スマイルプリキュアの人達にドラゴンボールの技を教えたら 作:プリキュア・ライオットジャベリン
みゆき「みんな、ここまで読んでくれてありがとう!これからもよろしく!」
今回は初の主人公以外のsideです。後半は完全オリジナルです。違和感あったらごめんなさい。参考にしたいのでアンケートはなるべくお願いします。
あと、舞空術のやつはアンケート終了致します。おそらくここからの逆転はないと思うので。結果は全員揃ってからになりました。
side:やよい
ご飯を食べ終えて片付けていると、ある人が話しかけてきた。
「ねぇ君、今、あかねかきよみいる?」
「へ?いや、あっ、いま、せんけど…」
「バレー部なんだけど伝言頼んでもいい?」
伝言かぁ。あかねちゃんとは仲が悪いわけではないし、たまに話すけどそこまでいいってわけでもない。尾ノ後さんに関してはほぼ話す機会がない。でも伝言くらいなら・・・・・・いやでも、うぅ~~~どうしよう・・・・?
「え、あぁ~~」
「無理ならいいよ、他の人に頼むし」
「あっあの、別に大丈夫です。·····伝言の内容を教えてもらってもいいですか?」
やばっ!いいって言っちゃった。どうしよう·····
「えぇ〜とね、今日の練習場は午後雨が降りそうだから、体育館に変更って顧問から話があったのよ。だから、そう伝えて」
「あ、はい!わかりました!」
まぁ、引き受けた以上は伝えなくちゃ。尾ノ後さんに伝えるのはちょっと勇気いるから、先にあかねちゃんに伝えてそこ経由で尾ノ後さんにも伝えてもらおう。
ということで伝えに来た。あかねちゃん達が屋上に行くと話すところを聞いていたので、階段で屋上に向かう。すると、屋上からなにやら話し声が聞こえてきた。
「そこで、私がアカンベェの腕を肘打ちして胴を右足でけり上げて、スマイルパクトに気合をため必殺技を放つ!」
「おぉ〜どんな感じで放ったん?」
この声は日野さんと·····星空さんかな?会話の内容はちょっとさっきから何言ってるか分からない。アカンベェ?スマイルパクト?なんのことなんだろう?なんかのゲームの話かな?
「プリキュア・ハッピーシャワーってな感じで放ったの!」
「へぇぇ~~~、なんや、かっこええなぁ〜」
「そしたら、アカンベェが跡形もなく消えて、ものすっごい疲れたの。必殺技は体力を消費するらしくって」
あれ?待って。もしかしてこれ、ゲームじゃない?普通、ゲームなら自分が疲れたみたいな言い方はしない······
「あぁ、確かにめっちゃ疲れてたな。例えるなら文化部の人が持久走3km走りきって疲れたみたいな感じか」
「うん、確かにそんな感じの疲労度だったかも。それにしても何、その具体的な例え方?w」
孫くんもいたんだ。あっそういえばあの時(自己紹介)のお礼言えてないや。かばってくれて嬉しかったのになぁ·······というか、さっきからなんの会話してるの?よくわからないよ〜
「それでね、キュアデコルっていうのが上から落ちてきたの」
「キュアデコル?なんや、それ」
「それはキャンディが説明するクル!」
えっ?キャンディ!? そんな人いたかな?しかも、‘クル’ ってなに?···ちょっと覗いてみよっと。 ·····え!? ちょっ、嘘でしょ!?なんかぬいぐるみみたいなのが動いて喋ってる!なにあれ!でもかわいい〜
·····へぇ〜なるほど。女王を復活させるためにプリキュアに変身してアカンベェと戦ってキュアデコルを集めなきゃいけないんだ。伝説の戦士プリキュア、それってテレビに出てくるスーパーヒーローみたいなもののことなのかな?なるほど、さっきの話もこのことなら分かる。
·····私、もしかしてなれたりしちゃったりするのかな。少しやってみたいかも。·······いや、何言ってんだろ、私。私みたいな泣き虫なんかなれるわけない·····
「そないにしても竜星、あんた、空飛べたん?今やってみてくれへん?」
「食べてるときにかい?」
「······それもそやな。食べ終わってからでもええで」
「あんがと」
え!? 嘘でしょ? 孫くん空飛べたの!? 後で見せてくれるのか〜。それまで出て行きにくくなっちゃったよ〜
って、しかも孫くんのご先祖50万ゼニーも食べるって·····本当にものすごい大食い·····あれ?だとしたらじゃあ孫くんは·····うん、5,6人前はある。そんなに食べてよく太らないな·····ちょっと羨ましいかも。
へぇ〜、あとプリキュア4人か。いったい誰になるんだろうな。恐らく頭がいい青木さんとかは絶対に入ってるだろうな~ あっ日野さんパスするなら私も行けるかも!!
