スマイルプリキュアの人達にドラゴンボールの技を教えたら   作:プリキュア・ライオットジャベリン

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やっと始まりました。第一回メタ会議、ヒロイン決定戦!

正直、書いている自分自身でさえ、誰に決まるのか全く想像が付きません。その場でキャラを動かして書いているので。

追記:この話書き終わったあとに書いてます。最後にヒロイン承認アンケートあるので、アンケート入れる方はこの話は読み飛ばさないでください。そうでない方は読み飛ばしても構いません。アンケートはこの話にのみ設置します。

それではどうぞ!


閑話 メタ会議 ヒロイン決定戦

「それでは、第一回メタ会議、ヒロイン決定戦を行いたいと思います。それでは、現在のアンケート結果です」

 

スクリーンのところにアンケートの結果が映し出された。それぞれ、れいか以外の4人が見入る。

 

1位 みゆき     12票

2位 あかね、れいか 11票

4位 やよい      9票

5位 なお       6票

 

「私が最下位か〜」

「私が一位·····」

「嘘やろ!? なんでウチが2位やねん!」

 

あかねはどうやらこんなに順位が高いとは思ってなかったようで、ぎゃあぎゃあ叫んで驚いている。とりあえず落ち着こうか。

 

「出番が多いからじゃない?私は途中まで、れいかちゃんやみゆきちゃんといい勝負してたんだけど······」

 

そこでちょっと残念そうにやよいがあかねに理由を推測して話す。あぁ、そういえばお前も竜星に恋心抱いているんだったな。

 

だが、まとまらなくなってきたので、れいかが裁判にあるあの叩くやつ*1を叩いてみんなを黙らせる。

 

「皆さん、まだ会議を始めたばかりなので静かにしてください。それでは、5位から順番に主人公、孫竜星さんへの気持ちを述べてみましょう」

 

((え!?))

(う、うそ!自分の気持ちを述べないといけないの!?どうしよう、は、恥ずかしいよ·····)

(私は······4位。下から2番目。大丈夫。これなら心置きなく自分の気持ちを話すことができる)

 

恋心を抱くみゆきとやよいがまっさきに反応し、二人とも少し顔を赤らめる。しかし、それぞれの思惑は少し違うようで、やよいは少し落ち着いてむしろ吹っ切れているようだ。

 

「正直にお願いしますね。後悔のないように。それではなおさんから」

「あたしは〜う〜〜ん、単なるクラスメートって感じかな〜 いつも何かしらやらかしがちなあかねをセーブしてくれるから、その部分では感謝しているけど·····」

「ちょいまちや。ウチ、そんなにやらかしがちか~?なぁ?」

 

みんながコクリとうなずき、あかねは少ししょげる。

 

「だってほら、初回で思いっきりふざけてたでしょ?」

「私なんかからかわれたよ」

「うん。私も緊張解してくれたのは嬉しかったけど、もうちょっとやり方っていうものがあると思う····」

 

口々にあかねのやらかしたところを挙げていく3人。さすがに事実なのであかねもこれに関しては何も言えない。

 

「う、それは·····そうかもしれへんけど·····で、でもそこだけやん!」

「いえ·······みゆきさんが転校する前から何度かやらかしていますよ。やよいさんが3回も泣いているうち、2回はあなたが原因を作っているんですからね?」

「う·····そのたびに竜星には叱られるんよなぁ~」

 

周りに苦笑が浮かび、話を戻すようになおのことを見ると、なおは頷いて続きを話す。

 

「でも、それぐらいかな。特に何かあるわけじゃあないし。それに私5位だから、ヒロインとしては微妙な気がする·····みゆきちゃんとやよいちゃんが気に入ってるらしいし、そこに入るのは流石に、ちょっと·····」

 

みゆきとやよいは始まった時からずっと顔を赤らめっぱなしだ。他の3人は反応はほぼ一つ。そりゃそうだろう、という頷き。

 

「なるほど、今はなんとも、なるとしてもこれから次第、むしろ今の状態からは入りたくない、ということですね。・・・・・・・・・・分かりました。では、次に移りましょう。やよいさん?」

 

視線がなおからやよいに映る。少しやよいは緊張しながら返事をする。

 

「は、はい!わ、私は・・・・・!」

「やよいちゃん、もっと落ち着いて話しなよ。早口になってるよ、いつものやよいちゃんのままでいいんだよ?」

 

れいかがやよいの背中を優しくさすりながら声をかける。

 

「やよいさんはもっと体の力をぬいていいんですよ?公開の内容にしてほしいので・・・・・・あら?新しい情報が追加されたようです。みゆきさんが1票増えました」

 

