スマイルプリキュアの人達にドラゴンボールの技を教えたら   作:プリキュア・ライオットジャベリン

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みゆき「UA5500超えたよ!読んでくれてありがとう!」
あかね「投票してくれた人もおおきにな!」
れいか「今回は少し短めです。それでは」

スマプリ全員『どうぞ!』


(6) 竜星、キレる

ついに、コンクールの発表の日。俺は今日は朝早く行って発表を見たいので、電車じゃあなくて、空を飛んで学校に向かう。

 

うぅ、少し寒いな。まだ4月だから高い場所では冬並みの寒さ。当然っちゃ当然か。·······あ、みゆきちゃんだ。

 

「みゆきちゃん?」

「あ、竜星くん!おはよう!」

「おはよう、いよいよ発表だね。」

「うん、緊張する〜」

「いや、あんたが緊張してどうすんだよ」

 

ちょっとした漫才をしながら、そこから歩いて学校に向かう。途中であかね、やよいと合流し、校門をくぐる。

 

朝から水やりをしているれいかにも声をかけて合流し、まず教室に向かう。本当はすぐに発表を見に行きたかったんだけど、れいかにカバンを置いてから、と言われてしまったから先にそっちに行った。

 

実はれいかは、水やりのため、朝早く来ている。しかし、早すぎたのかまだ発表の紙は貼られていなかったようだ。

 

そして、カバンを置いてから学年掲示板の方へ向かう。ここで、発表されるのだ。人だかりができているところをみると、既に発表されているらしい。さて、原作では努力賞だった肝心のコンクールの結果は·····

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佳作

 

 

 

 

うん、微妙。でも悪くはない。俺的には予想通りだし、原作よりは明らかにいい評価だ。

銅賞が成島、銀賞は知らないやつ。金賞は部長の蘇我。仕方ない。技術とか何もないんだから。むしろ画力だけでここまで行けたのはすごいと思う。

 

「佳作·····」

『佳作って·····なに(なんや)?』

 

あ、二人とも知らないのね、佳作って言葉。

 

「良い作品って意味です。入選してるようですね」

「それってつまり······」

「入選はしたけど、その中では一番下。金賞には遠く及ばなかったってことだ。まあ、技術なくて、努力と画力だけでここまで来れるのは素直にすごいと思うぞ」

 

みんなが一瞬黙った後、最初の一文に心を持ってかれたのか、やよいが言葉を口にする。

 

「四人とも、案出したり手伝ってくれたのに、優勝できなくてごめんなさい」

「でも、佳作だって凄いと思うよ!」

 

やよいが少しネガティブになり始めると、そのネガティブ思考を止めるようにみゆきちゃんがポジティブな声をかける。

いや、佳作だってすごいって、そりゃあそうだけどあんたさっきまで佳作って単語知らなかったよな?

 

「そや!ウチはやよいのポスターが一番輝いて見えんで!」

「ええ。佳作だって入選はしてるんです。決して悪い結果ではありませんよ」

 

原作と違うところは、ここに俺とれいかがいることだろうか。まさか、れいかがこんなに早くプリキュアメンバーに仲間入りしてくるとはなぁ。

 

「みんな、ありがとう!」

「そんなの負け惜しみだよ」

 

誰だ、てめえ。(変なスイッチON) 負け惜しみだと?おいこら。もういっぺん言ってみやがれ!

そう思って振り向くと、誰かいた。こいつは確か····部長の蘇我ってやつか?それと後ろに取り巻きが数人。続いて蘇我は言葉を発する。

 

「誰が見ても蘇我部長のポスターが一番芸術的で優れているよ」

「そんなふざけたポスターと比べられちゃ困るよ。」

 

あ?最初の発言はいいぜ、事実だからなァ~、だがよォ~、今、“ふざけた”って言葉が聞こえたのは気のせいかァ?てめえ、何様のつもりだ。芸術の神様にでもなったつもりか?おい、しかも伝説の戦士プリキュア様に向かってなんて言葉飛ばしとんじゃい、コラァ?*1

 

「こんなのでも佳作になるなんてこの学校も落ちたね」

 

プチン

 

今、体の中の何かが切れた。戦闘力が高ければ、超サイヤ人になっていたであろう怒りを感じる。学校中がかすかに揺れる。震度1ほど。もちろん、感じる人はほぼいない。

 

「な、なんてこと!」

「ちょっと!あんたらなんやねん!」

「そうだよ!やよいちゃんだって一生懸命頑張って描いたんだから!」

 

おい、貴様ら、いい加減にしやがれ

 

小さな声で呟いてキレる。やよい達は俺がマジギレしてるのには気づいてない。・・・・・いや、れいかは気づいてるな。

みゆきとあかねが先だって蘇我達に反論するものの、やよいは蘇我の発言に少し思うところがあったのか、手を絵の方に伸ばしながら二人にこう言った。

 

