SHIKAMARU 〜IQ足りないけど十種影法術あるから余裕っしょ!〜   作:彩べぇ

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読者のみなさま、誠にありがとうございます。
全然話が進んでいませんが気長にお付き合いしてくださると幸いです。

タグにオリ主を追加した方がいいとのことで編集いたしました。
混乱させた方々、大変申し訳ございません。


第七話

 修行アカデミー修行修行...

 

そんな毎日を繰り返していた俺は休日に親父から小遣いを貰って、ある物を買った。

 

チャクラ感応紙だ。

 

NARUTOファンなら誰もが想像するだろう。

 

自分がどの属性に適性があるのかと。

 

十種の巻物のおかげでもう既に3つあることはわかるが他にもあるかもしれない、そう思った俺はその手に持つ紙切れにチャクラを込めた。

 

すると......

 

紙が濡れた。

 

もう一度チャクラを込める......

 

少しだけシワが入っているようにも見えなくも無いが、きっと手に力が入ったせいだろう。

 

最後にもう一回チャクラを込めて見る......

 

しかし何も起こらなかった。

 

陰と陽の属性はこの紙では測れないのだろう。

 

ひゅーっと後ろで風の音がした。

 

少し期待はずれだとがっかりしたが気を取り直す。

 

だが、水遁に適正があること自体は悪く無い。

 

威力のある術を使うには莫大なチャクラか水辺が必要だが十種には満象がある。

 

いずれはその水を使えばいいだろう。

 

早速その辺の池で水遁ができないか試してみた。

 

「簡単そうな水分身でもやるか。」

 

ずずっと自分の分身が出来た。

 

強度が知りたかったので少しこづいたりゆすったりした。

 

「流石にこの程度じゃ解けないか...」

 

次は一発ぶん殴ってみた。

 

パシャッという音と共に分身が解けた。

 

まあまあな出来に満足した俺はもうちょっと強度が欲しいなと考える。

 

下を向いて考えるとふと思いついた。

 

十種影法術は式神を呼び出したり合体させるだけの術ではない......

 

それを思い出し自分の影に手を触れる。

 

意識を集中してみると、とぷっと手が少し沈んだ。

 

手を戻し今度はその辺の石を落とした。

 

そのまま沈んでいったが戻れ、と意識を込めると石は浮かび上がってくる。

 

「水分身ができたなら......」

 

影を使って自分の体を作れないか試した。

 

この術の持ち主がやっていたように。

 

影を動かすのは秘伝忍術と似たような要領で出来た。

 

そして自分の体をイメージし、目の前にそれは現れた。

 

組み手で強度を確かめるとかなりの好感触。

 

本体でも大ダメージと思うような攻撃を加えて術は解けた。

 

分身の経験が還ってくる、なんてことはなかったがそれでも水分身より少しチャクラを多く込めただけで影分身より上の性能は出ている。

 

何より印がいらない。

 

かなり破格の性能だが、問題があった。

 

一度チャクラを込めればいい他の分身と違ってこの分身はチャクラを供給し続けなければすぐ解けてしまう。

 

「使い所は考える必要あり、だな。」

 

維持するのに必要なチャクラ量を考えれば1、2アクションで解くのが実用的だろう。

 

俺は陰分身と名付けた。

 

奈良の秘伝忍術はその性質上、隙が多い。

 

そのため不意を付ける手札は少しでも多く持っておきたい。

 

「天泣や分身大爆破とかそのうち覚えたいな......」

 

だが、今は影を使った戦術を鍛え上げるのが先だろう。

 

そして、チャクラのコントロールと最大量を増やすためになくなる限界まで、陰分身を出しながら池の上を全力で走り回った。

 

後先考えてない俺は当然、池で溺れた。

 

意識を手放す直前、誰かに引き上げられた気がしたがそのまま気絶してしまった。

 

ーーーーーーーーーー

 

気づいたら布団の上で朝になっていた。

 

飯時に親父とお袋に何があったか聞くと、家の前で寝ていたとのことだ。

 

どんだけ修行バカなのよ全く、とお袋は怒っている。

 

親父も程々にしろよ、と言いながら茶に口をつけた。

 

一体誰に助けられたのだろう......

 

結局謎のままアカデミーへと俺は向かった。

 

「シカマル、あとで職員室に来い。大事な話がある。」

 

忘れるなよ、とイルカ先生は朝のHRで俺に告げた。

 

ーーー嫌な予感がする。




その辺の池で禁術を惜しげもなく使う主人公。
バカな彼を許してやっておくれ......

果たして彼を池から引き上げたのは誰なんでしょうね?
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