「さて、竜星。食べ終わったようやな。約束のもの、見せてくれへんか?」
「了解、ちょっと待ってろ」
あっ、孫くんこれから飛ぶみたい。ちょっと見てみよう·····。す、すごい、本当に飛んでる·····私もちょっとやってみたい。 ····えっプリキュアになれば飛び方教えてくれるの!? 本当!? それならやっぱり私もプリキュアなりたい!
「·····よし、ウチ決めた!なる、なるで!プリキュア!」
って、あれ!? 結局日野さんもプリキュアなるの? そんな·····私がなろうと思ったのに···· あ〜〜〜もう、何言ってるんだ私。日野さんがプリキュアならないでほしいなんてことを思ってしまうなんて·····しかもプリキュアなんて、泣き虫な上に自信ないし本番に弱い私じゃあなれないに決まってるよぉ!
あ、そうだった。すっかり忘れてた。伝言をあかねちゃんに伝えなくちゃいけないんだった。う〜〜ん、どうやってあかねちゃんに話しかけよう·····
「ちょっと待ってクル!そんな簡単にプリキュアはなれるものじゃないクル!」
「え?そうなん?」
「そうクル!」
「じゃあどんな人がプリキュアになれるの?」
プリキュアになれるような人か·····いったいどんな人なんだろう·····
星空さんとあかねちゃんがキャンディに詰め寄って返事を待つ。
「知らないクル」
知らないの!?みんなずっこけてるよ・・・・・
って、え、あっ、何?この展開! ·····これってもしかして、孫くんと星空さんって·····これからの二人を見守っていこう、うん。
へぇ~気、か・・・・・・竜星くんもそれで飛んでたんだね。
気の感知·····あっもしかしてここにいるのバレてたりする?でも今更3人の話に入って行けない·····話聞いてたなんて言えないし·····それにしてもプリキュアになれるかそれでわかるのか~。あ、そろそろ時間だ。日野さんに伝えるのは帰りの時にしようかな。
★
放課後、授業が終わると、私はあかねちゃんに話しかけた。この後話しかけようと思っている孫くんはその時、ちょうど帰宅準備中。
「あかねちゃん、あのバレー部の人達が言ってたんだけど、今日雨予報だから場所体育館だって」
「へ?そうなん?・・・・・・今曇りやけど」
「いや、雲の量8割ぐらいだからギリ晴れだな」
え、そうなの?・・・・・まぁ知識としてそれは知ってたけど・・・・・雨じゃないってこと?
「あぁ・・・・・・ごめん、そこまでは分かんないから自分で確認して」
「分かったわ。伝えてくれておおきにな。 ・・・・・・・・きよみ~?」
孫くんはさっき助言した後すぐ行っちゃったみたいで、あかねちゃんと近くにいた星空さんに挨拶してから孫くんを追いかける。
★
校門から離れてしばらくして、やっと孫くんに追いついた。ちょっと歩くの速すぎない?
「孫くん」
「あれ、黄瀬さん。どうしたの?」
いや、今は歩く速度がどうとかより、まず昨日のことお礼言わないと。
「いや、あの、その〜、…この前はありがとう」
「あ、この前って言うと····星空さんが来た時のこと?そのことなら、大丈夫だよ。あかねが調子に乗ってたから、少しキツ〜く言ってやっただけだし」
「ふふ、うん、それでもありがとう」
まぁ、あかねちゃんの暴走が日常茶飯事なのは前、同じクラスだった私なら知ってるし、それを諫める孫くんもいつものこと。
・・・・・・・・・それで、重要なのはここから。
「あ、あのね!私、聞いちゃったの。屋上での竜星くんたちの話・・・・・・」
「え・・・・・・・・あ、あれ聞いてたのか。どこから聞いてたんだ?」
あ、バレてなかったっぽい。聞かれたの。感知できるって言ってたのに・・・・・・・・意識してなかったってことかな?
「·····ハッピーシャワーのあたりから、だったかな」
「なるほどね····· そこからどこまで?」
「気の感知の途中まで···」
ここまでなら話すのは簡単だけど、ちょっとこの先は勇気がいる・・・・・・お願い、私に勇気を貸して、太陽マン!!
