SHIKAMARU 〜IQ足りないけど十種影法術あるから余裕っしょ!〜   作:彩べぇ

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タグは展開次第で増えます。
作者が投稿初心者で把握するより先に文を書いているからです。
あとまだ先のことざっくりとしか決めてないのです。
原作死亡者生存か、その逆か....


第八話

 放課後、俺はイルカ先生の元へ向かった。

 

「お前に火影様から聞きたいことがあると言伝があった。内容は知らないがこの後に火影邸へ行ってくれ。親御さんには俺から連絡しておく。」

 

三代目が俺に......?

 

どうやら先日助けてくれたのは暗部だったようだ。

 

恐らく暗部の監視か水晶か何かで見ていたのだろう。

 

そう納得した俺は火影邸への許可証を先生から受け取り、その足へと急いだ......

 

門番に案内してもらい、感謝を述べて火影室へ入る。

 

「おお、来たかシカマル。今日はお主に話があってな。」

 

そう言う三代目の隣にはなんと片目を隠した老人、志村ダンゾウがいた。

 

俺は驚きを隠せなかった。

 

「一体どうしたんすか?」

 

2人に目を向けると三代目は答えた。

 

「お主、暗部に入る気は「ないっすよ。」」

 

三代目は俺の勢いに少したじろぐ。

 

「そ、そうか」

 

それは残念だ、と三代目は呟く。

 

ダンゾウはこちらを常に値踏みするような視線を向けていたがそれを伏せた後、こちらに歩いてきた。

 

ーー お前には、闇の素質がある。 ーー

 

そう俺だけに聞こえるよう囁いて去っていった。

 

こ、これダンゾウ、と三代目はその背中に声を掛けたが続くことはなかった。

 

「ところで、いつから俺に監視をつけていたんですか?」

 

ぶっちゃけてみた。

 

「お主のう......あんな人目に付くところで禁術の研究をする者がおるか。」

 

バカかお前は。言葉にせずともそう憐れんでいるのが伝わってきた......

 

よくよく考えたら確かアニメでシノも幼少期に暗部のスカウトがあったはずだ。

 

恐らく、幼い頃から優秀で暗殺向きの術を扱うものには大体スカウトが来るのだろう......

 

納得した俺は溺れているところを助けてもらったのに感謝を述べて俺は火影邸を後にした。

 

そしてその翌週のことだった。

 

あの事件が起きた。

 

ーーーーーーーーーー

 

サスケの表情と態度が、以前とは全くの別人になっていた。

 

ナルトはそんな彼に変わらず突っかかるが瞬殺されるか、歯牙にもかけず相手にされなかった。

 

俺と忍組み手をする時もどこか常に焦っている。

 

以前より彼の攻撃は苛烈になっていた。

 

俺と何度も組み手をしている彼の体術は中忍レベルと差し支えない。

 

まだ勝ち越しているが、負けるようにもなってきた。

 

流石天才だ。

 

いずれ写輪眼を開眼したら体術だけでは勝てなくなるだろう。

 

話を聞くと、やはり兄に復讐を誓っている。

 

真実を教えてやりたいが彼が知ったらダンゾウに始末されてしまう。

 

俺はそんな彼の組み手相手になってやるくらいしか出来ることが思いつかなかった。

 

それでも、手裏剣術だけはたまにだが教えてくれる。

 

彼の中に優しさはまだ残っている。

 

力になってやりたいのにどうしたらいいかわからない。

 

暗部の誘いを受けていたら何か変わっていただろうか?

 

......いや、一週間の新人に変えられることなど何一つあるわけがない。

 

自らの弱さを俺は恥じた。

 

ーーーーーーーーーー

 

そして俺は基本1人だがたまにナルトかサスケと一緒に修行しながら自らを鍛えていった。

 

修行ばっかりしていたからか、原作のようにチョウジとは友ではあるが親友というような仲ではなかった。

 

授業で共に怒られるか、家の付き合いで時々いのを交えて連携の訓練をする程度だ。

 

付き合った時間で言えばナルトとサスケの方が多いだろう。

 

だがその修行漬けの日々の甲斐あってか体は逞しくなり、既に奈良の秘伝忍術は完璧にこなせる程成長した。

 

ついに三体目の調伏に挑戦する時が来た。

 

親父との約束した条件は少しズルをしたが合格した。

 

式神を使ってはいけないが陰分身は禁じられていない。

 

接触した際に印も結ばずに死角から現れたそれを使って不意をつき、金的に一発。

 

忍は裏の裏を読むべしってね。

 

ものすごい顔をしていたが、カッコ悪いところを息子に見せたくないのか、随分と強くなったじゃねーかと声を震わせながら俺の頭を撫でた。

 

ーーーーーーーーーー

 

調伏の準備にも慣れてきた。

 

あとは覚悟だけ。

 

脱兎と蝦蟇と違って俺を殺すには十分の攻撃性能がある。

 

だが、恐怖は無い。

 

あるのはそれに乗りこなす自分のイメージだけだ。

 

「鵺」

 

その恐ろしい形相と大きい翼に臆することなく俺は目の前のヤツをその目に捉えた。




読者の皆様にどうしても言いたいことがあります。



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