sideマオ
そうして夏休みになったわけだけど鍛錬する以外は暇な時間が過ぎていたある日のことアルファから暇なら聖地に来てと手紙があった・・・
シド「異世界の宗教イベント女神の試練・・・何か起きそうだし行ってみようか。」
マオ「学校生活からの解放された一発目のイベントとしては良いんじゃない?」
というわけでモブらしく汽車に乗り込んだまでは良かったんだけど・・・
ローズ「私たちの道は茨の道・・・でもこの試練を乗り越えれば必ず・・・」
なんとローズ先輩に捕まり同じ席にされてしまった・・・しかも愛とか神様とか怪しげな感じなんだけど!!
マオ「シド助けて・・・この先輩宗教狂いだった・・・」
シド「金持ちに寄生するモブってのも悪くないんじゃない?」
この兄貴他人事だからって奢られる気満々じゃねーか!!
俺達はこうして不運な観光地巡りをすることになった・・・
マオ「なにこれ・・・左腕に剣って中二なのが流行ってるのかなこの世界・・・」
ローズ「それは英雄オリヴィエが魔人の左腕を切り落としたと伝えられる伝説になぞらえたものですね。」
へぇ~詳しいね・・・
シド「すみません、これください。」
ヒョロかジャガへのお土産か自分へのお土産か兄貴が買うと全然わからない・・・俺は先輩に迫られてる現実から逃避しようとしたその時だった・・・
ローズ「あ!見てください!ナツメ先生がサイン会をやっています!私大ファンなんです!」
シド「ナツメ先生?」
ローズ「斬新な発想が魅力の大人気作家です!様々なジャンルで別人が書いてるような多様性で人々を沸かせているんです!」
これって・・・吾輩はドラゴンである・・・ロミオとジュリエッタ・・・
シド「これって転生者・・・」
マオ「偶然とは思え・・・」
メチャクチャ知り合い・・・ベータがイタ・・・
シド「何やってるの?」
ベータ「本はこちらに。」
慣れた手つきでサインをこなしていく・・・」
マオ「調子はどう?」
ベータ「まずまずですね。順調に名を広めています。」
そういえばベータは昔夜眠れないって言ってたから色々と話を聞かせてたけどそれをネタにするとは・・・すまぬ文豪たちよ。
ベータ「作戦の詳細はこちらに。」
ん?サインの内容が少し違うような・・・
ローズ「それは古代文字ですね・・・全然読めませんね。」
うん、カッコいいけど読めない。
シド「僕のにもあったけどやっぱりわからん。」
そうして色々と女性が色々嫌いになりそうな日になったし夜は兄貴と同じく夜の風景を眺めるのが趣味だ。
マオ「やっぱり聖地だけに夜も結構にぎわってるな。」
シド「女神の試練を目前に控えているからね・・・ローズ先輩もパーティでいないし・・・こういうときは裏で何か動いてる気がするよねー。」
いやいやそれはないでしょ・・・
シド「あ、なんか裏路地にスリみたいな奴いたしそれっぽい感じで倒しちゃおう!」
はいはい・・・また付き合わないといけないのね・・・
そうして俺たちは裏路地に飛び降りる。
教団員「・・!!」
シド「逃げられると思ったか?夜は世界が陰る・・・我の世界で逃げること能わず・・・」
相変わらずカッコいいセリフが飛び出しますね1
男「させるか!」
ドライブ!
おぉ・・・まさかアナザーウォッチを持ってるとは・・・
マオ「仕方ない・・・力を示すか・・・」
シド「あぁ・・・」
アーマータイム!ドライブ!ドライブ!
アーマータイム!マッハ!マッハ!
俺達は変身して向かい打つ!
アナザードライブ「あぁあああ!!」
アナザードライブは重加速で動きを封じようとするが・・・
マオ「悪いがこの姿の時は通用しない・・・」
マッハ「我の射撃は百発百中だ・・・」
ズガガっ!ズドン!!
俺はシフトカーのエネルギー弾、シドはバイク型のエネルギー弾を連射してボロボロにする。
アナザードライブ「うおぉぉお!!」
びゅん!!
なるほど・・・スピード勝負か・・・
シド「だがそれでも我らは貴様の上を行く・・・」
ズーットマッハ!
シドの速度は足の魔力を込めた状態なら短距離でも無類の速度だからね・・・ウォッチの力も使ったらなおさらだ。
シド「おりゃあ!」
マオ「くらえ!ドリフト切り!」
ズバンっ!
俺は回転しながらジカンギレ―ドで相手を切り裂いた!
アナザードライブ「おぉぁあ・・・」
フィニッシュタイム!ドライブ!
フィニッシュタイム!マッハ!
ヒッサツ!タイムブレイク!(バースト!)
俺達はトライドロンに向かってキックしてそれが反射して怪人に繰り返し当たり怪人は倒れ伏したのだが・・・
アナザードライブ「おぉぉお・・・」
マオ「中々しぶといみたいだな・・・」
シド「適合率が高いと見える・・・」
あれ使うか・・・と思っていたその時だった・・・
マッテローヨ!イッテイイヨー!フルスロットル!
ズガ―ン!!
教団員「おぉぉお・・・」
突然現れたシンゴウアックスの一撃によってアナザードライブのウォッチは排出され男はこと切れた・・・
イプシロン「もうしわけありません主様たち。」
シド「ライダーのアイテムに魔力を纏ませての斬撃・・・流石だな緻密のイプシロン。」
そう彼女も七陰の一人緻密な魔力制御が売りのエルフなのだ。
マオ「にしたってどうやってシンゴウアックスを?」
イプシロン「昔主様たちが貸してくださったウォッチを元にイータが作りだしてくれたのです。私たちではまだ武器を出すのが精いっぱいですが・・・」
いや中々大したもんだ・・・
シド「例の計画はどうだ?」
イプシロン「ターゲットは教団の処刑人に始末されました。手下は処理しましたが処刑人には・・・」
中々手練れの暗殺者もいる設定なんだ・・・
シド「ますます成長してるみたいだね・・・」
マオ「付き合わせて申し訳ないけどね・・・」
イプシロン「どうかされましたか?」
シド「いや何でもない。別のプランで続けてくれ。」
イプシロン「はい。」
マオ「なら頑張るように。僕たちもあの力を使うときが来るかもしれん・・・」
イプシロン「!?わかりました・・・」
一応合わせておかないとね・・・
シド「中々ナイスなセリフだったね!ここらで苦戦するボスが出てくるのは常套なパターンだからね!」
マオ「恥ずかしいけどな・・・でもイプシロンやっぱり背も胸も盛ってたな・・・」
シド「僕たちには当たりは柔らかいけどね。今日はプライドマシマシだったかな。」
そんなデリカシーのない会話を景色に俺たちは帰るのだった・・・