sideマオ
シェリーを研究室まで送り届けた後俺はニューと出会う。
ニュー「シド様、マオ様これは・・・」
シド「あぁ、研究室で倒れててね。髭のオッサンは倒されてるけど若い人の方は平気そうだから直してた。」
マオ「もしかして知り合い?」
ニュー「・・・若い青年の方とは、元婚約者でして。」
うわぁ・・・それは気まずい・・・
シド「未練とかあるの?」
ニュー「いいえ・・・もともと親に決められた人でしたし今はお二人がいますので。」
うーん・・・色々な意味で重い・・・
マオ「それで・・・状況の方はどう?」
ニュー「シャドウガーデンは周囲に潜伏して待機しています。指示があればいつでも動けます。」
流石、行動早いね。
マオ「魔力の心配については心配いらない。すでに対抗手段の整えているから。」
シド「今強欲の瞳を一時的に無効化するアーティファクトの最終調整段階なんだ。」
ニュー「・・・!!流石でございますお二人とも!」
あれ?なんかまた誤解が広がった気が・・・まぁいいか。
そうして日が落ちるころには完成すると言いニューと別れて研究室に戻った。
そして僕たちは副学園長室の隠し通路から地下へと向かいアーティファクトを投げた!
次の瞬間にはシャドウガーデンの子たちが切りかかる。実は支持を出していて無効化されたらニューが合図して切りかかるようにしてあったのだ。
マオ「さて、シェリ―先輩、ルスラン副学園長がどこにいるか分かりましたが…少しサプライズをしてあげませんか?」
シェリー「?どういうことですか?」
シド「娘を心配させたお父さんをびっくりさせてあげましょう・・・」
noside
シャドウガーデンに手下たちをやられた痩騎士は炎の回る副学園長室で書類を燃やしていた・・・
シド「そんな格好で何してるんですか?ルスラン副学園長。」
ルスラン「気づいていたのか・・・」
マオ「歩き方や病特有の魔力の揺れをみれば。」
ルスラン「そうか・・・」
シド「何故こんなことを?」
ルスラン「・・・私はかつて頂点に立った。しかし病に侵されてしまい栄光は一瞬で終わった。だから私は打開策を見つけた、ルクレイア、シェリーの母親がもともと強欲の瞳を研究していたんだが国に保護してもらうというふざけた反抗を見せたので殺してしまってね・・・私はシェリーを引き取り彼女に研究をさせた。シェリーは何も知らず調べてくれたよ・・・可愛い可愛い愚かな娘・・・」
マオ「随分おしゃべりですね。僕たちが喋るかもしれないのに。」
ルスラン「それはできないな。君たちはここで死ぬ、そしてそれも全て反抗はシャドウガーデンの仕業となるのだから・・・」
シド「実は僕の地方のことわざには壁に耳あり障子に目ありって言葉がありましてね・・・人はどこから真実を聞いているかわからないものですよ・・・」
すると地下の隠し扉が開き・・・
シェリー「お父様・・・今のは本当ですか?」
シェリーが現れた・・・
ルスラン「き、貴様ら・・・!何故シェリーを・・・」
マオ「早くお会いしたと思いましてサプライズをね・・・」
シェリー「嘘ですよね!?お父様!何かの・・・」
ルスラン「もういい・・・!!そうだ!四肢を突き刺して心臓を一刺しだ!実に清々したよ・・・!!私の言うことを聞かない親子ともどもそうしてくれる!!」
そういうとルスランは強欲の瞳を装着し二つのウォッチを使った!
ファイズ・・・フォーゼ・・・・!!
アナザーファイズ「まずは余計なことをした貴様らから葬ってくれるわあぁああ!!」
アナザーファイズはアナザーファイズエッジを高速で振りかざしながら二人に迫るが・・・
アーマータイム!コンプリート!ファイス!
アーマータイム!コンプリート!カイザ!