「やめて、二人とも。もういいの。」

 

やよいが絵をビリッと破き、その場から逃げようとする。が、やよいが逃げようとするのを俺が静かに手を前に出して止める。

 

「孫くん?」

 

やよいがこっちを見てくるが、俺は視線を向けるだけで、やよいの視線を無視して、目の前の絵を侮辱した奴らを睨む。

 

いい加減にしやがれ、てめえら。

「なに?」

「ちょっと、竜星くん!」

 

みゆきがなんか言ってるがもう知らん。もう、何か言ってやらないと気がすまねえ。

 

「てめえらの目は節穴か?確かにテメーの絵の方が芸術的だろうな。それは正しい。だが!!こいつ、黄瀬やよいはずっと今まで趣味で絵を描いてきた。誰からも学んじゃあいねえ。その状態から()()()2()()で佳作まで来たんだぜ。この意味がわからないわけないよなァ?芸術的な部長さんよォ?」

「!」

 

流石だな、れいか。俺の言ってる意味が分かったようだ。そしてこの部長もバカではないらしい。みゆき達や取り巻き達は全く何のことを言ってるのか分からないという顔をしているが。

 

「フン!何言ってるんだ?馬鹿か?こいつ!」

「お、おい!」

 

馬鹿はお前だよ、取り巻き野郎。状況を理解せずに思い込みでやよいを罵倒するこのビチクソどもがッ

 

「言ってること分からねえみたいなんで、しょうがねぇから説明してやるぜ。技術がなくて佳作まで上り詰めたんだ。いったい技術があったらどこまでの成績になってるんだろうな?」

 

さっきまで分かってない顔をしていた取り巻き含めて、向こう側の全員が息をゴクリと飲む。さすがにみゆき達も含めて全員が気付いたようだ。初参戦で佳作まで行けるやよいのすごさに。

しかし、このまま黙ってるのはプライドが許さないのか、はたまたここで無様を晒すのは嫌なのか、蘇我の取り巻き達は声を発する。

 

「ハ、ハハ、何仮定の話してるんだ、馬鹿じゃないのか?」

「そうだそうだ!」

 

まだ強がりを言ってくる。お前ら、気付いたようで実は気づいてなかったんだな。蘇我部長は顔が青白い。止めたくても止められないようだ。

 

もうこんな奴らにこれ以上やよいの凄さを説明する価値もねぇ。ちょっと怖気づかせてやるか····

 

「フフ、いいのか?そうやって調子乗ってると」

 

そして前に出て、顔を近づけ、戦闘民族の本能と、気の圧を出して言う。さっきからの揺れは大きくなり、震度2程となる。

 

いつか足元掬われるぞ

「っ!」

 

蘇我は一歩後ろに下がる。とてつもない、この星の人間ではない威圧感。みゆき達もその威圧に身震いしている。

 

「お、お前ら、帰るぞ!」

「······あ、ああ」

 

そして蘇我部長とその取り巻き達は去っていった。ふぅ~、久しぶりにキレた。前世の記憶思い出したのが一年前だったら、今頃戦闘力もっと高いから、超サイヤ人になってたところだった·····

 

「りゅ、竜星くん!」

 

みんなが俺の方に駆け寄ってきた。そして、俺は何をしたのか今、改めて気付いた。

 

「あ·····ごめん。なんか勝手に口走っちゃって·····」

「ううん、ありがとう」

「なんやすっごくかっこよかったで、竜星」

「うん、ものすっごくスカッとして気持ちよかった」

「私はあの発想の転換は思いつきませんでした。あんな考え方があるなんてびっくりです」

 

みんなが口々にほめてくれた。ちょっと照れくさい。

 

「褒めてくれてありがとう。でも俺は言いたいことを言っただけだぞ?元の世界では努力賞だったんだ。上がって良かったじゃんか。それに今回の主役はやよいだから」

 

照れくさかったけど、素直に誉め言葉を受け取りお礼を返す。でも、今回絵を完成させたのはもちろんやよい。そのことを告げると、みんなの視線が俺からやよいに移る。

 

「みんな、ありがとう。そして孫くんが提案してくれたおかげで佳作になれた。嬉しいよ、ありがとう」

「どういたしまして。······!!この気は!」

 

でかい気だ。アカンベェほどじゃないが、ウルフルンよりはでけぇ。アカオーニだな?

