ぼっち転生   作:濃霧注意報

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第22話 アリス救出

[それじゃあマルケス押さえつけるぞ]

【よし!アリス少し我慢してくれ】

マルケスとリヒターはアリスに飛び掛かった

ナイフを持っているとはいえ男2人がかり

フィリアからの助けもないアリスは拘束されてしまった

「クソ・・離して!」

ナイフを振り回すリヒターの肩に刺さる

[これは・・取り上げだ]

アリスの手からナイフを取り上げたリヒターはアリスを地面に倒した

[マルケスは俺達に攻撃が来ないようにしてくれ]

【分かった】

「グググ」

アリスは力を込めるがリヒターはびくともしない

「・・・・ファ・」

杖を持ち魔法を唱えようとしたアリス

だがリヒターは杖も取り上げ口も塞いでしまった

「ん、ん!」

何も抵抗手段の無くなったアリスは抵抗をやめた

[よし!そっちはどうなっている]

リヒターはメアリー達の方向を見た

〜拘束する数分前〜

〔リーダー達がアリスちゃんをどうにかしている隙に倒そう〕

『メアリーさんどうすればあの魔法を解ける?』

〔一般的な洗脳魔法はまるで魔力を消費して対象と糸のように

 繋げているの、だからあのフィリアの魔法が同じ系統なら

 疲弊させてその魔力の糸を切るのよ           〕

3人はフィリアとの戦闘を開始した

(・・・女の子に男2人はキツかったかな?)

フィリアはリヒター達に魔法を撃とうとした

【リーダー達には当てないよ】

炎の玉を槍や自分の肉体で防ぐマルケス

『お前の相手はこっちだ!』

再度魔法の手を出したクリスは手を握らせフィリアに殴りかかった

(アイスパンチ!)

フィリアは氷を纏った拳で受け止めた衝撃を受け流せなかったのか

少し後退りをする

(コクーン)

フィリアが撃った魔法に当たったクリスの体に糸が絡まる

そのままクリスは糸の縄に拘束されてしまった

『しまった!』

(これで1人)

〔クリス君!)

(さてと貴方はこう!)

高くジャンプしたフィリアはそのまま回転してメアリーの目の前に降り

そのままメアリーの腹を殴った

〔グハッ〕

胃の中の物が逆流する

そのままフィリアはメアリーの首を掴み始めた

〔苦・・しい〕

このままでは窒息死してしまう

その時アリスを拘束し終わったリヒターがメアリー達を見た

[アリーさん?何してるんですか!助けてくれるんじゃないですか!]

アリーと名乗った人はまるで観察するかの様にフィリアとメアリーを

眺めている。

(これでまた1人かな?アリスもう少しで助けてあげるからね)

フィリアはアリスを見た・・その時アリーが近づいてきた

《・・・》

アリーはメアリーを掴んでいるフィリアの腕に剣を振り下ろした

(危ないね)

咄嗟に手を離したフィリアは難を逃れた

〔ハァハァ〕

メアリーはその場にうずくまってしまう

(あらあら戦う気になったのね)

《・・・・》

向かい合う2人の大人

(貴方から沈めてあげるよ)

フィリアは魔法と格闘を織り交ぜて攻撃をした

《中々の攻撃だがこちらには鎧がある》

アリーは気づかないが鎧はボロボロになっていた

((もう一度攻撃すれば砕けたらな))

フィリアはそう思った

《それではいくぞ!》

アリーは剣を持ちフィリアに襲いかかる

(そんな攻撃じゃあ当たらないよ)

くるりと回避される

(ついでにこうだ)

回避した後フィリアは鎧を思いっきり殴った

そうするとバラバラと鎧に罅が入ってしまった

(これでお前も終わりだね)

《仕方ない》

アリーはボブの死体を持ち上げるとフィリアのある方に投げつけた

(そんなの当たらないよ・・・何?)

死体を回避したフィリアは死体の影から近づくアリーの姿を見た

そのままアリーはボブ諸共横に剣を振った

(チッしくじったよ)

フィリアの腹部から血が流れる

〔よし!やったわよ〕

すかさずアリーはフィリアに近づき胸を剣で貫いた

(ハァハァ痛いけど近づいてきたね?)

フィリアはアリーの手を左手で掴む

(ブラットリプター)

そう呟くとフィリアはアリーから離れた

だが何も起こらなかった

(何故何も起きない・・この魔法は対象の血を破裂させるはず・・)

《・・・何故だろうね?》

(なるほどお前化け物だったか)

フィリアは自分の胸に空いた穴を見た後アリスを見る

(・・・フッまた会おうねアリスそれではさよなら!)

フィリアは血を流しながらその場を走り出した

[逃がすか!]

(ファイアトルネード)

再度炎の渦を発生させた後フィリアは逃走した

【大丈夫かいアリス】

「ハァハァウゥ」

洗脳が解けたアリスは汗と涙でぐしょぐしょになっていた

[ひとまず国に帰ろう]

そう言うとリヒターはアリスをおんぶした

【そうだなボブさんは残念だったけど】

〔クリス君とアリーさんはどうする?〕

『僕は行けないよ・・ごめんね』

〔そうなんだアリーさん?いつの間に居なくなったの?〕

アリーがいた場所には使っていた鎧が置いてあった

『あそこにいるよ』

クリスの指差す方向には歩き去るアリーの姿があった

〔お礼したかったのに〕

『じゃあ僕はこの辺でアリスにはまた会おうと伝えてね』

〔分かったありがとうね〕

『じゃあみんなまたね!』

[そうだなまたな]

クリスはその場を後にした

【じゃあ帰ろうか】

リヒター達4人は国に帰った

帰り道アリスはずっと

「ボブさん・・・ごめんなさい」と言い続けていた




ひとまず二章は終わりです
番外編作りたいよね
次の章は少なく終わらす予定

バットエンドやR18版を作る?

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