銀河英雄伝説~銀河への一石~   作:くまたいよう

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 戦闘力皆無主人公奮闘記でもある物語。

 原作の各媒体要素寄り合わせ。

 主人公外見、わかりやすく言えば?

 結果的に、小牧愛佳っぽい髪型の向坂環をスレンダーにしてノイエ版の絵柄にした感じ。


『なるべく自力で移動せよ』

 私は『ティア・ミズキ』。

 

『自由惑星同盟所属な女性の衛生兵』

 

 見た目は赤くて長目な髪をアップにしてまとめてるな美少女とやらですね。

 

 家系が医者と軍人ばかりなので、女の身としては、表向きはそこそこですねえ。

 

 で、そんな無粋な私が何をしているのかと言うと?

 

「お、おい・・・・もう、良い・・・・から・・・・お前、逃げろ・・・・『片腕無いじゃないか』」

 

「艦が被弾して大破したせいで重傷以前に『無能上官に何度も半殺しにされて満身創痍な士官様』くらい助けたいんですよ、怪我人は医療関係に携わる者の言う事くらい聞きやがり下さい」

 

 皮肉な事に『片腕無くした痛み』が救いになる結果になってんですよな私に抱えられてる満身創痍な士官様の名は?

 

『ジャン・ロベール・ラップ』

 

 階級は忘れた!

 

『見た目がケツアゴじゃない最新アニメ版』

 

 だから、直ぐにはピンと来ないでいたので、少しはマシな『痛み』に耐えられてた。

 

 そう、私は『転生者』とやらです。

 

 

『銀河英雄伝説』

 

 

 恐らく、日本においては他に比べると知名度はどうか知りませんが、物語の重厚さでは屈指な作品の世界に転生したと気付いたのは、つい先程です!

 

 私は、子供の頃から『頭痛持ち』だった。

 

 だから、何だ?と言われるでしょうが、実は立場上厄介なんですよ。

 

 周りが、何か覚えがある場だから考えようとしたら、今みたいな凄い頭痛に襲われて難儀してたな人生。

 

 今、思えば確か?

 

『修正力』

 

 歴史を変えたりする側に働く力とやらでしたか?な力です。どうやら、それが働く類いな場に来てしまった。

 

 それから気を剃らす為に医者の勉強をしてたら、親戚に軍人がいたからか、何故か衛生兵としての道に入らされた。

 

 この国は一体・・・・と考えた時も凄い頭痛に見舞われた。

 

『アスターテ』

 

 この宙域の作戦で、戦闘開始前に何故か怪我人として運ばれてくるラップさんの手当てをしていた。何やら、上官に意見具申をしてはこうなって運ばれてるらしい。

 

 そして、艦が被弾して・・・・私は片腕を無くしていた。

 

 どうにか止血だけはして、生き残りを探してる内に腕の痛みで頭痛が僅かに意識が気が逸れたせいなのか、全部理解した。

 

 正直、ラップさんが漫画や旧アニメみたいな見た目ではない・・・・にしては、漫画みたいに艦隊司令に意見しては半殺しにされてるけど・・・・が、ラップさんには悪いけど幸いでしたね、はともかく私は医者としてと同時に、ある事を実現させるチャンスを掴んだ!ベタな名付けをすると。

 

 

『ヤン・ウェンリー主人公物語における。親友ラップ生存ルート』

 

 

 そうです。私も多少関心持ったヤン・ウェンリーにそれを実現させる可能性を掴んだ!ラップさんを脱出挺に乗せれば、生存者の救出の際にラップさんをヤン提督・・・・いや、確かこの段階では准将だった?

 

 どうでも良い!

 

 前世でも録な事は無かったし、この世界でも病弱だの何だの言われ放題!両親には厄介者扱いされた身ですが、そんな私から世界への一石を投じたります!

 

 けど、不幸なのは戦艦が被弾した際に重力装置みたいなのが壊れなかった事、脱出挺がある場まで歩くしかない!例え、脱出挺が壊れたり、もう出てるとか、辿り着く前に艦が大爆発なオチがあってもです!

 

「もう良い・・・・俺を見捨て・・・・て」

 

「や゛がま゛じい゛!気遣うくらいなら、そっちも肩を貸されてるだけじゃなくて、身体中が痛くても足を動かしやがりなさい!」

 

 腕を失くした痛みと頭痛のダブルパンチ、確か帝国の内乱で似たような目に遇うキャラもいましたが、あっちは救いがあるからマシでしたね、怒鳴られて足を私に合わせて動かすラップさんと二人三脚みたいに歩く。

 

『1、2、1、2・・・・』

 

 そんなリズムに近付く、嗚呼・・・・せめて、健全に二人三脚をやる人生を送りたかったし、ヤン・ウェンリーに『ある事』をと伝えようとした時。益々頭痛が酷くなって意識が・・・・。

 

 もう、最期の意地とやらです。

 

 

『国民はなるべく自力で移動せよ』

 

 

 この世界の誰もが知るルドルフ大帝は、暴虐だの何だの言われても根も蓋も無い事ばかりでのしあがったワケじゃない!

 

 もしも、脱出挺があって辿り着く為な根性を出さなかったから死んだなんて見られたら、ルドルフの高笑いを聞かされかねない!

 

 個人的にも死して尚も身体を動かして、前のめりに倒れて死ぬ格好良い死に様した方がマシなんです!

 

 とにかく動け!

 

 そして、歩け、歩け、歩け、歩け、歩け、歩き・・・・やがれ!

 

 歩いて、下・・・・さい・・・・私の足、身体・・・・せめて、ラップさんが脱出挺に乗るま、で・・・・動け、私の身体!

 

 

 

 

 

 

 そして、私の意識は途絶えた。

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・う、ん」

 

「おぉ、起きた!大丈夫かっ?」

 

「ジャン・・・・大声は駄目だぞ、重症なんだから」

 

 目を覚ましたら、何か見た目が割と良い男の人が二人いました。けど、片方は何か顔は良いのに冴えない感

 

「わ、悪いな『ヤン』・・・・命の恩人だから、つい・・・・な?」

 

「ああ、私も感謝してるよ・・・・片腕も意識も失くしたままお前を脱出艇にまで支えながら歩いてくれたなんて・・・・私には絶対無理だ。凄い女の子だよ」

 

「お前は士官学校時代から走ればビリだし、泳げば溺れるな奴だしなあ♪♪」

 

「あの・・・・?」

 

「おっと失礼・・・・君は確か衛生兵のティア・ミズキだったな?お陰で・・・・『ここは、何処・・・・ですか?』・・・・!?」

 

「へ?ああ・・・・ここは第2艦隊旗艦の『パトロクロス』だ。君は戦闘終了後に救助された脱出艇の中にいた。先程、私達が言ってたような形で脱出艇に意識無くしながら辿り着いてたのさ」

 

「『ティア・ミズキ』・・・・それって、私の事・・・・あの、私は・・・・何で腕が、無いんですか?」

 

 何か、凄くショックを受けたようになってますねこの二人は・・・・何事かと思っていたら、私・・・・なんか、何も思い出せなくなってるのは一体?




 意地を見せたが、記憶を無くしたオリ主な回。
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