1位 みゆき     13票

2位 あかね、れいか 11票

4位 やよい      9票

5位 なお       6票

 

「え?また私!?」

「人気やな〜みゆき。」

「え、あ、ありがとう・・・・・/// でも、今はやよいちゃんが話す時間でしょ?続き聞こう?」

「せやな。やよい、ええで。」

「あ、うん。ごめんね。少し緊張してたみたい。ふぅ~、みんなありがとう。じゃあ改めて。私はみゆきちゃんが来る前は、ちょっと憧れ程度だったの。この前あかねちゃんにからかわれたときも助けてもらったし」

 

みんながあかねの方を向く。呆れた目をしながら。あかねはしどろもどろに声を発する。

 

「い、いや〜、やよい、堪忍な。つい、調子に乗ってもうて、うっかり·····アハ、アハハ」

「別にもう気にしてないからいいよ。でも、プリキュアの話聞いてたってみゆきちゃん達に報告したあと、あかねちゃんに勝手に連れてかれたのは忘れてないからね。私だって竜星くんと一緒にいたかったんだから」*2

あ・か・ね?

 

みゆきが目を丸くしていて、なおはあかねを悪いことをした弟や妹を見るような目で見ている。隣なので、右手に拳を作って若干脅している気迫があかねには強く感じられたのだろう。あかねは恐れおののいてしまっている。れいかはことの成り行きを見守るような感じである。

 

「え、いや、それは、みゆきが喜ぶと思うて·····なあ?」

「私は〜あの時は確かにびっくりしたけど、でもその後は二人の時間を過ごせて嬉しかったよ」

「ほら、言ったとおりやんか」

「でも、やよいちゃんにはきちんと了承取ってからにしたほうがいいよ。やよいちゃんはそういうのが鈍感ってわけじゃないんだから、ね?確かにやよいちゃんはまだいたかったのかもしれないけど、その場合でも私は一緒に帰れたから。やよいちゃんは家庭科部だったらしいし、その日」

「う、すんまへん。次からはきちんと確認しますぅ」

 

その言葉を聞いたやよいは優しくニッコリと笑う。

 

「反省してくれたなら私はいいよ。どうやらみゆきちゃんとの関係が進むのは必然っぽいらしいから」

 

あかねはその言葉を聞いてホッとしたようだ。

 

「少し話がずれてしまったようなのでもとに戻しましょう。やよいさん?続けてください。」

「うん、分かった。·········あれ、どこまで話したっけ? あ、そうだ。助けてもらったところまでか。じゃあ続き話すね。それで、他にもグッとくるエピソードがあってね。それが、『第二話(2) やよいも舞空術を習いたい』を見れば分かるんだけど、私の心の傷を癒やしてもらって。その時に手をつないでもらって、竜星くんのことが好きになったんだけど・・・・・・・・でも、私は、ヒロインはいいかな」

「なんでや?ヒロインなりたいんならなればいいんやないか?」

 

やよいは首を横に振る。この話が始まってから、なおが話している間も、やよいは考えていた。この小説の第2話の自分が知らないところをその間に読んで、そのうえで今の自分の状況を·······そして下した結論がこれだった。

 

「ううん、確かに私は竜星くんのことがその時に好きになったけど、あかねちゃんがみゆきちゃんと竜星くんを二人きりにして、二人が一緒に帰って、修行して、あかねちゃんに一緒に特訓をつけて、アカンベェとの戦闘をして。竜星くんはそのうえにかめはめ波でみゆきちゃんを助けたんでしょ?まぁ、竜星くんならあそこに誰がいようとそうしていたんだろうけど、お姫様抱っこまでやられて・・・・・・・・今から竜星くんの相手を取ってかわるのは自信ないし、みゆきちゃんよりもいい彼女になれる自信もない。だから······いいかなって」

 

この理由では、やよいが竜星くんと一緒になるのに諦めるための理由を探しているように、れいかは感じた。

 

「・・・・・・・一応自信がない理由を聞いてもいいでしょうか?」

 

だから、こう聞くのは当然のことだった。

 

「今日、今になって私気づいたの。竜星くんのことは好きだけど、心のどこかでみゆきちゃんと竜星くんが結ばれるのを簡単に受け入れている自分が。それで、私は竜星くんを好きなはずなのに、諦めたくないって思っているはずなのに、なんで·····受け入れちゃったのかなって、考えたの。・・・・・・・・そしたら、分かったよ。私、竜星くんに憧れているんだってこと」

