SHIKAMARU 〜IQ足りないけど十種影法術あるから余裕っしょ!〜   作:彩べぇ

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木遁ですが、原作及びファンブックでは血継限界とされていますが、この作品では血継淘汰として扱います。
理由は土、水、陽の3つを使っているからです。
あくまで私と主人公の解釈ですが、単に使用者が少なすぎて忍界では判明してないんじゃないかと思ったからです。
独自解釈でご容赦を。
(単に辻褄を合わせたかっただけです。ごめんなさい...


第五話

ーーー血継淘汰。

 

原作では使用者があまりにも少なかった。

 

塵遁の無、オオノキ。

 

木遁のアシュラ、ヤマト、初代火影。

 

あまりにも強すぎて、まともに決まることはなかったがその恐ろしさは読んだ当時、ぶっ壊れと思わせるには充分だった。

 

限界剥離や真数千手はインフレの象徴とも言えるだろう。

 

「まさかあれらと並ぶレベルだったとはな...」

 

だが、十種には究極の式神がいる。

 

確かにあいつならそれらにも並ぶだろうと納得した。

 

当然、いつかくる輪廻眼などとの決戦に対抗するにはあいつの存在は必要不可欠だろう。

 

俺の存在という辻褄合わせにすぎないかもしれないが、血継淘汰というレアさには思わずテンションがあがる。

 

当然だ。

 

ソシャゲで言うならレア度0.1%未満の超SSRが手元にあるようなものだ。

 

あがらなきゃ嘘だろう!

 

それからの修行に対し、俺は以前より一層身が入っていた。

 

 

ーーー入学式翌日

 

術の鍛錬をしてから登校した自分は遅刻ギリギリだ。

 

そして席が空いてないか探す。

 

唯一空いてる場所があった。

 

サスケの隣だ。彼は1人を好んだのか、教室の1番片隅の席でポツンと座っていた。

 

俺はそこへ足を運び座る。

 

そして徐に隣の男へ告げた。

 

「奈良シカマルだ。今日からよろしくな。」

 

その言葉に対し彼はこちらを一瞬だけ見て、呟いた。

 

「......うちはサスケ。」

 

そして彼は、窓の外をずっと見ていた。

 

ーーーーーーーーーー

 

授業は面白いものもあれば、苦痛なものもあった。

 

体を動かすものはサスケと並んで常に満点だが、座学が特にひどかった。

 

中身が大人だから余裕だろうと余裕をぶっこいてた俺だが、そもそも前世と内容があまりにも違う。

 

まあ、前世でも壊滅的に頭が悪かったのだから当然の結果である。

 

そんなことすら予想できていなかった。

 

そんな自分はチョウジ、ナルトと並んでよくイルカ先生に怒られていた。

 

だが、そんな時間すら自分は楽しんでいた。

 

 

 

ーーーある日、手裏剣術の授業でぶっちぎりだったサスケにコツを聞くことにした。

 

「サスケ!俺に手裏剣術教えてよ!」

 

「やだ。」

 

一瞬で振られた。

 

だが、彼の性格はよくわかっている。

 

「じゃあ、今度やる忍組み手で俺が勝ったら教えろよ。」

 

サスケは負けず嫌いだ。必ず乗ってくる。

 

「いいぜ。やれるもんならね。」

 

約束だぜ、そう言って俺はその場を離れた。

 

 

 

ーーー約束の日が来た。

 

今日は忍組み手の授業だ。

 

「まずはお手本に体術の授業で上位のサスケとシカマルに手本になってもらおう。2人ともこっちに来てくれ!」

 

予想通りイルカ先生は俺たち2人を呼んだ。

 

「言っとくけど、そっちがチャレンジャーだから。」

 

俺は強気に挑発した。

 

女子たちはブーイングし、ナルトはやっちまえ!と後ろで声を上げている。

 

サスケはフンッと鼻を鳴らしただけで言葉はない。

 

いいから早く終わらせろとでも言うかのように対立の印を結ぶ。

 

俺もそれに倣った。

 

「始め!」

 

イルカ先生の合図で速攻を仕掛ける。

 

お互い拳をサスケは紙一重で避け、俺は受け止めて自然と組み合う形になった。

 

「へえ、やるじゃん。」

 

サスケは少し驚いた様子でそう言う。

 

「そっちこそ。」

 

体術だけとは言え、同年代との戦いにこちらも楽しくなってきた。

 

イルカ先生と後ろで騒いでいた女子たちはその2人の子供とは思えないスピードに呆気に取られている。

 

サスケが俺の足を掛け、投げ飛ばそうとしてくる。

 

「ッ」

 

俺はその手を払い、空中で勢いにまかせアイツの頭に踵落としを狙う。

 

両腕をクロスし受け止められるが、想定より重かったのか、体勢が崩れてしまっている。

 

俺はその隙を逃さず、身を翻しもう片方の足で蹴りを入れた。

 

「うわッッ」

 

あいつは避けられず軽くぶっ飛ばされた。

 

「そこまでッ」

 

イルカ先生の合図が響いた。

 

俺はサスケの元に向かい手を貸す。

 

「楽しかったぜ。約束、忘れんなよ!」

 

彼は手を取り悔しそうな表情をして立ち上がった。

 

「ちぇっ次は負けないからな。」

 

そして俺は向かい合って和解の印をしようとし、サスケはそれに応え、同じように結んだ。

 

お互い、晴れやかな顔をしている。

 

こうして俺たちは友達になった。

 

それから授業で俺とサスケ、ついでにナルトは張り合うように競った。

 

体術では俺が上。

 

手裏剣術ではサスケが上。

 

忍術幻術はアカデミーレベルなので互角。

 

座学では......

 

8点と書かれたテストが自分に返ってきた。

 

原作でのシカマルも似たような点数だが、彼はエンピツを持つのすらめんどくせーとやる気を出さなかっただけだ。

 

それに対し俺は授業をちゃんと受けている。

 

その上で8点なのだ。

 

テストを見てショックを受けていると横のサスケもテストを返して貰い戻ってきた。

 

その手には100点と書かれている。

 

それをヒラヒラと俺に見せびらかしドヤ顔を見せてきた。

 

......悔しいが背に腹は変えられん。

 

「ここの問題全然わかんないよぉぉ」

 

サスケはしかたねーなぁと少し嬉しそうに解説してくれた。

 

彼の根はとても純粋で優しい。

 

心を許した人間には素直じゃないだけでとっても甘いのだ。

 

できることならずっとこのままでいて欲しい。

 

そう願わずにはいられなかった。




幼少期サスケほんまかわいいですよね〜

やりたい描写まで展開が遠すぎるのが悩みです。
少なくとも飛角戦とペイン編と戦争編で一回は名シーンを再現したい...
果たして辿り着けるか......

ちなみにこの作品シカマル以外にオリキャラは過去編で2人ほど出す予定です。
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