それぞれ対応するアーマーとなりマオはファイズエッジ、シドはカイザブレイガンで受け止める。
アナザーファイズ「中々やるようだな・・・だかこれならどうだ!!」
がががが!!
とんでもない高速移動で二人に剣を叩き込むが二人は全て受け止める・・・
アナザーファイズ「こ、これも防ぐだと・・・」
マオ「これのためにシェリーを捨てるとは愚かな男だ・・・」
シド「せめて早急に終わらせよう・・・」
そういうと二人はファイズフォンXを操りそれぞれファイズショットとカイザショットを装備しドライバーを回す!
エクシード!タイムブレイク!(バースト!)
シド・マオ「はぁああああ!!」
ゴシャアァア!!
アナザーフォーゼ「ごふぅぅう!!?」
とてつもないパンチの衝撃がルスランの鳩尾を襲いウォッチが排出されるとφとχの文字が浮かび上がり消滅した・・・
アナザーフォーゼ「まさか一撃で排出するとは・・・しかしまだこの姿が残っている!!」
そう言ってルスランはシザーズの能力で襲い掛かる!しかし・・・
アーマータイム!321!フォーゼ!
アーマータイム!メテオレディ?メテオ!
二人はそれぞれまた姿を変え受け止めた・・・
シド「愚かすぎて言葉も出ないな・・・」
マオ「届かないとまだ気づいてない・・・頂なんて次への頂の麓だと気づいていない・・・」
アナザーフォーゼ「バカなあぁああ!?」
アナザーフォーゼはロケットに切り替え押し切ろうとするが・・・
ジュピターレディ!OK!ジュピター!
シド「フォアタアァア!!」
ズゴォォン!!
アナザーフォーゼ「ぬあぁああ!?」
マオ「相変わらず拳の威力スゲー・・・隣の部屋まで吹っ飛んだ・・・
シドはメテオギャラクシーMを操作して木星を纏わせた拳を叩きつけてルスランを吹っ飛ばす!威力はマオの言う通り壁を突き破って隣の部屋まで行くほどだ・・・
アナザーフォーゼ「あがああ・・・・」
マオ「こりゃ俺が痛めつける必要なさそう・・・終わりにするか・・・」
フィニッシュタイム!フォーゼ!
フィニッシュタイム!メテオ!
リミット!タイムブレイク!(バースト!)
マオ「ロケットきりもみキック―!!」
シド「アタアァ!!」
アナザーフォーゼ「嘘だぁあああ!!?」
マオはそれぞれキックと拳の連撃を食らわせルスランの息の根を止めるのだった・・・
そうして二人は変身を解除する・・・
マオ「すみませんね先輩、お父さん喜ぶと思ったらまさかあんなことになるとは・・・」
シェリー「いえ・・・お母さんの敵を取ってくれてありがとうございます・・・それにしてもアイツの言う通りこれまでの私は完全に愚か者ですね・・・こんなんじゃお母さんに顔向けできないよ・・・」
シド「やり直していけばいい、人生長いんですから僕だって理想に向かってる途中で苦悩したことは両手じゃ数え切れません。」
シェリー「・・・そういえば二人はあのシャドウガーデンのトップなんですよね・・・なら・・」
そうしてこの襲撃事件の幕は閉じた・・・その後俺たちはシェリー先輩に救出された体で保健室で寝ていたんだが・・・
ローズ「マオ君・・・このローズオリアナ貴方の想い受け止めました・・・」
・・・なんでか俺にローズ先輩のフラグ立っていたことを除けばまぁ上場な成果だ。
そして・・・
シド「いや~マオがモテモテで兄として鼻が高いよ。」
マオ「うっさい、お前こそアレクシア王女かシェリーかはっきりしろよ。」
シェリー「し、シド君!?アレクシア王女とは何もなかったんですよね!?」
シド「そうだけど・・・それよりイータとの研究はどう?」
シェリー「はい!お二人のウォッチも興味深いですし皆さん優しいのですぐに馴染めました!今度七陰専用のドライバーも作る予定で・・・」
頼もしい仲間も手に入った。