 

「竜星、どうしたんや?」

「敵が来た」

『!』

「ウルフルンより気がでかい。恐らく他の幹部だろう。」

 

チッ!今まで出てくるのは放課後だったから、完璧に油断してた。俺ら全員で急いで気のある方向に向かう。しかし、外に出たタイミングで、バッドエンド空間発動。皆がネガティブになり始める。これぐらいは想定済みだ。

さて、やよいとれいかは········

 

「黄瀬さん!」

「れいか!」

 

あちゃ、ダメだったか。まぁあかねが事前に伝えててダメだったから予想はしてたけど······

 

「案ずるな。やよいの方は必ず復活する!れいかはバッドエンド空間に耐えられるのはアニメでは先だ。まあ、早めにプリキュアの話伝えたから、プリキュア覚醒早まるかもしれんけどな。とりあえず二人は変身だ!」

『うん!』

 

と話しているところに、アカオーニが言葉を発する。

 

「ウルフルンから聞いていたオニ!二人が、プリキュアオニ?」

「そうだよ!あなたは?赤鬼さん?」

「アカオーニだ!オニ!オニ!」

 

いや、すごい風だな。オラオララッシュならぬオニオニラッシュか?

 

「「「ッ!!」」」

「クル~~~!」

「キャンディ!?」

 

まあ、この程度なら耐えられる。二人も目を開けていられるみたい。·······キャンディは飛ばされちゃったけど。ってかあんたは初期は足手まといだから出てくるな!

 

そして、この風圧でアカオーニの顔面にやよいのポスターが張り付く。

 

「綺麗づきな魔法使い?くだらんオニ!」

 

ぐしゃぐしゃに丸めて放り出す。あ!?これはゴミじゃあねえ!

 

「なんて事・・・!」

「そのポスターは、やよいの努力の結晶なんやで!!」

「努力だと?そんなもんぶっ壊してやるオニ!―――出でよ、アカンベェ!!」

「アカンベェ!!」

 

なっ!キュアマジカルとキュアミラクルがアカンベェになりやがった!なんでプリキュアがアカンベェなるんだよ!

 

「みゆき、あかね、変身クル〜!」

「うん。黄瀬さんのポスターを、後輩プリキュアを、こんな姿にして、許せない!」

「せや、ここは一発ガツンとやったろか!」

 

おい!後輩プリキュアって言っちゃ駄目でしょ!?大丈夫だよね?上から監視とかされてないよね!?特にジョーカーとかに聞かれたら面倒なんだけど!

俺は前と同じようにキャンディを回収して、上空に避難する。

 

『プリキュア・スマイルチャージ!』

 

二人が変身していく。その間、アカンベェは立ち入ることができない。が、予想外のことが起こる。

 

「アカンベェ〜」

「くっ!こっちに来やがった!」

「逃げるクル〜!」

 

そっか!こいつらは魔法使いプリキュアだから、ほうきで空飛べるんだ!あ〜〜もう!こんなことなら別のプリキュアにすればよかった!

 

なんとか小回りを利かして逃げきれてはいる。向こうは舞空術じゃないから、図体デカすぎて空気抵抗のおかげで若干こっちが早いし。

 

こちらもほうきを狙って気弾を打って応戦。しかし、戦闘力は向こうが高いので、飛行速度以外は全て向こうが上。見切られて手で弾かれる。チィ、拉致があかん!こうなったら·····

 

「筋斗雲〜!」

 

これしかねぇッ!筋斗雲が来てそれに乗り、逃げる。筋斗雲の最高速度はマッハ1.5。流石に速く、完全に逃げ切ることができる。・・・・・・・・・・・まぁ気弾避けられるのは変わらないがな。追いかけっこを何とかしのいでる間に二人の変身は終わった。

 

「キラキラ輝く未来の光、キュアハッピー!」

「太陽サンサン熱血パワー、キュアサニー!」

 

頼もしい二人が変身してくれた。戦力としては申し分ない!

*1
まだなっていません。




今回の名言:こいつ、黄瀬やよいはずっと今まで趣味で絵を描いてきた。誰からも学んじゃいねえ。その状態から()()()()()で佳作まで来たんだぜ。この意味がわからないわけないよなァ?芸術的な部長さんよォ?ー孫竜星

他の名言も多々あったけど、今回はコレじゃないかな。誰にも当てはまるわけじゃあないけど、こういう風に怒った時や追い詰められた時に言う正論は大抵名言が出やすいし。これだろう、きっと。


戦闘力
竜星:19.8→25(怒り)
まあ、はい。理由はお分かりですね?ただ、怒りがおさまると戻ります。コントロールはできません。変身形態ではないので。

アカンベェ:90(ミラクル)と、80(マジカル)
ミラクルは運動神経がいいから、5.0×10の50。マジカルは特に記述ないから、一般女性と同じと考えて、4.0×10の40。それぞれに魔法使いベースのアカンベェ(80)の2で割った数を足して、この戦闘力になった。

アカオーニ:37
パンプットには勝てるけど·····物足りない。これで三幹部では一番強いってのがなんともね〜 まぁ、戦闘用じゃないからなんともいえないけど。

戦闘入れると絶対に長くなるので、今回はここまでです。アカンベェは、もともとプリキュアなのをアカンベェに変身させたので、いつもより強めです。

みなさん、どれぐらいアニメを見てますか?

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