆきさんの口、動いてないよね?なんで声が聞こえるの・・・・・・?
《あ、ごめん。これね、念話って言うの。気で身に着けられる技術の延長だよ。あゆみちゃんもそこに応じる形で話しかけてみて》
《えっと・・・・・こう、でいいのかな?》
念話・・・・・・・多分竜星さんもできるってことだよね?それにしても空を飛ぶだけじゃなくてこんなこともできちゃうんだ、気って・・・・・・
《うん、聞こえるよ!念話にしたのは外に聞こえないようにするためなんだけど・・・・・・・横浜に引っ越してきたならこの前の騒動のことは知ってるよね?》
《この前の騒動・・・・・・あの怪物のこと?確か名前は・・・・・・》
《フュージョン。私達が倒した後もまだそのかけらが残ってるの。気の性質的に似てるから多分それは・・・・・・・》
《!!・・・・・・フーちゃんが、フュージョンのかけら!?》
うそ・・・・・・・・そんなことが・・・・・・・いやでも、確かにそれなら説明はつくけど、色が全然違うし、何よりフーちゃんがあんな悪者のはずがないよ・・・・・・・・?ちょっと待って。今、『
「お待たせ~~!持ってきたよ~」
「あ、竜星くん!今例の話してたところ!」
「うん、知ってる。聞いてたから」
「え?聞こえてたって・・・・・・」
あれ、二人だけの会話じゃなかったの?まさか他の人にも・・・・・・
「ラジオの周波数みたいなものだよ。みゆきちゃんと坂上さんが念話している周波数を探して聞くことができるの」
「そういうこと。それに今の会話は竜星くんが会計終わったと同時に私が繋げたから」
「なるほど・・・・・・」
そもそも他の人は気が使えないから周波数を探すことすらできない・・・・・・・確かに他の人に聞かれるようなやり方をこの人達がするとは思えない。・・・・・・・あ、そうだった。みゆきさんがプリキュアかどうか確認しないと・・・・・・・でも普通の会話じゃ聞けない・・・・・・
「あ、念話に戻してほしいんだけど・・・・・・・みゆきさんに聞きたいことあって・・・・・・」
《あぁ、ごめんごめん。いいよ。何?》
《あの、みゆきさんってキュアハッピーですか?》
《!?・・・・・・・お前、もうそこまでたどり着いたのか?プリキュアだってことは分かってもなぜ・・・・・・》
え、いや、あの、だって、竜星さんとここまで仲がいいってことは多分最初の方に合流したスマイルプリキュアでしょ?その中でみゆきさんに当てはまるのと言ったらキュアハッピーぐらいしか・・・・・・・
そう二人に伝えると、驚きが返ってきた。
《すご~~い!よく分かったね!!》
《まぁ、プリキュアファンだからな、あゆみ。これぐらいは答えちゃうか》
いや、竜星さんは驚きじゃなくてそれもそうか、という感じだった。
目の前にキュアハッピーがいる・・・・・・!!すごい!私、今プリキュアに会っているんだ!夢みたい!でも、フーちゃんとは・・・・・・・・
《それで、見た感じそのフーちゃんはかなりあゆみちゃんに懐いてるから、無理に放そうとはしない。だけど、これだけは忠告させて》
《おい待て。念話なんだから食べながらでいいだろ。時間なくなっちゃうぞ》
《あ、そっか・・・・・・・で、フーちゃんは力を持ってる。小さく見えてても、横浜の街にいる時に、周りから他のフュージョンのかけらを呼び寄せれば、横浜の街を滅ぼせるぐらいの力を持つことができちゃう》
!?・・・・・・・・・・そっか。フュージョンのかけらってことは、そういうことになる、のか。
《だからこそ、そのフーちゃんが暴走しないようにきちんと見ててほしいの。多分、そのフーちゃん、あゆみのためだけを思ってるから、あゆみちゃんが少しでも『学校なんていらない』とか、『◯◯なんて消えちゃえばいいのに』とか思ったら········》
《·········実際になくなってしまう危険性がある》
《そう。そこまで思わなくても、例えば犬とかあゆみが怖がっていたら消してくる可能性がある。あゆみのためだ、と考えてね》
!?········この前は寝てたから怖がらずに済んだけど、もしあの時、犬が起きてて私に吠えてたら·······考えただけでもゾッとする。先にこの二人に会えて良かった······
《あゆみちゃん、多分そのフーちゃんはあゆみちゃんのそばに置いておくのが一番安全だと思う。だから、約束してほしいの。今言った点を踏まえて、きちんと管理すること。できる?》
《·········できない、と言ったら?》
《今この場で浄化してあの世に行ってもらうしかない。ハッピーは今現在、全プリキュア最強。本気を出せば地球より大きな海王星や天王星まで一撃で軽々と破壊可能だ》
《あはは·······そんなこと絶対にやらないけどね》
軽々と破壊可能って········そんな力持ってたらフーちゃんなんか一溜りもないよ·······できないって言ったらそうなっちゃうのなら、できるって言うしかないけど······・・・・・・怖い。自分の選択で横浜の街を危機にさらしてしまうかもしれないってことが······
《怖い、よね》
《え?》
《ごめんね、いきなりこんな話して。一応私の勘だと今こうして伝えたことによってフーちゃんが暴れ出す確率はすごく減ってるからこのまま任せてもいいんだけど········まだ5%あるから、フーちゃんを説得できるか少し怖くて·······》
5%········低いのか高いのかよく分からないけど、なんかの本で読んだけど、ある特定の人と隣の席になる確率がこれぐらいだったような·······決して安心できる数字じゃなさそう
《なぁ、事前に通告しときゃあいいんじゃねぇか?そういう行動を起こす場合は私に事前に確認とってね、って》
《!!···そう、それだよ!竜星くんナイス!今のでほぼ0%になった!》
《ふふふ·····なんだか怖がってるのがおかしくなっちゃった。そうだよね。自分のことをよく聞いてくれるなら、確かにそれが一番かも。ありがとう、二人とも》
この後、二人と仲良く談笑しながらメニューを完食、代金もきちんと竜星さんに戻して、店を出た。
はい、とりあえずここまで来ました!!次回はまた二人に戻ります!!デート回、いつ終わるんだろうか・・・・・・・
ちなみに、今回来た店は『ニューヨーク・デリ』という店です。2012頃のメニューなんて出てこないので、そこはご愛嬌。
100話記念!お気に入りキャラをどうぞ!アニメではなくこの小説内で!あ、セリフ多い人のみにします!
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孫竜星
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星空みゆき/キュアハッピー
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日野あかね/キュアサニー
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黄瀬やよい/キュアピース
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緑川なお/キュアマーチ
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青木れいか/キュアビューティ
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夢原のぞみ/キュアドリーム
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夏木りん/キュアルージュ
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春日野うらら/キュアレモネード
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花咲つぼみ/キュアブロッサム
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来海えりか/キュアマリン
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キャンディ
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佐々木なみえ(担任の先生)
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ウルフルン
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アカオーニ
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マジョリーナ
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調辺アコ/キュアミューズ
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北条響/キュアメロディ
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南野奏/キュアリズム
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四葉ありす