スマイルプリキュアの人達にドラゴンボールの技を教えたら 作:プリキュア・ライオットジャベリン
この前書きではいつもキャラクターたちのセリフがあるんですが、今回はスペシャル仕様でなしにします。それでは、どうぞ。
「れいかさん、よろしくお願いします」
「分かりました。私の名前は青木れいか。変身して、キュアビューティです。学校では生徒会副会長、学級委員を務めています。・・・・・・・・・・・・のぞみさん。」
「は、はい」
れいかさんはゆっくりと舞空術で私の方に近づいてくる。もともと年齢が高いのもあって、私の方が元の身長は上。れいかさんが舞空術で浮いてることで、目線の高さは同じ。
「私の声がどなたに似てるのかは分かりません。ですが実は少しのぞみさんの姿を生で見たとき、少し引っかかるものがあったのです。ですので、詳しくその方のことを教えていただけませんか?」
少し引っかかるものがあった、か。········話した方がいいかもしれない。これはりんちゃんやうららも初めて聞くことになるけど·······
「········わかった。じゃあ、話すね。れいかさんの声がね、もうひとりの私に似てるの」
「もう一人の私って·······まさか!!」
「·····確かに似てるような気がします」
うん、やっぱり二人は気づいてなかったんだね。
「でしょ?一応、ダークドリームって呼ばれてるんだけど、あまりその名前好きじゃないんだよね。まあ、一応闇原のぞむっていう人間名があるから········いや、こっちも酷い名前。なら、ダークドリームのままでいいか。その人はね・・・・・・・・・」
私は、もう一人の自分が生まれた経緯について話して、そのダークプリキュア5と一度戦ったことを話した。りんとうららもちょくちょくその時のことを思い出しながら、ポツリポツリと語る。
自分達が鏡の国に行った経緯と、ココとナッツがさらわれたということも含めて一つ一つ。
「他のダークプリキュア5は、プリキュアの時の4人をコピーしたんだけど、私だけは変身する前の私をコピーしたみたいなの」
私は思い出しながら、ゆっくりと語っていく。ダークプリキュア5は、私たちの力にシャドウの力が加わった最大の敵。シャドウの魔力で向こうは疲れすら知らない。
そして、鏡の中の世界に連れてかれた後の話に移る。
「そしたらね、彼女が現れて、こう言ったの。『どうして?どうして笑っていたの?教えて?・・・・・・・・仲間といるとき、あなたはいつも笑っていた。どうしてなの?』って。私は、みんながいること、それが当たり前だと思っていた。友達がいるからこそ笑える。そんなの当たり前って。・・・・・・・・・・・・そのあとの戦いでは、一時期追い詰められたものの、相手を最終的にやっつけることができた。みんなは、ね」
「私は、倒した。こまちもかれんも。悲しさを抱えながら」
「私も倒しました。ですが、のぞみさんは・・・・・・・・・・・」
うん、みんなは倒した。私と同じようなことをしてきそうなミントも悲しみながらダークミントを倒してた。だけど、私は········
「私は、形勢逆転して、彼女のことを圧倒した時、聞かれたの。『どうして・・・・・・どこからそんな力が・・・・・・』って。その質問に、私は大好きな人がいるからって答えた。りんちゃん、うらら、こまちさん、かれんさん、ナッツ、ミルク、そして、ココ。みんながいるからこそ、強くなれるんだって」
私、あの時ちゃんとダークドリームと向き合えて良かったな〜。この後の流れを思うと、本当に。
「そしたら、彼女は、大好きな人なんかいないんだァァァァァ!って叫んで、それで、『私はあなたを倒すようにシャドウ様から言われた。それしか知らないッ!楽しくて笑っちゃうとか、一人が寂しいとか、大好きな人が大切だとか、そんなのまだ習ってないよ!』って涙を浮かべながら話してくれたの」
「そ、それは・・・・・・・・・・」
「何も希望とかそういうことを知らされずに育ったのか・・・・・・・・・」
多分、ダークドリームだけじゃなくて、他のみんなもそうだったんじゃないかな?そう思ってりん達を見ると、頷いて肯定してきた。
私が考えてたこと、二人も分かってたんだ·········もう一度二人が戻れば、助け出すんだろうな······ミントもアクアも。
「・・・・・・・・・・・・それで、続きは?」
「うん。やけになってエネルギー弾を放ってきたんだけど、私はそれを弾いて。大丈夫だよ。あなたにも心はあるでしょ。一緒にここから出よう?って言ったの」
「そんなことがあったんだ・・・・・・・・・・だからあの時、あんなに・・・・・・・」
「え?知ってるんじゃないの?」
それは、私が話してなかっただけ。ダークドリームのことを話す機会がなかったってだけかな。聞かれたら話したんだけど、聞かれなかったし·········
「どうやら・・・・・・・・・いえ、これを話してしまったらこの続きのネタバレになってしまいますね。のぞみさん、続けてください」
「うん。そして私は、彼女を連れて鏡から出たの」
「あの時は、ビックリしたわ。まさか敵だったやつを連れてくるなんてねぇ〜〜って。 ·········でも彼女は····」
········うん。そう、クリスタルにヒビが入って·····あ、どうしよう····思い出しただけで泣きそう·······でも、話さなきゃ·····!
