スマイルプリキュアの人達にドラゴンボールの技を教えたら 作:プリキュア・ライオットジャベリン
やよい「感想くれた人も、ありがとね~」
あかね「もっと感想くれてもええんやで?どんなふうにこの作品見てもらえるか分かるしな」
なお「うん!っていうかさ、なんであの二人先に先輩達に会ってるの!?」
れいか「一応、偶然ですから仕方ありません。あ、そろそろ時間ですね。それでは、」
あ・や・な・れ『どうぞ〜!』
現在目的地へ移動中。お台場にある、水の科学館。前世で無料の割に楽しめる、という理由で、数回来たことがある場所だ。若干近かったしね。引っ越して遠くなってからは来なくなったけど。
あ、見えてきた。
「あれが水の科学館?」
「そうだよ。何回かここには来たことあるからね」
今は、11:10。土曜日だからか、人の数も若干多そうだ。自動ドアをくぐって中に入ると、目の前に見えるのは子供向けの水の遊び場。下から中に入ることのできる小さなドームもある。後ろには、立派な岩があり、そこから滝が流れている。まるで小さなテーマパークだ。
水の遊び場では、何人かの子供たちも楽しそうにおもちゃで遊んでいる。これで無料はすごい。値段が何百円かかかっても人は全然来るレベルだ。
「すご〜〜い!ねえ、ここで少し遊ばない?」
「ふふふ、楽しそうだね。でも、こういうお楽しみは、最後に取っておくのがお約束でしょ?夢中になって、他のところ回れなくなっちゃうよ?」
「あ、そうだね!分かった~」
うん、みゆきちゃんは、やっぱりこんなふうに元気で素直でないとね!
マップがあったので、それを手に取る。うん、この世界でも施設は全く変わってない。懐かしいのが沢山ある。
アクアツアーは、今予約すると、15:00ぐらいになってしまうらしい。どうしよう、サプライズが遅くなってしまう·······!
「竜星くん、どうする?」
「う〜ん、行けなくはないけど········今日、ある特定の場所でおやつ食べようとしてるんだよね。だから、アクアツアーが最後のアトラクションになりそうなんだけど、それでもいい?」
「え!う〜ん、どうしよう。行ってみたいけど、最後はここの遊び場で遊んで終わりたいんだよな~」
「おやつ遅くなるんなら、最後に少し遊んでも大丈夫だよ」
悩む、これは。でも絶対そのサプライズは、嬉しいというか、面白いんだよね。本当は移動の時間もあるから、アクアツアーの時間もないはずなんだけど、水の科学館付近は人少ないから、筋斗雲を呼べそうだし。
それに、筋斗雲だけなら最悪見られても、古代に目撃情報あるからなんとかなる。だから、行きたそうだしOKしてみた。
「ねえ、ここ、また一緒に来れるかな?」
「来たかったらいつでも来れるんじゃない?あの四人も今度は連れてきたいね」
「·······なら、次回にする。知識の豊富なれいかちゃんがいたほうがこのツアーは楽しそうだから」
「なるほど、それもそうか。じゃあ、行こうか」
「うん!」
俺達は、順路の通り、3階の、水のたびシアターへ進むことにした。たっぷり時間はある。昼飯のことを入れても。だから、順路通りに進む。
エレベーターに乗り込み、3階へ。そこから、水のたびシアターの列に並ぶ。ちょうど、11:15の回が中で始まったらしい。次は11:30。15分ぐらい、どうってことないので、並んで待つことにした。
「ねえ、水のたびシアターってどんな感じなの?」
「え、それ今聞いちゃうの?」
コクリと頷く。真剣だけど、楽しそうな目でこちらを見ている。
「あ、そう。え〜とね、中入ったら、ソファに座って、大画面で自分が水になったように、水粒の旅を楽しむって感じかな。大迫力だったよ!」
「へぇ〜、楽しそう!」
「へぇ〜、大迫力なんだ〜!ねぇ、行ってみようよ!」
ん?どこかで聞いたことある声だな。それに、この『気』······
「そうですね、行ってみましょうか。楽しそうですし」
振り向くと、そこには二人組がいた。え、嘘でしょ?なんでここにハトプリの二人がいるの?
「あれ、あの二人、どっかで見たような······」
うん、確かに君は見てるよ!変身したあとの姿だけだけどね!
「ねえ、竜星くん、もしかしてあの二人って···········」
あ、話しかけてきた。小声できたから、小声で返す。
「ああ、ハートキャッチプリキュアの二人だね。間違いない。ツインテールの先っちょのギザギザ。分かりやすいったらありゃしない。」
「えっ、じゃあ、ブロッサムとマリンってこと!?」
「ば!ちょっと!声が大きい!」
みゆきちゃんったら全くもう!なんで知ってるか説明しなくちゃじゃん!誤魔化せないよ!?流石にこれは!問題は聞こえてるか聞こえてないかだけど·······
「え?つぼみ、今、ブロッサムとマリンって言ってなかった?」
「はい、確かにそう言ってましたね·······なぜ知ってるのでしょうか?」
あ、やっぱり聞こえてた!?ですよね、こういうのって聞こえてるパターンだよね!?分かってたよ、チクショー!どうしよう、これどうやって誤魔化そう!
「ちょっと!みゆきちゃんが口走ったからこうなったんだよ!?なんとかしてよ!俺も手伝うから!」
「無理だよ〜、だって誤魔化し方なんて私、知らないもん!」
「無理じゃないでしょ!プリキュアなんだから、諦めないでよ!」
小声で作戦会議と言えるかどうかわからないものをしていたら、いつの間にか自分達の後ろに並んでいた。え、ウソ·····今の話、聞こえてないよね?