「実はね、私も·····プリキュア···に、なりたいなって···」
孫くんはその単語を聞き、すぐに周りをクルクル見渡した。・・・・・・・どうしたんだろう?まずかったかな、私がプリキュアになりたいのって・・・・・
「ちょっと待って。人多いから場所変えようか」
「あ、うん。そうだね。あのこと秘密だったもんね。うん、分かった」
「じゃあ、ちょっと俺についてきて」
「うん」
すっかり忘れてた。プリキュアって秘密なんだった。一応、それは知ってたから、他に知ってる人がいないところで話し始めたんだけど・・・・・・・・不特定多数の人でもダメなんだね・・・・・
そして私達は駅のショッピングモールの階段まで進み、孫くんは私の手を掴んでそこの窓から人気のない屋上へ。
孫くんの手を取った瞬間、体がふっと浮かび上がる感覚がした。地面を見て見ると・・・・・・・・え、浮いてる??
え、うそ・・・・・・・!私、飛んでる!?すごい、すごいよ、これ!!星空さんやあかねちゃんより先に飛べるなんて・・・・・・!!
あんまり大声で叫んじゃうと周りに気づかれちゃうから心の中で叫ぶことにするけど、本当にどうなってるの??なんで飛んでいるの、私!?
「で、プリキュアなれるかどうか、か。結論から言おう。なれると思う」
地面に着地したらすぐにその言葉を言われた。
あ、そっか。プリキュアなれるかどうかの話だった。空飛んだことですっかり忘れちゃった・・・・・・・って、え?今、なんて言った??
「・・・・・・え? ちょっ、ちょっと待って。本当に?」
「ああ」
孫くんのその返事が私の心を天の上まで巻き上げる。夢にも上る心地ってこのこと・・・・・・・ってプリキュアになれるってことは、つまり!!
「····じゃ、じゃあ私も、舞空術·····」
「ああ、揃ったら教える」
「やった~~!! ·····あっ//」
はしゃいじゃった・・・・・・・・しかもクラスメイトの前で・・・・・・///
うぅぅ・・・・・少し恥ずかしいよ・・・・・でも仕方なくない?空飛べるんだよ!?はしゃがない方がおかしいって。うん、私は悪くない。
で、私が三人目のプリキュアになるってことは、残りの二人は誰なんだろう?聞いてみよう。
「ねぇ、なら·····他のあと2人は誰になるの?もう探し終わった?」
「あぁ、そっか。そこも聞いてたのか・・・・うん。探してみたら、きちんと二人いたぞ」
「!! 誰なの?」
やっぱり!!もう気を探し終わったっぽい!!やっぱり生徒会長のれいかちゃんかな!?他は・・・・・・・・分かんないけど・・・・・・
「それはまだ秘密だよ」
「えぇ~秘密~!?」
教えてくれないの~?・・・・・・・・・あっ、でも現役でプリキュアやってる星空さんでさえ教えてもらってないんだから先に教わるのはおかしいかも。・・・・・なら仕方ないね
「うん、まあ。でも言っておくけど、素質があったとしても、バッドエンド空間で正気でいること、そして、なにかの拍子に覚醒する必要があるんだ。前者の方はあまりネガティブにならないこと。そして後者は、誰かを守りたいという強い気持ち、そして守りたいものを傷つけられた怒りなどというもの、が必要」
・・・・・・・・・・誰かを守りたいという強い気持ち・・・・・・それならいつも太陽マンとか特撮ヒーローとか見てるから自信あるけど、ネガティブにならないように、か・・・・・・・・・
「······私、本当になれるのかな?」
「まぁなんらかの試練を乗り越えなきゃいけないのは事実だけど、黄瀬さんなら絶対できると思うよ」
絶対・・・・・・・その信頼が今は胸に痛い・・・・・・・だって私、そんなに大層な人なんかじゃ・・・・・・プリキュアにあかねちゃんがなるって言った時、私・・・・・・・!
「孫くん・・・・・・・私ね、昼休みに話を聞いてた時·····日野さんがやっぱりプリキュアやりたいって言ったでしょ?その時にね、私・・・・・日野さんに、プリキュアにならないでほしい、って思っちゃって・・・・・・・・・そんな卑屈な私なんかに、プリキュアになる資格なんて·····」
ない。なれるわけないよ、憧れのヒーローになれるって思って舞い上がちゃったけど、私がなれるわけ・・・・・・・・あ、涙が出てきちゃった・・・・・・・・孫くんが前にいるのに・・・・・・やっぱり私、泣き虫なんだな・・・・・こんな泣き虫のヒーロー、いるわけないよ・・・・・・
ぽん。そんな風に落ち込んでる私の上に、頭の上に手を優しく置かれた感触があった。
───え?パ・・・パ?