「鏡から出て、色々あって、目的をあと一歩のところで逃したシャドウは怒って私達の方に来たの。だけど、私も彼女も含めて、全員シャドウにかなわなくて········そして私は、魔法陣みたいなのに捉えられて今にも殴られる!って思ったところで彼女が私をかばってくれたの。だけど·······彼女は力の源であるクリスタルにひびが入って、致命的な傷を·······」
あ、涙が出てきちゃった········もう、私ったら·····もう彼女が戻って来ないことは分かってるのに······なんで·····!!
「······それでね、なんで助けてくれたのか聞いたの。そしたらね、」
『なぜかしらね、大好き·····だからかな。』
私と同時に言葉を発した人を見つめる。その先には、れいかさんが私の方を向いて大粒の涙を流していた。反対に私は涙が引っ込んでしまった。
「え?・・・・・・・・・れいか、さん?な、なんで・・・・・・・・」
その言葉を聞きながら、れいかはゆっくりとほほ笑んだ。
「私、どうしたら笑うことができるか分からなかったけど·······今なら、分かります。やっと、思い出せました······夢原のぞみ、キュアドリーム。私の大切な友達である、あなたのことを·······」
な、なんで·······あなたがその先のセリフを······声も小さかったから私とダークドリームしか知らないはずなのに·······
「·········え?う、うそ······どういうこと?本当に、あなたが·········ダークドリーム····なの····?」
「ええ。きちんと、あの時言ったように、違う形で、こうして会うことができました」
「あ・・・・・・・あ・・・あ・・・・・・・・・・・・・じゃあ、本当に・・・・・・」
こんなところでまたダークドリームに会うことができるなんて·······!本当にダークドリームなんだよね?二度と会えないかと思ってたけど·······本当に······!
「こ、こんなことってある?だって、多分5年前だよね?その時もれいかはれいかだったよ?」
「ッ!」
その言葉を聞いて、私は息を呑んだ。
確かに目の前にいる人は、声こそ似てはいれど、姿は全くの別人········でも、私とダークドリームしか知らないはずの会話をれいかさん······いや、れいかちゃんは知っていた。
だから、彼女はダークドリームのはず。でもれいかちゃんでもあるのかな?
「今もその時も青木れいかです。ですが・・・・・・・小3の頃、一度だけ風邪で寝込んだ時がありまして。1日目は夕方から眠り、夜中に起きてしまい、なかなか眠れなかったのですが、9時ぐらいに急に眠くなって5時間ほど寝ていたんです。その時の夢で、ダークドリームとして、その5時間だけ生活していたんだと思います。いわゆる、幽体離脱と呼ばれるものかもしれません」
幽体離脱·········聞いたことはある、かも······え?じゃあ、目の前にいるれいかちゃんって·······
「え?じゃあ、その時夢は起きたら忘れていたってこと?」
「ええ、そうなります。ダークドリームでいた時は、青木れいかとしての記憶はなく、今まで青木れいかとして生活していた時はダークドリームとしての記憶はありませんでした」
!!·······なら·····それなら··········!!
「じゃあ·········やっぱり········本当に、あなた、なのね?·········こんなところで、こんなところで会えるなんて······!」
「私もです。·······記憶を思い出させてくださり、ありがとうございます。················大好きだよ、のぞみ」
「〜〜ッ!!私も!」
本当に会えて良かった!もう·····もう·····二度と会えないかと思ってた·······でも会えた!今こうして!思わず抱きついちゃったけど、でもこうして感触がある!!生きてる······私の大切な大切な友達が!!
「私も大好きだよ!あなたは私の大切な友達なの!もう、会えないのかと思ってたッ!でもこうして会えて······本当に、本当に、生きててくれて良かった··········!」
れいかちゃん·······大好きだよ。これからは一緒にいよう?もう絶対にれいかちゃんを死なせはしないから······ね?
でも、私は違うチームだから、れいかちゃんを守ることはできない。スマイルプリキュア·····みんな、頼むよ?