「憧れ・・・・・・?」

 

なおがやよいが発したその言葉を聞き返す。憧れ。好き。この二つは紙一重の感情ではあるが、やよいは今の自分の感情を『憧れ』だと解釈したようだ。

 

「そう、憧れ。推しのアイドルとかがどこかと結婚したりすると、ファンは悲しむけど、受け入れるでしょ?それと同じなんだって気づいたの。沈んでた私を一つ一つ丁寧に言葉で包んで助けてくれた。自己紹介の時も私を心配してくれて助けてくれた。助けてもらってばっかりでね、竜星くんが眩しくて、ずっと前に、上に、いるような感じで・・・・・・・」

「なるほど、それで自分よりもずっと上の存在である竜星くんと、恋人として付き合う自信がない、と」

「うん、そういうこと。向こうの気持ちもみゆきちゃんに向いているみたいだし、どうしても対等の立場として竜星くんを見れないの・・・・・・だから、みゆきちゃんに私は任せる。竜星くんが好きなみゆきちゃんになら、私の大切な友達で、同じ物語系が好きなみゆきちゃんになら、憧れではなくて対等な立場でもう既にプリキュアとして活躍しているキュアハッピーになら、竜星くんを任せられるの」

「やよいちゃん······」

 

やよいは考えに考えている、この数日間。みゆきと竜星の距離はあかねの練習試合が近づくにつれどんどん縮まっていくものの、一歩踏み出す勇気がないやよいとは進展がない。それに対して登下校中や家の中で自分の考えをまとめた結果、このような結論にたどり着いた。今更決意を変えられない。

 

それに····4位。アンケート結果が下から2番目。この結果はやよいの気持ちをさらに後押しさせた。みんな、みゆきちゃんと竜星くんが一緒になるのを楽しみにしている。自分の方を楽しみにしてくれている人もいるけど、みゆきちゃんなら大丈夫だって言える、と。

 

対するみゆきも、もしこのやよいちゃんの相手が竜星くん以外であったのなら、かける言葉、かけられる言葉はあった。ただ、今の言葉は自分に向けられていて、相手は自分の好きな竜星くん。いくら相手が友達であるやよいちゃんであろうとも、好きな相手は譲ることができない。

 

ただ、やよいちゃんの言葉を全面的に受け止めて、やるならやるで、やよいちゃんの気持ちも含めて竜星くんといよう、と決意する。

 

「みゆきさん、話したい気持ちがあるのは分かりますが、きちんとその場を設けますのでもう少しお待ち下さい。では、やよいさんもヒロインにはならないということでよろしいですね?」

「うん、それでお願い」

「では、次は私とあかねですね。まずあかねさん、お願いできますか?」

 

まずあかねから。その次にれいか。みんなはあかねの話を聞こうとそちらを見る。

 

「分かった。ウチは竜星のことについては、『友達』としてしか見てへん。もしウチが1位やったら少しは考えたかもしれへんけど······そうやないねん。だから、ヒロインはウチにとっちゃ、なしな。どうやらウチは公式でお相手いるみたいやし········まあでも友達·····いや、今はもう親友やな。としてはずっといるから、そのつもりでな。投票してくれた人には、堪忍やで。··········ウチとしても親友と友達の恋は応援したいから」

 

そうウインクする。話が終わったと気づくとれいかに視線が行く。

 

「分かりました。では、次は私ですね。

 

実は一時期現在1位のみゆきさんと同率だったので少しヒヤヒヤしてましたが、このような結果になってよかったです。私もなおと同じで現在の時点では少し話す程度であまり親しくはないので、これから次第ですね。まあ、ヒロインは奪い取る気はありません。もうすでに決まっているようなものですし。それに、私がヒロインの小説はこの小説とは別の小説にもう既にありますから。

 

それでは最後にみゆきさん、お願いします」

 

れいかが言い終わり、自分に視線が向くのを感じて息を呑むみゆき。緊張する心を必死に抑えながら、やよいちゃんに感謝をしながら言葉を紡ぎ始める。

 

「みんな、ごめんね。ありがとう。私はプリキュアに初めてなったときに助けてもらってから、ドキドキすることが何回かあって·········特に、あかねちゃんに竜星くんと二人きりにされてからはドキドキする頻度が上がって·····今ではもう自分の気持ちに気付いてる」

 

みんながゴクリと息を呑む。

 

私、竜星くんが好きなの。

 

あかねは微笑ましい目で。やよいは託すような目で。なおとれいかは分かってたよとでも言うような目でみゆきを見る。ほぼ、答えは決まっているようなもの。

 

「それに気付いてからは、もう気持ちを消すことができなくって。私、1位じゃなかったらどうしてたか自分でも本当に分からない。だから、私に投票してくれた人、ほっっっんとうに、ありがとう!