「ねえ、そこの2人!なんで私達がブロッサムとマリンだってこと知ってるの?」
あ、良かった。聞こえてなかったみたい。
「え?あ〜、え〜と······気のせいじゃない?」
「え〜でも、思いっ切り言ってたじゃん!」
「そうだっけ?」
「そうだよ!」
これはこれで珍しいぞ。いつも押しの強いみゆきが押されてると言うのは。ちょっ!助けを求めるような目でこっちを見るな!·······分かった。手伝うよ。好きな人だからね。これがあかねだったら思いっ切り無視してた。
「特に何も言ってなかったと思うよ。空耳じゃない?」
「え〜!言ってたのに~!つぼみ、言ってたよね?」
「はい、私にもそう聞こえました」
「でしょ〜?なんか怪しくない?この二人」
やばいやばい、怪しまれてる!どちらか一人ならなんとかなったのに!
「どうするの、竜星くん?········もういっそバラしちゃった方がいいんじゃない?」
「実は俺もその方がいいと思い始めてる。だけど、今すぐ話すわけにはいかないよ。人が周りにたくさんいるからさ。だから、昼ごはんのときに話すのが一番いいんじゃない?」
「うん、そうだね。··········その時、私達がプリキュアであることも言ったほうがいいかな?」
「その方がいいと思う。でも、そこはみゆきに任せるよ。」
みゆきはそれに頷いて、二人を見る。二人もなにか話し込んでたよみたいで、ちょうど向こうも話し終わったようだ。
「あの········後でゆっくり話しませんか?今は周りに人がたくさんいますので······」
「はい、そうしてもらえると助かります。とりあえず、話すのは昼でもいいですか?」
向こうからそう来るとは······嬉しいなぁ。2年前にプリキュアになったってことは、今は高1のはず。先輩だから、敬語で話す。··········えりかには敬語で話したくないな。
「いいよ!つぼみもいいよね?」
「もちろんです」
おっ!交渉成立!受け入れてくれて良かった〜!まあ、向こうもプリキュアに関する話はあまり大っぴらにしたくないだろうからね。
「あ、そうだ!ねぇねぇ、良かったら一緒に回らない?」
「え!あぁ·······竜星くん、どうする?」
「任せるよ。デートぐらい、いつでもできるから。みゆきちゃんの好きにしなよ」
「あ·········うん···/// じゃあ·······一緒に回ることにする!よろしくね!」
「ほんと? やった〜!ありがとう!」
「ありがとうございます!私達初めてなので、案内してくれる人がいてくれるととても助かります!」
どうやら一緒に回ることにしたようだ。賑やかな二人加わればより楽しくなるだろう。·········二人っきりのデート気分はなくなるのは残念だけど。
ん?なんかつぼみさんが俺達の方に寄ってきた。
「でも、いいんですか?さっき、『デート』って単語が聞こえましたけど·······うちのえりかは、空気読めませんよ?」
「だってさ、みゆき。どうする?」
「大丈夫です。人数も多いほうが楽しそうですし、何より二人の時間はこれからいくらでも作れるので。この四人での時間はなかなかないでしょう?」
つぼみの顔が、心配の顔から喜びの顔へと一気に変わる。
「ありがとうございます!二人の時間を潰してしまってすみません」
「いいっていいって。俺も同じような気持ちですし。」
「みんな、何してるの?もう始まっちゃうよ!」
「あ、ごめん!今行く〜!」
中に通されると、ソファ(?)がいくつかあるなかなか広い部屋にたどり着いた。一つのソファは結構広く、中高生女子4人が座るには十分な広さだった。俺は中学生男子だが、高校生女子とほぼ同じぐらいだろう。(多分)でも、寝るにはちょっと足りないかな?寝るんだったら三人分だな。
「「すご〜い!」」
「ねえ、これ寝れるソファだよ!」
「気持ちいい〜!」
似た者同士だな。つぼみと顔を見合わせて苦笑を漏らす。みゆきとえりかははしゃぎ、えりかに至っては、ソファに飛び込んでいる。
おいっ、ここは自分の家じゃないんだぞっ!他人の保護者が引いてるよ!
「こらこら、二人とも。俺達よりも小さい子もいるんだよ。もう少し身の程をわきまえた方がいいんじゃない?」
「あ、そうだね。そうする〜」
「え〜、大丈夫だって!」
みゆきはやっぱり素直だなぁ。これでこそ俺の好きな人だ。それに比べてえりかは·······だめだなこりゃ。どこまでも子供のやんちゃさを具現化した人だな。
「えりか、だめですよ!私、堪忍袋の緒が切れそうです!」
あ〜あ。つぼみの雷が落ちちゃった。
「え〜·······分かったよ!つぼみ、怒ると怖いから····」
「偉いですよ、えりか」
「えへへ·······そう?」
「すぐ調子に乗らないでください!」
みゆきと俺は微笑ましそうに二人の様子を見る。二人でコント行けるんじゃないか?スマプリとどっちがギャグ要素強いんだろう?
「あ、始まったみたいだよ!」
みゆきのひとことにより、俺の思考はたちきられた。
そして、いよいよ周りが暗くなり、映像が始まった。
今回の名言:大丈夫です。人数も多いほうが楽しそうですし、何より二人の時間はこれからいくらでも作れるので。この四人での時間はなかなかないでしょう?ー星空みゆき
みゆき、初の敬語でのエントリー。この時には先輩プリキュアだって気づいているので敬語。ただ、常に意識はみゆきだからできないので、すぐに崩れる。まぁ、名言と言えるようなものはここしかない。
え〜、まさかの二人でした。相変わらずえりかはやんちゃしてますね~(笑)
ちなみに、本編以外で敵を出すつもりはありませんので、そこはご了承ください。
れいか「やっぱり、私の言った通りでしたね。では、次回もお楽しみに。」
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