そう思って4人を見ると頷いてくれた。······あはっみゆきちゃんとやよいちゃんも泣いてる·······他の二人もちょっと涙ぐんでる·····よかったね、こんなにもれいかちゃんを支えてくれる友達がいる。私がいなくても、大丈夫そうだね。
「······のぞみさん。私、れいかに戻ってからも一つだけ残っていたことがあるんです」
「··········え?」
「れいかに戻って起きたら··········優しく抱かれていた感覚があったんです。それはもしかして·······」
「!!・・・・・・うん、私だよ。最後に私の腕の中で光の粒となって逝ってしまったんだけど··········その感覚だけは、あったってことね」
れいかに戻った時も、ちゃんと感覚があったんだ・・・・・・・れいかちゃんも、ダークドリームも、一つだね。大好きだよ、れいかちゃん・・・・・・・
「ありがとうございます。そして·······なお。あなたは私がのぞみさんを庇わずにあのまま生きていたら今の私があるのかどうかを心配してくださったのかもしれませんが···········今なら、なんとなく分かるんです。クリスタルによって与えられた命はそれほど長くは続きません。続いても半日程でしょう」
え?ウソ・・・・・・ってことは・・・・・・・・・
「え?じゃあ··········」
「仮に私をかばわなかったとしても・・・・・・・・・」
「ええ。私はその日のうちにこの体に魂が戻っていたはずです。だから、そこまで気負わなくていいんですよ、のぞみさん。今こうして再び会えているんですから」
「・・・・・・・・・・うん!もちろんだよ!これからもよろしくね、ダークドリーム!・・・・・・・・・いや、今はれいかちゃん?」
「・・・・・・・・・ええ。そちらの方がありがたいです。今はキュアビューティですから」
そっか、キュアビューティ、か。笑顔をあんなにも求めていたダークドリームが、今は
「れいか、そういえばれいかのキャラソンは『あなたの鏡』だよな。今歌詞思い返してみたんだけど、のぞみへのメッセージになるんじゃないか?せっかく練習してたんだから、歌をのぞみさんに披露しない?」
「え? ・・・・・・・・・・言われてみれば、のぞみさんへのメッセージと考えると、歌詞がしっくりきますね。分かりました。歌わせていただきます。・・・・・・・・・・・・・・練習したのも、もしかしたらこのためだったのかもしれませんね」
あなたの鏡?キャラソン?どういうこと?・・・・・・・あ、そっか。竜星さんは前世でプリキュアがアニメとして放送されてたんだっけ。
「キャラソンって・・・・・・・・・竜星さんの前世のアニメで放送された曲のこと?」
「そうだよ。キュアビューティ、青木れいかのキャラソン、『あなたの鏡』。れいかのだけは、アニメの最中で流れたんだよね。しかも、れいかがプリキュアに覚醒した時・・・・・・・この世界では違うけど、アニメでは鏡がアカンベェだった。アニメの後半でビューティが覚醒した時も、相手は鏡を武器にして戦った。キャラソンが流れたのは、後半の方だけだったけど、どちらの場面でも、敵は鏡で分身してる。作者側も声優さんが同じだから、意識してたんじゃないかな。確か作画監督も同じだった気がするし、それに君たちの前半のopって、『プリキュア5、
「あ・・・・・・・・・・・・・・ほんまや」
「なるほど、声優さんが・・・・・・・・・・」
声優さん、か。なるほど、なら声が似ているっていうのは間違いで、声が同じ、なのが正解か・・・・・・・・・それに声優さんならある意味生まれ変わりといってもいいのかもしれない。その人にも一度でいいから会ってみたいなぁ・・・・・・・・
竜星さんとれいかちゃんは、ステージとピアノの準備をしているみたい。ダークドリーム、れいかちゃんの歌声か・・・・・・・・・きちんと練習してきたって言ってたし・・・・・・でも、どんな曲なんだろう?あなたの鏡って。
「それでは、元ダークドリームの青木れいかまたの名をキュアビューティによる独唱、『あなたの鏡』、です。ピアノは私、孫竜星がやらせていただきます。曲調を少しアレンジしてお送りしますので、どうぞ、お聞きください」
このれいかの設定は、自分で思いついたとき、ガッツポーズしました。できれば、今回の感想下さいね。多分、次回でれいかの独唱、スマプリの決め台詞決めと、本編に少し戻って終わり、その次で戦闘回に入り終わらせるかどうかします。まあ、あくまでも予定なので変更の可能性は全然あります。
こまち「まさか、ダークドリームとそんな関係だったなんて・・・・・・・・・会えてよかったね、のぞみちゃん。」
かれん「ええ。私もびっくりよ。でも、本当に、よかったね、のぞみ。」
みなさん、どれぐらいアニメを見てますか?
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