 

目に涙を浮かべながらカメラ(?)を見て微笑む。満面の笑みで。もしキュアハッピーのファンであれば、星空みゆきのファンであれば、間違いなくオチるっていうほどの笑顔。しかもそこに涙が加わって、仮にみゆきが一番でなくても、オチる、というような有様である。

 

「そして、みんなも。あかねちゃん、あの時、二人きりにしてくれてありがとう。あれがなかったら私、多分こんなに早く自分の気持ちに気付けなかったと思う。········でも、やよいちゃんには耳打ちしてからのほうが良かったとは思うかな。ふふ、あかねちゃん、応援してくれてありがとね」

「気にせんでええで。やよいの件はホンマに堪忍な」

 

やよいの方を見てもう一度手を合わせて謝るあかね。それにやよいはもう大丈夫とでも言いたげな笑顔で手を振る。

 

「なおちゃんとれいかちゃんは、私に配慮してくれてるみたいで·····」

「友達の好きな人を自分が好きなわけでもないのに横取りするわけないでしょ〜」

「そうですよ、みゆきさん。なおの言うとおりです」

 

二人とも自己紹介のときに見た格好でそのセリフを発する。ただしその目は微笑ましいものを見る目。そして友達を見る目。温かい眼差しでみゆきに二人とも微笑む。

 

「そして······最後に、やよいちゃん。ありがとう。ほんっとうにありがとう!やよいちゃんには本当にこの言葉しかない。譲ってくれて········ううん。託してくれてありがとね。私、すっごく嬉しかった。やよいちゃんが私なら竜星くんを任せられるって言ってくれて。私·····」

 

そう言って嬉し泣きをし始めるみゆき。嬉しさと申し訳無さと感謝などが色々と混ざりあった涙を流す。

 

「本当に、ありがとう!」

 

とびっきりの笑顔でやよいに向かって微笑み、抱きつく。

 

「うん、友達なんだから当たり前でしょ?私が言ったことには一つも嘘がないよ。でも、もしモタモタしてたら、ぶん取っちゃうからね?」

「やよいちゃん……」

 

やよいは少しの間抱きついたままでいた後、体を放して、こちらもとびっきりの笑顔でみゆきに返す。

 

「ええもん見たな~」

 

そう言ってあかねまで泣き始める。

 

「ちょっあかね?なんであんたが泣くの!?」

「仕方ないですよ。一番近くでこの恋の動向を見守ってたのはあかねさんなんですから」

 

しばらくすると、みゆきが決意が固まった顔をしてみんなの方を向く。

 

「だから、みんな、読者のみんなも。私がヒロインになっても········いいかな?」

 

あかね、やよい、なお、れいか、は全員賛同の意味を示す。そして、れいかは声を上げる。

 

「恐らく書いている途中は読者から答えは帰ってきませんから、これもアンケートで決めてはいかがでしょうか?もちろん、この話の後限定で」

「うん、そうする!」

 

みゆきは輝く目でみんなを見渡す。

 

「みんな、本当に、ありがとう!」

 

全員、自然と笑顔になる。こうしてひとまずヒロインはみゆきに決まったのだった。後は読者の承認を得るだけだ。

 

*1
ガベル、もしくはギャベルという

*2
第2話(3)参照




はい、みゆきちゃんになりましたね。まぁ、予想通りという方も多いのではないでしょうか。みゆきちゃんに決まって私も良かったです。それ以外に決まると展開が難しくなるので·······

あ、これから先も見てくださいよ?まだまだドラゴンボールネタはたくさんありますので。まだプリキュアメンバー誰も舞空術習得してないんですからね?

それに、みゆきちゃんに決まったから、他の奴がヒロインになって欲しかったからって低評価するのはお止めくださいね?


今回の名言:だから、みゆきちゃんに私は任せる。竜星くんが好きなみゆきちゃんになら、私の大切な友達で、同じ物語系が好きなみゆきちゃんになら、憧れではなくて対等な立場でもう既にプリキュアとして活躍しているキュアハッピーになら、竜星くんを任せられるの。ー黄瀬やよい

名言なら、こっち。ただ、みゆきちゃんの『好き』と告白する気持ちも入れようかと思ったけど、名言かと言われると微妙だからこっち。



アンケートは終了しました。ご協力、ありがとうございました。

ヒロインはみゆきに決まったけど、それでもいい?

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