置かれたての方を見ると、パパに見えた。いや、竜星くんか・・・・・涙がにじんでいたのかな・・・・・・
「うん、まあな。確かに。だけどね、黄瀬さんにそのプリキュアになる資格があるかどうかのジャッジを下すのは黄瀬さん自身でも俺でもない。スマイルパクトがプリキュアにふさわしい人を選ぶんだ」
「っ!」
確かに・・・・・私が選ぶわけじゃない。でも、だからと言って・・・・・・・
「それに、だ。思っちゃったのはもう変えられない。もとには戻れない。思った事実は決して変わることはないよ」
「·········」
ほら。でしょ、やっぱり。無理なんだよ、私なんかには・・・・・
「だけどね、大事なのは、過去に思ってしまったという事実じゃあない。本当に大切なことは、君がこれからその事実を乗り越えられるのか、そしてこれからどうするか、つまり未来のことだ」
「!」
はっ!そうか、そうだよ。私の知ってる特撮ヒーローだって、敵が味方になる場面もあるけど、きちんと過ちを犯したことを受け入れて、前に進んでいく!
「もしかすると、俺がその君の気持ちを変えてしまったから、他人の力を借りてしまったから、スマイルパクトは君を選んでくれないかもしれない。けれども、俺は助けがあってもいいと思うんだ」
「·····な、なんで?」
助けがあってもいい?それぞれに課された試練じゃないの・・・・・・?
「プリキュアは全部で何人でしょう?」
「えっと〜〜·・・・・・」
確かキャンディが・・・・・
「あ!」
「そう、プリキュアは全部で5人。お互い助け合って戦う。だから、やよいも他人の力を借りていい。そしてそのうえで、前を向いて突き進むんだ。今回のことを乗り越えられれば、黄瀬さんは人として大きく成長できるはずだよ」
「······ありがとう」
孫くん、ありがとう。私、これから自分がどうすればいいか分かった。大切なのは前を向くこと。後ろを向いて終わったことでクヨクヨするのはヒーローじゃないもんね!!
「どういたしまして。あ、あともう一つ大事なことを伝えておこう。それはね、“目標に向かって進もうとする意志”だ」
「目標に向かって進もうとする意志·····?」
「そう。前に進もうとする意志さえあれば、例え一度失敗したとしても、その道が遠回りだったとしても。いつかはたどり着くだろう?向かっているわけなんだから。違うかい?黄瀬さん」
・・・・・・孫くんってすごい。よくこんなにすごい言葉がすらすらと出てくるよね······大人だな・・・・・・私なんかよりもずっと。すごい、すごいよ、孫くん。
「うん、そうだね。·····ありがとう、なんか孫くんのおかげで今まで心のなかでもやもやしていた悩みが全て吹っ飛んだ気がする」
「お〜、そりゃあ良かった。鼓舞したかいがあったよ」
「うん、ありがとう!また明日! ·····あ」
すっかり忘れてた。私、ここまで空を飛んできたんだった。
「そっか。今ビルの屋上にいるから現場解散は無理か。仕方ない。ほら、捕まれ」
「·····ありがとう//」
孫くんが手を伸ばすと、私はそれを受け取る。
ドキッ
え・・・・・・あ・・・・・なに、これ、この感情・・・・・
「じゃあ、またな」
「うん、また明日」
いつの間にか空を飛んでいる時間が終わってた。まるで時が飛んだかのように。
駅から離れて帰路に着きながらその時のことを考える。なんだったんだろう、さっきの・・・・・・・どうして屋上に向かう時はあんなに空を飛べることを喜んでいたのに帰るときは・・・・・・・・
もしかして私、孫くんに恋、しちゃったのかな?
いやでも、星空さんも好きみたいだったし、私も今日の昼休みに二人の関係を見守ろうってひそかに決意したばかりだし・・・・・・いったいどうしたらいいんだろう、私・・・・・・
次回、やよいは、みゆき達と会います。さて、どんな感じで書こうかな〜
やよい「次回も楽しみに待っててね」
うん、ちょっとヒロインどちらにするか迷う……。よし、アンケートじゃい!!
·····アンケートは終了しました。ご協力、ありがとうございました。
今回の名言:本当に大切なことは、あんたがこれからその事実を乗り越えられるのか、そしてこれからどうするか、つまり未来のことだ。ー孫竜星
初!オリ主が名言に選ばれました!しかもジョジョの言葉じゃあない!う~~ん、竜星、あんたも素でいい言葉出てるじゃあないか。
戦闘力
やよい:3.7
まあ、運動神経低いのでこのぐらいかなぁと。地球国国王(3.5)よりは高そう。だけど、一般人女性(4)よりは下だろうということで。
みなさん、どれぐらいアニメを見てますか?
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